ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE   作:Katudon0105

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ガンダムブレイカーズ 第16話 GNの逆襲

ピピピ! ピピピ!

 

アパートの一室に予めかけておいた目覚ましの音が鳴り響く

 

んん...! もうちょっと...

 

ユウキは目を瞑りながら、絶え間なく鳴りつける目覚まし時計を手の感覚だけで探し、遂に音を止めた

これでまた寝られる...

ユウキはそう思うと深い眠りにつこうとする

 

ん...いや待てよ...

 

ふとユウキは全身で嫌な予感を感じる...

ユウキは再び目を瞑りながら手だけでスマホを探す

 

これだ...

 

スマホを探し出し、時間を確認すると

スマホの画面には8時00分と写っている

 

ち、ち、遅刻だああああああ!!!!

 

目覚ましはユウキが気付かないだけで何度も鳴っていたようだ

ユウキは急いで洗面所へ向かい、洗顔 歯磨きを急いで済ませる

 

御飯...はもういいや! いってきまーす!!

 

ユウキはかなり焦った様子で家を出た

やばいやばい...!

ユウキはそう思いながら学校へ向かった

 

…………………………………………………………

 

ハァハァ...す゛み゛ま゛せ゛ん゛!!お゛く゛れ゛ま゛し゛た゛!!!!

 

ユウキはドアを思いっきり開け、授業中の自分の教室に入り頭を下げ、そう謝った

 

「ユウキ君...」

「ユウキ...君って奴は...」

「zzz...」

 

ミサとミライはかなり焦った様子で入ってきたミライを哀れな目で見つめる

マモルは...何という事だ、一時限から寝ている...

 

「今何時だと思ってる!速く席に座りなさい!」

 

ユウキは国語の先生に促されるまま、

ミサの隣りの席に座った

 

「ユウキ君...?大丈夫...?ヒソヒソ」

 

え?...まぁ大丈夫...じゃない...

 

心配するミサに対し、ユウキはそう返答した

 

………………………………

 

あー腹減った... 朝飯抜くんじゃなかった...

 

ユウキは空腹に耐えながらそう呟く

 

「はい、ユウキ君」

 

ミサからおにぎりが渡された

 

え?いいの? ありがとう...

 

ユウキは貰ったおにぎりをすぐ完食した

 

美味い(๑´ㅂ`๑) ありがとう!ミサ!本当に!

 

ユウキはミサに対し、神を見るような目だ

 

「全く何やってるんだ君は...マモル、君もそろそろ起きたまえ」

 

ミライはマモルを起こしながらそう言った

 

悪い!悪い!昨日ちょっと色々あってな...

 

ユウキは昨日見た光景を思い出す

自分が何とか倒したデスサイズヘルをレンのビルドゴッドバーニングはいとも簡単に打ち破った

ジャパンカップ...

リージョンカップの様に目に見えて強い相手が現れたな...

 

そうだ...!この事は皆にも言っておくか

ユウキは3人、いやマモルはまだ寝てるので2人に昨日見た事について話した。

 

「ビルドゴッドバーニングか... 話に聞く限りは凄く強いだろうね...」

 

ミライは開口そう呟いた

ユウキも同じ気持ちだ

その上レンがジャパンカップに出ることはとっくに知ってる

 

「私達も負けないように頑張らなくちゃ!」

 

ああ...!俺も覚醒をどうにか自分の物にして見せる!

 

「僕も近いうちにある大会へ向け頑張るよ... ユウキ、そして君に再び追いついてみせる...!」

 

ミライはそう呟くと、

ずり落ちたメガネを中指でクイッと上げた

 

「zzz...」

 

マモルは相変わらず寝ている...

 

…………………………………

 

クラスメイトA「なぁ?知ってるか?最近あのデスサイズヘルまた負けたらしいぜ...!」

 

クラスメイトB「マジかよ… この前ビルドバーニングに負けてたのは見たけどまたか?」

 

クラスメイトC「あのデスサイズヘルを倒すってことはとんでもない機体なのかな...」

 

クラスメイトA「それがGNアーチャーがベースの機体らしいぜ... あのデスサイズヘルに対して何かしら恨みがあるっぽかったし...まぁアイツには他のファイターが怯えてたし落ちぶれてるのを見て、可哀想とも思わないけどな...」

 

クラスメイトB「ユウキなんてパーフェクトストライク破壊されたって聞いたし...ザマーミロって感じだよな!」

 

クラスメイトC「ほんとにな!アハハハハ」

 

楽しそうに話す3人の近くの影で姿を潜めるユウキ

ユウキは3人の会話に聞き耳を立て聞いてきた

 

デスサイズヘルを倒したGNアーチャーか...

ちょっと気になるな...

 

ユウキはそう呟き、トイレへと向かった

 

…………………………………………………………

 

ユウキは放課後、1人でゲーセンへと向かう

 

「こんにちはユウキさん」

 

こんにちはインフォちゃん!シュミレーターは使える?

 

ユウキはインフォちゃんに挨拶するとシュミレーターの使用状況を尋ねた

 

「ただ今 4つ全てにお客様が入っています プレイならあと30分は無理かと」

 

30分か...まぁ今日はプレイしに来たわけじゃないから大丈夫か...ありがとうインフォちゃん

 

ユウキはインフォちゃんに礼をするとシュミレーターへと向かった

 

 

プレイしている機体の内1機には見覚えがある

デスサイズヘルだ...

 

………………………………………

 

「昨日は少し油断したが今日はそうは行かねぇ...!」

 

男はそう呟くとデスサイズヘルを3機のGNアーチャーへ向け加速する

 

「お前だけは俺たちが許さない...!」

 

その内1機がビームライフルを投げ捨て、

ビームサーベルに持ち変えてデスサイズヘル目掛け飛んでいく

 

男のデスサイズヘルはビームシザースを取り出し、

ビームサーベルの一撃を受ける

 

「今だ!やれ!」

 

リーダーの掛け声に2機は反応し動き出す

 

「任せろ!」

「食らえ!」

 

2機はデスサイズヘルを囲み、

デスサイズヘルに目掛けて加速した

 

「舐めるなぁ...!」

 

男はビームシザースをビームサーベルから離し、

2機に向け振り回す

 

「チッ!」

「何!?」

 

「怯むな!2人とも!」

 

GNアーチャーは再びデスサイズヘル目掛け、

ビームサーベルを振るう

 

「甘い...!」

 

男は再びデスサイズヘルでビームシザースでその一撃を弾く

 

「うおお!!!」

「まだ俺らもいるぜ!!」

 

2機はビームサーベルを捨て今度はビームライフルを握り、デスサイズヘルに向け射撃を行った

 

「小賢しい真似を...!」

 

男は背後からの射撃を間髪避け、そう呟く

 

「イライラさせるな... あのビルドバーニングの様になぁ!」

 

デスサイズヘルは両手に付いたダブルガトリングで3機を目掛け打ち放つ

 

「うぉ!」

「うわぁ!」

「大丈夫か!2人とも!」

 

3機のGNアーチャーは何とかシールドで防ぐ

 

「プランCだ... 行くぞ!」

 

リーダー機はそう言うと、残りの2機が答える

 

「了解!」

「あれだな!」

 

3機は縦1列に並び、デスサイズヘルへ向け加速した

 

こう3機が並ぶとリーダー機だけ違うことが分かる

リーダー機のGNアーチャーは重装備だ

 

……………………………………

 

GNアーチャーガーディアン

 

頭 GNアーチャー

胴 ケルディムガンダム

腕 GNアーチャー

脚 ジムガーディアン

バックパック ジムガーディアン

武器 ビームサーベル ビームライフル(ストライク)

 

機体カラーは赤を基調にしているこの機体

サブアームにより、2枚のシールドが腕の自由を確保したまま多方面の防御を担い、自機を狙う射撃を本体の動きとは独立して防御する

 

………………………………………………

 

縦1列に並びデスサイズヘルに迫る3機のGNアーチャー、

リーダー機のGNアーチャーガーディアンが先頭に立つ

 

「何をするかは知らないがまとめて消してやる...!」

 

男のデスサイズヘルは3機へ向け、射撃を行う

 

「させるか!」

 

リーダー機はバックパックからサブアームを出し、

2枚のシールドが展開する

 

ユウキはジェスタ同好会と交戦した際に同じようなシステムを見た

あれは、フルアーマーガンダムだが

 

2枚のシールドは先頭のGNアーチャーガーディアンを守り、そのままGNアーチャーはビームサーベルを携え、

デスサイズヘルに突っ込む

 

「何いいい!?」

 

デスサイズヘルはGNアーチャーガーディアンのビームサーベルの一撃を受けてしまう

 

「今度は!」

「俺達だ!」

 

ビームサーベルの一撃を喰らわせたGNアーチャーガーディアンの背後から2機のGNアーチャーが飛び出し、

デスサイズヘル目掛け2機は飛ぶ

 

反応に遅れたデスサイズヘルは2機の攻撃を許してしまい、少し吹き飛ばされた

 

「俺達はお前に散々...苦しめられた...!」

「そしてこれが!」

「GNの逆襲だああああ!!」

 

3機のGNアーチャーは吹き飛ばされたデスサイズヘルへ向けビームライフルからの照射を行った

 

「クソがあああああ!!!!」

 

3機文の照射を許したデスサイズヘルは粉々になり爆発

そして、男のコックピットにはGAMEOVERの文字

 

決してデスサイズヘルが特段弱かったのではない

3機のGNアーチャーによるチームプレイがデスサイズヘルを上回ったのだ。

 

 

……………………………………

 

すげぇ...

 

ユウキは3機のプレイに感動に近いものを覚える

なんてチームワークだ...

心の中でそう思うと、ゲーセンを後にした

 

俺達もあんな風にチームワークを良くしないとな...

 

ユウキは帰路に付きながらそう呟くのだった

 

 

 

続く

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