みかんの花と花嫁と   作:湯婆婆

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こんにちは!湯婆婆です。
今回は千歌ちゃんが嫉妬します。
いやーあんな可愛い子に嫉妬されて和馬は幸せですねー(棒読み)
それではどうぞ!!


#7 千歌の嫉妬

1.2.3.4...

果南がリズムを取る。体力がある曜は果南に付いてきてるが、ダイヤ、鞠莉、千歌は...

「ちょっと!ちょっと!3人共どうしたの?」

「か、果南さん?ちょっと休憩.....「あまーい!!!」」

「「「「「うわぁ!?」」」」」

「ちょっと!どうしちゃったの?ん?あと1週間しかないんだよ!!」

確かに果南の言う通りだ。目標の新入生歓迎会はあと1週間後に迫っている。

だけど....これでは本番が来る前に誰かが倒れてしまう...

「確かに、果南の言う通りだ。だけど果南...このまま練習していると誰か本当に倒れるぞ!」

マネジャーの俺はこんなことしか言えないが....

「うん。分かった。じゃあ休憩ね?」

「「「「わーい!!」」」」

 

 

 

 

 

 

休憩時間、俺は果南を呼び出した。

「おい。果南どうした?なんかお前変だぞ!」

「別に和馬には関係ないでしょ.....」

果南は何かを堪えるように言った。

「そうだな。俺には関係ない。だけど何を焦ってる?それを教えてくれ!皆変だって気づいてるぞ!」

「えっ!?....ごめん。私、この学校無くなちゃうのかなって思ったら焦っちゃって.....」

涙をポロポロ流しながら、果南は胸の内を明かしてくれた。その果南の頭を撫でながら言う。

「よしよし。でも、廃校にならないように鞠莉の嘘を本当にするんだろう?」

「.....ひぐっ.....うん...ありがとう...和馬!」

元気になって良かった。

 

 

パチパチパチ

 

 

ん?なんだ?はぁ....全く....

「何してだよ....曜、ダイヤ、鞠莉、千歌!」

「いやぁ〜。感動の瞬間でしたから...あははっ!」

たっく。曜は...

「私は駄目と言ったのですよ?でも....」

「ここに居るだからダイヤも同罪よ♪」

「まぁまぁ。鞠莉ちゃん、ダイヤさんいいじゃないですか?果南ちゃんのこんな所なかなか見れませんよ?」

「そうね♪ちかっち?どうしたの?」

「ふぇ?ううん。何でも無い....」

「そう?ならいいんだけど...」

千歌はどうしたんだ?

「千歌?大丈夫か?」

「うん!私、トイレ行ってくる!!」

「あっ!待ってよ!千歌ちゃん〜!」

なんだ?

 

 

 

 

 

 

それから俺は、千歌と曜を探しに来ていた。

「あ、あの....」

すると、大人しそうな少女が声を掛けてきた。

「は、はい。俺?」

「は、はい。あの...ここ女子校ですよ?」

あぁ〜。不審者扱いか...

「そうですね。俺はここのスクールアイドルのマネジャーをやることになっているんです。」

「そ、そうでしたか....」

まだ怪しんでるか....確かにそうだよな。

俺は今千歌と曜を探しに女子トイレの周りを観ているんだから傍から見れば不審者だろう。

 

 

 

 

 

「和〜!ちかっちが見つかったわ.....よ?」

「本当か?良かった.....」

「ねぇ...まさか...ちかっち見つけずにこの子と喋ってたなんて言わないわよね?」

「え?あぁ〜。この子に俺、怪しまれちゃって...」

「あぁ〜。そう.....まぁいいわ。じゃあ、和は貰ってくわね〜♪」

なんか、鞠莉の様子がおかしい気がするんだが...

千歌も....2人共どうしたのだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-千歌’s story-

あぁ〜。逃げて来ちゃった......。

屋上にいた時、和君と果南ちゃんがいい雰囲気だった。

まるで彼氏と彼女みたいだった。泣いてる彼女を慰める。きっと2人に言ったら『違う』と答えるだろう。

でも私にはそう見えた。

なんでかな?その時、私の胸がチクチク傷んだ。

 

 

 

 

「千歌ちゃん〜!」

曜ちゃんの声が聴こえてきた。なんで?

「千歌ちゃん!どうしたの?」

うぅ。曜、ちゃん......。

曜ちゃんの声聴いたら涙が出てきた。

「曜、ちゃん......うぅぅぅ....」

「千歌ちゃん、大丈夫だよ?何があったか教えてくれない?誰にも言わないから。私と千歌ちゃんだけの秘密♪」

曜ちゃんはやっぱり優しいな。

「曜ちゃん、あのね....私....」

 

 

曜ちゃんに全て話すと、曜ちゃんは...

「あっははは。千歌ちゃん!それは....果南ちゃんに嫉妬してるんだよ♪この...この...可愛いなぁ♪もう!」

「ち、違うよ。だって...」

「だって?」

「だって和君は果南ちゃんが好きなんでしょ?」

「えっ!?そうだったの?」

「ううん。なんとなく。」

 

 

 

絶対そうだと思う。だって、千歌は"普通"なんだよ?"普通怪獣"なんだよ?曜ちゃん。

 

 

 

「ふーん。まぁいいや。千歌ちゃん、戻ろ?」

「ううん。嫌だ。」

 

今、和君の前に帰ったら泣いちゃうもん。

どうして和君にはこの気持ちが伝わらないの?

もう!和君の分からずや!!

 

 

 

 

「ちかっち〜!マリーよ〜♪」

鞠莉ちゃん....ごめんね。今は出たくないよ....

「あら?ちかっちは果南に嫉妬ファイヤーなんでしょ?」

「な、なんで知ってるの?!」

「うふふ。そうなんだ。なんとなく知ってたけど....」

 

 

しまった。策略に乗せられた。悔しい〜〜!!

 

 

「ちかっち!いい提案があるだけど....聞く?」

「う、うん。一応...」

「私達だからマリー、曜、ダイヤ、もちろん果南もちかっちを応援するわ!どう?」

「どうするの?それに果南ちゃんは.....」

「あら!本当に嫉妬ファイヤーなのね...」

「う、うるさい///」

「あっ!千歌ちゃん照れた!」

「照れてないもん///」

「うふふ。可愛い。和の情報を私達が聞き出してあげる。それが提案よ♪どう?」

「お、お願いします...ありがとう♪」

鞠莉ちゃんのおかげで果南ちゃんとも仲直りが出来たの!

仲直りっていっても、私が勝手に嫉妬しただけなんだけど...

 

 

 

 

 

ありがとう♪鞠莉ちゃん♡

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました!
やっぱりこのまま練習せずにライブというのもどうかと思ったので練習の話を用意しました。
楽しんで貰えたら何よりです!
これからもよろしくお願いします!
それでは!
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