どうもお待たせしてしまって申し訳ないです
言い訳はサラのユニークスキルが思いつかなかったのが大きな原因です……
待ってもらえていたか分かりませんが、これからも更新頑張りたいと思うのでよろしくおねがいします
それとお気に入り数100に超えました!皆さんありがとうございます
「いらっしゃいませ〜って、サラかー。」
「一応、お客さんにそんな態度でいいの?」
「いいのよ、あんた達にまで気を使ってたらやってられないわよ」
目の前の少女はピンク色のショートヘアに、エプロン姿とその容姿は鍛冶屋という職業とは大きくかけ離れているが腕はこのアインクラッドにおいてトップクラスである。
それはさておき、久しぶりにキリトと別行動をしてまで、私がわざわざリズのところに来たのにはちゃんと理由がある。
「はい、これお茶。…それで今日は何の用?」
「あ、ありがとう。これなんだけど強化出来るかな?」
そう言って私はこの間突然現れた武器をリズに見せる。
「…なによ、これ。初めて見たわよ、こんな種類の武器!!」
リズが驚くのも無理はない。
長いこと攻略の最前線で戦い続けて来たがこんな種類の武器は見たことがないし、正直聞いたこともない。
「片方は槍に旗が付いたもの、もう片方は片手剣のようなものかしらね。どこで手に入れたの?こんなもの」
「えっとね……、誰にも言わないんで欲しいんだけど」
装備してしまえばバレてしまうことなのだが、やはりギリギリまで隠しておきたいのがゲーマーとしての性なのだ。
「この間スキル欄見てたら【裁定者】っていうスキルがあってそれと一緒に勝手にストレージに……」
「なるほどねぇ、それは隠しておいた方がいいわね。それでこの武器なんだけど、他にもアイテムみたいなもの入ってなかった?」
なぜリズが他のアイテムのことも知っているのかと思ったが、今更隠す必要もないだろうということで素直に一緒にあったアイテムを渡す。
「はい、これ」
「よし、これで強化出来るわよ、足らない分のアイテムは私からのサービス。今度バイトしてもらうから」
そう言うとリズは奥の仕事場へと武器とアイテムを持っていってしまった。
(……私も多分持ってのに…。)
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リズが仕事場に入ってから数十分後。
ガチャン
「お待たせ!!いい武器が出来たわよ!」
そう言ってリズが抱えてきた旗と剣は先ほどよりも、若干の装飾がついただけで見た目には差ほど変化はない。
「ありがとう、リズ」
リズから2つとも受け取り装備してみるが、腰に剣は装備されたのだが旗が現れない。
「あれ?ちゃんと装備されてるのに…」
何度フィギアの装備欄の部分を見てもしっかりと装備されている。
(……何でだろう。もしかしてもう装備されてるのかな)
そう思い、右手に旗を持つイメージをしてみると右手に旗が現れた。
「へぇ、便利ねその旗」
リズの言う通り、わざわざ街中でこの大きな旗を持つ必要がないのはかなり嬉しいし、意識するだけで旗を出し入れ出来るなら戦闘でも幾らか有利になる。
「リズ、ありがとう。私これから行くところあるから、これで」
「わかってるわよ、そのうち新しい客引っ張ってきてね」
私はリズに別れを告げ、熟練度上げのためにある場所へと向かうことにした。
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周りが暗くなってきたこともあり、熟練度上げを引揚げ家に帰ることにした。
(それにしてもこのスキル。完全にサポートメインだなぁ)
【裁定者】
・回復、防御ボーナス20%
・看破能力
スキル
・リュミノジテ・エテルネッル
この二つがこのスキルを装備するだけで付く。
看破能力というのは、索敵スキルの上位互換のようでどんな高い隠密スキルでも看破でき相手の情報もかなり細かいところまで見れる。
熟練度も800を超えたが出てきたスキルはこの一つのみ。その一つも完全な防御スキル。
その代わりなのか、旗と剣と言うだけあり槍と片手剣のソードスキルは使える。
(……キリトには話した方がいいのかな?)
キリトも最近は隠し事をしているようだったが、キリトに隠し事をするのに気が引けてしまい迷う私だった。
ユニークスキルのスキルなど案がありましたら、活動報告の方にユニークスキルについてのアンケがあるのでおねがいします
あと、感想お待ちしております