みかんの花と花嫁と   作:湯婆婆

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こんにちは!湯婆婆です!
今回、皆さんのおかげで10話の投稿となります。
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
それではどうぞ!


#10 特別な体験

俺は何をしたんだ!!!!!

 

誰もいない体育館で千歌と.......

やってしまった.......

 

 

しかもキスした後、千歌はよっぽど疲れていたのか?それとも俺にキスされたのが嫌だったのか?分からないが、眠ってしまった。いや、前者であって欲しい。

 

そして、眠った千歌をいわゆるお姫様抱っこで家まで運んだ。

そういや、果南達何処に行った?

打ち上げするじゃなかったのかよ!

 

それにしても千歌、軽すぎないか?

ちゃんと食べてんのか?本当に大丈夫??

 

「......んん......お腹.....いっぱい.......」

 

ふふふ。やっぱ千歌だな。

寝言でお腹いっぱいって......

 

「えへへっ........和君~......」

 

幸せそうな顔してんな。

ん?今、俺の名前呼んだ?

夢に俺、出てきてんの?そうであればいい。

何となく嬉しい。

はは。俺、何言ってんだ?

 

 

 

「ただいま~。」

「「おかえりなさい!」」

 

やっぱいいな。家に帰って人が居るのは.....

 

「あら!千歌ちゃん!?」

「バカ千歌!寝てんのか!」

 

まぁ。びっくりするよな。

俺もびっくりしたわ....

 

「とりあえずどうしたらいい?」

「えっと.....。千歌ちゃんのお部屋に運んでくれる?」

「いや、でも.....」

 

いくら何でも、男に勝手に部屋に入られるのは嫌だろう。

 

「俺の部屋でもいい?」

「なんだ?和馬。千歌にいたずらでもすんのか?」

「しませんよ!」

 

悪い悪いと謝る美渡ねぇ。

全く....この人は....

もしそうするとしたら心配じゃないのか?

大事な妹だろ?

もしかして俺、男だと思われてない!?

 

とりあえず、千歌を俺の部屋に運んできた。

気持ち良さそうだな。

ほっぺたをぷにぷにする。

なんだこれ!?柔らかすぎる.....

 

千歌が起きるまでずっとそばにいた。

 

 

気がついたら眠りに付いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-千歌’s story-

和君にキスされて.....

それからどうしたんだっけ?

安心したら疲れがどっと出て眠くなっちゃったんだよね.....

まさか...本当に寝ちゃった!?

 

 

「んん.......あれ?」

 

目が覚めると....

知ってるようで知らない部屋。

まだ、夢見てるのかな?

だって和君の部屋にいるなんて.....

 

えっ!?和君、寝ちゃってる!?

どうしよう!!

 

「あの....和君?」

 

揺すっても起きないよう!

うーん。

 

「......千歌.....」

 

私の名前!?

なんで?キスもそうだけど....

もう!気になる!!

 

「和君?早く起きて?」

 

もう何がなんでも起こす!

そして理由を聞く!!

 

「あぁ........千歌か.....」

「もう!しっかりして!!」

「あぁ。起きたか?」

「うん。ここまで運んでくれたの、和君?ありがとう!」

「あぁ。いや。別に。千歌、軽かったし....」

「そう?」

 

あっ!いけない!いけない!彼のペースに流されちゃう。

 

「そうだ!ここまでどうやって運んだの?」

「え?普通に運んでだけど?」

「おぶってじゃなくて?」

「おぶる?抱えるじゃないか?」

 

か、抱える.....

じゃあ和君はここまで私を無自覚でお姫様抱っこしてきたの!?

 

「もういい///」

「なんで?なんか不味かった?」

「つ、次ね!なんで、私に...その....キス....したの?」

「えっ!?いや、その....そう!挨拶だよ!」

「挨拶?」

「そう!挨拶!ほら、よくアメリカでするだろ?Hello!チュみたいな?」

「ふーん。」

 

私は今、猛烈に怒っています!だって....

何さ!お姫様抱っこは無自覚で、キスは挨拶って!

意識しちゃったこっちが馬鹿みたいじゃん!

って!絶対嘘でしょ!!

全くもうだよ!全くもう!!

 

 

「おーい!千歌さーん!」

「なぁに?」

 

 

わざと気がついて欲しくてほっぺたをぷく~っとさせて言った。すると和君は指でほっぺたを押してきた。

プッと変な音が出る。

もう!!

 

「何するの!?」

「あははっ!千歌、面白い!!」

「面白くないよ....」

「何怒ってんだよ?」

「別に怒ってないもん!ただ....」

「ただ?」

「和君はどうしてそういう事を無意識にするのかなって思っただけ。」

「そういう事?無意識?」

 

もう!本当に分かってないんだから!

でもそこが彼のいい所だから、教えない!

 

 

「うふふ。何でもな~い!」

「なんだよ!教えろよ!」

 

 

こうして、ライブがあった1日は終わった。

楽しかった!

色々な事があったけど....

ある意味今日は特別な体験だよね!

 

 

 

明日はどんな事があるかな?

今日よりもいい事があればいいな。

明日も明後日もその先も今と変わらないといいな。

和君と曜ちゃんと果南ちゃんとダイヤちゃんと鞠莉ちゃんと私で笑っていられますように.....




ありがとうございました!
キスされた後の千歌達を描いてみました。
こんな感じですかね....
完全に作者の想像です。
皆さん、想像に御付き合いありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
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