ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE 作:Katudon0105
レイナ「そう...遂にうちでもあのウイルスがね...」
レイからの報告を聞いたレイナは溜息を付きながらそう呟いた。
レイ「一体何処から... と言うか、NPC機体が暴走するなんて俺聞いたことないよ」
タツキ「俺もー」
カズマ「考えられるのはウイルスが進化したという事だな」
レイ「ウイルスが...進化...」
レイナ「一応お父さんに言っといたから色々対策してるとは思うけど...また何か有ったら言って頂戴ね?」
レイ&タツキ「「親父さん帰ってきてるの!?」」
レイナの言葉にレイとタツキは反応する
カズマ「何だ、そんなに有名な人なのか...?」
レイ「レイナさんのお父さんはガンダムグレートフロントであったバトルライブ-Gのファイナリストなんです!」
カズマ「あのバトルライブ-Gの...!?」
カズマはバトルライブ-Gと言う言葉に反応する
バトルライブ-G、東京ダイバーシティで行われたガンダムグレートフロントのイベントの中でも特に大人気だったガンプラバトルシュミレーションの事だ
当然、ファイターを志す者なら1度は耳にした事があるイベントでありカズマも過去に聞いたことはあった
タツキ「親父さんには昔色々聞かせてもらったんです! 他の仲間と協力してグランドマスターガンダムを倒した話や色んなガンダムのPGを倒した事... 俺達はその話を聞いて何時かは俺達も...! って!」
カズマ「成程な、君達の強くなろうと思ったきっかけでもあるという事か」
レイ「はい!」
カズマ「(強くなろうと思ったきっかけ...)」
再びカズマの脳裏にあの時の事が過ぎる
カズマ「...っ!」
レイ「大丈夫ですか?何だか顔色が...」
顔を青ざめるカズマに対して、心配したレイが声をかける
カズマ「大丈夫だ... 生徒会長は何かと忙しくて、ね」
タツキ「椅子ありますよ...?」
カズマ「すまない...」
タツキに差し出された椅子へとカズマは腰をかける
カズマ「そうだ、君達には言ってなかったな。4日後に他校と練習試合をしようと思っている」
タツキ「練習試合...? そんな事までやるんですか?」
カズマ「一応部活だ、それに一ヶ月後に大会もある。君達はまだ対人の経験が浅いだろうし、この練習を有意義なものにして欲しいと思っているんだ」
レイ「分かりました...! 俺頑張ります!」
カズマ「うん」
カズマはやる気に満ち溢れるレイを見てニコリと笑った
カズマ「(カズヤ... 俺はお前を今度こそ...!)」
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「よー!坊主共!」
店の奥から元気の良い声で3人へと話しかける男性が現れた
レイ&タツキ「「親父さん!」」
カズマ「この人が...ファイナリスト...」
???「お!お前は初めて見る子だな!」
2人に親父さんと呼ばれた男性はカズマへと話しかけた
カズマ「カズマです。彼らと同じ高校で生徒会長をしています」
ケンイチ「ほおーカズマか! 俺はケンイチって言うんだ、宜しくな!」
カズマ「ケンイチ... あっ...! 貴方が最初の覚醒システムの!」
ケンイチ「おー知ってたのか! そうだ、この俺が一番最初の覚醒者だ!」
覚醒...
ユウキやレン、リュウジやミスターガンプラも使用することが出来たこのシステム
最初に使用可能にしたのはこの男、ケンイチだった
ケンイチ「初めてならなんだ、俺の昔話でもしてやろうか?」
レイ「聴きたい!親父さんの昔話また聴きたい!」
タツキ「俺も!俺も!」
カズマ「僕も気になります... 貴方程の有名なファイターの話は...!」
ケンイチ「よし来た!まず驚いたのはシャンブロが現れた時だな!アイツには...」
ケンイチは自分が過去に体験したバトルライブ-Gでの出来事を話し始めた
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ケンイチ「フルアーマーダイテツ、アイツの機体は中々かっこよくてな? ヘビーアームズのカスタム機を見た時は痺れたぜ... っと、もうこんな時間か」
模型屋の壁に掛けてある時計の短針は6時を指していた
ケンイチ「模型屋の方はそろそろ閉めるし話はここまでだ、さっさと帰って、課題もしろよ?」
レイ「えー...」
タツキ「まだ聴きたいー...」
カズマ「こら2人共、帰るぞ」
ケンイチ「また暇な時に聞かせてやるからよ!」
レイ「そんなこと言って、いっつも聴きに行ったら旅に出てるとかじゃん!」
ケンイチ「いいか?俺はファイターを引退した訳じゃない... 何時かお前らにも見せてやるよ 熟練の技をな!」
タツキ「絶対だぜ!? 約束な!」
ケンイチ「本当に強いファイターは嘘はつかねえよ、またな!」
カズマ「お邪魔しました」
ケンイチ「カズマとか言ったな、あの2人を頼んだぜ!」
ケンイチは手をグッドのポーズにしてカズマの方へと向けた
カズマ「はい!」
元気よく返事をしたカズマへとケンイチはニコニコした顔で頷いた
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〜彩渡商店街〜
???「ここも賑やかになったなー...」
シャッター街と化していたかつての光景とは違うように、多くの人達が彩渡商店街での買い物を楽しんでいた
居酒屋 肉屋 模型屋しか無かった彩渡商店街は、ユウキ ミサによる彩渡商店街ガンプラチームによる宣伝もあり、八百屋や電気屋などが再び店を開けるなどと、2人が目指していた彩渡商店街の復興は無事に成功した様だ
???「会うのは三年振りか... 」
白衣を着た男は模型屋を目指して歩みを進める
???「すまない、失礼するぞ」
「あ!!!久しぶり!!! カドマツさん!」
カドマツ「お前も変わったな、ミサ」
ミサ「そんなカドマツさんは変わらないね」
カドマツ「俺ももういい歳だからな」
白衣の男、もといカドマツが訪ねたのは模型屋
そこでは模型屋のロゴが入ったエプロンをしているミサの姿があった
胸の方は... 相変わらず成長していないようだ...
カドマツ「ユウキは元気か? 暫く連絡だけしか取ってないが...」
ミサ「ユウキ君は... 丁度昨日 「ミサ!ちょっと大会出てくる!店は頼んだ!」って言ってどっか行っちゃった... どこ行くか位は言ってくれてもいいのに...」
ミサは似ていないユウキの真似をしながらブーブー文句言う
カドマツ「弱ったな... あいつの力はどうしても借りときたかったが...」
ミサ「何それ!私だけじゃ力不足って訳!?」
カドマツ「そうじゃねぇよ...! 戦力は多いほうがいいだろ? そうだ、ミライとマモルも呼んどくか……」
ミサ「ねぇ、いきなり尋ねるのはいいけど要件聞いてないんだけど!」
カドマツ「そうだった! 頼む... もう1度俺に力を貸してくれ...!」
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レイ「タツキ!後ろの敵は任せた!」
AGE2を操るレイは目の前のドムへとハイパードッズライフルで射撃を行いながら牽制する
タツキ「OK! 行こうぜ!ライトニングストライク!」
タツキのライトニングストライクは腰から2丁のライフルを抜くと、レイの背後に居たゲルググへと数発 2丁のライフルから射撃を行う
放たれたライフルの一撃はゲルググの頭と胴を貫き、ゲルググは爆発する
レイ「サンキュー!タツキ!」
タツキ「レイ!来るぞ!」
タツキの警告通り、AGE2へと目掛けてドムが2機 ビームサーベルを片手に飛びかかる
レイ「今日こそこれを使ってやるぜ...! トランザム!」
AGE2はバックパックのビルドブースターの羽に付けられた太陽炉からGN粒子を出すと、AGE2を包み込む
トランザムしたAGE2は、先ほどとは比べ物にならない素早い動きで2機のドムの攻撃を避けると
レイ「今度はこっちの番だ!」
そう言い、ビームサーベルを引き抜いてドムへと突き刺す
筈だった
レイ「なっ...!」
突如、右側の太陽炉が爆発したAGE2はトランザムを解除され、右翼の爆発の影響で体勢を崩して地面へと滑り込む
レイ「やば...!」
今度こそドムの攻撃を避けられないレイは目を閉じて攻撃を受け入れる他無かった
タツキ「大丈夫か!?」
ドム2機の攻撃を受け止めたのはタツキのライトニングストライクだった
レイ「悪い! 」
タツキ「構わねぇ!それより立て!」
レイ「ああ!」
何とか立ち上がったAGE2は攻撃を受け止めるライトニングストライクを飛び越えるとドムの背後へと回り、ビームサーベルをドムの胴体へと突き刺す
タツキ「こいつは俺が!」
残された1機のドムは、ライトニングストライクがビームサーベルを弾き返してガラ空きとなった胴へと、2丁のライフルを至近距離で放ち、怯んだ隙をついてビームサーベルへと持ち替えて上半身と下半身を切り離した
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レイ「...っ!」
シュミレーターから出てきたレイはAGE2を握りしめる
タツキ「おちこむなって! 今日はちょっと調子が悪かっただけだって!」
レイ「こんなんじゃ... 足を引っ張るかも...」
タツキ「...」
タツキも遂に何も言えなくなってしまう
レイ「トランザム、必ず使いこなしてみせる...! 練習試合までに!」
タツキ「ああ...! やってやろうぜ!」
タツキは右手を上げる
レイ「おう!」
レイも応えるように右手を上げて、ハイタッチした
練習試合まで 残り3日
眠い目を擦りながら書いたのでおかしい所多々あるかもです