ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE 作:Katudon0105
遂に開幕したリージョンカップは一次予選が終わり、
上位六チームによる二次予選が始まろうとしていた。
それぞれチームは控え室で最終チェックを行う
しかしユウキは少し悩んだ表情でパーフェクトストライクを見つめる
「ユウキ君?大丈夫?」
何も言わずただ、パーフェクトストライクを見つめるユウキを心配したミサはユウキに声をかけた。
ミサ、話がある
ユウキは神妙な顔つきでそう語る
「話って?」
ミサは反応を示す
ユウキがこうなるのを見るのはいつ以来だろう...
恐らくタウンカップ以来だ。
二次予選、デスサイズヘルとは俺だけで戦いたい
「え?それって...」
別に休んでてって訳じゃない
アイツとは俺だけでケリを付けたいんだ
だからミサとロボ太には他の奴らと戦ってほしい
ユウキはミサに対しそう語る
俺はミサ達を信じてる。
それにミサだって俺に負けない位成長してる
だからこそ、俺はそれを信じて一人で戦わせてほしい
滅多にそんな事を言わないユウキの言動に驚かされるミサ
”俺はミサ達を信じてる”
ミサの頭にはユウキの言葉が残る
「分かった... だけど絶対に負けないでね!」
あぁ...!そっちも任せたよ!
ユウキとミサはそう言うと拳をぶつけ合った
二次予選に参加される六チームは準備をお願いします。
控え室にアナウンスが流れる
「行こう!」
ああ!
…………………………………………………………
「あ!カドマツじゃないか!どうしてお前がここに?」
ミサとユウキが去った控え室に残っているカドマツに対し、佐成メカニクスのエンジニアが話し掛けた。
「誰かと思いきやモチヅキじゃねえか。そう言うお前こそ何してんだよ」
カドマツはモチヅキと呼んだ少女のような白衣を着た女性に言葉を返す
「私は佐成メカニクスのエンジニアだからな!
そう言うお前こそ何でいるんだよ!ハイムロボティクスはタウンカップに敗退しただろ!」
「仮契約みたいなもんだ、アイツらのエンジニアしてんだよ」
カドマツは冷静に返答する
「ほうほう...ならばお前は敵だという事だな!」
モチヅキはそう言うと、カドマツに背を向け控え室から出た。
「お前らに私達の機体を敗れるかな?」
モチヅキはそう言い残し去っていく
カドマツはPCを取り出すと、
ユウキとミサのコックピットに繋いだ
「ユウキ!ミサ!佐成メカニクスの機体に気を付けろ
できるだけやつとのエンカウントは避けておけ」
カドマツはそう言うとユウキとミサの返答も聞かず通信を遮断した。
「後は誰かが佐成メカニクスを倒してくれることに期待するしかねぇか...」
カドマツはそう呟き、タバコに火をつけた
…………………………………………………………
パーフェクトストライク ユウキ、出るよ!
ガンダムアザレア ミサ、行くよ!
騎士ガンダム ロボ太、いざ参る!
3機は二次予選のステージに向け射出される
ミサ!ロボ太!後は頼んだぞ!
「任せて!」
「承知した!」
ユウキの言葉に返答する2機はユウキと別の方向へと向かった
どっからでも来い...!俺が相手だ...!
ユウキはどこからの襲撃に対抗できるように辺りが確認しやすい場所へと向かう
レーダーに反応はない
いや、何かが俺をめがけ向かってくる
来たか...!
パーフェクトストライクのコックピットからは急加速しながらこちらに向かってくるデスサイズヘルが確認できた。
「この瞬間を待ってたぜ...!ユウキィィィィィィィィ!!!!!!!」
デスサイズヘルはビームシザースを強く握り、
ユウキのパーフェクトストライクに向け急加速する
「喰らえやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ビームシザースの一撃をパーフェクトストライクストライク目掛け飛ばす
ユウキはその一撃を大型対艦刀で受け止めた
余りの衝撃に大型対艦刀が手から落ちそうになるが何とか持ちこたえた。
今日こそ...お前を倒す...!
パーフェクトストライクは再び大型対艦刀を強く握る
デスサイズヘルはスラスターでパーフェクトストライクから距離をとる
ビームライフルでの攻撃にシフトチェンジしたのだろうか
しかし、ユウキはデスサイズヘルが離れるのを許さない
逃がすかよ!
パーフェクトストライクの左肩からアンカーのような白衣が飛ぶ
それはデスサイズヘルに巻き付きこの場から一旦離れようとするデスサイズヘルを逃さない
「なんだこれは...!」
黒パーカーの男は身動きが取れない事に怒りを感じながらどうにか離れようと暴れる
こっちに...こい...!!!
パーフェクトストライクはデスサイズヘルを巻き付けたアンカーを引っ張りデスサイズヘルを引き寄せた
パーフェクトストライクは引き寄せたられた反動で宙を舞ったデスサイズヘルに対して急加速をした後、
ガシッとデスサイズヘルを掴み、胴のメガ粒子砲を近距離で撃ち放った
近距離でメガ粒子砲を喰らったデスサイズヘルは吹き飛ばされ地面に叩きつけられた
「チィッ! こいつ...!」
遠距離からの攻撃を諦めたデスサイズヘルは、
再びビームシザースを握りしめ
ユウキに対し向かっていく
それなら...!
パーフェクトストライクはバックパックから再び大型対艦刀を抜き、同じようにデスサイズヘルに向かっていった
カァン! キィン!
ビームシザースと大型対艦刀のぶつかり合う音はステージに響き渡る
パーフェクトストライクは大型対艦刀でビームシザースの攻撃を弾いたのち、過去にデスサイズヘルがミライのブリッツガンダムに対しやったように蹴りを喰らわせた
蹴りをまともに喰らったデスサイズヘルは軽く吹き飛ばれるが空中で体勢を直す
「ここまでやるとは想定外だな」
男はユウキに対しそう言うと、
デスサイズヘルを立たせた
「だが、こっからが俺の本気だ」
そう語った男のデスサイズヘルを紫色の光が包み出す
まさか...!?お前...!
「さぁ、始めようか...!!!」
男のデスサイズヘルは完全に紫色の光に包まれた
男のデスサイズヘルを見てユウキは確信した
デスサイズヘルは覚醒したのだ
何よりも驚いたのは覚醒者だったことではない
男が覚醒の発動を制御出来ている事だ
「さぁ...行くぜ!!!!!」
…………………………………………………………
一方こちらではジェスタ同好会と彩渡商店街ガンプラチームが交戦していた
チームメイトA「ここだぁ!」
ジェスタ同好会のチームメイトAのジェスタはアザレアに対し射撃を行った
「くぅ...!」
シールドで防いだが何発かは被弾を許してしまった
チームメイトB「俺もいるんだぜ!」
2機目のジェスタがミサのアザレア目掛けビームサーベルによる奇襲をかける
「これ以上は好きにさせない!」
ミサはそう言うとビームライフルを投げ捨てビームサーベルを握り、
奇襲を掛けて来たジェスタのビームサーベルを弾き返した。
「こんな所で止まれない...!」
ミサはそう呟きチームメイトBのジェスタに向け急加速しコックピット目掛けてビームサーベルを突き刺した
チームメイトB「うわああああああ!!!」
チームメイトBの断末魔と同時にジェスタは爆発しGAMEOVERとなった
チームメイトA「仲間の分まで!!」
そう言うとAのジェスタは同じようにビームライフルを投げ捨て、アザレアに切りかかる
これ以上無駄にダメージを受けたくないミサは
一旦後ろへと下がり、アザレアのバックパックに装備してあるツインキャノンをAのジェスタ目掛けて撃ち尽くす
ツインキャノンによる一撃を喰らったAのジェスタは怯み膝を付いた
「今なら...!EXアクション!」
ミサのアザレアはEXアクション クロススラッシュの一撃をジェスタに叩き込む
「ダメだ...! ユージ...あ、後は...託したよ」
ジェスタ同好会チームの内、2機はアザレアによって撃破された
「はああああ!!!!」
残る1人となったジェスタ同好会のリーダー、ユージは愛機のジェスタカスタムでロボ太の騎士ガンダムと交戦していた
「ちょこまかと動きやがって!!!」
ユージは騎士ガンダムに向け射撃を行う。
しかし何度撃っても機体の小ささによりどれも回避される
「チッ...弾切れかよ!」
ユージのジェスタカスタムは手に持っていたビームライフルを投げ捨て、ビームサーベルを握る
今度はビームサーベルによる近距離攻撃とオプション装備による攻撃にシフトチェンジしたようだ
「はああああ!!!!」
騎士ガンダムへと距離を詰め、ビームサーベルで切りかかるジェスタカスタム
ビームサーベルの一撃は盾によって防がれたもののユージにはもう一つの狙いがあった
「今だ!喰らいやがれ!!」
ビームサーベルで切りかかり防がれたと同時に、
フルアーマーガンダムのバックパックからビームキャノンの一撃を騎士ガンダムに御見舞した
「くっ...!!」
まともに喰らった騎士ガンダムは吹き飛ばされ壁へと叩きつけられる
「今だあああ!!!」
ユージは声を上げ、騎士ガンダム目掛けジェスタカスタムを急加速させビームサーベルで切りかかる
もうダメだ...ロボ太は思った
「まだ...終わりじゃないよ…ロボ太...!!」
身動きの取れないロボ太を庇うようにジェスタカスタムの攻撃を受け止めたのはミサのアザレアだ
「テメェ...!!」
トドメの一撃として刺そうとした攻撃を防がれイラつくユージ
アザレアはビームサーベルの一撃を流し、
逆にジェスタカスタムにビームサーベルの一撃を喰らわせ怯ませた
「ロボ太!」
「了解した!」
騎士ガンダムは小さな体からなる機動性を活かし、
あっという間にジェスタカスタムへと距離を詰める
「喰らえ!トルネードスパーク!!!」
騎士ガンダムの槍から電流が流れそれがジェスタカスタムに伝わりパルスダメージによりジェスタカスタムは動きが取れない
「ミサ!終わらせろ!」
「うん!!EXアクション!」
ミサのアザレアは身動きの取れないジェスタカスタムに向け、
EXアクション ピアシングスラッシュを喰らわせた
「ここで...終わりか...!!!」
ユージのジェスタカスタムは爆発しユージのコックピットにはGAMEOVERの文字が現れる
「ミサ!やったな!」
「うん!やったね!ロボ太!」
これによりジェスタ同好会は二次予選敗退となった
…………………………………………………………
「チーム全員が撃破されたジェスタ同好会は残念ながらここで脱落となります!」
MCのハルはそう語ると
「今の戦いをどう思われますか?ミスターガンプラ」
ミスターガンプラという男に話を降る
ミスターガンプラ...
かつてはガンプラバトルで数々の大会で優勝を果たすなどと言った輝かしい経歴を持つファイターだ
八年前突如ファイターとして戦いを辞めて以来は、
ガンプラバトルの大会で解説をしたりしている
「見ていてとてもドキドキする試合だった!
ただ、私がファイターをやめてからも相変わらずガンプラバトルは変わらないね!」
ミスターガンプラはそう答える
「それは機体やファイターの質が変わらないという事ですか?」
MCハルはミスターガンプラに対しそう返答する
「いやいや、今も昔も楽しそうにガンプラバトルをやっているという事だ!それより今晩食事でもどうかな」
「おっと、ここで別のステージで動きがあったようです!」
MCハルはミスターガンプラの最後の部分を流し話題を変えた
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「なんて速さだ...!」
ユウスケ選手は交戦中のミスター剣山Rの機体、
スサノオRの動きを見てそう呟いた
「だけど僕も負けてられない!」
ユウスケはそう言うとスサノオRへ向けV2バスターのバックパックからの一撃を放つ
「そんなもの私には当たらぬ!」
スサノオRは放たれた一撃を華麗に避け、
更にユウスケのV2ウイングガンダムに距離を詰める
「はああああ!!!!喰らえ!」
スサノオRはガーベラストレートの二刀流でV2ウイングを切り裂くと、
EXアクション クロススラッシュの一撃を浴びせる
「そんな...!僕のV2ウイングが...!」
スサノオにより大ダメージを喰らったユウスケ選手のV2ウイングは体力ゲージが0となり爆発した
そんな中ある機体がスサノオRを狙い、
ビームキャノンの一撃を浴びせる
「なんだと!? あ、あれは...!」
空中に浮かぶ山のような機体
「どうだ!これが佐成メカニクスが用意した最強機、アプサラスIIだ!!!」
モチヅキはそう言うとウルチに通信を切られる
「姉さん、気が散るんでちょっと静かに」
これぞ佐成メカニクスの隠し玉
アプサラスII
一撃一撃が必殺級の威力となっており、
迂闊に近づけば簡単に沈められるだろう
「なんというデカさだ...! しかし勝つのは私だ!」
そんな事など知らないミスター剣山はアプサラスIIに対し突っ込む...
数分後、ステージにはバラバラになったスサノオRの姿があった
「手も足も出ないだと... この私が...」
ミスター剣山RのコックピットにはGAMEOVERの文字
これにより二次予選最後の1枠は
リュウジ選手のデスサイズヘル
ユウキのパーフェクトストライクに絞られた
続く