ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE   作:Katudon0105

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ガンダムブレイカーズ 第19話 ぶつかり合う2つのストライク

 

シュミレーター内では、レンとユウキが待機していた

 

「さぁベスト8決定戦!これに勝てば準決勝へと進むことができます!まず最初の試合は彩渡商店街ガンプラチーム代表、ユウキ選手と今回1人での参戦、レン選手となります!」

 

MCハルは大きな声で2人の紹介を始める

 

「ユウキ君...!君の戦い...見せてもらうぞ!」

 

ミスターガンプラはユウキを見てそう呟いた

 

 

「ユウキー!頑張れー!」

「応援してるわよ!」

 

応援席には兄のユウトと親戚のレナ姉が座っている

...?まさか?

 

「兄貴ー!頑張れー!」

「ユウキ!頑張りなさい!」

「諦めるなよ!ユウキー!」

 

兄のユウトの隣には弟のユウシと母と父が座って応援している

どうやらジャパンカップという事もあり地元からわざわざ応援しに来たようだ。

 

父さん...!母さん...!ユウシ...!

俺...!頑張るぜ!

ユウキはシュミレーター内でそう呟いた

 

「ユウキ君ー!任せたよー!」

「ユウキー!慎重にいけよ!」

「ユウキー!ユウキー!」

 

ミサ、ミライ、マモルもユウキを応援する

 

「ユウキ、君と戦うのを心から待ち望んでたよ。今日はお互い、いいバトルにしよう!」

 

あぁ...!レン!俺は負けないぜ!

 

ユウキとレンはそれぞれ自分のガンプラを置き、スキャンする

 

出撃カタパルトにはそれぞれの機体が現れ、いつでも出撃できる状態だ

 

ふぅ... 行こうぜ、ビルドストライクバーニング!

 

ユウキは深呼吸をして、出撃体勢に入った

 

 

ビルドストライクバーニング ユウキ、行くよ!

 

 

ビルドゴッドバーニング レン、出る!

 

 

2機のガンプラは射出され、飛び出す

 

今回のステージは砂漠地帯

身を隠すものなどはそんなに無く、隠れながら戦うことは難しいだろう

 

着地して早々、レンのビルドゴッドバーニングはユウキ目掛けて一気に距離を詰める

 

速い...!けど俺も!

 

ビルドストライクはビルドゴッドバーニングへ向け、ビームライフルによる射撃を放つ

 

「当たらないよ...!」

 

レンはそう呟くとユウキのコックピット目掛けて右腕を突き出す

 

させるか...!

 

ビルドストライクは腰からビームサーベルを抜き、

右腕でビームサーベルを握り、コックピットを目掛けて突き出して来る右腕を斬ろうと試みた

 

「何!? 」

 

レンは突き出した右腕に対して切りかかるビームサーベルを左手で止めた

 

...!流石レン...!

 

ユウキは頭からバルカンを撃ちながら、後ろに下がる

 

「くっ...!バルカン攻撃!だけどそんなんじゃ俺は倒せない...!」

 

バルカン攻撃を右腕で守り、レンはそう呟く

 

後ろに下がったビルドストライクバーニングは再びビームライフルに持ち替えて、ビルドゴッドバーニングへ向けて射撃を行った

 

「成程な...! そっちがその気ならこっちは!」

 

レンはビームライフルでの射撃を行うビルドストライクへ向け、再び加速する

 

来るか...!ならもう一度...!

 

ビルドストライクはビームライフルは捨て、腰から再びビームサーベルを抜く

今度は二刀流だ

 

「はああああああ!!!!!」

 

ビルドゴッドバーニングから放たれる素手による素早い一撃にユウキのビルドストライクは両手に持ったビームサーベルで対応する

 

「ビームサーベルでいつまで対応出来るかな...!」

 

レンはそう言うと手の動きを速める

容赦ないゴッドガンダムの腕による攻撃

ビルドストライクはビームサーベルで弾き返すのが精一杯だが、何度弾き返してもビルドゴッドバーニングはやめる気配はない

 

くっ...!速い...!

 

ユウキのビルドストライクもビームサーベルの対応を速めるが、

 

「隙見つけたぜ!!」

 

動きが鈍り出した所をビルドゴッドバーニングに見破られ胴にゴッドガンダムの腕による一撃を許してしまった

 

うわああああ!!!

 

胴に一撃を喰らったビルドストライクは吹き飛ばされてしまい軽いショック状態に陥る

 

「今なら...! バーストアクション...!」

 

レンのビルドゴッドバーニングはバーストアクションの構えに入った

 

アレを喰らえばまずい...

そんな事は過去にユウトと戦った際に知っている上、レンのバーストアクションの恐ろしさもこの目で見たので理解はしている

 

しかし、体が動かない

レンの一撃は凄まじいことを表していた

 

 

「ユウキー!負けるなー!」

「立ち上がりなさい!」

 

応援席からユウトとレナ姉の声がする

 

「兄貴ー!」

「ユウキー!まだ終わりじゃないわ!」

「立ち上がれー!」

 

更には家族の声

 

「ユウキ君ー!」

「まだいけるだろ!ユウキ!」

「ユウキー!ユウキー!」

 

更に自分に託してくれたミサや仲間の声

 

そうだ...!俺はこんな所で立ち止まれない...!

立ち上がれ!ビルドストライクバーニング!

 

掛け声と共に動きを取り戻すユウキのビルドストライクバーニング

 

「今更遅いよ...!食らえ!石破天驚拳!!!」

 

レンのビルドゴッドバーニングからバーストアクションが放たれる

 

俺は...!諦めない...!応援してくれる皆の為に!俺に託してくれた仲間の為に!

俺の気持ちに応えてくれ!ビルドストライク!!

 

するとユウキの声と共に、

ビルドストライクバーニングは赤く光り始めた

 

「ユウキ君...やはり君は...!」

 

ミスターガンプラは覚醒するユウキの機体を見てそう呟いた

 

まだまだここからだ...!

 

覚醒したビルドストライクバーニングはバックパックを変形させて、ユウキを目掛け飛んでくる気孔弾へ向け、大型ビームキャノンの一撃をぶつけた

 

 

ドオオオオオオオオオンンンンン!!!!

 

 

砂漠地帯はぶつかり合う2つの衝撃により爆煙が起こり辺りを包み始めた

 

同時にレンとユウキの機体は衝撃で後ろへと飛ばされていく

 

煙が晴れる

そこには互いにボロボロになったビルドストライクが立っていた

 

はああああああ!!!!!

 

「うおおおおおおおお!!!!」

 

煙が晴れると同時に加速し

ぶつかり合う2機のビルドストライク

 

それぞれの、機体は多少違えど負けられないと言う意志に違いなどない

 

「ユウキ...!君のビルドストライクから感じる力は凄まじい...!だけど...僕も負けてられない!!!」

 

レンのビルドゴッドバーニングはビルドストライクバーニングへと距離を詰め、

ユウキ目掛け、左腕で殴りつける

 

素直に...やられるかああああ...!!!!

 

ユウキはそう叫ぶと、ビルドストライクバーニングはレンのビルドゴッドバーニングへ向け左腕をぶつける

 

はああああああ!!!!!

「うおおおおおおおお!!!!」

 

ぶつかり合う2機の左腕は両方とも弾け飛ぶ

 

左腕位...!

 

「くれてやる...!」

 

ユウキとレンはそう言うと、今度は互いに右腕をぶつけ合った

ぶつかり合った際に起こった衝撃は風を起こし、辺りに今度は砂煙が舞う

 

互いに勝利を譲る気の無い2機のぶつかり合いを会場は固唾を飲んで見守る

ユウトやレナ姉、ミサやミライにマモル達もただ見守る事しか出来ない

 

 

 

「最強は...!!!!」

 

俺の...!!!!

 

 

「「ガンプラだああああああ!!!!!」」

 

右腕をぶつけながらそう叫ぶ2人、その後

レンの機体は赤く光り出す

覚醒だ...

絶対に負けたくない、その思いがレンも覚醒させた

 

「ユウキ...!!!!」

 

レン...!!!!

 

互いに名前を呼び合う2人

どうやらこれで決める気のようだ

 

「うおおおおお!!!!!!」

 

レンのビルドゴッドバーニングは再び右腕に出せる力を全てかける

 

はああああああ!!!!!

 

それはユウキのビルドストライクバーニングも同じだ。

 

絶対に負けられない...!

力を貸せ!!!ビルドストライクバーニング!!!!

 

ユウキはそう叫ぶと更に右腕に力を入れる

すると、ユウキのビルドストライクバーニングは七色に光出した

レンという強敵との戦いを経て、覚醒のシステムは更なる進化を遂げた

 

進化した覚醒の力を得た、ユウキのビルドストライクバーニングは次第にレンの機体を圧倒する

 

「負ける訳には...!!!行かない!!!!」

 

レンもまだ負ける気はない

ビルドゴッドバーニングは更に右腕へと力を込める

 

ピシッ...

 

耐えられなくなったゴッドガンダムの腕は音を上げ、亀裂が入り始めた

 

「何...!?」

 

突然の事にレンは思わず声を上げる

現状右腕にはかなりの力が篭っており、両方ともいつ壊れてもおかしくないこの状況

更に言えば、レンの機体は拳法で闘うために、腕へのダメージは蓄積していた

声を上げるレンに対して、ユウキはそれを見逃さなかった

ユウキは更にビルドストライクの腕に力を込め始める

 

いっけぇええええええ!!!!!!

 

ユウキはそう叫びながら更に右腕に力を込める

更なる力を込めたビルドストライクバーニングにより、

ビルドゴッドバーニングの腕は限界を迎え、粉々になった

 

「そんなぁ...!!!!」

 

遂に両腕を失うビルドゴッドバーニング

勝ちを確信したユウキは、

貰ったぁああああああ!!!!

 

そう叫び、ビルドストライクは腰からビームサーベルを取り出すとレンの機体を目掛け、切りつけた

 

両腕を失い、防ぐ手段を失ったレンはその一撃を喰らう他ない

 

「楽しかったよ...ユウキ...!」

 

あぁ...!こっちこそ...レン...!!

 

ユウキはそう答えると、ビームサーベルに力を込めて、ビルドゴッドバーニングを真っ二つに切りつけた

 

ダメージを負い、爆発するビルドゴッドバーニング。

ユウキは長時間に及ぶ戦闘の末、勝利した

 

「負けた...けど、なんて清々しいんだろう...」

 

レンはGAMEOVERと表示された画面を見つめ、そう呟いた

 

…………………………………………………………………………

 

「ユウキ...次も頑張れよ!」

 

あぁ...絶対優勝してみせるぜ...!

 

レンとユウキはそう言うと、互いに強い握手をする

意志と意志のぶつかり合いをした2人の間に友情が芽生えた

 

「ユウキ君ー!!!」

 

向こうにはこちらに手を振っているミサ達が見える

 

今行くよー!

 

ユウキは手を振っているミサ達の方へそう叫ぶ

 

「じゃあね、ユウキ!」

 

そうユウキに言い、レンは会場を後にしようとする

 

またいつか...また一緒にガンプラバトルしようなー!

 

ユウキは去っていくレンの背中を見てそう叫んだ

 

「あぁ...!必ずだぜ!!」

 

レンは振り返って拳を握り、ユウキの方へ突き出す

ユウキも同じ様に、レンの方へ拳を突き出した

 

「最強は...!」

 

「「俺のガンプラだ!!」」

 

レンとユウキは二人でそう大声を上げ、笑った

 

………………………………………………………………

 

去っていくレンの後ろ姿を見つめ、

ユウキは再び

 

最強は俺のガンプラ、か...

 

そう呟いた。

 

次は決勝... 俺は絶対に負けない...!

 

ユウキは更にそう呟くと、ミサ達の方へと向かった

 

続く

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