ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE 作:Katudon0105
なので会話のセリフに間入れる事もやめます
ベスト8決定戦から一時間後
出場選手は最終調整を終えて準決勝を今か今かと待ち構えていた。
「ユウキ君...絶対勝って決勝に行こうね...!」
「ああ...!行こう、ミサ!」
2人も控え室での最終調整を終え、会場へと向かおうとする
「カドマツさん、行ってくるよ!」
ユウキはカドマツにそう伝えると控え室を後にした
「あいつらなら絶対やるはずだ...」
カドマツはそう呟くと控え室を後にする2人の背中を見つめた
「さぁーて、俺も大会の様子を見るとするか...」
カドマツはそう言うとPCを立ちあげた
……………………………………………………
「うう...まだ準決勝だけど何だが緊張するね...」
「ああ...だけどこれを越えれば決勝だ...その為にもこの戦いは絶対に負けられない!」
「そうだね...!ユウキ君!頑張ろ!」
「当たり前だ!」
ユウキとミサはそうお互いを元気づけ、シュミレーターへと入っていく
「ロボ太?調子はどう?」
「良好だ!ミサ、それに主殿!」
「よし!行くぞ!二人共!!」
「「おおーう!」」
ユウキのかけ声にミサとロボ太は答える
これから起こる事も知らずに...
「さぁ!ベスト8に選ばれた8組による準決勝が始まります!総撃墜数の多い上位4組が決勝へと進めるこのバトル!!勿論、途中でGAMEOVERになった時点で敗退となります!!!解説のミスターガンプラ!スタートのかけ声をお願いします!」
MCハルは解説のミスターガンプラに振った
「さぁ!ここまで勝ち進んだファイターの諸君!決勝へと進む為!力の限りを尽くしたまえ!!ガンプラファイト!レディーゴー!!」
ミスターガンプラの一言により始まったジャパンカップ準決勝、この時誰もが熱い戦いが始まる...そう思ったはずだ。
しかし、その予想を裏切る事態が起こる
「???停電...でしょうか...」
突然会場の電気が全て落ち、会場は暗闇に包まれる
会場は当然パニック
観ていた観客はザワザワし始めた
「観客の皆さんー!落ち着いて下さい!今スタッフが確認中です!危ないのでその場からは動かないで下さいー!」
MCハルはザワザワし始めた観客に対してそう促した
「どういう事だ... 一体何なんだ...」
控え室でパソコンから準決勝の様子を見ていたカドマツは事態のおかしさに気づき始める
「まさか...! これはまずい... 確かあいつらの知り合いがいたはず...ちょっと協力を仰ぐか...!」
カドマツはそう呟くとパソコンを手に、控え室を飛び出した
暗闇となった会場は依然として電気は付かない
どう考えても何かおかしい...ただの停電ではないと観客は薄々感づき始めた
「一体何が起こってるの...」
MCハルもただただ立ち尽くす他ない
すると突然、会場のディスプレイに明かり灯る
「コレハ、ワレワレカラノ チョウセンジョウ」
電子音の様な声が会場の大きなディスプレイから文字と共に流れ始めた
「挑戦状...?何だあれは...?」
ミライはディスプレイに現れた文字を見てそう呟いた
「ハァハァ...見つけた...!おまえら、確かアイツらの知り合いだよな?」
カドマツは走ってきたのだろうか、ハァハァ言いながらミライとマモルに話しかける
「ええ...そうですが...」
「知り合いじゃなくて親友だ!」
「マモル...今はそんな事なんてどうでもいいよ...それより、何かあったんですか?...」
ミライはマモルを窘め、カドマツにそう尋ねた
「何かあったなんてレベルじゃない!ちょっと来てくれ!」
カドマツはユウキとマモルを呼び、付いてくるように指示した
「お前らはちょっとここにいろ!すぐにまたここに来る!」
カドマツは2人を待機させて、またどこかへ走っていった
「やはり何かがおかしい...」
マモルは走った事でずり落ちたメガネを中指でクイッと上げた
「ああ...!何かユウキ達がやばい事に巻き込まれた感じがするぜ!」
「君にしてはなかなか鋭いね... 僕も同感だ」
2人はそう言い、カドマツが戻ってくるのを待った
「挑戦状...?一体何事ですかぁ??」
ハルはディスプレイの文字を見てそう言った
「ハァハァ...大変だ!ちょっと貸してくれ!」
カドマツはステージへと登り、MCハルからマイクを奪う
「今!準決勝を行うはずだった8組のプレイヤーは人質の様な状態に取られている!俺も驚きだが...どうやらシュミレーターか、それか...何かしらのシステムが今流行りのコンピューターウィルスによってやられた!」
カドマツはマイクで今起きている状況を伝える
「そこで俺は今からこのコンピューターウィルスを取り除く... だがそれにはファイターの力が必要だ!今使えるシュミレーターは幾つある?」
「スタッフさん!...... 未使用のシュミレーターが今4つあるそうです!」
「四つか...!今これを聞いているファイターの中で2人程力を貸して欲しい!」
カドマツは会場にいるファイターに対し、そう語る
「力を貸してくれる奴は2人程このステージの裏側に来てくれ!但し腕に自身がある奴だけだ!これ以上シュミレーターを失う訳には行かない!俺からは以上だ!」
カドマツはそう言い切るとマイクをハルに返してミライとマモルの待つステージの裏側へと向かった。
「どういう事ですか?ユウキ達が人質状態って...」
ミライはカドマツに問い詰める
「恐らく...シュミレーターか大会のシステムか何かがコンピューターウィルスに感染した影響でシュミレーターのシステムがロックされて、8組はシュミレーターから出る事が出来ない...!だからお前らには今からそれを取り除いてもらう!」
「だけど...俺たちウィルスの取り除き方なんて聞いたことねぇ... 本当にやれるのか...」
マモルは不安げな表情だ
「安心しろ、ウィルスの除去はお前らが一番得意な方法で行う」
「得意な方法...?まさか...!」
「そのまさかだ...!今から準備する!シュミレーターの前で待っとけ!」
カドマツはニヤリと笑いながらふたりをシュミレーターの前へ行くよう命じた
「後は2人...誰が来るかだな...!」
「俺達がやるよ!」
「ユウキ達を助ける為だわ!」
カドマツの背後から2人の男女が話しかける
「あんた達は...」
「ユウキの兄、ユウトだ」
「ユウキの親戚、レナよ」
ユウトとレナは自分達がウィルスの除去に手を貸すと現れた
「わかった...!今から始める!二人共シュミレーターへ行ってくれ!」
「分かったぜ!」
「了解したわ!」
2人はミライ達の様に唯一使える四つのシュミレーターへ向かった。
「いい仲間を持ったもんだな...!アイツらは...!」
カドマツはそう笑いながら呟き、パソコンを立ち上げ準備を始めた
「準備が出来た!全員シュミレーターに入ってくれ!」
カドマツのかけ声により、4人はシュミレーターに入っていく
「ユウキ、ミサちゃん...待ってろ...!」
「無事でいなさいよ...ユウキ...!」
ユウトとレナはシュミレーターに入り、そう呟くと自分のガンプラをセットする
「必ず助けに行くよ...!」
「このバトル制してみせる!!」
ミライとマモルも自分のガンプラをセットした
セットされた4機は現れ、コックピットの画面は目の前の射出口を写す
「エクシアセブンソードG ミライ、出る...! 」
「AGE3フルアーマーフォートレス マモル、行くぜ!」
「XXインパルス ユウト、出るぜ!」
「ローゼンジャスティス レナ、出るわ!」
4機は射出され、戦場へと飛び出した
ここは宇宙空間だろうか...
周りには浮遊する隕石などが見える
その向こうには...大量の黒いガフランやジンクスが待っている...
「なんて数だ...!見えるだけでも100機以上はいるぞ...!」
あまりの数にミライは驚きの声をあげた
「そいつらはウィルスをガンプラに見立てた奴だ。お前達にはそいつら全てを駆逐してもらう」
「つまりアレを全て殲滅すればいいんだろ!」
マモルのAGE3は3機の前へと飛び出した
「ユウキ達を助ける為だ!早速行かせてもらうぜ!EXアクション!!!」
マモルのAGE3はEXアクション フォートレスフォアブラスターを放ち、4機へと近づいてくるジンクスやガフランを次々と一掃する
「へへーん!これが俺の新しい機体の力だぜ!」
マモルは何処か誇らしげだ
「俺たちも遅れを取るわけには行かないな!」
「そうね!」
ユウトとレナの機体もガフランとジンクスの群れへ向け、加速した
「レナ!ちょっとどいてろ!バーストアクション!」
今度はユウトがバーストアクションの構えに入る
しかし、背後からはガフランがユウトのXXインパルス目掛けて襲いかかる
「危ないわね!!!」
レナのローゼンジャスティスはガフランをビームサーベルで切り裂き、事なきを得た
「サンキュー!レナ!」
「全く!背後は任せなさい!」
レナの援護を受け、XXインパルスはバーストアクションの用意ができた
「これでも食らえ、ウィルス共!ツインサテライトキャノン!!!」
ガンダムダブルエックスのバックパックが変形し、リフレクターに収束させて充填した莫大なエネルギーを目の前のジンクス達へ向け、放った
「よっしゃあ!」
目の前で大爆発を起こすジンクスの群れを見てユウトも誇らしげだ
一方こちらは6機のガフランに囲まれているミライのエクシア
「6機で来るなんて、僕を歓迎してくれるのかい」
するとミライのエクシアは両手に握ったバスターライフルを周りのガフランへ向け、回転しながら撃ち放つ
バスターライフルの一撃喰らった6機のガフランはその場で爆発した
「ふぅ... まだまだ暴れさせて貰うよ...!」
4機の活躍により、数を減らして行く敵機
「このまま行けば...! お前ら!その調子だ!」
カドマツは4機へ向けそう言った
「はぁ!」
エクシアから放たれたバスターライフルの一撃を喰らい爆発するジンクス
「!... 何かが来る...!」
ミライのコックピットは敵が近づく事を表す警告音が鳴る
エクシアは振り返り、近づいてくる敵機を確認した
「そんな...あれは...!」
エクシアへ向け、近づいてくる敵機の正体...
それはビルドストライクガンダムだった
続く
ウィルス関連の話をしてない事を思い出し、無理やり詰め込みました(ミライ達の活躍を書きたかったのは内緒)