ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE   作:Katudon0105

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ガンダムブレイカーズ 第30話 新たなる力を

高校は長期休暇に入り各々は休みを満喫していた。

 

ユウキはミサの実家の模型屋に寄った。

「ユウキ君か! おはよう、今日は何か探し物かい?」

店主のユウイチは入ってきたユウキに挨拶し、こう尋ねる。

「それもありますけど... ミサはまだ帰ってきてないですか?」

「ミサか... あの娘なら「ちょっと色んな大会出て力付けてくる!! 」 って言ったまま帰ってきてないなぁ... まぁ、心配しなくてもミサなら無事に帰ってくるよ。」

「だといいんですが...」

ユウキはミライの事を思いだす。

ミサも同じように誘拐されてないよな...? ただそれが心配だった。

「そうだ!後これ下さい!」

ユウキはガンプラの箱手に、ユウイチに見せた。

「! なるほど4機目の相棒機かい?」

「どうしても倒したい相手が... それにはこれかなって…」

「うんうん! それじゃあこれね!」

ユウキはユウイチにお金を渡して商品を受け取った。

「この後どこか行くのかい?」

「3日間程地元に帰ろうと思って! それじゃあ!」

商品を受け取ったユウキはそう言い残し店を出た。

 

…………………………………………

 

「着いた...!」

ユウキの目には久々に見る地元の風景が広がる。

「懐かしいなぁ...」

目に映る海や橋などを見ながらそう呟き、実家へと歩みを進めるユウキ

 

「おーい!」

 

そんなユウキの背後から男の声がした。

「ああ! 久しぶり! ケント!」

ユウキの小さい頃からの友達、ケントがユウキの後ろから手を振りながら声をかけた。

「なんだよユウキ! 帰ってくるなら一言いえよー!」

「悪い悪い! 急に帰るって決めたもんだからさ!」

「それより!聞いたぜ!お前ガンプラバトルのジャパンカップ優勝したんだろ!? すげーな!」

「ああ! 俺の誇れる物だ! と言うかお前もやってるのか?」

「俺か...? やりたいけどそれを許さねえ奴がいんだよ...」

ケントの顔が曇る

「もしかしてタツキか? あいつまだガキ大将紛いの事やってんのか...」

「あいつらは3人1組で初心者狩りやってんだよ... 反抗すればガンプラを壊される... 何人かが組んであいつらに立ち向かってもやられちまう... 」

「それなら任せろ! 俺も協力するぜ!独り占めなんて絶対許せるかよ!」

「ユウキ...! ありがとう!でも今日はもう居ないぜ。 アイツら今日はゲームセンターにいないからな やるなら明日だ」

「わかった、俺も今日はちょっとやる事あるし明日な!」

「おう!」

ユウキはケントと別れ実家へと進んで行った

 

………………………………………………

 

「おかえり、ユウキ」

実家へと帰ったユウキを父のユウジロウは迎えた。

「ただいま、父さん」

ユウキも父にただいまの挨拶をし、部屋へと入っていく。

「ああー!自分の部屋なつかしいなー!」

久々にアパート以外の部屋で寝そべりユウキそう声を出す。

「ユウキ!」

ユウキの部屋へと兄のユウトが入ってきた。

「兄貴!帰ってたの?」

「ああ、レナも帰るって言ってたし、多分お前も帰ると思ってな。と言うかその箱...ガンプラか?」

「うん!今から作ろうと思って!」

「よし!それなら俺も手伝ってやるよ!どれどれ...」

ユウトは袋から箱を出し、機体を見た。

「ストライクフリーダムガンダムか...! 今後はこれ使うのか?」

「ううん、バックパックが欲しかったんだ!」

「なるほど... ドラグーンか...」

「でも何か使うことがあるかもしれないからストライクフリーダムのバックパック以外も持っとくよ」

「ああ、そうしとけ! さあ作るか!」

「おーう!」

 

………………………………………………

 

次の日、ユウキは早速タツキに久々に会うためにゲームセンターへと向かった。

「ここに来るのもなつかしいなー... 」

ユウキはゲームセンターに入りそう呟く。

「インフォちゃんはいないか... そりゃそうだな...」

ユウキは歩いて奥へと向かう

「ユウキー!」

「ケント! あいつらは!?」

「居るよ! 行こう!」

「おう!」

 

シュミレーターでは既に3機のチームと一機が戦っていた。

 

「おらおらおらぁ!!」

リーダー機であろう黒色の指揮官用ザクはジムコマンドをヒートアックスで切りつける

モブ「うわあああ!!」

その猛攻をジムコマンドのシールドで防ぐも難なく破壊されてしまう。

「今だ!お前ら!やっちまえ!」

タツキの掛け声に2機の黒色のヅダがジムコマンド目がけて飛びかかる。

リョウ「了解!」

ジュン「任せろ!」

モブ「くそ...!ここまでか...」

 

モブは諦め目を瞑る

 

おかしい...何故かgameoverを知らせる音が鳴らない...

モブは目を開け画面見るとそこには見慣れないガンダムが自分を守っていた。

 

「誰だ...!」

「てめえは...!」

 

ヅダによるヒートアックスの渾身の一撃をチョバムシールドが防ぐ。

「とりゃあああ!!!」

そのガンダムはその一撃を弾き返すとその一瞬の隙を付き、腰からビームサーベルを1本抜いてリョウのヅダへと突き刺した。

「嘘だろ... 早くて見えなかった... 」

リョウのヅダはそのまま爆発。

リョウはGAMEOVERになった。

 

「すげえ...これがジャパンカップ優勝の実力...」

ケントは背後から現れ、その光景を眺め立ち尽くした。

 

「誰だお前は...!?」

指揮官用ザクを操るタツキは突然現れたガンダムに尋ねる

「お前まだガキ大将紛いの事やってんのか...」

「その声...!ユウキか!?」

「聞いたぜ?お前ら初心者狩りしてるらしいじゃねえか?」

「うるせえ!俺達が楽しめればそれでいいんだよ! 行くぞジュン!あいつを倒して日本1の称号を奪ってアイツのガンプラ破壊してやろうぜ!」

「おう!」

「相手はユウキだけじゃないぜ!」

「ケントォォォ!!」

再び飛びかかるヅダに対してケントの機体、ジムパワードガーディアンが立ちはだかる。

「ユウキ!こっちは任せろ!」

「分かった、任せた! 行くぜ!タツキ!!」

「この野郎...!」

怒りを募らせるタツキはユウキの機体 ビルドストライクフリーダムへとヒートアックス片手に突き進む。

「ユウキィィィィ!!! お前を倒すのは俺だあああ!!!」

ヒートアックスの渾身の一撃はビルドストライクフリーダム目がけて放たれた。

 

しかしその場にユウキの姿はない。

 

「後ろがガラ空きだぜ!」

ユウキはEXアクション ドラグーンを起動し、あっという間にザクの背後に回っていた。

そしてそのまま、腰から二本目のビームサーベル抜き、そのままザクの背後を切りつけた。

「クソが...!」

背後に一撃を喰らい、軽く吹き飛ばされたザク。

「これで終わりじゃない...! バーストアクション...!」

ユウキのビルドストライクフリーダムはビームライフルに持ち替え、更にはバックパックからビットの様に放たれる。

「なんだ...なんだよ!」

「バーストアクション! フルバースト!!!」

ビルドストライクフリーダムから放たれたビームライフル等の一撃はザク目がけて一斉掃射され、ザクは耐えきれなくなり爆発した。

「覚えてろおおおおおおお!!!!」

 

…………………………………………

一方こちらはジュンとケント

 

「このぉ!」

ヅダはザクマシンガンへと持ち替え、ジムパワードガーディアンへと乱射する

「させない!」

ジムパワードガーディアンのバックパックは変形し、二つの盾がジムパワードガーディアン本体をザクマシンガンの攻撃を防ぐ。

「なんだよ!それは!」

「お前達を倒すために作ったんだ! これなら多方向からの攻撃も怖くない!」

ケントはそう言い放ち、ビームサーベルを握ってヅダへと距離を詰める

「くそぉ!」

ヅダもザクマシンガンの攻撃をあきらめ、ヒートアックスな持ち替えるも時すでに遅し、ケントのビームサーベルの一撃は斜めにヅダを切りつけてそのまま後ろへと下がり、瞬間にビームライフルに持ち替えヅダに照射を喰らわせた。

「くそおおおおおおお!!!」

ヅダは爆発。

ジュンの画面にもGAMEOVERが現れた。

 

…………………………………………

 

「クソー!」

「おぼえとけー!」

「うわーん!」

 

あれだけ威勢の良かった3人はそう言い残し足早にゲームセンターを去っていった。

「あの...お兄さん達...」

「うん?」

小さい男の子がユウキ達に話しかける。

その手にはシールドが破壊されたジムコマンドが握られていた。

さっきの男の子だろうか...

「ありがとうございました!(ペコッ」

男の子は頭を下げ、ユウキ達にお礼を言った。

「大丈夫...? シールド破壊されてたけど...」

「うん!本体じゃないから大丈夫! 僕も...お兄さん達みたいに強くなれるかな...?」

「ガンプラバトルを楽しめる心があるならきっと強くなれるよ! そうだ!これ!」

ユウキはカバンからユウキが過去に使っていた対ビームシールドを出し、男の子に渡した。

「これ...」

「君のジムコマンドに付けて上げたらいいよ!」

「ありがとう、お兄さん!大事にするね!」

「うん!」

「じゃあねー! お兄さん達ー!」

男の子はユウキ達に手を振りながら走ってゲームセンターから出ていった。

 

「さーて!俺達も帰るか!」

「そうだな! 今日はありがとな!ユウキ!」

「いいってことよ!俺明日までしかいないけど今度俺が住んでる所に来いよ!」

「わかった、いつか絶対行くからな!じゃあなー!」

ユウキとケントも離れ、そのまま帰っていった。

 

………………………………………………

 

「これか...アイツの言ってた擬似覚醒システムとやらは...」

カドマツはあれから擬似覚醒システムについて調べていた。

「何何...なんだこれは... 非人道的過ぎる...!」

カドマツはボロボロになったレクイエムエクシアを見つめる。

「使用者の感情を奪い、最悪の場合暴走する程の力を引き出す... 誰がこんなものを...」

 

……………………………………………………

 

続く

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