みかんの花と花嫁と   作:湯婆婆

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こんにちは!湯婆婆です。
鞠莉ちゃんHappybirthday!



#16 堕天使アイドル!?

千歌の案で次のライブは堕天使アイドルがテーマになった。

本人曰く善子が元気が無く自信も無くしてるからだそうだ。

千歌のそういう人を想いやれる所が好きだ。

 

「ちょ!皆さん!これは流石に....短すぎません?」

「ダイヤ!ここまで来て何言ってるのよ!」

「折角ルビィちゃんと曜が衣装作ってくれたんだよ?」

「お姉ちゃん.......」

「もう!仕方ないですわね!!」

 

なんだか賑やかになったな。

皆は千歌の部屋で堕天使衣装にお着替え中だ。

もう終わったのか?

 

「もう終わった?」

 

同じ失敗を繰り返す男じゃないんだ。

失敗から学ぶんだよ!そう。怒らせたら千歌は怖い。

 

「終わったわよ~」

「えっ!?ちょっと!」

 

その千歌の声を聞き取れなかった。

そして俺は....開けてしまった。

 

パッシーン

 

一瞬何が起きたか分からなかった。

だって俺は着替えが終わったと言われたから開けたまでだ。

そしてなんと言っても...痛い....

 

それから5分後

 

「全くもうだよ!全く....」

 

千歌さんは激おこぷんぷん丸です。

因みに今日も千歌さんはみかん色でした。以上。

 

「鞠莉さんがあんな悪戯するからですわよ?分かってるんですの?」

「分かってるわよ!だから機嫌治して?千歌っち?」

「う、うん....」

「よし!じゃあ千歌着替えてこよう!」

 

そう。千歌は機嫌を損ねて折角着替えていたのに普段着になってしまった。

もちろん、皆も。

 

「うん....着替える....でもその前に和君は部屋から出てって!!」

 

ガーン。俺はショックだよ。千歌さん?悪いのは鞠莉だからな!!

 

そしてやっと10分後

 

「お待たせ!リトルデーモン!」

 

そう言って善子が1番に出てきた。

うん。いつも通り。

 

「何か言いなさいよ!!」

「え、えっと....いいね。」

「もういいわよ。どうせ狙いは千歌でしょ?」

 

そう言えばこいつ千歌にさん付けなくなったな。

千歌だけじゃなくて曜も3年組も。

 

「じゃあリトルデーモン1号は千歌だから2号からね♪」

「なんで?」

「当たり前でしょ!楽しみは最後まで取っとくの!」

 

ぇぇえええ...早く千歌がみたい。

 

「さぁ、いでよ!リトルデーモン2号!」

「ヨーソロー!!」

 

あっ。2号は曜なんだ。

同じ堕天使っていうテーマのはずなのに、こんなに雰囲気が違うのか...

曜は前髪分けがいつもと違うから?

 

「どうどう?」

「いつもと雰囲気違うな。可愛い。」

「ヤッター!」

「ちょっと私の時と態度違くない?」

「さぁ!次へ行こう!!」

「ちょっと!!つ、次はリトルデーモン3号ね♪」

「ずら~」

 

おぉ。花丸はそういう感じじゃないから心配だったが、全然心配要らなかった。

ちょっとしたお嬢様みたいだ。

 

「マルには何も言わないで。」

「なんで?」

「千歌ちゃんが...」

 

千歌?なんでこのタイミングで千歌?

まぁいいか。

 

「あぁ。分かった?」

「じゃ、次行くわよ?リトルデーモン5号!!」

「ひゃ、ひゃい!ヨハネ様のリトルデーモン5号!く、黒澤ルビィです!可愛がってね?」

 

か、可愛すぎる。

でも、これはまたダイヤが怒りそうな...

 

「ルビィ、キュン死していい?」

「ぇぇえええ!?ダメ〜!」

「何この2人....」

「あはは。」

 

善子と曜から冷たい視線が....

気にしない。気にしない。

 

「あ、あぁぁぁ!」

「花丸ちゃん!?」

「どうしたのよ?あっ。」

「「「「千歌(ちゃん、さん)!!」」」」

 

まずい....やり過ぎた。

 

「ふ~ん。和君はいつもそうやって女の子を誑かしてるんだ。」

「なっ!ちげーよ!」

「どうぞ。どうぞ。"彼女の"千歌なんかほっといて好きにしててください。」

 

出た。千歌の敬語。

怒られてるけど1つ言わせて頂きます。

一応俺に衣装を見せないように顔だけひょっこりしてるのが可愛すぎる。

 

「ちょっと聞いてるの?おーい!!」

「ごめんな。千歌。でもさっきの全部本心じゃないから。」

「「「「えっ!?本心じゃないの!?(ずら!?)」」」」

「そっか....でも皆が可哀想だよ?」

 

本当にごめんな。でも千歌が1番だから。絶対に。

 

「じゃ、じゃあ気を取り直して、リトルデーモン6号!」

「な、何ですの?」

 

ダ、ダイヤが....

てか本当にダイヤか?

だって髪の毛はクルクルに巻いていつもの大和撫子の雰囲気は全く感じない。

 

「はい。もう私はおしまいですわ。さぁ次へ行ってくだい。早く!!」

 

喋ると残念だな。

 

「もう、めんどくさいから7号と8号いらっしゃい。」

「何よ!!もう!!マリーと果南を一緒にして!!」

「私達の扱いおかしいよね?ん?善子ちゃん??」

「ご、ごめんなさい。」

 

確かに一緒にしたくなる気持ちも分かる。だって2人はあまりにも変わらな過ぎる。まんまだな。

 

「さぁ。メインディッシュよ!リトルデーモン1号!千歌!!」

 

そう善子が言ったのに出てこない。

おかしいな。

 

「おい!千歌?」

「うぅぅぅ.....和君!?!?」

「何してんだよ?」

「......短くて......」

 

短い?なにが?

 

「スカート短すぎて和君に見せられない。」

 

ははははは。スカートが短い?

何を今更...君はいつも制服のスカートが短いじゃないか。

俺はどれだけ苦労をしてると思ってるんだよ。

 

「いつもスカート短いだろ?」

「それとこれとは違うの!!」

「あ~そう。でも1回だけ立ってみて?」

「だから....」

「いいからいいから。」

 

そう言うと俺は千歌を無理やり立たせた。

あの....俺、本当に死んでいいですか?

 

「....和君?何か言ってよ.....恥ずかしいじゃん///」

「あの......え、えっと....か、可愛いよ......///」

 

恥ず!!!!

しかも2人で照れてるし...

 

「あ、ありがとう....///」

「お、おぅ。」

「うふふ....あっ!和君...鼻血....」

「え?うわぁ~」

 

恥ずかしすぎる。

いくら千歌が可愛いからって鼻血なんて.....

確かに1発でやられたんだけど...

だって恥ずかしがって足はモジモジしてるし、それに加えて涙目&上目遣いだぞ!

当たり前だ。

 

「イチャイチャしてるとこ悪いんだけど...誰かさんがオーバーヒートしてるから...」

「「えっ!?」」

「破廉恥ですわ.....バタッ」

「「ダイヤ(さん)!?!?」」

「それで?ダイヤはほっといてどうするのよ?」

「善子ちゃん!ダイヤさんほっとかないであげて...」

「取り敢えず堕天使アイドルは中止だな。」

「えっ!?なんで!!」

「こんな可愛すぎる千歌をファンの人に見せたくないから...」

「...もう...和君たらっ...」

「だから!イチャイチャすんな~」

「善子ちゃん落ち着くずら」

 

全く...騒々しい奴らだ。

 

「本当に中止にするんですか?」

「確かに....何かもったいない気がするよね...」

 

んー。まぁでもな.....

こんな可愛すぎるAqoursを見せたら間違いなく危ない。

ストーカーとか出てくるからな。

そうしたら俺1人じゃ守ってられねーぞ?

 

「あっ!なら!動画とかなら大丈夫じゃない?」

 

動画ね......

 

「和君、心配してくれるのは嬉しいけど衣装作っちゃったしその位はいいんじゃないかな?」

「まぁ。そこまで言うなら...」

「ありがとう!和君♪」

 

あんな捨てられた子犬みたいな顔されたら断れないだろ....

 

こうしてAqoursは学校のホームページに1日限定で動画を上げた。

これが吉と出るか凶と出るか...

 




ありがとうございました!
次回は梨子ちゃんを登場させる予定です。
そして、Twitterを始めました!
ミルキーという名前です。
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