黒の剣士と幼馴染みの進む道(リメイク中)   作:雪楓❄️

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更新遅くなってしまって申し訳ありません。

オリキャラの絡ませ方などを迷ってしまい、遅れてしまいました。


第13話〜捜査1〜

〜サラside〜

 

その後、事件について事の顛末を最初から知っていたヨルコさんという女性プレイヤーに話を聞くことが出来た。

話の内容を纏めるとこうだ。

・被害者のプレイヤーの名前はカインズさん

・ヨルコさんと一緒にご飯を食べに来ていた。

・先程まで一緒に居たので睡眠PKの可能性はない

・ヨルコさんが塔の中に人影らしきものを見た

・カインズさんは人に恨まれるようなことはなかった

 

ヨルコさん、知り合いが目の前で亡くなったって言うのによく話してくれたと思う。

 

「さて、どうしよっか」

 

私たちはベンチに腰掛けとりあえず落ち着くことにした。

 

「まずは手持ちの情報を検証しましょう」

 

「ロープとスピアだね。PCメイドならそこから犯人を終えるかもしれないしね」

 

アスナさんが提案し、フィリアが答えると言ういつも通りのパターン。

ほんとフィリアが提案とかしてるところ見たことない。

 

「ってことは鑑定スキルが必要だな。サラ達、………持ってるわけないよな」

 

「当然、キリトもね」

 

私の知り合いで鑑定スキル持ちは2人いる。が、両方とも、この時間帯はかなり忙しいと思う。

 

「誰か心当たりあるか?」

 

とキリトが聞くがみんな首を横に振る。

まぁ当然と言えばそーなのだ。フィリアさんもアスナさんもピンク頭の彼女しか知らないし、キリトはキリトでスキンヘッドの彼しか知らない。つまり、私が先程思い付いた2人選択肢にいない訳で手詰まり状態である。

 

「……仕方ない。アイツに頼むか」

 

キリトはそう呟くとすぐさまメッセージを打ち始めた。

 

「キリト、もしかして雑貨屋の店主に頼もうとしてるの?」

 

流石にこの時間帯、忙しい彼に頼むほどキリトも図々しくないだろう。いや、ないと思いたい。

 

「ん?想像してる奴であってるぞ」

 

……やっぱり。

キリト、いくらエギルさんが優しいからって少しは遠慮しなよ……。

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

 

〜50層【アルゲード】〜

 

「うーっす、来たぞエギル」

 

キリトは遠慮なくズカズカと店内に入っていく。

 

「客じゃない奴に"いらっしゃいませ"は言わん」

 

エギルさんがキリトに対してしか言ってないのは、エギルさんの視界に私たち3人が入っていないからです。

一応、よくキリトと一緒に来るけど言われたことはないからね。

 

「相変わらず阿漕な商売してるんだな」

 

キリトが皮肉返しと言わんばかりに決まり文句を言う。

 

「"安く仕入れて安く提供する"ってのがうちのモットーだからなっていつも言ってるだろ」

 

それに対してエギルさんもいつも通りに返してくる。

 

「…後半は怪しいけどなっ」

 

とこれまたいつも通りに腕を合わせる。

確かに後半は怪しい気もする。前半に関しては、先程店から出てきたプレイヤーの落胆ぶりを見ればよくわかる。

 

「……そーいえば、今日はサラと一緒じゃないのか?」

 

エギルさんはわたしのことを普通に呼んでくれる数少ない人だ。あとは、キリトとかアスナさんとかフィリアとか。

あのヒースクリフさんですら、聖女って呼ぶんだから。

あの人そんなキャラじゃないと思うんだけどな……。

 

「あぁ、それなら…」

 

とキリトが私たちの方を指さしたので3人で頭をひょっこり出す。

 

「すみません、エギルさん」

 

と言うとエギルさんはかなり驚いたようにキリトの肩を組み何かを話していた。

多分、アスナさんとフィリアがいることに驚いたのだろう。恐らく、アスナさんの方に。

 

「まぁ、とにかく上がろうぜ」

 

キリトはそう言い上に上がっていき、フィリアもそれに続く。

だから、キリト……少しは遠慮しようよ……。

 

 

「ほんとすいません。エギルさん」

 

「構わないさ。それに問題児2人も抱えてるお前さんらの方が大変だろうしな」

 

確かにこの2人は攻略組トップの問題児だろう。

片や無茶ばかりをし、片や地位に見合わず誰よりも自由である。

 

「まぁあの2人は仕方ないですよ。」

 

ふいに2人を見るとこっちを見て首を傾げていた。

 

 

 

 

「それで、これなんですけど…」

 

私はそう言い先程キリトから預かったスピアとロープをエギルさんに差し出す。

 

エギルさんは私から受け取るとスピアやロープをタップした。

私たちのようなスキルを持っていない人がやってもなんの情報も得られないのだがスキルを持っている人がやると固有名や作った人の名前がわかるらしい。

 

「……ロープの方は一般に流通しているものだ。」

 

…やっぱりか。

元々ロープの方には期待はしていなかった。

むしろ、本命はスピアの方だ。

 

「スピアの方はプレイヤーメイドだな。……作成者はグリムロック。聞いたことないな、一線級の刀匠ではないはずだ。」

 

これは当たりだ。

だが、このスピアを制作した人にあまり会いたいとは思えない。

理由は、このスピアが完全に対人を想定して作られているからだ。いくら頼まれたからと言っても作る人の気がしれない。

 

「……一応固有名を教えてくれないか?」

 

いつの間にか私の横に居たキリトが尋ねた。

 

「"ギルティソーン"。罪の茨って意味だな」

 

"罪の茨"。

何ともそれらしい名前。

 

私が少し考え事に耽っていると、エギルさんの手にあったスピアはいつの間にか問題児2人の手にありキリトがブツブツ言いながらスピアを自分の手に突き立てようとした。

 

パシッ

 

キリトの思惑はフィリアさんとアスナさんによって止められた。

 

「ちょっと何をしているの!それで人が死んでいるのよ!?」

 

「キリトっ!そんなことしたら危ないよ!」

 

流石は最強ギルドの副団長。

アスナさんはともかく、フィリアさんもやっぱりこういう所はしっかりしているのだなと思った。

 

「とにかく、これはサラさんが持っていて!」

 

私はアスナさんにスピアを渡された。

 

(さっき、キリトが止められてたけど実際やってみないと分からないし。)

 

私はアスナさんたちがキリトの方に向いている隙に自分の手にスピアを突き立てた。

 

ガンッ

 

スピアは私の手には当たらなかった。

システム通り、紫色の障壁によって私の手に当たることを阻まれていた。

 

「…やっぱりスピアに特別性はないか。」

 

ふと4人の方を見るとみんな固まっていた。

 

(どーしたんだろ……)

 

と思った次の瞬間

 

「「「「サ、サラ~~!?」」」」

 

この後、みんなに怒られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





全然進みませんでした、申し訳ありません。

リアルの方が落ち着いたら、もっとしっかりと投稿出来ると思います。

作品に対する意見、アイディア待っていますので遠慮なくお願いします。

今回も読んで頂きありがとうございました


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