みかんの花と花嫁と   作:湯婆婆

9 / 26
こんにちは!湯婆婆です。
今日は函館ユニットカーニバルですねー。
自分は明日も予定があって現地はもちろんLVもいけません。
なのでその代わりに投稿します。
それではどうぞ!


#9 ライブ終わりの体育館

Aqoursのライブ、又の名を新入生歓迎会は大盛況で終わった。

彼女達のライブが1番良く、盛り上がっていたんじゃないか?はは。親バカみたいになってるよ。

もちろん、鞠莉のお父さんは1番後ろで見ていた。

さぁ。そろそろ、着替え終わっただろう。

また失敗したら大変だ。

 

 

 

「千歌〜!皆〜!入っていいか?」

 

ノックと同時に声をかけた。

 

「「「「「いいよ~」」」」」

 

ガチャっと音をたてて、ドアを開ける。

すると、千歌達はにこにこしていた。さっきまであのステージの上で踊ってたんだよな?

そう思わせるほど、疲れた様子を見せなかった。

 

「Aqoursの皆さん?お疲れ様でした。」

「なになに?どうしたの?」

「和が面白い事言ってる~」

「あっははは!和どうしたの?大丈夫?」

「和馬?大丈夫?....プッ」

「和馬さん?本当に大丈夫ですの?」

 

皆して酷くないか?俺は感動して言ったのに.....

恥をかいた。

 

「それよりも!ちかっち!曜!果南!ダイヤ!そして和!私の嘘に付き合ってくれてありがとう♪作戦成功で~す」

「じゃあ...約束通り和君入学させてくれるよね?」

「もっちろん!和!今からここはあなたの学校よ♪」

「あ、ありがとう!」

 

俺の入学が決まった。正直入学目当てで最初はマネジャーをしていた。でも千歌達の本気に胸を撃たれた。

嫌な事も楽しい事も分かちあって、みんなで泣いて笑って...

そんな毎日が....そこに俺が居ることが楽しかった。

ここに居てもいいんだ。って思えて本当に嬉しかった。

 

 

 

 

「あっ!そうだ!皆で打ち上げやらない?」

「いいわね♪ナイスアイディアよ?果南!」

 

打ち上げの案を出したのは意外な果南だった。

てっきり千歌が言うのかと思った。

 

「いいね!やりたい!やりたい!」

「いいですわね。それでどこでやるんです?」

 

ダイヤはいつも冷静だな。場所か....

6人だろ?多いわけではないが少ないわけでもない。

 

「松月は?みかんどら焼きの!!」

 

松月.....何処だろ?

みかんね.....千歌らしいわ.....

 

「おっ!いいね!千歌ちゃん!」

「ですが、迷惑になりませんか?」

「大丈夫!大丈夫!」

 

結構強引だったが、松月というカフェで打ち上げになった。なんと十千万の近くにあるらしい.....

気が付かなかった。

 

 

 

「よし!じゃあ!松月に~全速前進?」

「「「「「ヨーソロー!!」」」」」

「あっ!忘れ物した!」

「ぇぇええ!?千歌ちゃん!!」

 

せっかく気合い入れたのにな.....

曜はガクッと項垂れている。はは。彼女らしいと言えば彼女らしい.....

 

 

 

 

千歌を待っていると果南が俺だけに声を掛けてきた。

 

「ねぇ?和馬?」

「ん?なんだ?果南?」

「千歌の事迎えに行ってあげて」

「なんで?」

「別にどうでもいいでしょ!!早く!」

「はぁ?」

「和馬の気持ち、伝えてあげて。千歌に」

「気持ちって......」

「告白とかじゃなくて....その....今日の感想とか?」

 

だよな.....。告白してこい!って言われてるみたいだった。

 

「ん。じゃあ行ってくるわ!」

「行ってらっしゃい!!」

 

俺は数時間前にライブをやっていた体育館に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~千歌’s story~

忘れ物と言って、抜け出してきちゃった。

何となくもう1度ステージを見ておきたかった。

もう誰も居ないけど....

私は私達はここで歌って、踊ったんだって感じたかった。

私は輝けたのかな?

"普通怪獣"じゃなくなったのかな?

ここに来て、ステージを見れば答えが分かる気がした。

でも違う。

 

 

 

...............分かんないよ...........なんで?

 

 

 

 

私はうずくまった。暗くて少し怖いくらいの体育館に.....

すると、体育館のドアを開いた。

えっ!?なんで?

 

 

 

ドアを開けたのは和君だった。

でも彼は昇降口にいるはずだ。

でも、嬉しかった。何となく、暗くて怖い世界にいた私を助けに来てくれたみたいで......

不安な世界に1筋の光が差し込んだみたいだった。

 

 

「和........君....?」

「何してんだよ?」

 

私は気がついたら泣いていた。

 

「ううん........なんでも......ないよ.....」

「なんでもないわけないだろ?泣いてるのに....」

 

そう言いながら、彼は私の頬を流れていた涙を手で拭いてくれた。

和君なら私の気持ち話してもいいかな?

不思議と話したいと思った。だから......

 

「私ね...."普通"なんだ.....」

 

 

 

ずっとずっと思って考えていた事.....

誰にも言えなかった事.....

 

 

 

「今日...私は千歌は輝いてた?輝けたのかな?」

 

いきなりこんな事聞かされても困るよね...

 

「ごめんね....もういいよ....なんでもない。」

 

沈黙に耐え難くなってなんでもない。と言った。

 

「千歌、お前は輝いてたよ。」

「えっ!?」

「ステージの上には千歌じゃないのかもしれないって思うくらい.....」

「本当に?」

「あぁ。」

 

全然気が付かなかった。

こういうのって自分じゃ気が付かないのかも......

 

「なぁ、千歌!」

 

彼が私の名前を呼んだ。

もちろん振り返る。

 

 

すると......

思ったよりも顔が近くにあった。

それよりも.....

 

 

 

......ちゅ....

 

 

 

 

えっ!?なんで!?

彼の唇が私の唇に触れた。

自分でも顔が赤くなってるのがわかる。

 

 

 

「あ、あの.....和君?」

「千歌.....お疲れ様.....そしてありがとう。」

 

 

このありがとうが人生で1番嬉しかったかもしれない....

 

 

 

 

 

 

"こちらこそありがとう、和君。大好きだよ♡"

 

 

 

 

 




ありがとうございました。
和馬と千歌の初キスですね。これからどうなるんでしょ?
作者もわかりません(笑)
またまたお気に入り増えました!!
本当に皆さんありがとうございます!
それから前書きでも話したようにユニットカーニバル行けてないので感想とか見所とか教えてください!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。