ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE   作:Katudon0105

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ガンダムブレイカーズACE 第6話 陸宗のACE

時計の短針は0時を指し、夜空には月が上っていた

 

レイ「さーて...調整終わり!」

 

部屋で自分の勉強机に向かいながら椅子に座っているレイは、自分のガンプラ ガンダムAGE2の最終調整を行っていた

 

レイ「遂に今日だ... よし、もう寝よう!」

 

レイは部屋の電気を落とすと、ベッドに倒れ込みそのまま深い眠りへと落ちてゆく

 

…………………………………………

 

同刻、カズマは自分の部屋でガンプラを組み上げていた

 

カズマ「... これで一応素組みは出来たな」

 

机の上にはカズマ愛用の黒色グフカスタムと作りたてのHGバルバトスが並んでいる

 

カズマ「...カズヤ 俺はお前を...」

 

カズマはそう呟くと眠りについた

 

……………………………………………………

 

〜ヒグチゲームパーク〜

レイ「おはようございま〜す!」

 

レイナ「おはようレイ君! あ、シュミレーターは頼まれた通りに貸切りにしておいたから。練習試合頑張ってね!」

 

レイ「ありがとうレイナさん!」

 

レイはレイナへとお礼を言うと、シュミレーターの方へと歩いていった

 

……………………………………………………

 

レイ「お待たせしました!」

 

カズマ「よし、これで揃ったな。あっちの方も準備は出来る様だ」

 

タツキ「相手も既にあのシュミレーターにですか?」

 

カズマ「いや、彼らはここではなく他の場所のシュミレーターからアクセスする。 相手を待たせている、行こう2人とも」

 

レイ&タツキ「「はい!」」

 

……………………………………………………

 

レイ「俺のAGE2!スキャン!」

 

シュミレーターシステム「ガンプラ、スキャン完了。 プレイヤーネーム アイザワ・レイ 」

 

タツキ「行くぜ!ライトニングストライク!」

 

シュミレーターシステム「ガンプラ、スキャン完了。プレイヤーネーム ミナセ・タツキ」

 

カズマ「行こう...グフカスタム!」

 

シュミレーターシステム「ガンプラ、スキャン完了。プレイヤーネーム イシカワ・カズマ」

 

スキャンされた3機の機体はカタパルトへと現れ、出撃を今か今かと待ち構えていた

 

カズマ「練習試合だが、気を抜かず行こう...!」

 

レイ&タツキ「「了解!!!」」

 

コックピットにレイとタツキの声が響き渡る

 

カズマ「創介学園ガンプラバトル部、出撃!!」

 

部長のカズマの掛け声と共に3機は射出した

………………………………………………

 

カズヤ「Ez-8コマンダー、出撃準備完了 こちらカズヤ テツ、ケン感度はどうだ?」

 

テツ「陸戦型ガンダム、こちらテツ。感度良好です」

 

ケン「陸戦型ガンダム(ジム頭)、こちらはケン。同じく感度良好です、隊長どうぞ」

 

カズヤ「今回のステージは前と同じく廃墟。敵機は3機とも真っ直ぐ来るはずだ。テツ、お前は大きく穴の空いた所から射撃。ケン、お前はビルの上からビームサーベルで襲撃。いずれも俺の指示があるまでは攻撃をするな、いいな?」

 

ケン「了解!」

テツ「同じく了解!」

 

カズヤ「よし、お前らは先に出撃して配置に付け。俺は後から行く」

 

隊長のカズヤの命令に従う様に、2機の陸戦型ガンダムは一足先に出撃してそれぞれの持ち場へと向かった

 

カズヤ「そろそろ頃合いか... Ez-8コマンダー、出撃!」

 

カズヤの愛機 ガンダムEz-8コマンダーは、バックパックのパラシュートパックを起動させて上空からパラシュートでの落下を始めた

……………………………………………………

 

レイ「ここは...」

 

AGE2の目の前に広がる光景は見覚えのある廃墟。

レイとカズマが初めて出会ったステージでもあった

 

カズマ「それにしてもやけに静かだな... まるで敵1人居ない様な感じだ...」

 

テツ「隊長、敵3機を確認」

 

ケン「こちらも同じく確認」

 

カズヤ「...よし、陸宗高校ガンプラバトル部 攻撃開始!」

 

テツ&ケン「「了解!」」

 

カズマ「...!来る! 二人共守りに入れ!」

 

タツキ「え...?」

 

テツの操る陸戦型ガンダムの標的は...タツキだ。

陸戦型ガンダムはバズーカを構え、タツキのライトニングストライクへと装填出来る分のバズーカの弾を一斉に撃ち尽くす

タツキ「まずい...!」

 

ライトニングストライクは脚のストライクノワールに取り付けられている2丁のライフルを引き抜くと、自分へと向かってくるバズーカの弾を撃ち落とすべく、連射を試みた。

そしてライトニングストライクから放たれたライフルの射撃は見事にバズーカの弾へと命中し、爆煙と爆風を起こす

ケン「こうなる事位は読んでるぜ!」

 

ビルの上へと待機していたケンの陸戦型ガンダムは待っていましたと言わんばかりにビームサーベルを引き抜いてビルを駆け下り、爆煙の中へと突っ込んでいく

 

レイ「タツキが危ない...!」

 

陸戦型ガンダムの攻撃からタツキを守るべく、レイのAGE2もビームサーベルを引き抜いて陸戦型ガンダムへと距離を詰めていく

 

ケン「俺の相手はお前かあああ!!!」

 

標的をライトニングストライクからAGE2へと変えたケンは自分へ向かってくるAGE2のビームサーベルによる一撃を弾き返し、左脚で回し蹴りを喰らわせた

 

レイ「くっ...!!」

 

間髪装備していたシールドで防ぎきったAGE2は反動で後ろへ飛ばされるものの何とか持ち堪えた

 

ケン「なら...もう一度!!!」

カズマ「これ以上...俺の仲間に危害を加えさせるか...!」

 

ケン「なっ...いつの間に...!」

 

ケンの陸戦型ガンダムの背後へ回っていたカズマのグフカスタムはヒートロッドで陸戦型ガンダムを巻き付けると、AGE2とは逆の方向へと弾く

 

カズマ「まだだ!」

 

グフカスタムは踏み込むと、凄まじいスピードで弾いた陸戦型ガンダムへと距離を詰めて行き、ヒートサーベルの一撃を叩き込む

 

 

 

 

 

のを防いだのはカズヤのEz-8コマンダーだ

 

カズマ「...カズヤ」

 

カズヤ「良かったな、仲間を集めれて...だが、まだまだ!」

 

カズヤはヒートサーベルを弾き返してグフカスタムを怯ませると、確実にビームサーベルで斬り付けて行く

 

レイ「先輩!」

 

窮地に立たされるカズマを救うべく、飛行形態へと姿を変えたAGE2はハイパードッズライフルから牽制射撃を行いながらEz-8目掛けて飛行する

 

カズヤ「ほぅ... 面白い、こい!」

 

ビームライフルへと持ち替えたEz-8コマンダーは飛行形態のAGE2へと、数発 射撃を行う

 

レイ「当たるもんかあああ!!!」

 

右に 左に と、飛んでくるビームライフルの弾を避けながらAGE2はEz-8へと突っ込んでいく

 

カズヤ「な...!」

 

Ez-8へ突っ込んだままなお飛行を続けるAGE2は近くの廃ビルへと突っ込んでいき、Ez-8をビルに叩きつけた

 

カズヤ「くそ... マジかよ...」

 

思う様に身動きが取れないEz-8、まさにまな板の上の鯉だ

 

テツ「隊長を助けるぞ!」

ケン「分かってる!」

 

隊長機 Ez-8を救うべく陸戦型ガンダムはAGE2へと射撃を始め、AGE2を引き離そうと攻撃を続ける

 

カズマ「レイ!一旦引け!」

 

レイ「でもあと少しで...!」

 

カズマ「3対1は不利すぎる!時間はまだあるし後からでも追い詰めれる... 今は退避しろ!」

 

レイ「……了解」

 

レイはカズマの説得に渋々応じ、AGE2を飛行形態へと姿を変えてその場から立ち去っていった

カズヤ「何とか... 生きてたか...」

 

カズヤのコックピットからは退避していくAGE2が映り続けた

……………………………………………………

 

カズマ「さて、これからどうするかだな...」

創介学園の3機は沢山のビルに囲まれた場所へと移して、作戦会議を行っていた

 

レイ「やっぱりさっきあのEz-8だけでも落とした方が..

 

カズマ「お前の言い分も分かる... だが、仮に落としたとしても... 俺とタツキは向かえなかったし残りの2機にお前は落とされてた... それなら一旦引いてもう一度完全な状態で倒した方がいい 俺は怖いんだ、仲間を失うのが...」

 

レイ「分かりました... なら、次こそは...!」

 

カズマ「ああ、少しお願い何だが... Ez-8は俺に任せて欲しい」

 

タツキ「つまり...俺たちで2機の陸戦型ガンダムを?」

 

カズマ「そうだ、何なら2機の陸戦型ガンダムを倒す案なら既に考えているさ」

 

レイ「本当ですか!? 教えてください!」

 

カズマ「ああ! まずは...」

 

……………………………………………………

 

レイ「タツキ!作戦通りに!」

 

タツキ「ああ、そっちは任せたぜ!」

 

レイ「了解! よーし、ビルドブースター...!」

 

レイはコックピットで別のウインドウを開くと、画面はビルドブースターからの映像へと移り変わる

 

 

 

レイ「見つけた...! ポジションを送りますね!」

 

カズマ「ありがとうレイ、タツキ行こうか」

タツキ「了解!」

 

………………………………

 

テツ「上空に敵機と思われる飛行物体確認」

 

カズヤ「了解、撃ち落とせ」

 

テツ「了解、射撃開始!」

ケン「こちらもバズーカによる攻撃を開始」

 

2機の陸戦型ガンダムの上空を飛び回るビルドブースターは陸戦型ガンダムの標的となり、ビームライフルとバズーカによる射撃が襲いかかる

 

レイ「来たか... 耐えてくれよ、ビルドブースター!」

 

ビルドブースターは2門のビームキャノンから、反撃と言わんばかりにビーム攻撃を陸戦型ガンダムへと開始した

 

テツ「敵機によるビーム攻撃!」

 

カズヤ「怯むな!撃ちつけろ!銃身が焼けるまで撃ち尽くせ!!」

 

ケン「了解!」

 

ビルドブースターの攻撃に怯んだ陸戦型ガンダムは隊長のカズヤの一言により、再び射撃を再開する

 

レイ「そろそろかな... 先輩!作戦通りに行きます!」

 

カズマ「わかった、タツキ!目標地点で待機を!」

 

 

テツ「敵機飛行物体、西の方へと退避して行きます!」

 

カズヤ「恐らくそこに敵機が居るはずだ、追いかけて追撃してくれ!」

 

ケン「了解!俺とテツの2人で追いかけます!」

カズヤ「頼んだ!状況は逐次報告してくれ!」

 

2機の陸戦型ガンダムは西側へと退避していくビルドブースターを追いかけて、西側へと続いていく 一本道 を突き進んで行く

 

テツ「こちらテツ、我々2機は西側へと続く一本道を頼りに敵機飛行物体を追跡中!」

 

カズヤ「一本道... まさか!!!」

 

 

 

 

タツキ「狙い撃つぜ...! この一撃で!」

 

一本道の奥に立ち並ぶビル群の上ではライトニングストライクがメガ・ビーム・ランチャーを構えていた

 

カズマ「応答しろ!テツ、ケン!引き返せ!!」

 

タツキ「行っけえええええええええ!!!!!」

 

ライトニングストライクのメガ・ビーム・ランチャーから放たれたビームは2機の陸戦型ガンダムを貫くと2機は爆発し、テツとケンのコックピットにはGAMEOVERの文字が表示される

 

カズヤ「成程な... 誘導してた訳か。 流石は天才ファイターと呼ばれてただけはあるな、カズマ...!」

カズマ「お褒めに預かり光栄だ! 」

 

Ez-8の背後を取ったグフカスタムはヒートサーベルを握り締め襲いかかる

 

カズヤ「はああああ!!!」

 

振り向き様にビームサーベルを引き抜いたEz-8も負けじと斜め下から斬りあげる

 

 

カズヤ「兄弟対決...」

 

カズマ「結果は、お預けみたいだな...」

 

両者のコックピットにはGAMEOVERの文字、そして廃墟には斜めに切り離されたグフカスタムと真っ二つになったEz-8が転がっていた

 

………………………………………………………

 

カズヤ「こっちの残りのファイターは0、そっちの残りのファイターは2人。 創介学園、お前達の勝ちだ」

 

レイ「やったあああ!!!やったね!タツキ!」

 

タツキ「うん!先輩の作戦のお陰です! 」

 

カズマ「ああ、勝てたんだ...俺達...!」

 

カズヤ「これでもう少しで始まる春の学校別対抗戦も多少は自身が付いたんじゃないか さーて、俺達はこれでログアウトするぜじゃあな... 決着はお預けだ。」

 

カズマ「ああ... 分かっているさ...」

 

カズマは斜めに切り離されたグフカスタムのパーツを握りしめ、そう呟いた

 

 

 

???「ほーん、創介学園... アイツ、まだ続けてたか...」

 

フードを被った男はニヤリと笑うとポケットに手を入れてその場から立ち去る

 

???「もう一度地獄を見せてやろうぜ...天才ファイター様によぉ...ドライセン・D...!」

 

 

 

続く

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