今回はAqoursから和馬にサプライズするのです!
題名そのまま~笑
少しは雨降ってほしい。
それではどうぞ!
今日も雨か....
最近暑い日と雨の日と交互にやってくる。
「おはよっ!和君!!」
俺には俺だけの太陽がいつも出てるからそれでいいんだ。
「和君?どうしたの?」
「何でもない。」
「そう?じゃ!学校行こっ!」
俺は無理やり手を引っ張られて学校へ連れて行かれる。
って!今日、学校無いだろ!
「千歌?今日、学校無いよな?」
「うん?うん!無いよ!授業はね!」
授業は?じゃあ何があるんだ?
「さぁ!さぁ!行こっ!!曜ちゃんと梨子ちゃんは先に行ってるから!」
「おい!ちょっと待てって!」
今日も雨で俺は憂鬱なんだ。
でもこうして彼女が強引に厚い雲の外へ出してくれる。
「はいっ!和君はこれをしててね!」
「これって....目隠しじゃ....」
「いいから!いいから!千歌の手握っててね?」
「お、おぅ。」
俺は学校に着くと千歌に目隠しさせられた。
前が見えない俺は千歌の手を握ることしか出来ない。
何処に向かってるんだ?
「千歌ちゃん!こっち!こっち!」
「お!主役が来たよ!」
「もう来たんですの!?もう少し待ってください!!」
「ダイヤ!はやくしないさいよ!もう!!マリーがやるわよ!」
「ルビィ達は準備OKだよ!」
「ずら!」
「はい。ヨハネからのプレゼントよ。受け取りなさい!」
「皆ありがとうね♪」
ちょっと感動する感じにすんの辞めてくれよ。俺は何も見えてなくて怖いんだから。
「和君。そこ動かないでね?」
千歌がそう言うと、そっと俺の手を離した。
「和君!!」
「「「「「「「「「お誕生日おめでとう!!」」」」」」」」」
誕生日?
誰の?
「和君、お誕生日おめでとう!ずっと皆で準備してたんだよ!」
「気づかれるかとヒヤヒヤしましたわ!」
Aqoursの皆に祝って貰えるなんて俺は幸せ者だな。
いつも誕生日は1人だったからな。
忘れてたわ...
「あっ!忘れてたでしょ?」
「さぁ!千歌!始めるよ?」
「うん!」
まずは皆からのプレゼントだ。
渡してくれる順番は曜、梨子、花丸、善子、ルビィ、ダイヤ、果南、鞠莉。
そして最後に千歌だ。
「はい!私からのプレゼントは...」
黒い水玉のシュシュ?
「引かないで!これね。皆でお揃いなの。ほらっ!」
なるほどな....
一瞬びっくりした。
「これね。今度の予選で付けようと思ってるんだ!和はAqoursのメンバーだからね!」
俺もAqoursのメンバーか...
「ありがとな。曜。」
「次は私ね。私は昔からのプレゼントね。ピアノを弾くわ。」
梨子は昔から俺の好きな曲を弾いてくれる。
「何がいいかしら?」
「そうだな....Aqoursの曲で!」
「うふふっ....はい。分かりました。」
梨子が弾いたのは.....
「想いよ。1つになれ。」だ。
これは梨子の「海に還るもの。」に千歌が歌詞を付けたものだ。
「こんなんでいいかしら?」
「十分だ。毎年ありがとな。」
「次はマルずら!マルはね。本ずら!少しでも本を好きになってくれると嬉しいな。」
「ありがとう。帰ったら読むよ。」
「読んだら感想教えてね?」
「了解!」
花丸は本か...
花丸らしいな。
この本読みやすそうだな。
「次はこのヨハネよ。ヨハネからのプレゼントなんて普通のリトルデーモンじゃ貰えないのよ?」
「あっ!すいません。リトルデーモンでは無いので結構です....」
「ちょっと!受け取りなさいよ!!」
だって...善子からのプレゼントなんて何が入ってるか分からないから怖いじゃん。
「ねぇ?今失礼なこと考えたでしょ?正直に言いなさいよ!!」
「ごめん。ごめん。それで?プレゼントは何?」
「はい。これよ!」
黒のハンカチ?
「善子なのに.....」
「ちょっとどういう意味よ!なんなら魔法陣でも書いてあげましょうか?」
「いえ、結構です....」
びっくりした。
善子だから、変なオカルトグッズかと思った。
まぁ、善子は良い子だもんな。
「つ、次はルビィです!」
「はい。」
「ルビィ、何あげていいか分からなくて.....」
ルビィがくれたのは、手提げ?
「この手提げはルビィが刺繍したんです!マネージャーさんだから荷物入れるのに必要かな?って思って....」
「ありがとう。ルビィは優しいな。」
「えへへっ!」
可愛い。いつも千歌達に荷物を色々持たされてるのを見てくれたんだろう。
少しでも俺の負担が減るようになんて...
「次は私ですわ!」
「ダイヤは何をくれるんですか?」
「私は.....」
ダイヤがくれたのは.....
浴衣?
「黒澤家は浴衣もやってますの。その浴衣で千歌さんと沼津のお祭りを回ればいいと思いまして.....」
「ダイヤ...ありがとな。」
これで千歌と浴衣デートか.....
いいな。
「次は私ね?私は......」
果南がくれるのが怖いのは俺だけか?
ワカメとか刺身とか言いそうで怖い。
「はいっ!どうぞ!アジの刺身とワカメだよ!私が今日の朝取ったんだ!」
当てちゃった俺が怖い。
誕生日プレゼントに刺身とワカメって何?
「新鮮だよ?」
「あ、あぁ。ありがとな。」
って!今日!?
雨降ってるよな?
果南さん....怖すぎ。
「はい!じゃあマリーね!マリーは.....」
鞠莉も変わったものじゃないよな?
って思ったら、マカロンか....
「このマカロン美味しいのよ!フランスに行った時に見つけてね。」
もしかして.....フランスから持ってきたなんて言わないよな?
「そこのパティシエを日本に連れてきたのよ。」
そっちを持ってきたんかい!
鞠莉もぶっ飛んでんな。
「最後は.....あれ?千歌は?」
さっきから千歌がいない。
何処にいるんだ?
「あぁ。千歌ちゃんなら....」
曜が指を指す先には...
「本当にこれなの?」
「千歌ちゃん!早く!!」
千歌は何してるんだ?
「は~い!千歌っちの準備が出来たからプレゼントよ♪」
「ちょっと!鞠莉ちゃん!!」
何なんだ?
「頑張ルビィ!」
「ルビィちゃんまで....」
「あの...和君?お、お誕生日おめでとう......その....///」
「なんだ?千歌?」
あんまり急かさないように聞く。
「プレゼントは.......千歌です。......受け取ってくれますか?」
え?いやいやいや、確かに赤いリボン巻いてるしプレゼントっぽいけど!
「........和君?......」
それでいて上目遣いは反則だろ!
「......うっ!......」
そこから記憶はない。
起きた時にはもう夕方になっていた。
「あっ!起きた?」
「千歌?」
「うん!心配したよ。あれからずっと意識無くて.....」
「そうか....」
ちょっと待て!この頭の気持ちいい感覚はなんだ?
ひ、膝枕........
「和君?本当に大丈夫?」
「あぁ。千歌の膝が気持ちよくて眠り過ぎただけ....」
「え?........もうっ///変態っ////」
千歌は顔を真っ赤にさせてしまった。
可愛い。てかここからの景色最高だな。
「ちょっと?いつまでこうしてるの?もう大丈夫何でしょ?早く起きて!」
「おい!なんだよ...なんで怒ってんだよ....」
「ふんっ!あっかんべー」
「おい!こらっ!待てよ!」
こうして、教室での追っかけっこが始まった。
傍から見たらイチャイチャしてるようにしか見えないだろうが、至って俺たちは真剣だ。
「千歌さ~ん?和馬さんは起きましたか?」
そう言いながらダイヤが教室に入ってきた。
「ちょっ!何してるんですの!?教室は走ってはいけませんわよ?」
「「ごめんなさい。」」
ダイヤは俺の様子を心配して来てくれたらしい。
「千歌さん?和馬さんが目を覚ましたら、私に知らせると言いましたわよね?」
「すいません。和君が....」
「言い訳は聞きたくありませんわ!」
なんか、この2人の空気凄いな....
でもなんだか似てる気がする。
「ゔぅん。とにかく、千歌さん!あの準備をしますわよ?」
「え?あ、はい。和君!また後でね!バイバイ!」
「さぁ、早く歩いてください!」
あの準備ってなんだ?
それから10分後.....
「お待たせ!さぁ、行こっ!」
「いや、何処に?」
「メインディッシュだよ!誕生日と言ったら?」
「え?えっと....プレゼントは貰ったし、他になんかあんのか?」
「もぅ!何にも分かってないんだね...あっ!誕生日会とかやった事無いでしょ?」
「まぁ...」
「そっか....じゃあ1番最初の誕生日会が出来て嬉しい!!」
千歌はいつもポジティブ思考だよな....
暗い話が嫌いなのもあるだろうけど...
「和君....本当にお誕生日おめでとう」
千歌がそう言うと、1部だけ明かりが付いて、大きなケーキが現れた。
これがメインディッシュ?
「和君?さぁ、ロウソクの火を消して?」
「ふぅ~」
ロウソクを全て消すと部屋の明かりが全て付いた。
ここ、部室だったのか....
「和君!Aqoursからのプレゼントを受け取ってください!」
Aqoursから?
もう十分すぎるほど貰った。
他に何を貰えばいいんだ?
「和馬!ヨハネに自分を誇れる力をくれてありがとう。」
「ルビィには好きなものは好き!って言える勇気をくれてありがとう。」
「マルには本の世界じゃない世界を教えてくれてありがとう。」
『お誕生日おめでとう!』
1年生が口を揃えて言う。
俺、そんな凄いことしたか?
「和馬さん?私には素晴らしい後輩達をくれてありがとうございますわ。」
「和。千歌と曜とまた何か一緒にやらせてくれてありがとう。」
「和。小さい時から私を助けてくれてありがとう。」
『お誕生日おめでとう(ございますわ!)』
今度は3年生が。
皆が語ってる人は俺じゃないのかもしれないくらい、素晴らしい人に聞こえた。
「和!千歌ちゃんとスクールアイドルやらせてくれてありがとう!」
「和馬君、私の嘘を見抜いてくれてAqoursに入れてくれてありがとう。」
「和君!!千歌に付き合ってくれてありがとう!!大好きだよ♡」
『お誕生日おめでとう!』
最後は2年生。
お礼を言い終わると梨子がピアノの前に座る。
「和君。Aqoursからのプレゼントは曲です!この曲はね、和君を思って、みんなで作ったんだ。聞いてください。」
「「「「「「「「「No.10!」」」」」」」」」
No.10......
すごくいい曲だ。
俺もAqoursのメンバーなんだ。
「皆ありがとう。これからもよろしくな!!」
ありがとうございました。
No.10めちゃくちゃ良くないですか?
本当に好きなんです!だから少し入れてしまいました。
視聴動画から泣かしてくるのは神!
それでは!