ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE   作:Katudon0105

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第8章 舞台は世界大会へ
ガンダムブレイカーズ 第32.5話 舞台は世界へ


「緊張してる?ユウキ君?」

ミサは飛行機の機内で、横に座るユウキに対して声をかける。

どう見ても顔色が悪い... まさか...

「ユウキ君...飛行機乗るの初めて...?」

「う、...うん... 」

ユウキはガクガク震えながら返答した

「おい大丈夫かユウキ?」

ミサの右隣に座るカドマツも心配して声をかけた。

「安心しろって...別に落ちやしねえよ」

「ほ、...本当...?」

「大丈夫だよユウキ君!」

まるで生まれたての小鹿の如く震えるユウキを見てミサとカドマツは元気づけた

「... 間もなく飛ぶぞ... ユウキ、気をしっかりな」

「なにそれ!やっぱりやばいんじゃん!」

ユウキの言葉と同時に飛行機は加速する

「うおおああああくぁwせdrftgyふじこlp」

言葉にならない声を上げたユウキを乗せた飛行機は世界大会の場所... 宇宙エレベーターのある太平洋へと向かうために1度ハワイまで行きそこから出る特別船を乗り継いで太平洋上にある宇宙エレベーターへと向かう

「おーい!ユウキ君ー」

ユウキは半分気を失い掛けている

「まぁ初めて飛行機乗ったらこうなる奴もいるだろ。今は寝かせといてやれ」

「うん...」

 

…………………………………………

 

「うひょー!ここが常夏の島!」

ミサは初めて来るハワイにテンションMAXだ

「俺も鳥取の羽合には行ったことあるがこっちのハワイは初めてだな… おーい、ユウキ起きろ」

「うう……飛行機怖い……」

ユウキは半分魘された様子でブツブツと呟く

そんなユウキを見てミサとカドマツは苦笑いした。

「明日の朝に船に乗って出るからそれまでは自由だ。いいか?気を抜いて迷子になったりすんなよ。」

「はーい!」

「ウィッス...」

元気に答えるミサに対してユウキは小声ながらも返事を返した

「それと帰ってくる場所だけd... いねえ!」

カドマツがまだ話しているというのにミサはユウキを連れ既に出発していた

 

………………………………………………

ミサに連れられユウキはダイヤモンドヘッドを眺めたり等色々回ったり食べたりした。

「あいつらにもこれ買って帰ったら喜ぶかな……」

ユウキはABCショップで見つけたサングラスとアロハシャツを見てユウトがこれを着たのを想像し笑った。

 

「ふー楽しかった! そろそろ戻らないとね」

ミサはお土産の入った買い物袋を持ち笑顔でそう言った

「俺も楽しかった...って言うかどこに戻るの...」

「...」

 

「「どこに帰ればいいか聴くのわすれてたー!!!!」」

 

ユウキとミサの叫び声がハワイの街に響いた

 

……………………………………

 

「全く人の話を最後まで聞いてから遊びに行けよ...」

「ごめん...」

「ごめん...」

カドマツに対して謝るユウキとミサ

「ほら、それより腹減ったろ飯食いに行くぞ」

「うん!行こう、ユウキ君!」

「腹減ったー」

 

3人はそれぞれ財布を持ち部屋から出た

「なぁユウキ、ルームキーは?」

「え?俺持ってないよ?」

「私も持ってないよ!」

「え゛」

 

オートロックのホテルのドアはガチャンという音を立て閉まった

 

「...後で開けてもらうか...」

「うん...」

「そうだね...」

 

…………………………………………………

 

「さて、お前ら忘れ物は無いな?もう昨日みたいに色々なんか起こすのは嫌だぞ」

「ちゃんと荷物持ったし!」

「こっちも大丈夫!」

「よし、じゃあ船に行くか」

 

3人は世界大会の舞台、宇宙エレベーターがある太平洋上に向かうための特別船に乗り束の間の急速に入った。

 

「最初から船で行けばいいのに...」

ユウキはブツブツと呟く

飛行機の事をまだ忘れていないようだ。

「船の速力によるが12kt位だとハワイまで12日かかるんだぞ、飛行機の方が速いの」

カドマツはユウキの言葉にそう返して煙草に火をつけた

 

「君達も来たみたいだね」

 

ユウキ達の背後から聞き覚えのある声がする

「ウィル... 」

「世界大会、楽しみにしてる... もう1度君のガンプラをバラバラにして上げるよ」

「言ってろ!俺達はあれから強くなった!お前を倒すのは俺"達"だ!」

「ふぅん...まぁいいやそれじゃあまた後でね」

ウィルはそう言い残し何処かへと去っていった。

 

 

 

「お前がウィルとやらか 」

「誰だい君は...」

ユウキ達から離れ、廊下の角を曲がる際に壁に男が寄りかかっている

「俺の上司がアンタにお怒りでね、どんな奴かと思って顔を見に来たんだよ」

リュウジは煙草を吸いながらウィルの顔を見た

「僕にお怒りだなんて、僕が潰した悪い大人の知り合いかな?」

「まぁ実際はそんなに知り合いでもないがこちとら雇われでな まぁ仲良くしようぜ…」

「別に僕は君と仲良くなりたいなんて思っていないが...」

「ふっ... まあいいや。」

リュウジは携帯灰皿で煙草の火を消しそう呟く。

「ここに居たのか。」

白髪の女性がリュウジへと話しかける

「調整をしておけといったはずだ。」

「はいはいそうカリカリすんなって...行こうぜ04ちゃん」

「...!ちゃん付けを止めろと言っているだろ!。」

白髪の女性は怒りながら変な男の後ろを追った

「何だアイツら...」

「ウィル坊っちゃまいかがなさいましたか?」

メイド服の女性、ドロシーがウィルへと呼びかけた

「別に...変な男に絡まれただけさ。」

「お茶が入りましたよ如何ですか?」

「有難く貰うとするよ」

ウィルはドロシーにそう返し自分の部屋へと戻って言った

 

………………………………………………

 

「そろそろ着くぞ...お前ら調整は十分か?」

「うん!」

「大丈夫!」

「それじゃあ着いたら早速1回戦が始まるらしいから用意しとけよ」

「「了解!!」」

2人の元気の良い返事が部屋に響いた

 

「必ず勝って見せる…優勝してな……!」

ユウキは自分のスマホにあるミライやマモル、レナやユウト等が写った写真を見てそう呟いた

 

……………………………………………………

 

「うわぁ!ここが宇宙エレベーターの内部!」

「決勝は実際に宇宙空間で行うらしい。」

「へえー...!」

ミサとユウキはあたりを見回す

目の前には大きなエレベーターの入り口があった

これに乗り宇宙空間へと向かうのだろうか...

 

「あ!見つけた!おーいアナタ達ー!」

 

ユウキとミサに対して声をかける女性がいる

その姿には2人とも見覚えのある...

MCハルだ。

 

「日本代表の貴方達に取材する為に遥々日本から来たわ! じゃあ早速あのカメラに一言!」

「え?カメラどこ?」

ミサは周辺を見るがカメラマン等どこにも見えない

「ほらあそこ!小型ドローンで撮ってるから一言!」

ハルは空中に浮かぶ本当に小さなドローンを指さした

「えっと... 日本代表として頑張ります!」

「ほら、そこの君も!」

ハルはユウキの前にマイクを差し出した

「彩渡商店街の名前を世界に広めてきます...!」

「OK!完了よ!それじゃあ私は別の人にもインタビューしてくるから!」

そう言うとハルは足早に何処かへと向かっていった

「日本代表... 何だか責任重いね...」

「ああ...だけど勝たなきゃ...!」

「うん!絶対に!」

 

………………………………………………

 

「何だ、オッサン来てたのか」

リュウジは近くにいたカワグチへと話しかけた

「あの計画を始める為だ」

カワグチはリュウジへと答える

「なぁ...?前から気になってたが計画、俺にも教えてくれよ」

その一言共にリュウジはポケット入れていた機械のボタンを押す

カワグチは今回の計画を喋り始める

「つまりこういう事だろ?俺がユウキのチームを倒して本来はこのエレベーターで宇宙空間へ行く所をウィルとやらだけ乗せて胡散臭いオッサンの作ったウイルスでシステムをめちゃくちゃにして永遠に帰ってこれないように切り離す...こういう事か?」

「そう言う事だ...」

「そのウィルとかいう奴が負けて敗退した場合は?」

「彼が敗れる事などないだろう... 彩渡商店街ガンプラチームとは仮に当たるとしても決勝だ...」

「ほーん何の邪魔も無く成功したらいいな...何の"邪魔"も無くな」

 

「失敗など許されない...!」

 

奥からはバイラルが現れた

「とにかくお前は奴らに勝つことを考えろ... 」

カワグチは冷酷にそう言い放つ

「俺達が負けたら...?」

「その時はその時で考えよう... 手をかけるのは君だけじゃないと思いたまえ...」

「04になにかする気か...?」

リュウジはカワグチへと睨みつける

「彼女は私が作り出したものだ... 前にも言ったが生み出した私が彼女の終わりを決めるのも私の勝手だ... 勝つことだけ考えろ、その為に君をこうして雇った」

「チッ...やっぱりアンタと手を組まない方がある種平和だったな...」

リュウジはそう言い残してカワグチ達から離れた

「信用して大丈夫なのかあの男を...?」

「04がいる限り彼は迂闊な事は出来ないだろう... ロボに恋する男か... あほらしい...」

バイラスへとそう言い返したカワグチは去っていくリュウジの背中を見つめた

 

 

続く




今回もバトルないので0.5話です
次回から頑張って戦闘書きます
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