ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE   作:Katudon0105

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ガンダムブレイカーズACE 第5話 迫り来るPG

時計は夜の10時を指す中、カズマは自分の部屋でスマホを使用し連絡をしていた

 

カズマ「...もしもし、俺だ」

 

???「...お前から電話だなんて珍しいな、何の用だ?」

 

カズマ「練習試合、お前達ガンプラバトル部とやらせてくれ」

 

???「何度も言うが1人じゃ無理だって...」

 

カズマ「俺1人じゃない... 俺の仲間達とだ」

 

そう語るカズマの目は決意を表していた

 

………………………………………………………

 

〜創介学園〜

 

カズマ「という訳だ、練習試合は陸宗高校のガンプラバトル部と行うぞ」

 

タツキ「陸宗高校...?」

 

カズマ「去年の学校別対抗で準優勝したチームだ。お前達はこれが初の対人になるだろうが気楽にやって欲しい」

 

レイ「初のバトルが準優勝のチーム...!」

 

カズマ「確かにいきなりな感じがするが、いざ大会にでれば去年の優勝高校といきなり当たる可能性もある。」

 

タツキ「確かに... 」

 

カズマ「練習試合は明後日だ、それまでに各自調整をしておいてくれ。それじゃあ俺は仕事があるから失礼するよ」

 

レイ&タツキ「分かりました!」

 

………………………………………………………

 

〜陸宗高校〜

 

カズヤ「という訳で明後日、創介学園のガンプラバトル部と練習試合を行うぞ」

 

テツ「創介学園、ですか?」

 

カズヤ「ああ、あの天才ファイターと呼ばれた奴がエースをしている高校だ」

 

ケン「でも、それは昔の話でしょ?ここ2年、創介学園なんて予選落ちじゃないですか...本当に天才ファイター何ですか...?」

 

カズヤ「そりゃあ部員は1人だからな」

 

テツ「1人!? 春の学校別対抗戦なんて基本3人で出場するチームが殆どなのに...」

 

カズヤ「本当は2人だったんだが... 昔、大会の前に色々あってな...」

 

ケン「色々...ですか?」

 

テツ「と言うか部長、その創介学園のエースについて詳しいですよね。」

 

カズヤ「そりゃそうだ、何てったってアイツは双子の弟だからな」

 

カズヤは お前達何言ってんだ? と言った表情でとんでもない事言い放った

 

テツ&ケン「えええええええ!!!!!!?????」

 

2人の声は、陸宗高校の全体へと響き渡った

………………………………………………………

 

〜模型屋〜

 

ケンイチ「ほーん、それで特訓して欲しいって事で俺の元に来た訳か」

 

レイ「親父さん、一応ファイナリスト何だろ!俺達の特訓相手になってよ!」

 

ケンイチ「うーん..」

 

タツキ「強くならないと行けないんだよ!俺達!」

 

ケンイチ「...よし! そんなに言うんならやってやる!」

 

レイ「やったー!」

タツキ「流石親父さん!!」

 

ケンイチ「ただし!」

 

レイ&タツキ「?」

 

ケンイチ「俺もまだ現役のファイターだ。手は一切抜かん!そこんとこ意識して戦えよ!」

 

レイ「望む所だ!」

タツキ「俺達だって...戦う男、ファイターだ!」

 

ケンイチ「という訳でレイナ、店番頼むわ!」

 

レイナ「ちょっとー!!」

 

…………………………………………………………

レイ「俺のAGE2!スキャン!」

 

シュミレーターシステム「ガンプラ、スキャン完了。 プレイヤーネーム アイザワ・レイ 」

 

タツキ「行くぜ! ライトニングストライク!」

 

シュミレーターシステム「ガンプラ、スキャン完了。

プレイヤーネーム ミナセ・タツキ 」

 

2人はシュミレーターに自分のガンプラをスキャンし、出撃準備を行う

 

レイ「AGE2 レイ、行くぜ!」

 

タツキ「ライトニングストライク タツキ、出るぜ!」

 

ケンイチ「お前達にはこれで行かせて貰う! 行くぞ...ガンダム!!! 」

 

3人のガンプラはカタパルトから射出され、出撃した

 

……………………………………………………

 

レイ「よっと... 着地OK!」

 

タツキ「よっ、俺も着地完了!」

 

レイ「親父さんの機体... 一体どんなだろう...!」

 

タツキ「マスターガンダムとかかもな! ... 危ない!!!!」

 

タツキのライトニングストライクはレイのAGE2を押し倒し、突如飛んできた攻撃から回避した

レイ「ありがとうタツキ... 」

 

タツキ「レイが大丈夫ならいいよ、それより...なんて威力だ...」

 

2機を目掛けて飛んできた一撃は近くのビル群を貫き、ビルには大きな穴が空いている

 

ケンイチ「戦場に足を踏み入れた時点で...戦いは始まっているぞ!」

 

レイ「なんだこの反応... まさか...!」

 

ケンイチ「そのまさかだ! お前達に与える最初の関門は、このガンダム PGだ!」

 

先ほど2機を通り抜けた後、ビルに大穴を開けた攻撃の正体... それは PG ガンダムによるビームライフルの一撃だった。

 

レイ「デカい... デカすぎる...!」

 

レイとタツキの機体はそれぞれHG

それに対してケンイチの操るガンダムはPG

大きさに関しては、かなりケンイチが有利だ。

 

ケンイチ「ボーッとしている暇はないぞ!」

 

ガンダムは再びビームライフルを構えると、射撃の態勢へと移る

 

レイ「俺が注意を引きつける!タツキは隙をついて攻撃してくれ!」

 

タツキ「引きつけるってどうやって!?」

 

レイ「俺が飛行形態で飛び回る!」

 

AGE2はMS形態から飛行形態へと姿を変えると、ケンイチのガンダムを誘導する様に飛び回り始めた

 

ケンイチ「撃ち落としてやる!」

 

ケンイチはガンダムを操り、目の前を飛び回る蚊を仕留める如くビームライフルで何度も打ち付ける

 

タツキ「今なら... 注意がレイに...!」

 

タツキのライトニングストライクもビル群の隙間からハイパー・メガ・ランチャーを構え、今か今かと攻撃のタイミングを見計らう

 

ケンイチ「いい加減...落ちろ!」

 

痺れを切らしたケンイチは片手でビームサーベルを引き抜くと、目の前を通り過ぎるAGE2へとビームサーベルの一撃を叩き込んだ

 

レイ「やば...!」

 

ビームサーベルの一撃は物の見事にAGE2へと直撃し、飛行形態のAGE2は叩き落とされ、ビル群へと次々に突っ込んでいく

 

AGE2はビルを四つ貫きながら堕ちていくと、遂に五つ目のビルに突き刺さり止まった

 

レイ「くそ!くそ!動けない... MS形態に変形!!」

 

コックピット「その命令を実行出来ません。」

 

ビルに突っ込んだAGE2は押し潰され、MS形態への変形もままならない。

 

ケンイチ「鬼ごっこは終わりだ。まずはお前からだレイ!」

 

AGE2が押し潰されているビルへ向け、ケンイチのガンダムはビームライフルを構える

ガンダムが引き金へと指をかけたその瞬間...

 

タツキ「今だあ!」

 

タツキのライトニングストライクから放たれたハイパー・メガ・ランチャーの一撃はガンダムの右脚関節へと命中すると、その凄まじい威力によりケンイチのガンダムは膝から崩れ落ち、ビルを薙ぎ倒しながら倒れる

 

タツキ「レイを助けるなら今だ...!」

 

ライトニングストライクはAGE2を救出すべく、レイが押し潰されているビルへと向かう

 

ケンイチ「まだだぁ!!!」

 

救出へと向かわせまいと、何とか態勢を立て直したケンイチのPG ガンダムはライトニングストライクへ向け、渾身のパンチを叩き込んだ

 

PGから叩き込まれる一撃はHG機体とって、当然とんでもない威力となる

それをモロに喰らってしまったタツキのガンプラは、

凄まじい程に吹き飛ばされるとビルへと叩きつけられ、そのまま身動きが取れない状態となる

 

レイ「ビルドブースター!!!」

 

再びケンイチのガンダムの注意を引くべく、レイはコックピットで別コンソールを開きビルドブースターを操縦する

 

ケンイチ「いつまでもその手が通用すると思うな!」

 

ケンイチはビルドブースターを無視して、ライトニングストライクの方へと歩みを進める

 

レイ「動け...! 動けよ! AGE2!!!」

 

レイはコックピットでどうにかしてAGE2を動かそうと足掻き続けるが、押し潰されている影響で身動きの取れない状態だ。

 

レイ「タツキを... 助けなきゃ...!」

 

???「それなら、まだ諦めてないよな?」

 

AGE2を押しつぶしていたビルは突如押し退けられ、AGE2は晴れて自由の身になった

 

レイ「先輩!」

 

カズマ「次はタツキだ!行くぞ!」

 

………………………………………………………

 

一方、こちらはタツキも同じように身動きが取れない状態。

 

ライトニングストライクもビルにめり込んだ状態で体の自由が奪われていた。

 

タツキ「ツイてないな... 俺。」

 

タツキのコックピットからはゆっくりと自分の方へと歩みを進めるPG ガンダムの姿を捉えた。

 

ケンイチ「タツキ、悪いが手加減はしないと宣言したからな 悪く思うなよ!」

 

ケンイチのPG ガンダムはライトニングストライクへ向けて走り出すと、ビームサーベルを引き抜いた

ビームサーベルでトドメを刺すつもりだろう

 

カズマ「さっき言った通りだ!任せたぞ!」

 

レイ「はい!」

 

ケンイチのガンダムを追うように、カズマのグフカスタム レイのAGE2は背後からガンダムへと迫っていく。

 

ビルドブースターと並列に飛翔するAGE2は加速し、MS形態へと姿を変えるとビルドブースターと合体した

 

レイ「AGE2合体完了! 行くぜ...大型ビームキャノン!!! 」

 

2門の大型ビームキャノンを構えたAGE2は目の前を走るPG ガンダムのバックパックへ向け、出せる限りの最大出力で攻撃を放つ

 

レイ「行っけえええええ!!!!」

 

放たれた攻撃は確実にガンダムのバックパックへと命中し、同時に爆発すると再びガンダムは反動で態勢を崩してその場に膝を付く

 

ケンイチ「いつの間に脱出した...!?」

 

太陽を背にしてその場でホバリングするAGE2を見て、ケンイチは言葉を漏らす

 

カズマ「それは... 僕が来たからですよ...!」

 

膝を付いて地面に手をつくガンダムの腕を伝い、カズマのグフカスタムはガンダムの腕の上を走りその場から高くジャンプすると、ヒートサーベルでガンダムの頭へ斬りかかった

 

ケンイチ「何...!? メインカメラをやられたか...」

 

ケンイチのコックピットはメインカメラをやられた事により暗転し、何も見えずただ音が聞こえるのみ

 

レイ「タツキ!大丈夫か!?」

 

タツキ「ああ、サンキュー!」

 

カズマ「2人とも!これで終わらせよう!」

 

タツキを救出したレイと救出されたタツキの2人に対してカズマは呼びかける

 

レイ「ビルドブースター連結解除! しっかり掴まれよ、タツキ!」

タツキ「"あれ"やるか!いいぜ!」

 

カズマ「何しているんだ二人共...?」

 

何故かビルドブースターを外したレイの行動にカズマは首を傾げる

 

タツキ「行っくぜええええ!!!」

 

ライトニングストライクはその場で踏み込むと、高くジャンプする

 

一方のAGE2は再び飛行形態へと変形すると、円を描くように一回転し、ジャンプしたライトニングストライクの着地点へと加速する

 

タツキ「よっと! 成功、行くぜ!」

 

飛行形態のAGE2の上へと着地したライトニングストライクは振り落とされないように気を付けながら、ビームサーベルを2本握り締める

タツキ&レイ「「行っけえええええええええ!!!!!」」

 

AGE2とその上のライトニングストライクは膝を付くガンダムへ向けて急加速すると、ライトニングストライクは高くジャンプして凄まじいスピードでガンダムへと斬りかかり、ガンダムを切り刻んだ

 

AGE2もMS形態へと姿を変え、ハイパードッズライフルの照射でガンダムの胴を貫いた

 

2機によるコンビネーション攻撃はPG ガンダムへと多大なダメージを与え、ケンイチのガンダムは機能を停止した

 

…………………………………………………………

 

レイ&タツキ「「やったあ!!!」」

 

ケンイチ「うむ... 今のはいいコンビネーション攻撃だった。よし、第1関門クリアだ!」

 

レイ「え? 第1関門...?」

 

ケンイチ「第3関門まであるぞ、まぁ第2、第3は今度だ」

 

カズマ「飛行形態のAGE2の上に乗って加速を付けて攻撃する、か... よく成功したな...」

 

カズマもあの行動には流石に驚いた様子

 

ケンイチ「幼馴染みの友情が可能にした技だろうな、実用性なともかく」

 

レイ「先輩! 」

 

カズマ「どうした?レイ」

 

レイ「俺、練習試合頑張ります! 本番に繋がるように!」

 

カズマ「そうだな...頑張ろう!」

 

レイ「はい!」

 

カズマ「負けてられないな、俺も...」

 

カズマ「(負けられないんだ...!絶対に... カズヤお前を絶対に倒す...)」

 

カズマは空を睨みつけ、心の中で呟いた

 

………………………………………………………

 

モブA「ヒィィィ!!!何でだ!俺の機体が言う事効かない!!!」

 

モブAのゲルググは突然機能を停止したかと思えば、仲間のモブBのジムカスタムへと攻撃を行っていた

 

モブB「落ち着け! 取り敢えずゲームからログアウトしろ!」

 

モブA「そ、そうだな! なっ...!ログアウト出来ない...!!」

 

モブB「嘘だろ... 前までは強制離脱したら暴走が止まった筈じゃ...! ウイルスが進化したってのかよ!」

 

???「進化出来たようだな... いいぞ... 」

 

モブAの機体が暴走する様を、上空から灰色のプロヴィデンスガンダムは眺めていた

 

???「ガンプラバトル...下らん... 必ずこの私が滅ぼしてやる... 私の邪魔をした忌々しい物は...」

 

そういい残し、プロヴィデンスガンダムはその場から立ち去って行く

 

???「大好きなガンプラバトルで苦しむがいい... 覚えていろ」

 

 

 

つづく




4月から船乗りになりとても忙しいので更新おくれまふ
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