黒の剣士と幼馴染みの進む道(リメイク中)   作:雪楓❄️

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第2話〜森の秘薬クエスト〜

〜サラside〜

 

キリトに先導してもらい、道中に出てきたモンスターを倒しながらホルンカの村に到着した。

 

「この村で、受けられる"森の秘薬"ってクエストの報酬で優秀な片手剣が手に入るから受けようと思うんだけど、サラはどうする?」

 

「う〜ん。槍のクエストって無いんだよね?」

 

「あぁ。ソードアートオンラインって言うだけあって、片手剣とかのクエストは第1層でもあるんだけどな。」

 

「じゃあ、私も手伝うよ!」

 

「よろしくな!じゃあ、俺はクエスト受けに行ってくるからちょっと待っててくれ。」

 

「うん。わかった」

 

キリトは、どこかの民家の中に入っていった。

 

(あの辺の、椅子にでも座って待ってよ)

 

「やぁ。そこのオネェーちゃん」

 

「きゃぁっ!?」

 

「ニャハハハ。面白い反応ありがとナ」

 

「むぅ…ところで、あなた誰ですか?」

 

「オレっちは、アルゴ。これでも情報屋やサ」

 

「私は、サラです。よろしくお願いします」

 

「じゃあ、サーちゃんだナ」

 

自己紹介が終わって、アルゴさんに変なアダ名を付けられたところでキリトが戻ってきた。

 

「お待たせ。ん、そこの人は?…」

 

「おいおい。忘れられちゃうなんてオネーサン悲しいナ。キー坊」

 

「その呼び方。まさか、アルゴか!?」

 

「ニャハハハ。ちゃんと覚えてたカー。オネーサン嬉しいゾ」

 

「それで何の用だ?」

 

「一つはキー坊が、人を連れてたから挨拶に来たってだけサ。もう一つは、これを作る手伝いをして欲しいんダ。」

 

「それは攻略本ですか…?」

 

「サーちゃん、よく分かったナ。」

 

「わかったよ、アルゴ。その代わりに調べて欲しいことがある。」

 

「いいゾ。手伝って貰うんダ。で、何を調べればいいんダ?」

 

「ーーーーー。を調べてほしい」

 

キリトが何を言ったのかは、よく聞こえなかったけど多分私には聞かせたくなかったんだと思う。

 

「わかったゾ。じゃあ、契約成立だナ。」

 

そう言うとアルゴさんは、どこかへ消えてしまった。

 

「どこか行っちゃったね…」

 

「あぁ。まぁ、クエスト行こうぜ。」

 

「そーだね。」

 

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

数時間後

 

「落ち…ない…」

 

「キリト〜。βテストの時もこんなに落ちなかったの〜?」

 

「いや、βの時の方がまだ落ちたと思う… 」

 

そう言いながら、キリトは目の前のリトルペネントを屠ったところで明るいファンファーレが流れた。キリトのレベルが上がったらしい。

 

「おめで…」

 

そう言おうと思っていたら

 

パン、パン、パン

 

と拍手のような破裂音が聞こえた。

 

「「っ!?!?」」

 

 

「レベルアップおめでとう。」

 

そう言いながら、片手剣とバックラーを持ったプレイヤーがこっちに歩いてきた。

 

 

 

〜キリトside〜

 

拍手をしながら、プレイヤーがこっちに歩いてきた。

 

「誰だ?」

 

「あ〜。ごめんごめん。僕の名前は、コペル。君たちも森の秘薬クエストやっているんだよね?」

 

「はい。そーですけど。」

 

「僕も手伝っていいかな?僕もやっているんだけど、なかなか落ちなくてさ」

 

「…サラどうする?」

 

「効率も上がるんだし、いいんじゃないかな。2人より3人の方が楽そーだしね。」

 

「じゃあ、よろしく頼む」

 

「こちらこそよろしく!」

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

数十分後

 

「なかなか、出てこないね〜。」

 

「あぁ。ドロップ率もそーだがポップ率も随分落ちてるな」

 

そんな愚痴を言いあっていた。

 

「あっ!キリト、"花付き"だよ!」

 

「あぁ。けど、"実付き"がいるな。」

 

「じゃあ、僕が"実付き"のタゲを取るから2人で速攻"花付き"を倒して合流して」

 

「…わかった。行くぞ、サラ」

 

「うん。わかったよ」

 

 

 

「はぁぁぁっ!」

 

レイジスパイクでHPを5割程削る。

 

「やぁぁぁっ!」

 

サラの、ツイン・スラストでリトルペネントのHPが1割まで削られた。

 

「はぁぁぁ!」

 

片手剣を横に一閃。目の前のリトルペネントはポリゴン片へと変わった。

 

「キリト。胚珠は?」

 

「あったぞ!コペルは…!?」

 

「…ごめん」

 

「おい、だめだろ…それ」

 

コペルのバーチカルが、頭の実を破壊した。

 

バァァン

 

破裂音が鳴り響いた。

 

「…ほんと、ごめん」

 

「コペルさん、何を!?」

 

コペルは、俺達の視界から消え茂みへと消えていった。恐らく、隠蔽スキルをとっていたのだろう。

 

「MPKか…」

 

"MPK"…モンスタープレイヤーキル。

恐らく、俺が今手に入れた胚珠が目当てだろう。

 

「…そうか、コペル。お前知らなかったんだな…」

 

「隠蔽スキルは確かに便利なスキルだけど、"視覚以外で相手を探すmob"には効果が薄いんだ…例えば、【リトルペネント】とかさ…」

 

「うぁぁっ!?」

 

コペルが消えて行った茂みの方に集まってきたリトルペネントが2、3匹行っていた。

 

「…悪いが、サラを巻き込んだお前を助けるつもりはない」

 

俺はそれだけ、コペルが消えていった方へと呟き自分たちの方に向かってきているリトルペネントの群れと対峙した。

 

「サラ!とりあえず、生き残るぞ!」

 

「うん!」

 

俺達は、ホルンカの村へと走り出した。

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

「はぁ、はぁ、はぁ。何とか生き残ったな」

 

「はぁ。はぁ。そ、そーだね。ほんとに良かった。」

 

あれから、ホルンカの村の方へと目の前にいるリトルペネントを倒しながら2人で走った。

 

「…それじゃあ、俺はクエストをクリアしてくるよ。あ、あとこれサラにあげるよ」

 

「ん?これって胚珠?」

 

「あぁ、さっきもう一つ落ちたんだ。一応、アニールブレード手に入れといて損はないだろ?」

 

「う、うん。それもそーだね」

 

「じゃあ、行こうぜ」

 

俺は少し早歩きで民家へと向かった。

 

「あ、待ってよ〜」

 

サラは急いで立って、小走りでこっちを追ってきた。

 

(あぁ、ほんとに一緒に生き残れてよかったな。)

 

俺は改めて、幼馴染みの大切さに気がついた。

 

 

 

 

 




本日の投稿はここまでです。

話し方など、多少変なところがあるかもしれませんがご了承ください。

サラのユニークスキルについてのアンケートを活動報告で行っているので宜しければそちらもお願いします。
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