いよいよ、果南ちゃんと曜ちゃんが登場します。
本当にお待たせしました。
それではどうぞ!
-現在の時刻は8時30分-
ふぁ〜。眠っ!昨日、千歌とぎこちなく別れてしまってあまり眠れなかった。
よし!もうひと眠りするか。
ドタドタドタ
誰かが廊下を歩いてくる?というか走ってくる音がする。
うん?俺の部屋の前で止まった?
バーンとものすごい音がして襖が開いた。
「和くん〜!和くん!!」
あぁ〜。千歌か...ん?ぇぇえええ千歌!?
昨日の千歌とは雰囲気が違っていた。
まさか...昨日のは...夢?いや携帯に入っている千歌の連絡先が現実だと証明している。
今日なんかあったけ?
「和くん!!起きてーーー!内浦案内するって約束したでしょ!」
もうっ!と言いながらテキパキと支度をする。
いや、でも千歌も今起きただろ。
だってパジャマだし...
「じゃあ早く着替えちゃってね♪」
行ってしまった。どうして元通りなんだ?
でも気にしてなさそうで何よりだ。
俺も気にせずに行こう。
-10分後-
支度が終わった俺は遅い朝ご飯を食べていた。
千歌達は毎日こんなに上手い飯食べてんのか?
旅館だけあって文句なしだ。
「ねぇ。和馬君。千歌ちゃんとなんかあった?」
えっ!?志満さん鋭すぎっす...
「あっ。いや....まぁ...」
どうかこんなはぐらかし方で誤魔化せますように...
普段、神様なんて信じないがこの時はいて欲しかった。
だってなんて言えばいいか分からないだろ...
喧嘩?でも無いし...
「ふ〜ん...あったんだ。」
志満さん意外とSっ気ある?
1つ訂正しておこう。俺はMじゃない...絶対に!
「和くん〜!ごめんね。お待たせ〜♪」
ありがとう!千歌〜!ナイスタイミングだ。
ん?ちょっと待て。千歌の格好がヤバイ。ヤバすぎる。
語彙力がない俺はヤバイしか言えないがあえていうと俺の心にホームラン状態だ。
白いワンピースに薄いピンクのカーディガンという何とも春らしい格好だ。千歌がこんな可愛らしい格好をするとは少し意外だった。最初見た時から元気とか明るいとか似合う女の子だと思っていた。だからてっきりショートパンツとかデニムを着ると思った。いや、こっちの方がいい。
「和くん〜!どうしたの?鼻血出てるよ?大丈夫?」
えっ!?はな、鼻血!?
うわぁ〜。やらかした。いくら千歌の格好がどストライクだったからといって鼻血を出すなんて、最低過ぎる。
「大丈夫。大丈夫...はははは」
素っ気なく笑うことしか出来ない自分が情けなかった。
「そう?じゃあ気を取り直して行こう!」
いってきまーす!と元気に志満さんに言って外へ出た。
「はーい!ここが伊豆三津シーパラダイスだよ!通称みとしー。これが1つめの水族館ね♪」
ん?1つめの?いや、聞き間違いか...こんなに田舎に水族館がいくつもある訳がないからな。
「じゃあ次!この坂を登っていくと私の学校があるんだ。ここからは遠いからまた今度ね♪」
「おう。分かった。ちなみに遠いってどのくらい?」
「うーん。バスで10分。そこから坂登って...」
ちょっと興味本位で聞いたらすごい回答が返ってきた。
「そうか。分かった。分かったから。」
確かにここら辺何にもないからな。そのくらいか。
「それでは、お待たせしました!和くん!あわしま行くよ!さぁさぁ船乗って!」
えっ!?船?あわしまって何?どこ?
「あわしま着いたら、もう少し詳しく教えるからね〜」
あわしま?へは5分くらいで着いた。
船を降りると...えっ!?イルカだよな...
というか水族館!?だからか、さっき1つめのと言っていたのは...これが2つめ...
なんで?2つもいる?
「あ、えっと...ここが2つめの水族館のあわしまマリンパークだよ!これはイルカプールなの!あぁ〜!跳ねた!可愛い〜♡」
いや、お前の方が可愛いよ。なんてな。はははは...言える理由がないだろ!
「本当だ。可愛いな。それでお待たせしましたって?」
さっき船乗る時に言っていたことが気になったから聞いてみた。千歌はハッとなって
「あ、そうそう!忘れてた。あははは...」
「「千歌(ちゃん)〜」」
2人の声が聞こえて来た。
「あっ。果南ちゃん!曜ちゃん!」
「もしかして和馬?私は千歌の幼馴染の松浦果南!よろしくね♪」高く結んであるポニーテールが揺れる。
「果南ちゃんはね、私の1つ上で何でもやってくれるもう1人のお姉ちゃんなんだ〜!」
千歌はにこにこして話している。きっと凄く大好きなんだろうな。そんな気持ちが伝わってきた。
「あっ。私も!!私は渡辺曜!私も千歌ちゃんの幼馴染だよ!よろしくね♪和!」
アールグレイの髪が風に吹かれる。それにしても『和』か...
久しぶりに呼ばれた気がする。
「曜ちゃんは、千歌と同い年で気が合うんだ〜!曜ちゃんだ〜いすき♡」
そう言いながら千歌は抱きついた。
「千歌ちゃん、いきなり抱きついたら危ないよ?」
「えへへー。ごめんね。」
この3人は本当に仲がいいんだな。そう思った。
「じゃあ、果南、曜、これからよろしくな!」
「「うん!」」「ねぇ〜千歌は?」
「あぁ〜うん。千歌もな!」
初めて千歌をいじった。なんだろう?俺はあんまり人と関わったりいじったりしないのにな...
それからお昼を食べながら、色々な話をした。
あまりに楽しくて時間を忘れていた。それがいけなかったんだ。皆忘れてたんだ。あわしまは船じゃないと来れない。孤島だということを...
気がついたのは意外にも千歌だった。
「あぁーーーー!船の最終便がぁぁぁぁ一!」
「えっ!?うわぁーーー!本当だ。」
「どうすんだよ?家帰れないじゃんか!」
家って言っても居候だから自分のではないが....
「大丈夫!大丈夫だよ!」
果南だけは冷静だった。その言葉で2人も落ち着いた。
「そうだね。」「果南ちゃんいたね♪」
えっ!?えっ!?どういう事?俺だけ理解していなかった。当たり前だ。だってこんな所に住んでいるなんて、誰が予測出来るのだ!
「私の家に泊まればいいんだよ♪」
あぁ〜。今夜も寝れない夜になりそうだ。
ありがとうございました!
沢山のお気に入り登録ありがとうございます!森岡かおすさん、感想ありがとうございます!
さて、これからどうなっていくんでしょうか?
次回もお楽しみに!
P.S投稿に遅れた理由の1つ言い訳をさせてください。
おさんぽラリーやってました。ストーリー全クリしたんで投稿しました。
本当すいません。そんな実力でもないのに...
次回は頑張って間に合わせます!
それではまた会いましょ!