みかんの花と花嫁と   作:湯婆婆

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絢瀬絵里さん、わっわさんからのリクエストのヤンデレ千歌っちです。
ヤンデレ書いたことないんで上手くかけた気がしません。
それではどうぞ!


番外編
UA10000記念 ~ヤンデレ千歌っち~


最近、千歌の様子がおかしい。

気がつくといつも俺の隣に居るし、いつも以上にベタベタしてくる。

最初はそんなに気にしなかった。

付き合い始めて慣れてきたくらいにしか思わなかった。

でも......

 

「......んん...おはよっ!和君♪」

「......んん...おはよう。千歌。」

 

そう、昔は恥ずかしがって自分からキスしなかったのに....

これでも朝はマシな方なんだ。

 

「さぁ、朝ご飯食べよ!」

「お、おぉ。」

 

朝飯を食べ終わったあとが大変なんだ。

 

「おはようございます!桜内梨子です!」

「おはヨーソロー!千歌ちゃん?」

 

そう。

この2人が来ると機嫌が悪くなる。

 

「おはよう。今日も来たんだね...」

 

今の意味は今日も私と和君の邪魔をしに来たんだねだろう。

何とも恐ろしいやつだ。

 

「もちろん!私は千歌ちゃんの友達だからね!」

「私も!」

 

曜、梨子。

そういう事じゃないんだよ....

 

「そっかー」

 

千歌、目が笑ってないぞ!?

 

「早くしないとバス行っちゃうよ!」

「うん....先行っててもいいよ」

「待ってるわ。」

 

今の意味は先に行ってろって事だよな

遠回しに怖い。

 

「ごめんな。いつも。」

「ううん。気にしないで。」

「慣れたものであります!」

「そうか....」

「ねぇ。何してるの?」

「千歌!?」

 

いつもこうだ。

気がついたら隣に居る。

それと同時に物凄い殺気を感じる。

 

「あっ!バス来たよ!」

「乗りましょ!」

 

俺が通っているのは『浦の星女学院』だ。それがどうしたって?

どうしたもこうしたも学校は元々女子校だから俺しか男子がいないんだ。

すると必然的に話すのは女子になると言うことだ。

 

「おはよう!皆!」

「チャオ~」

「おはよう。リトルデーモン」

 

バスにはもう果南、鞠莉、善子が乗っていた。

 

「鞠莉、珍しいな.......イダイイダイ」

「まぁね。たまには....大丈夫?」

「あぁ。」

 

千歌が腕をつねってきた。

物凄い力で.....

 

「ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ」

「千歌?」

「何?」

「大丈夫か?」

「だ、大丈夫。」

 

それからもダイヤ、ルビィ、花丸と乗ってきてAqoursが揃った。

何を話しても千歌は怒る。

じゃあ俺はどうしたらいいんだ?

誰とも話さない?出来るわけがない。

 

「鈴木君、これやってくれる?」

「あぁ。いいぞ。」

 

「鈴木先輩。これどうぞ!」

「あぁ。あ、ありがとう。」

 

こうして長い長い1日が終わったと思った。

ここからが長かった。

 

「和君。今日は何人と話したのかな?千歌はあれ程言ったよね?誰とも話さないでって」

「仕方ないだろ。」

「ふ~ん。仕方ないんだ。まぁいいや。じゃあ今日貰ったもの出して?」

 

こいつ、なんで知ってるんだ?

 

「何でも分かるんだよ?和君の事ならね♪」

 

こんな怖いセリフを放ちながら千歌の顔はにこにこしている。

千歌をこんなにしたのは俺なんだ。

だから、俺が何とかして元の千歌に戻す。

 

「全部か?」

「もちろん!」

「別に普通の物も?」

「ぜ・ん・ぶ・ね?」

 

俺は今日貰ったもの、全部出した。

クラスメートから頼まれたポスターの紙、後輩から貰った文房具、お菓子、手紙などなど......

 

「もう何も持ってない?」

「持ってない....です....」

「私、和君の事信じてるからね♪」

 

信じてるならこんな事辞めろよ!

そう突っ込んでやりたい....

でも下手すると俺の命がない....

 

「なんでこんなに受け取っちゃうのかな?なんでかな?あっ!私の愛が足りないのか!」

 

どうしてそっちの方向にしか思考が回らないのだろう。

 

「ちょっと~和君!助けて~」

「今行く!」

 

この時、俺は知らなかった。

ヤンデレは怒らせると怖いことを.....

 

 

 

 

 

 

 

千歌が助けを呼んだのは蔵からだった。

そこに入ると.....

全身に電気が走る。

 

「ヴァ.........ち、か.......」

「作戦大成功!!これからずっと一緒だよ♡和君♡」

 

 

 

 

俺が目覚めるともう既に夜ぽかった。

蔵が暗いからか?

ダジャレじゃないぞ?

冗談が言える状況じゃないのは1番俺がわかってる。

 

「あっ!おはよう。和君♡」

「千歌.....」

「あれ?抵抗しないの?てっきりするのかと思った。まぁ。無駄だけどね。」

 

俺の手には手錠がしてある。

そしてご丁寧に足枷まで。

 

「千歌。何がしたいんだ?」

「ん~和君が私の言うことを効かないからお仕置き?」

「お仕置きね......俺がいつ言うことを効かなかったって?」

「いつ?いつも何もいつもだよ!いい加減にしてよ!千歌はね....千歌は...」

 

今にも泣き出しそうになる千歌。

さっきまでの勢いはどこに行ったんだ?

情緒不安定だな。

 

「千歌はね、和君が思ってるよりいい子じゃないんだよ?和君が他の女の子と一緒に居たら嫉妬するし、殺したくなっちゃうだよ?辛いんだから....」

 

そうか.....

俺は千歌を不安にして....

最低だ。

なのに、俺が全部悪いのに千歌を避けて......

 

「だからね?和君を殺して私も死ぬの!!」

「おい!千歌!落ち着け!」

「和君が千歌だけを愛してくれないからいけないんだよ?」

「じゃあ俺が千歌だけを愛したらずっと千歌の傍から離れなかったら......」

「そんな事ある訳ない!!和君は隙があれば違う女の所に行くのに....」

 

だいぶ拗れてんな。

 

「俺が!!千歌を愛すから!誰も傷つけるな!!」

「..........分かったよ.......」

「千歌!」

 

ようやく分かってくれた。

そう。思った。だけど....

世の中はいや、千歌の中はそんなに甘くなかった。

 

「うふふっ......天国で千歌をずっとずっと愛してね?」

「グァ........ち...か....」

 

グサッと包丁が思ったより深く刺さった。

刺された腹からは大量の血が.....

 

「もう少しだよ!頑張って!!千歌は和君が行ったらこの薬飲んで後を追っかけるからね♡」

 

こうして俺は意識を失った。

 

「...........く......ん........」

 

何かが聞こえる。

 

「か........く....ん」

「か、ず....君!!」

 

千歌か?

 

「和君!!」

 

目を開けると千歌が.....

 

「大丈夫?」

 

よく自分であんな事しておいて言えるわ.....大丈夫?大丈夫な理由ないじゃないか.....殺されかけたんだぞ?

 

「結構魘されてたけど?」

 

うなされてた?

それって....

 

夢だった??

 

「夢.....か.....」

「本当に大丈夫??」

「あぁ。大丈夫。」

「早く良くなってね!!」

 

本当に夢だったんだな.....

千歌はいつもの状態に戻っている。

良かった良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

(和君、ずっと千歌を愛してね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました!
なんか最後ホラーみたいになってしまいました。
期待に添えずすいません。
これからも何か機会があればやっていきたいと思ってます。
これからもよろしくお願いします!!
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