湯婆婆です。
UA10000を超えました!!
本当にありがとうございます!!
今日は週が終わる金曜日。
「おはよう!千歌ちゃん、曜ちゃん!それから和馬君も!」
「おはよっ!梨子ちゃん!」
「おはヨーソロー!梨子ちゃん!」
「はよ!梨子。」
このメンバーで朝、学校へ行くのも慣れたな。
梨子がAqoursに入ってからまだ1週間だと言うのに....
早いんだか遅いんだか?
「あっ!また手繋いでるのね。」
「いいじゃん。別に!」
そう言いながら千歌は俺の手をさっきよりも強く握る。
「もうっ!誰が見てるか分からないんだから外ではやらないの!!」
「嫌だ!!」
「まぁまぁ2人とも落ち着いて?あっ!ほら!バス来たよ!!」
ナイスタイミングだな。バスも曜も。
「あっ!千歌達、おはよう!」
「おはヨハネ!!」
「おはよう。果南ちゃん、善子ちゃん。」
「だから!ヨハネだってば!」
「おはよーしこー!」
「何よ!!ヨハネなんだってば~」
出ました。朝の善子弄り。
毎朝このバスの恒例企画だな。
「ほら、梨子?おいで?」
「あっ!果南さん...おはようございます。」
未だに梨子の果南さん呼びが治らない。
まぁ昔からそうだな。
そうして、俺達は1番後ろの席に座る。
5人がけの席に。
1番窓際が千歌だ。そこから右に俺、曜、善子。
そして果南と梨子は前の席に座る。
「それで?今日はどうすんのよ?」
「んー。金曜日だしなぁ~」
「練習しないの?」
「んー。どうしようかな?」
「次のライブはいつやるの?」
「んー。」
千歌、お前やる気無さすぎ...
さっきから"んー"しか言ってねぇじゃん。
次は~長浜~長浜です。
「おはようございます。善子さん。」
「おはよう!善子ちゃん!」
「おはようずら~善子ちゃん♪」
「だから!ヨハネなんだってば!!」
珍しい...
ダイヤとルビィと花丸が乗ってきた。
いつもは車なのに...
「珍しいね。ダイヤがバスなんて...」
「えぇ。久しぶりにと思いまして...」
「ねぇ。ダイヤさん?」
「何ですの?千歌さん?」
「今日どうすればいいと思う?」
「もちろん!練習でしょう!」
「ですよね...」
どうしたんだ?
いつになく今日は千歌の様子がおかしい。元気がないっていうか....
「千歌ちゃん。練習したくないの?」
「ん?そういう訳じゃ無いんだけどね....」
「あっ!じゃあ!合宿しない?」
「合宿??」
「うん。練習もするけどお泊まり会みたいな感じかな?あっ!でも場所がないね.....ごめんなさい。ルビィ変な事言って....」
「ううん。ありがとう!ルビィちゃん!!よし!合宿しよっ!家で!!」
「「「「「「「「ぇぇえええ!?」」」」」」」」
全く....千歌は唐突に言うんだから....
でもこっちの方が千歌らしい。
「ですけど!迷惑では?いきなり千歌さんのお家だなんて....」
ダイヤは知らないのか....
千歌の家が旅館だって事....
「あぁ。大丈夫。大丈夫。家、旅館だから!それに!今日から月曜日まで私と和君2人だけだから!」
えっ!?そうだったのか?
俺、聞いてないんだけど?
「あっ!ごめん。私、明日は店の手伝いしなきゃ。明日は団体さんが来るからどうしても外せないんだよね...」
「私も!!水泳部の大会だった。」
「ぇぇえええ!?果南ちゃんも曜ちゃんも来れないの?」
「ルビィ達も!」
「マルは〇〇さんの10周忌でお手伝いずら。」
「私も!ピアノのコンクールだった...」
皆忙しいんだな。
いや、俺達に気を使ったのか?
「善子ちゃんは??」
「私は暇よ。あと!ヨハネ!!」
「じゃあ、善子ちゃんだけでもいいよ!おいでよ!!」
「えぇ。いいわよ。」
「善子ちゃん。空気を読むずら!」
やっぱりな....
2人だけなのに悪いと思ったんだろう。気にしなくていいのに...
だが、流石は善子。
場の空気が読めないのかよ!
まぁ、別にいいんだが....
ということで善子だけ来る事に...
因みに鞠莉も誘ったが忙しく断ったらしい...
まぁ、こうなるよな。
「いらっしゃいませ~善子ちゃん♪」
「あらっ!ちゃんとやれば出来るじゃない!!」
「酷くない?!一応先輩だよ?」
「えっ!?そうだったんですか?」
「うぅぅぅ!ムカつく!こんな後輩要らない!!千歌は花丸ちゃんとかルビィちゃんみたいな子がいい!!」
「悪かったわね!」
「取り敢えず!部屋に入れよ!」
「「はぁ~い。」」
このままだとずっと玄関で喧嘩してると思った俺は2人を部屋に入れた。
「あぁ~皆忙しいんだな~」
「仕方ないわよ。」
こいつらは馬鹿なのか?
馬鹿と天才は紙一重って言うしな...
いや、鈍いだけなのか?
「にしても珍しいメンバーだな。」
「そうだね~」
「そんな事ないわよ!」
「「えっ!?」」
「Aqoursに入る時言ったでしょ!昔から私達は遊んでたんだって!」
そう言えば....
言われたような気がする。
「なんで善子ちゃんは覚えてるの?」
「えっと....私もあんまり詳しく覚えてる訳では無いんだけど...」
「いいよ!関係ないなって事も全部話して!」
「確か...和馬が沼津に住んでいて...」
ちょっと待て!
俺が沼津に住んでいた?!
「それで...いつも3人で遊んでいたのよ。」
「それ、いくつくらい?」
「幼稚園に入る前かしら?」
「善子ちゃんが?」
「えぇ。多分だけど....」
てことは....
俺が5歳、千歌が4歳、善子が3歳か...
「後は?何か知らない?」
「ごめんなさい。分からないわ。」
「そっか...ありがとう。でもまさか和君が沼津に住んでいたなんて...」
「俺もびっくりだわ。でも親が関係してるのは間違いないな。」
そう。俺達3人の共通点は幼馴染を除くと親が学生時代の友達ということだけだ。
「あっ!思い出した!」
「なになに?善子ちゃん?」
「昔もあんた達は両想いだったわよ。よく2人から相談されてたわ。」
「「.......へ、へぇ~///////」」
千歌と同時に顔を紅くする。
「って!そんな事思い出さなくていいんだよ!!」
「そうだ!そうだ!もっと重要な事を言えよ!」
「だって...千歌が関係ないなって事も全部話してって言ってたから....ヨハネ悪くないもん......」
どうして、千歌は余計な事を言ったんだ。余計な事を言うと善子は頭が良いから返ってくるんだよ。
そして、どうして善子さんは捨てられた仔犬みたいな顔してんだよ....
「と、取り敢えず飯にしようぜ!」
「さぁ~カレーを作るよ!!善子ちゃん!手伝って!」
「はいはい。何すればいい?」
「んー。じゃあね....野菜切って!!」
後ろ姿だけ見るとなんだか姉妹にも見える。
前にもこんな事があったような....
『よしこちゃん!おやさい、きって!』
『うん!よいしょ。よいしょ。』
『そうそう!じょうずだね!』
『えへへっ』
『あっ!あぶない!!』
『え?いたい!!うえーん』
『だいしょうぶ!いたいの、いたいの、とんでいけ~』
なんだ?今の....
俺の昔の記憶??
なら、きっと今のは千歌と善子だろう。
「あっ!危ない!!」
「え?きゃぁ!痛い....」
「大丈夫!大丈夫!痛いの痛いの飛んで行け~」
「ちょっと!ヨハネは子供じゃないわよ!!」
「あはは。懐かしくてつい.....」
まさか.....本当に!?
「どうしたのよ?和馬??」
「どうしたの?大丈夫??あっ!きっと善子ちゃんが包丁使えなすぎてびっくりしちゃったんだよ!」
「ちょっと!どういう意味よ!!」
「思い出したんだ......」
「「えっ!?」」
俺はさっきの記憶を全て話した。
「そっかーやっぱり私達は遊んでたのかな?」
「だから言ってるでしょ!」
千歌だけは、まだ何も思い出せていない。
俺みたいに突然過去と重なって戻る可能性があるからな.....
「ねぇ.....記憶取り戻したい?千歌は??」
「なんで?」
「忘れてるってことはきっと何か辛くて忘れたいと思った記憶だったんじゃないの?」
「私はね....記憶を取り戻したい!善子ちゃんと和君に"初めまして"じゃなくて"久しぶり"って言いたかった。だから......」
「そう。それなら頑張って思い出さなくちゃ!」
「善子ちゃん......うぅぅぅありがとう!!大好きだよぉ」
「分かった。分かったから!離してよぉ~!!」
こうして善子は千歌の部屋で寝た。
さぁ、俺は久しぶりにギターでも弾くか....
ん?誰かからメールが着てる。
どうせ今日のお泊まり会を心配して、ダイヤか果南か梨子からだろう。
だが、俺の予想は見事に外れた。
相手は千歌のお母さんだった。
こんな時間になんだ?
えっと........
嘘.......だろ......
ありがとうございました。
前書きに書いた通りUA10000を超えたので何か企画をやろうと思っています。
いいアイディアがありましたら教えてください!