ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE   作:Katudon0105

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ガンダムブレイカーズACE 第15話 稲妻

ユウキ「限界なんてなーい〜♪」

 

ユウキは御機嫌に歌を歌いながら皿洗いをしていた

あの爆発事故から数日が経ち、怒りと悲しみで頭がおかしくなりそうな日もあったが今はこうして平常心で居られる程には立ち直れた。

 

ユウキ「そういや、今日は予選だっけな」

 

思い出したかのように皿洗いを止め、テレビを付ける

 

ユウキ「お〜 やってるやってる」

 

テレビに映し出された光景には死闘を繰り広げるジェスタF40とケンプファーの姿があった

 

..........................................

 

ツバサ「ああああ!!!もう!」

 

少し怒り気味のツバサは上空のジェスタF40を旋回させ、自分を狙うケンプファーへと近づいていく

その両手にはビームサーベルが握られ、逆転の瞬間を今か今かと待ち構えていた

 

モブA「落ちろ落ちろ落ちろぉ!!!」

 

専用ショットガンを構えるケンプファーは上空を旋回し続けるジェスタF40へと絶え間ない銃撃を続ける

 

ツバサ「こっちは面倒くさい奴に当たってる!そっちは!?」

 

ショウ「こっちもだ! 1機は落とした。残り2機だ!」

 

 

 

モブA「勝つのは俺達、克宗高校だ!」

 

ツバサ「いいや、俺たち空翼高校に決まってんだろ!」

 

しびれを切らしたツバサは両手に装着したダブルガトリンガンを構えた

太陽の反射で銃口はキラリと光る

 

ツバサ「ショットガンで....... ガトリンガンに勝てるかあああああ!!!!」

 

両腕のダブルガトリンガンからは、これまでの反撃と言わんばかりに絶え間ない弾丸の雨がケンプファーへと降り注ぐ。

 

モブA「そんな... 俺はあああああああああああ!!!!」

 

断末魔と共に爆発四散するケンプファー、ツバサは何とか勝利を掴んだ

 

ツバサ「ふぅー!危なかったぜ。」

 

リョウ「こっちも終わった、ただ...ショウのジェスタが限界かもな...」

 

ショウ「すまねぇ、無理に突っ込み過ぎた...」

 

ツバサ「ポイントは大体稼いだ、何処かで身を隠しながら来たら迎撃するようにしよう。」

 

ショウ「了解、幸いにもバックパックには何の異常もない。今からリョウとそっちに向かうぜ!」

 

ツバサ「今 俺の現在地を送った、落とされんなよ!」

 

リョウ「おう!」

 

ツバサは1度通信を切り、仲間達が向かうのを待つことにした...

 

 

..........................................

 

ユウキ「今年も...色んな高校が出てんなー」

 

スマホで今年の出場校を調べている中、聞き覚えのある高校名を見つけた

 

ユウキ「創介学園... 俺の地元の高校か、ケントはここだったな確か...」

 

スマホで創介学園について調べるユウキ

 

ユウキ「えーとなになに、1980年6月開校... 随分と昔の高校なんだな、ここ。 地元だし...今年はここ応援するか」

 

テレビは丁度創介学園ガンプラチームの参加しているBブロックの映像を映し出す

 

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...................................

 

............................

 

.....................

 

レイ「あーもう敵見当たんねえー!」

 

タツキ「ほんとな、全くいないぞこれ...」

 

AGE2とFAライトニングの2機は敵ガンプラの気配すらない森林を隈無く歩いている

 

レイ「先輩とユウシも応答しないし...恐ろしい程に静かだし... 」

 

レイの言う通り、この森林に敵機の反応どころか2機の歩く音しか聴こえてこない

まるで このステージから全てが消された様に。

 

タツキ「お、おい!レイ!こっち!」

 

タツキは崖の下に何かを見つけた様だ。

 

レイ「なんか居たか!?」

 

AGE2はFAライトニングへと近寄り、タツキの示す物へと視線移す

 

レイ「な、なんだこれ.......!」

 

目の前に映し出されたもの、それはかなり大きな足跡の様なものだった

 

タツキ「でっけえ! 何の足跡だよ...」

 

レイ「あの森に、足跡が繋がってる!行こう!」

 

そう言い、AGE2が進み出したその瞬間...

森の木からレーザーが放たれ、AGE2へと襲い掛かる

 

タツキ「レイ!」

 

それに気づいたタツキはAGE2を蹴り飛ばして何とかレーザー攻撃から回避させる

 

レイ「サンキュー!タツキ!」

 

タツキ「来るぞ...!」

 

 

???「あともう少しだったと言うのに...!」

 

森の木は大きく揺れ、姿を現した大きな脚は次々に薙ぎ倒しながら、レイを襲った者の正体が明かされていく

 

???「優勝するのはこの俺様...リョウタと奏緑高校ガンプラチームだ!!!」

 

遂に姿を現した機体、MA ビグザム

レイ「MA機...! まさか!森に擬態して!」

 

リョウタ「その通り!!! 今さっきのお前みたいに足跡に釣られてノコノコやって来たアホ共は俺様のビグザムに粉々にされたんだよ!!!」

 

タツキ「通りで、ガンプラのパーツ一つ落ちてない訳か...」

 

リョウタ「今からお前らも... この俺様に粉々にされるんだ...! 覚悟しなぁ!!!」

 

タツキ「行くぞ!レイ!」

 

レイ「ああ、俺達の力見せてやろうぜ!」

 

AGE2ダブルバレットとFAライトニングはビグザムへと向かっていく

 

..........................................

 

レイ達と離れ、ユウシとカズマは別の敵機を探しながらポイントを稼いでいる

レイ達のいた場所は森林とは違い、カズマ達の場所は崖の多い場所の様だ

身は隠しやすいが、同時に相手も隠れている危険性もある... 中々に気を抜けない。

 

ユウシ「うーん... こっちはさっきのジム3機位しか居ないですね...」

 

カズマ「上位三チームに入るにはもう少し稼いでおきたい所だな...」

 

突如、カズマのサイコザクの足元へと銃撃が放たれる

 

ユウシ「先輩!」

 

カズマ「大丈夫だ!カスリもしてない。 だが、誰が...?」

 

 

 

「待ちくたびれたぜ!」

 

2機の前方へと、聞き慣れた声が響く。間違いないこの声は...

 

カズマ「 カズヤ...!」

 

サイコザク デュナメスGNHW/Rの目の前には、ライフルを構えた陸戦型ガンダムとフルアーマーガンダムが立っている。自分達を狙ったのは恐らくあの陸戦型ガンダムだろう... そんなことを考えるカズマへとフルアーマーガンダムが早速仕掛けてきた。

 

カズヤ「今度こそ、 ケリを... 付けてやる...!」

 

カズヤ「...ッ!」

 

ビームサーベルで襲い掛かるフルアーマーガンダムに対して、負けじと素早い動きで対処するサイコザク

ビームサーベルとビームアックスがぶつかり合い火花が起こった

 

ユウシ「なら、俺の相手はアンタか。」

 

デュナメスGNHW/RはGNスナイパーライフルを構えると崖を駆け下り、何処かへと身を隠し始めた

カズヤ「ケン!追え!」

 

ケン「分かってるって!」

 

カズヤの指示の元、ケンの操る陸戦型ガンダムは崖を駆け下りたデュナメスGNHW/Rを追う

 

カズマ「見たところ、前に見た時よりメンバーが1人少ないじゃないか」

 

カズヤ「こっちにも... 色々事情があるんだよ!!!」

 

フルアーマーガンダムは何度も何度も、サイコザクへとビームサーベルで攻撃を叩き込んでいくが、カズマはそれを何とか交わしながら応戦をしている状態だ

 

カズヤ「懐かしいな、お前とこうしてガンプラバトルをまともにやり合うのは!」

 

ビームサーベルの攻撃を諦めたフルアーマーガンダムは二連ビームライフルでサイコザクへと銃撃を始めた

 

カズマ「ガンプラバトルだけは、どちらも勝ちを譲らなかったな!」

 

カズマも対抗するように、サイコザクはバズーカを構えてフルアーマーガンダムへと放ち続ける

 

カズヤ「何の!!!」

 

フルアーマーガンダムのバックパックからアームが展開し、二枚のシールドが姿を現すと、サイコザクから放たれたバズーカの一撃を防いでいく

 

カズマ「チッ...!」

 

カズヤ「今度はこっちのも喰らえ!!!」

 

カズヤはフルアーマーガンダムバックパックの六連ミサイルを構え、サイコザクへと反撃とばかりに撃ち尽くす

 

カズマ「危ない!」

 

自分へ向けて飛んでくるミサイル。カズマはバックパックからザクマシンガンを取り、乱射行って当たる前に全て爆発させた

しかし、フルアーマーガンダムは諦めない

再び加速し、サイコザクを仕留めるべく前進する

 

カズマ「来れるもんなら来てみろ、カズヤ!」

 

フルアーマーガンダムへ背を向けてどこかへと飛び去っていくサイコザク。

当然カズヤはそれを逃がさない 後を追いかけてバックパックの大型ビーム砲からサイコザクへお最大出力で放つ

サイコザクは大型ビーム砲の一撃を躱すと、背後のフルアーマーガンダムへ向けてバックパックのロケットブースターから先程のザクマシンガンとザクバズーカを

展開し、背後へと攻撃を始める

想定外の攻撃に怯むフルアーマーガンダム。

放たれた攻撃は、再び展開した4枚のシールドで防ぎ事なきを得た

 

カズマ「落ちろ、ガンダム!!!」

 

突如振り返ったサイコザクは、ザクマシンガンとザクバズーカを受けきってシールドを収納した隙だらけのフルアーマーガンダムへとジャアントバズを叩きこんだ。

反応が遅れたカズヤ、叩き込まれたジャアントバズの攻撃をまともに喰らい地面へと落ちて行く...

 

カズマ「バーストアクション!!!」

 

バックパックのロケットブースターを前へと持ち替えたサイコザク

 

カズマ「この勝負、勝つのは俺達だ! ビッグ・ガン!」

 

固定式のビーム砲座から前線直線上のフルアーマーガンダムへ向けて凄まじい威力のキャノンを叩き込んだ

耐えきれる筈もないフルアーマーガンダムは空中で爆発しながら落下していく

 

カズヤ「はぁー...認めたく無いけど、お前の勝ちだ。 絶対優勝しろよ、創介学園のエースさんよ」

 

カズマ「ああ、絶対に勝ってやる!」

 

カズヤからの一言にカズマは決意の篭った笑顔で返す

 

カズヤ「お前、前みたいに楽しそうにガンプラバトルやるようになったな。」

 

カズマ「あの子達のお陰だ。彼らとなら、きっと...」

 

カズヤ「まぁ、俺の分まで 託したぜ」

 

その一言共にカズヤのコックピットの映像は暗転し目の前の画面にGAMEOVERの文字が現れた。

 

カズマ「負けるわけには行かないな、黒連のアイツにも... 俺 自身にも」

 

サイコザクは地面へと着地し、仲間の元へと向かっていく

残り時間はあと僅か 創介学園は予選を越えられるか

 

 

 

続く

 

 

 

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