みかんの花と花嫁と   作:湯婆婆

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こんにちは!湯婆婆です。
昨日に引き続き今日も投稿致します。
今回は書きたいことが結構あったので前編後編にしてみました。(もしかしたら3話構成になるかもしれません)
めっちゃイチャラブさせるぞ!
それではどうぞ!


#12 俺と私の初デート♡前編

千歌からシーパラの誘いを貰った時は夢だと思った。

だって、千歌から誘って貰えるとは思ってはいなかったし、シーパラに行こうと言われるとも思わなかった。

だってあそこは水族館も遊園地もあるからリア充めっちゃいるし........

 

もしかして......これはデートのお誘い?

え?ぇぇええ!?そうだったのか?

 

いや、千歌だからそんな事ないよな?

もし、デートだったらどうする?

 

そんな事を考えていたら眠れなかった.....

 

ピピッピピッピピッピピッピピッ

 

目覚ましが鳴った。

はぁ〜。一睡もしなくて俺は今日生きていけるだろうか?

 

「おはよ!和君!!」

「うぉぉぉ!千歌!?」

「そんなに驚かなくても.....」

「あぁ。ごめん。」

 

びっくりした。目が覚めたら目の前に千歌が好きな人が居るんだぞ!誰でもびっくりすんだろ!!

 

「どうした?」

「その......千歌、楽しみで......眠れなくて.....///」

 

えへへっなんて照れながら言う。

この顔反則だぞ!

俺も楽しみだったんだよ!

 

「よし!ちょっと早いけど着替えて行くか!」

「うん!じゃあ着替えて来るね♪」

「おぅ!また後でな!」

 

 

さぁ〜。今日の千歌はどんな格好で来るのだろうか?

楽しみ。楽しみ。

 

 

「お待たせしました!和君?」

 

しっかりしろ!俺!

まぁ。無理だな。

今日の千歌の格好は.....

白ベースの青チェックのオフショルダー?っていうやつに、白のスカート。肩からは青のジージャンを羽織っている。

何でも似合うな。

それが最初の感想だった。

この間の格好も良かったがこれもこれでいい!

 

「何か変?この時期ってどんな格好したらいいか分からないから難しいんだよね....」

「似合ってるよ.....可愛い」

「本当に?.....ありがとう///」

「さぁ。行くか!遠いし....」

「そ、そうだね。シーパラまでLet's go!!」

 

はい。お話を読んでくれている皆さんに問題です。

ここ、沼津駅からシーパラまでどのくらいかかると思いますか?

 

 

 

はい。正解は2時間40分でした!!

これだけの時間電車か.....

 

 

 

 

 

「和君!!和君!!次は?」

「えぇーと。ここが熱海だから.....4.5番線だ!」

「え?こっち!?」

 

そこから14駅......

千歌は俺の肩で眠ってしまった。

 

「千歌!大船だ!起きろ!」

「うぅーん。」

「降りるぞ?大丈夫か?」

「次は?」

「9.10番線まで行くぞ?」

 

 

そこから4駅......

やっと、横浜シーサイドラインに乗る。

長い......

 

やっとの思いで八景島まで到着!!

そこから13分歩いて着くらしい.....

 

 

「着いた!!」

「あぁ。遠かった......」

「さぁ〜!遊ぶぞー!!」

「はいよ。ちょっと待てって!」

 

 

まず、着いてそうそう1日フリーパスを買い、ジェットコースターへ走り出した千歌。

早ぇよ!!さすが果南に鍛えられだけある....

 

「おぉ!上がって落ちて....グルグル!!」

「千歌ー!何してんだよ!並ぶぞー」

「あっ!うん!」

 

朝だからかそんなに並ばなかった。

GWだよな?

 

「見てみて!安全バー、パコパコ〜!面白い!!」

「面白くねぇよ!危ないわ!!」

 

従業員によるとこれが普通らしい.....

それが1番恐ろしいわ!!

 

「和君!頂上だよ!!」

「あぁ。そうだな。」

「もう!リアクション薄い!!あっ!怖いの?」

「べ、別に.....」

「うふふ。はい。手!!」

 

千歌は俺の手まで自分の手を持ってきて小さな手で俺の手を握った。

ジェットコースターがダメな訳では無い。

安全バーが安全ではない事が怖い。

 

千歌は終始笑いっぱなしだった。

そんな笑顔もどんな顔も愛おしく見えた。

 

 

 

 

 

「あぁ〜。楽しかった!!次、何乗る?」

「うーん....そうだな...あっ!あれは?」

 

俺が指を指したのは上下で動くものだ。

浮かばない人はディズニーのタワーオブテラーの屋外版だと思ってくれればいい。

 

「いやぁ...あれはちょっと.....」

「なんで?行こうぜ!」

「あぁ!ちょっと!!」

 

半ば強引に千歌を連れてきた。

大丈夫。大丈夫。

 

「本当に乗るの?」

「あぁ。もちろん。」

「じゃあ...お願いしてもいい?」

「何?何でもどうぞ!!」

「千歌の手と腕、離さないで?」

「え........はい。分かりました。」

 

手と腕か....

俺の心臓は何個いるんだよ!

 

 

 

 

そして、いよいよ俺達の番になった。

 

「い、いよいよだね....」

「本当に大丈夫か?」

「大丈夫!大丈夫!」

 

千歌の手と腕は俺にべっとりくっついていた。

 

1番上まで上がり、シーパラが全部見えた。

綺麗だな。

 

次の瞬間、

 

ダン.....

 

という音がして

 

シャー

 

と俺達は落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ〜。怖かった....もう!乗らない!!」

「あははっ!そんな怒んなって!」

「だって....本当に怖かったんだもん.....」

「分かった。分かった。もう乗らないから!」

 

 

 

 

こうして、乗り物に乗って午前中が終わった。

すごく楽しかった。

まだ1日は終わっていないが.....

 

そういえば、俺も小さい時はこんな風に楽しく過ごしていたな.....

 

父さんと母さんと俺でよく週末に遊びに行っていた。

いつから変わってしまったんだろう?

 

父さんは母さんと俺を置いてどこかへ消え、母さんはいつの間にか出来た借金に追われた。

 

母さんは元気だろうか?

体は壊していないだろうか?

食事はきちんと3食取っているだろうか?

毎日笑って暮らせているだろうか?

 

今度会う時がいつになるか分からないが、その時は千歌達と楽しく暮らしているから心配しないでと伝えよう。

 

自分勝手な息子だが、いつか伝えよう。

 

 

 

"ありがとう。母さん。千歌と出会わせてくれて...."

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました!
最後はシリアスで締めてしまいました。
和馬は過去の事を理由になかなか千歌に気持ちを伝えられない....
そんな気持ちを表現してみました。
いかがでしょう?
次回は今回よりもイチャラブさせたいと思います。
皆さん、次回の持ち物はブラックコーヒーですよ(笑)

P.Sシーパラのジェットコースターの安全バー本当に怖いですよ?というか全体的に安全が保証できないものばかりです。久しぶりに乗ってびっくりしました。
違う意味のスリルがあります。
行く機会があれば是非!
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