みかんの花と花嫁と   作:湯婆婆

2 / 26
どうも、湯婆婆です。
やっと2話でヒロインの千歌ちゃんが出てきます!
本当にお待たせしました。
今回も誤字脱字があるかも知れません。
ですので、感想等で知らせてください。
よろしくお願いします。


#2 不思議な気持ち

-沼津駅から20分-

「和馬君〜!着いたよ〜」

一緒に車に乗っていたお姉さんが俺を起こす。

って!?俺寝てたの?マジか...

「すいません。起こしてくれてありがとうございます。」

車を降りると立派な旅館が建っていた。

凄く綺麗だ。なんというかここだけ時間が止まっているような...そんな感じ...

「はい。じゃあ自己紹介するね♪私はここの長女で高海志満よ。よろしくね♪それでこっちがお母さんの...」

「高海千恵子です。あなたのお母さんの美沙子の友達よ」

「どうも...こちらこそお世話になってます!」

「はーい!私は高海千歌!ここの3女だよ♪高校2年生」

高校2年生ってことは俺の1個下か...

身長差からか、上目遣いになっているのも彼女の魅力だと思う。というかものすごく可愛い。

「よろしくお願いします。」

「だだいま〜」もう1人の女の人が帰ってきた。

「どうも、鈴木「あっ。思い出した!和馬だろ!あたしは高海美渡!」

なんかこの三姉妹皆性格が全然違う。

なにはともあれ、帰る家があって良かった。

ひと安心だ。

「じゃあ、和くんのお部屋に案内するね」

「あぁ。よろしく。」

あれ?今サラッと俺のこと和くんって呼んだ?

和くんなんて呼ばれたのいつぶりだっけ?

「はーい。とうちゃーく!ここだよ。私の隣の部屋!覚えやすいでしょ?」

にこにこしながら言うから自然とこちらも笑顔になる。

って違うだろ!えっ!?『私の隣の部屋!?』

いやいやいや...年頃の男と女の部屋が隣って...大丈夫なの?

「ん?和くん、どうしたの?...もしかして、私の部屋の隣は嫌だった?」

凄く泣きそうなりながら、上目遣いで訴える。

ずるいだろ...それは...

「いや、何かわからない時は部屋訪ねていいかな?」

何言っているんだ!俺〜!!

「良かった♪じゃあ、また明日ね?おやすみなさい」

「うん。おやすみ」

ふぅー。なんかいい感じに話せたんじゃないか?

女の子と話す耐性がない俺にしてはいい感じだと思う。

それにあんな誰もが羨ましく思う美少女とだ。

 

 

 

コンコンコン...

控えめに襖が叩かれた。

「はーい。」

誰だろう?ノックを鳴らしてくれるなんて優しい人だ。

襖の前に居た人は、千歌だった。

「ごめんね。寝てた?」

「ううん。大丈夫。どうしたの?」

「あのね...明日なんだけど...」

明日?なんかあったけ?

「お母さんに内浦について教えてあげなさいって言われてて...そのついでに私の幼馴染も紹介したいなぁって思って」

千歌の幼馴染か...さぞかし可愛いのだろう...

「あぁ。分かった。よろしくな。」

名残惜しいが、この辺でもう寝ないといけない。

夜遅くに2人で話していると良からぬ噂がたってしまうかもしれないからだ。俺は別にいいけど、千歌は嫌だろう...

「じゃあ...お「ねぇ!」

おやすみそう言おうとした時、千歌が言葉を遮った。

「あ、ごめんね。遮っちゃって...なぁに?」

「いや、千歌が先に...」

まずい。この状況はとても...これはカップルがよくやるあれではないか。

「じゃあ私が言うね?あのね...ふ、べ、ん...だから...えて」

「えっ?ごめん。今なんて?」

「だから!不便だから連絡先教えて」

あぁ。なんだ。そんなことか。連絡先ね。連絡先...

ってええええええええええええええええええええええええ

落ち着け俺!落ち着くんだ!

「お、おぅ。いいぞ...」

片言〜。仕方がない。だってこんな美少女と連絡先を交換するなんて、俺にはハード過ぎる。

「じゃ、じゃあ。まずアプリを開いて...」

色々考えている間に連絡先の交換は先へ進んでいた。

千歌が俺の携帯を見るために身体を近づけている。

ふと、千歌が顔を上げた瞬間、思っていたより顔が近かった。3秒停止...時間が止まっているのがよく分かった。

『あ、ごめん(ね)』

ハモってしまった。

『こちらこそ』

あーあ。気まずい...

「は、はい。終わったよ。じゃあおやすみ!」

そう言うと、彼女は隣の自分の部屋に行ってしまった。

別に彼氏でも何でもないのになぜか今彼女を止めれば良かったと思う自分がいた。

きっと、今日の彼女との距離が近かったからだろう。

今日会ったのが初めてなのに...

おかしい...こんな気持ちになるなんて...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~千歌’s story~

和くんと連絡先を交換した後、素っ気なく別れてしまった。顔が思ったよりちかくにあって驚いた。

そこから意識したら意識しただけぎこちなくなってしまった。彼ともっともっと話したい。そう思うのは何故だろう?今日会ってからずっと考えていた。

用もないのに、部屋に行ったり、必要以上に話したり...

今も凄く後悔している。もっと愛想よく振る舞えていたら...

もっとにこにこ出来たなら...

どうしてこんな気持ちになるんだろう?

初めて会ったばかりなのに...

なんで...なんで...

明日は今日よりも頑張らないと。

いっぱいいっぱい話しかける!

そう決めた。

 




ありがとうございました。
千歌ちゃんのお母さんってなんて言うんでしょうね?
知っている方はぜひ教えてください。
とりあえず作者の知り合いの方から取りました。
これから2人はどうなるんでしょう?
次回もお楽しみに!
たくさんのお気に入り登録ありがとうございます。
そして!A×Kさん高評価ありがとうございます。
よっしーさん、ハバネロ雪見大福さん感想ありがとうございます。
全力でがんばルビィするので、これからもよろしくお願いします。
P.s今日はホワイトデー&うっちちーの誕生日&作者の誕生日です。作者はぼっちな誕生日です。
皆さん、うっちちーの誕生日は祝ってあげてください。
それでは、また!
うっちちー!HAPPYBIRTHDAY!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。