ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE   作:Katudon0105

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ガンダムブレイカーズ 第31話 近づく真実

「なぁ?04ちゃんとアイツはどんな関係なんだ?」

リュウジは社長室から出ると04に尋ねた

「私と03は同じ時期に作られたアンドロイド。 目的は今のあのお方の計画を遂行する為よ。」

04は冷静にそう語った。

「(なんだよ...怒んねえのか...)」

リュウジは心の中でそう呟いた

普段なら"ちゃん"呼びなんてすれば怒りを堪えながら訂正してくるが今の04にはそんな心の余裕なんて無かった。

「アンドロイドでも仲間の死っていうか、居なくなるのは悲しくなるもんなんだな」

リュウジはそう言いながら煙草に火をつけ、04を置いて何処かへと出ていった。

一人残された04は廊下で立ち尽くす。

「03...!」

泣きそうな声で03の名を呟くその姿をリュウジは角から見守り、再び何処かへと歩き出した。

 

感情など無かった04。

リュウジとの出会いで怒りを覚え、03との別れで悲しみを覚えた。

自分は彼女に喜びなどを教えてやれるだろうか...リュウジの頭にそう過ぎった。

「馬鹿馬鹿しい...なんで俺がたかがロボットなんかに...」

 

………………………………………………

 

場面は変わってシュミレーター内

 

「おりゃあああああ!!!!!」

片手にビームサーベルを握ったビルドストライクフリーダムはミライのブリッツガンダムへと突っ込んでいく。

「甘いよ! EXアクション、ミラージュコロイド!」

ブリッツガンダムは姿を消した。

「くそ!またやられた...!」

辺りを見回しても姿は見えない

「そっちがその気なら...!」

ストライクフリーダムのバックパックからはビットの様なものが飛び出した。

「オールレンジ攻撃で追い詰めてやる...!」

ドラグーンを起動させ、ビルドストライクの周囲を飛び交う

これでは迂闊に近寄れない

 

筈だった...

 

「近寄れないなら... 遠距離で!!」

ブリッツガンダムは少し離れた所からディスティニーガンダムのバックパックを変形させて、ビルドストライクを狙い一斉照射を行った。

「マジかよ...」

想定外の一撃に対処が遅れユウキの画面にはGAMEOVERの文字が浮かび上がる

「久々に見た...」

ユウキはミライに負けたのだ。

「これであの時の雪辱は果たせたかな...」

 

「これで終わりじゃないぜ!」

「何!?」

ブリッツガンダムの背後からシグマシスキャノンの一撃が襲いかかった。

「しまった!」

一撃を右腕に受けて、ブリッツガンダムの右腕は弾け飛ぶ。

「マモル...!」

「へへーん!お前らが潰しあってる間に準備してたんだ!」

マモルのAGE3フルアーマーフォートレスは再び攻撃準備に映る。

「EXアクション!!! フォートレスフォアブラスター!!!」

AGE3 フォートレスの腕からビーム攻撃を放ちながら逃げるブリッツガンダムを追い、フィールド事一掃していく。

 

「だめだ...!!このままじゃ...!」

「うおおおおおおお!!!!」

マモルの掛け声と共にフォートレスフォアブラスターの一撃はブリッツガンダムを飲み込み、ブリッツガンダムは爆発した。

「君も強くなったね...マモル。」

「当たり前だろ!?誰がウイルス殲滅の時に活躍したと思ってんだ!」

マモルは誇らしげに言った。

 

…………………………………………

 

「くそー!久しぶりに負けたああああ!!!」

ユウキはとても悔しがる

ユウキは大会では活躍するがこういう場では案外負けていたりした。

とはいえ負けたのは久しぶり...当然とても悔しかった。

「まあまあ落ち着けって!」

一人勝ちしたマモルは笑みが溢れる

「くそおおお!!!!」

「...」

ミライはもはや苦笑いするしかない

「そう言えばミサはどうしたんだい?」

ミライはユウキに問う

ミサが出ていったのはミライを取り戻す前だった、その事もありミライはミサがいない理由を知らない。

「えーとかくかくしかじか...」

 

 

「成程、彼女らしいね」

居ない理由を聞き、ミライはそう言った。

「だけど心配なんだよな... 連絡しても出てくれないし... 既読は付くのに無視するし...」

ユウキは少し落ち込んだ様子で答える

そんな様子を見てミライは少し笑い、

「ユウキは本当にミサの事が好きだね」

そう言い放った。

「ちょ!そんなんじゃないって!」

ユウキは焦りながらミライへと答える

「本当は好きなんだろー?」

マモルまで茶化し始めた。

「本当に!違う!ほら、チームメイトだし何かあったら心配じゃん!」

あたふたしながらそう返答するユウキを見てミライとマモルはニヤニヤした。

「ちょ、お前らその視線はやめろってー!」

 

 

………………………………………………

 

「ほら、食べなさい」

「いっただきまーす!」

レナのアパートでご飯を食べるユウキ。

自炊するのがめんどくさいという理由でユウキはちょくちょくレナの家に晩御飯を食べに来ていた。

「ミサちゃんから連絡はあった?」

「いいや... 既読は付くけど何もかえってこない...」

「忙しいのよきっと」

「うん...そうだよね...」

ユウキとレナはそんな会話をしながら晩御飯を食べ続けた。

 

「ご馳走様でした!」

「ハイハイ、それじゃあ皿洗い任せたわよ」

「ウィッス...」

当然タダで晩御飯を食べさせてくれる訳ではない。

ユウキは皿洗いや風呂洗いなどをして食べさせてもらっている。

 

「〜♪」

鼻歌を歌いながら皿洗いをするユウキ。

「ん...? ユウキ!ほら!」

レナがスマホの画面をユウキへと見せた。

「えーと...なになに...」

 

「マリーンカップ準優勝...ミサ! ミサ、1人で準優勝したのか!!」

「ちゃんと元気そうで良かったじゃない。ユウキも負けてられないわね!」

「うん!俺も強くならなきゃ...」

 

………………………………………………

 

「ふぅ... あー眠い」

自分のアパートに戻ったユウキはベッドに寝そべり、机の上に置いてある自分のガンプラを眺めた。

「ビルドストライク... 俺はあの覚醒を身につけれるかな...」

ユウキの頭にはジャパンカップ決勝が過ぎる

覚醒が進化し虹色に光だしたビルドストライク...あの時は意識していなかったが自分なりに更なる進化を感じた。

「もっと強くならないと... それに、ミライを誘拐した奴らとは何らかの形で戦いそうだし...」

ユウキはそう呟くと深い眠りに落ちた。

 

………………………………………………

 

「成程な...表向きはいい評判だが何かしら裏がありそうだなここは...」

カドマツは自分の会社でPCを見つめ、そう呟いた。

画面にはサイバーコーポレーションの社長、カワグチ ジュンイチが写っている。

 

ガコッ

 

この時間は誰もいない筈なのに何かの音がした。

「誰だ...?」

 

すると置くから帽子を深くかぶった女性が現れた。

「貴方がカドマツね...。」

そう言った女性の帽子からは白髪が見える

「こんな時間に何の用だ... 俺を連れ去ろうってか?...」

「ちがうわ。これを渡そうと思って。」

女性はカドマツにボイスレコーダーを渡した。

「お前がウチを調べてるのは上にバレ始めている。自分の身が惜しいならこの件から手を引く事よ。」

「わざわざ忠告どうも... これは何だ?」

カドマツは渡されたボイスレコーダーを持ち、女性へと訪ねた

「貴方が1番欲しい物。それを受け取ったならこの件からもう手を引いた方がいい。」

帽子をかぶった女性はそう言い残しその場から姿を消した。

「アイツ...あの白髪の男となんか雰囲気似てんな... まさかアイツがミライさらった奴か...!」

「それなら尚更なんで俺にこれを...と言うかなんだこれ...」

カドマツはボイスレコーダーのボタンを押した。

 

 

「03...!お前は私から託された役目を破る所かマスターである私を騙そうとした...! 自分のした事が分かっているか...? これで私のやった事がバレれば私は破滅だ! お前のせいでな!!!」

 

「誰だこの声... どっかで聞いたことある気もするが...」

カドマツは今度は別の音声聞き始めた。

 

「もう一度聞こう... 本当に彼が負けたものを回収したものか...?」

 

「負けた...? 回収... まさかこれの事か...!」

カドマツは机の上にあるボロボロのレクイエムエクシアを見た。

カドマツは別の音声を聞く。

 

「彼の様子はどうだね?」

「良好です。このまま行けば擬似覚醒システムをマスターするかと。」

 

今度は2人の声だ。

「この声...アイツの声だ」

片方の声にカドマツは聞き覚えがあった。

ミライと共にゲーセンにいたあの白髪の少年の声だ...

「と言うことは...この男の声が黒幕の声か... まぁとりあえずはここまでだ...色々やる事あるしな」

そう言うとカドマツは煙草に火をつけ、同時に帰宅の準備をした。

 

………………………………………………

 

続く

 

 

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