ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE 作:Katudon0105
暗い闇に包まれた砂漠を1機の機体が駆け回る
対ビームコーティングマントを身にまとった機体の目は周囲に現れる機体へ視線を向けると赤く妖しく光った
この機体、外見は黒いマントに包まれ、2本の角と1本のブレードアンテナ
恐らくビルダーズパーツにより付けられたものだろう。
カズマ「前にジムが3機... 行けるな」
機体は踏み込んで高く飛び上がると、メイスを目の前のジムへと突き刺した
カズマ「まずは、1機...!」
メイスがジムの胴を貫き爆発した後、残された2機の内の1機はビームサーベルを構えてカズマの機体へと襲いかかり始めた
カズマ「死角はない」
背後に察知した機体は振り向き様にメイスを横殴りに叩きつけ、横方向へと吹き飛ばした
カズマ「来い... どっからでも...」
カズマの言葉に応えるかのように機体は両目を光らせた
黒塗りのバルバトスに武者ガンダムMk-llの角そしてブレードアンテナが装着され、対ビームコーティングマントを纏って体には金色が所々に見える
カズマ「どこから来ようが無駄だ... この魔王バルバトスの前では!」
デスサイズヘルのバックパックを展開させた魔王バルバトスはメイスを構え、残されたジムへと戦闘態勢へと入る
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レイ「ウイルスが進化した...?」
タツキ「ああ、何か今まではシュミレーターからログアウトしたら暴走は止まってたけど、新しいウイルスはログアウトしても止まらないらしい。まぁ厄介なもんだよな」
レイ「...」
「何だ?ガンプラバトルの話か?」
レイ「うお!びっくりした! 」
レイは突然背後から話しかけられかなり驚いた表情だ
レイ「ビビらせんなよ... ハヤト...」
レイの背後から話しかけたのはクラスメイトのハヤト。
創介学園の陸上部に所属しており、1年生ながら先輩にも負けない程の実力らしい
ハヤト「ごめんごめん...w で?ガンプラバトルの話だろ?」
タツキ「おう、ハヤトもやってんの?」
ハヤト「俺か?そりゃあやってるに決まってんじゃん! まぁ、お前ら程やってる訳じゃ無いけどな」
レイ「え?初耳!何使ってんの???」
ハヤト「えーっと... あったあった... ほら、これだよ」
ハヤトは自分の席の隣に置いてある鞄の中からガンプラを取り出す
ハヤト「じゃーん、これが俺のガンプラ "ズアッグ" !」
ハヤトが取り出したガンプラ、ズアッグは機動戦士ガンダムに登場するズゴックをベースに改造されたガンプラ。
両腕はジュアッグの物に変えており、これにより3連ミサイルランチャーが使用可能になっている
レイ「ハヤトって名前だし、ガンタンクかと思った」
ハヤト「まぁガンタンクも選択肢にあったんだけどな!」
???「...」
1人の生徒が教室の影から楽しそうに談笑する3人を見つめる
レイ「...?」
???「...!」
何者かからの視線を感じるレイは周囲を確認すると、物陰から見ていた生徒は何処かへと去っていった
タツキ「どうかしたか?」
レイ「いや...何か誰か見てた様な... まぁいいか! それでな...」
???「...」
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レイ「よーし... 帰りにゲーセン寄って帰るか!」
タツキ「大会も近いしな...」
???「ちょっといいか...?」
下校途中のレイとタツキへと1人の生徒が後ろから声を掛ける
見た事ない顔だが制服は同じ...
高校の先輩だろうか
レイ「いいですけど... 誰です...?」
???「君達... ガンプラバトル部の部員か? 」
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〜彩渡商店街〜
ユウキ「いやー絶対ミサ怒ってるだろうなー...」
ユウキは彩渡商店街の入口の大きな看板を見つめ、呟いた
彩渡商店街の復興を目指し、ミサとチームを組んで戦い続けたユウキ。
世界一になるまでの間に様々な事件等にも巻き込まれたりしたが相変わらずガンプラバトルは続けている
高校を卒業した後、地元へと戻るかそのままこの地で生活をするか葛藤したが、彩渡商店街で出来た仲間達との生活を選んだユウキはミサの実家の模型屋で住み込みで働きながらプロのファイターの道を進んでいた。
生死を掛けた宇宙エレベーターでのカワグチ社長との死闘から5年...
ファイターとしての戦いを選んだユウキは各地を回って大会へと出場しているが...
ユウキ「うーん...それにしても... 」
ユウキ「今回もなんかこう... 心の奥から燃え上がる様な戦いでは無かったなぁ...」
様々な相手との死闘を経てプロのファイターになったユウキにとって普通の大会の相手では燃え上がる様な戦いは出来ておらず、退屈に似た思いで戦いを続けていた
ユウキ「ウィルの奴は忙しいとか言ってるし... リュウジはあの戦いの後から行方不明だし... レンは修行で国外だし... もう一度... 心の奥から燃え上がる様なガンプラバトルしたいなぁ...」
そんな事を呟きながらユウキは彩渡商店街の模型屋へと入っていく
ユウキ「ただいまー」
ミサ「おい... (怒)」
ユウキ「ヒィ!」
ユウキの目の前には相当腹を立てたミサが待ち構えている
胸に関する事を弄った時並にキレている...これはやばい...
ユウキ「殺される...!(震え声)」
ミサ「そこに座って...(怒)」
ユウキ「ハイ...」
ユウキは軽く死を覚悟しながらミサの言う通りに従った
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場面は変わってレイとタツキ
レイ「創介学園ガンプラバトル部の元メンバー!?」
タケシ「カズマから聞いて無かったのか...」
タツキ「何で辞めちゃったんですか...?」
タケシ「ある高校とのバトルで自分のガンプラがどんどん壊されていくのに怯えて逃げたんだ... 俺はアイツとの約束を破った... 」
レイ「高校...? 約束...?」
タケシ「黒連高校ガンプラバトル部のエース...ガイ そしてその仲間のシュウ、カオル。別名 黒い三年生... 3人とも今は三年生だからジオンの黒い三連星を真似てそう呼ばれてる」
タツキ「先輩が仲間を失いたくないって...もしかして...」
タケシ「俺が辞めて...部員はアイツしかいなくなった 何とかして部員を集めているアイツを見て俺ももう一度部員として戦おうと思ったが… 一度逃げた俺を許すわけなんてない... と言うか許されない そう思って戻れずにいてな... 最近部員ができたって聞いて、君達を尋ねたんだ」
レイ「先輩...ずっと1人で戦ってたんだ...」
タケシ「アイツは親が離婚してから双子の兄は父親の方に着いて行って、カズマの方は母親と2人で暮らしてる... 生徒会長で忙しいだろうに病弱な母親の看病してるし...本当、アイツはすげえよ...」
タツキ「双子何ですか...?」
タケシ「なんだ、アイツ本当に自分の事何も喋ってないんだな... 双子の兄の方は陸宗高校でガンプラバトル部の隊長してるって聞いてたが」
レイ「陸宗高校... あの迷彩柄のEz-8...!」
タケシ「まぁ、とにかくアイツの事を支えてやってくれ... 何でも1人で抱え込む節があるからな...」
レイ「タケシさんは仲直りしないんですか?」
タケシ「俺には...その資格がないと思ってる... アイツが俺の事をどう思ってるか知らないけどな それじゃあな...あいつのことを任せたぜ」
タケシはそう言い残して2人から離れていった
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ミサ「何日も出るなら連絡位する... 分かった...?(怒)」
ユウキ「アッ、ハイ...」
ユウキは死ぬ程怒られた様で今まで見せた事がないほどに怯えていた
ミサ「それと、カドマツさんがこれから来るって」
ユウキ「え? 凄い久しぶりだな...」
カラーン
模型屋のドアが開く音が店内へと響くのと同時にそこには懐かしい顔が姿を見せた
ユウキ「...! ミライ、マモル!」
マモル「よっ!」
ミライ「久しぶりだね、ユウキ ミサ」
そこには五年前 彩渡商店街と共に戦ってきた戦友であり親友のマモルとミライの姿があった
マモルは高校卒業後に地元の会社 彩渡産業に就職、営業部に所属し 忙しい日々を過ごしているらしい
ミライは卒業後、大学へと進学して高校の先生を目指して頑張っている
ユウキ「って言うか何で2人が...」
「俺が呼んだんだよ」
ユウキ「カドマツさん!」
カドマツ「久しぶりだな、ユウキ」
マモルとミライの後ろから白衣を着た男性が姿を表す
この男性も彩渡商店街と共に戦ってきた仲間でありユウキ達のガンプラの調整や助言を行い彩渡商店街ガンプラチームの重要なサポーターを行っていた
現在もハイムロボティクスでロボ関係の仕事をしているらしい
カドマツ「早速だが、力を貸してくれ。お前ら4人の」
ユウキ「良いけど...何に?」
ミライ「その点を僕らはまだ説明を受けていないのでなんとも...」
カドマツ「分かった、まずは説明からしよう...」
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20XX年、変わりゆく時代と共にガンプラバトルも同じく変わっていった。
SDガンダムの本格的な参戦や新たなるルールの追加、そしてシュミレーターの対応ガンプラの追加...
そんな華々しい成長を遂げるガンプラバトルへと一つの影が...
正体不明のガンプラウイルスの登場により、戦闘中にシステムの暴走を引き起こして敵味方構わずに攻撃、暴走。
ver1.0までのガンプラウイルスなら、シュミレーターからの強制ログアウトにより暴走を回避出来たものの...
ある日を境に、Ver.2.0へと変わりログアウトを受け付けず、ウイルスに感染した機体を倒すか それとも暴走を続けて他に破壊するものが無くなるか この二択でしか暴走は治まらないように進化を遂げた
ウイルスの感染は留まることを知らず、遂にはシュミレーターのドアをロックしてシュミレーター内部の人間を脱出不可能にしたり、ハイムロボティクスから販売されているトイボットを暴走させ、所有者へと怪我を負わせる事故が出始めた
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カドマツ「これが実際に暴走したトイボットだ。」
カドマツはアタッシュケースを開け、中からトイボットのSDガンダム コマンドガンダムを取り出した
カドマツ「今は電源を切っているから暴走の心配はないが...」
ユウキ「それで... 俺達はどうすればいい?」
カドマツ「お前達にはこのトイボットを暴走させまウイルスの根源を調べて欲しい」
ミサ「つまり...」
カドマツ「こいつの中にアクセスして根源体を除去してくれ 知り合いに腕の立つファイターはお前達しかいないからな... 頼む、もう一度力を貸してくれ...!」
ユウキ「分かった、やるぜ カドマツさんには世話になったしな...」
ミライ「ユウキがやるなら僕もやります」
マモル「俺も!」
ミサ「わ、私も!」
カドマツ「すまない... それじゃあ準備するから待っててくれ...」
カドマツはPCを立ち上げて、トイボットにアクセスする為の準備を始めた
トイボットを暴走させたウイルスは...
そしてウイルスを散布した者の正体と目的は...
再び起こった事件へと彩渡商店街ガンプラチームが再び立ち上がった
続く
船乗りしてるので忙しく、中々続きがかけません...
のんびりやります