湯婆婆です。
3rdライブ無事に終わりましたね!
良かった。良かった。
それではどうぞ!
私は善子ちゃんと私の部屋でおしゃべりをしている。
「善子ちゃん♪」
「何よ?あとヨハネ!」
「私達の記憶が全部あったらどうなってたかな?今よりもっと仲良く慣れてたかな?」
「そんなの分かんないわよ。」
「だよね....」
「でも....少なくとも昔の話とかは出来たかもね....」
そう。
私は善子ちゃんと昔の話がしたいんだよ....
もっと善子ちゃんの事が知りたいんだよ?初対面みたいな会話したくないんだよ.....
「ふぁ~~~」
「うふふっ。眠い?善子ちゃん?」
「まだ大丈夫....まだ話すの....」
ありゃ!善子ちゃんって言ったのにヨハネよ!って言わなかった。
そろそろ本当に眠いのかな?
善子ちゃんって意外とこういう所あって可愛いよね....
「んん........Zzz」
「おやすみ♪善子ちゃん。」
善子ちゃんに毛布を掛けてあげた。
だって善子ちゃん、テーブルに突っ伏して寝ちゃうんだもん。
私の授業態度みたい.....
私もそろそろ寝ようかな?
その日私は夢を見た。
普段夢なんて見ないから不思議な感じだった。
『よしこちゃん!あそびにいこっ!』
『いいよ~ちょっとまってて!』
『かずくんもあそぼう?』
『おれはあそばない!』
『なんで?あそぼうよ~もう!いいよ!よしこちゃん、いこっ!』
なんだろう?
なんかすごく懐かしい。
『よしこちゃん!うみいこっ!』
『いいよ~あっ!ちかちゃん、まって!あぶない!!』
『よしこちゃん?』
善子ちゃんの方を向くと私の方にトラックが走ってきた。
私は死んじゃうのかな?
そう、思った。
『ちか!あぶない!!』
そう言って和君は私を抱き締めたままコロコロと転がった。
私はそこで目を覚ました。
あれからどうなったんだろう?
その前にあれは過去の記憶なの?
それとも夢なの?
「んん.....千歌?大丈夫?」
「善子ちゃん?ごめんね。起こしちゃった?」
「いいのよ。別に。そんな事より結構魘されてたけど?」
「そっか.....心配してくれたんだんだね。ありがとう。でも大丈夫!」
「本当に?」
「うん!だから善子ちゃんはおやすみなさい。」
「えぇ。おやすみ。」
こうして善子ちゃんを今度こそベットに寝かした。
私も寝れば良かったんだ。
でも私は居てもたってもいられなくなって和君の部屋に行った。
コンコン
「和君?まだ起きてる?」
「え?あ、あぁ。」
私は動揺していた。
だから今何時か分かってないのに部屋に入った。
この時何時か確認していたら彼の気持ちに気がついてあげられていたのかもしれない。
「千歌?どうした?」
「.........うぅぅぅ」
善子ちゃんの前では強がっていたけど和君を前にすると駄目みたい....
私はどうしたらいいか分からなくなって彼に泣きついた。
「大丈夫。大丈夫。落ち着いたら話してくれればいいから。」
「.......うぅぅぅ......和君.....」
私は彼の胸でひたすら泣いた。
「ぐすっ......」
「落ち着いた?」
「うん.....ごめんね.....」
「違うぞ。こういう時はありがとうだろ。」
「うん!ありがとう。」
ごめんねよりもありがとうか.....
和君はいつだって優しい。
こんな所を好きになったんだ。
「それで?千歌はなんで泣きついて来たんだ?怖い夢でも見た?」
「昔の夢を見たの......多分昔の記憶かな?夢ならいいんだけど.....」
「そうか.....でも記憶取り戻したいって言ってたじゃないか。なんで泣きついて来たんだ?」
「私、夢の中で善子ちゃんと海に行こうとしてトラックに引かれそうになって......そしたら和君が飛んできて、千歌を抱き締めたままコロコロ転がって行ったの。そこからどうなったかは分からないんだけど.....」
「そうか.....」
しばらくの間沈黙が続いた。
この沈黙、嫌いだな。
和君は何を考えているんだろ?
「千歌が心配してくれるのも分かる。怖かったな...でもそんな事で俺は死なねぇよ!」
そんなセリフを言いながら私の頭をを撫でる。
「和君.....絶対千歌を1人にしないでね!!」
「あ、あぁ。それに!千歌を守れるんだったら死んでもいいかな?」
「死んでもいいなんて言わないで!怒るよ?」
「悪い。冗談だって....」
冗談でも許さない。
そんな事言うなんて...
私は和君が死んじゃったら多分生きていけない。
それくらい好きなのに....
「千歌?もう寝ようか?」
「え?......やだ。」
そう言って和君のパジャマの袖を掴んだ。
「なんで?だってもう3時だぞ?」
「だって.....思い出しちゃうかも知れないから.....」
凄く怖かった。
もう2度と元に戻れないと思った。
もう2度と和君に逢えないと思った。
だから、今日は彼の傍から離れたくない。
次に目を覚まして目の前から和君が居なくなってたらどうしよう。
そんな事ばかり考えていた。
「誰も1人で寝ろなんて言ってないだろ?俺がずっと一緒に寝ててやるから.....」
「本当に?じゃあ.....手、繋いでてて」
「あぁ。これでいい?」
「うん!」
私は彼の手をぎゅっと掴んだ。
たまには怖い思いしてもいいかな?
こうして和君に甘える事が出来るなら
「おやすみ。千歌。」
「おやすみ。和君♪」
翌日......
私は和君より早く起きた。
昨日は色々とお世話になったから、お返ししないとなぁ~
昨日だけじゃないんだけど.....
何がいいかな?
この時私は善子ちゃんが泊まりに来ていたのをすっかり忘れていた。
「いつもありがとね♪和君。」
そう言いながら寝ている和君の頭を撫でていた。
思えば撫でられたことは沢山あるけど撫でたのは初めてかも.....
「ちょっとくらいならいいよね...好きだよ。和君♡」
和君のほっぺにキスしようとすると、
「んん.....おはよう...千歌。」
「んん.....えっ!?えっ!?なんで?」
和君は起きてたみたい....
ほっぺからズレて唇にキスしてしまった。
「朝から素敵なモーニングコールをありがとう。」
「い、いつから起きてたの!?」
「えっと.....俺の頭撫でていた所くらい?」
「割と最初じゃん!!」
もう....やだ....
折角恥ずかしくないようにほっぺにキスしたら朝ご飯作るつもりだったのに...
「千歌....」
「今度は....な...んん....」
今度は何?って怒ろうとしたのに、振り返った瞬間キスするなんて....
「千歌からのキス嬉しかったよ?」
「.......事故だもん.....////」
和君って割とキザな事言うよね...たまに....
絶対顔赤くなってるよね.....
「もう1回千歌からして?」
「......やだ....」
「1回だけしてくれたら朝飯作って食べるから」
「一緒に作ってくれる?」
「あぁ。いいぞ。」
「じゃあ.....んん....」
そうして、私からキスしていると....
『大変!大変!和馬!千歌が....居なく....し、失礼しました!』
「「待って!勘違いだから!」」
善子ちゃん、家に泊まりに来てたんだった...
「いいの。いいの。邪魔して悪かったわ.....」
「そりゃあ...千歌があんな服装してたら誤解するのは解るけど!」
ちょっと和君?
あんな服装って何?
私なんかしちゃった?
「まぁ....分かったわよ...千歌を心配していたのに...」
「あはは。なんかごめんね....」
「千歌も少しは気をつけなさいよ?優しい顔した狼に。」
「狼?何のこと?ここは狼出ないよ?」
「そういう事じゃないわよ....」
呆れた様子の善子ちゃん....
狼って何?
あの赤ずきんに出てくる狼だよね?
沼津に狼は昔からいないんだよ?
「これだから危ないのよね....」
「私危ないの?」
「善子。色々教えなくていいから....」
「アンタのことでしょ!」
「だから!」
「えっ!?和君、狼なの?」
こうして、お泊まり会は無事に?終わった。
たった1日だったけど、善子ちゃんは生放送?みたいなもので忙しいみたい...
少しは昔みたいに話せていたかな?
話せていたらいいな。
でも、一体私達の間に何があったんだろう?
意外とシリアス回になってしまいました!
次回からのんびりイチャイチャさせていこうと思っています。
これからもよろしくお願いします!!