ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE   作:Katudon0105

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ガンダムブレイカーズACE 第18話 蹂躙する悪魔

部屋の外からは蝉の鳴き声が響き渡り、同時に襲いかかる熱気でレイは目覚めた。

 

暑さと虫の喧騒で頭がおかしくなりそうだ...

 

眠い目を擦りながらスマホを手に取って時間を確認すると朝の9時...

 

 

 

「あ!!!約束の時間じゃん!!!!」

 

 

 

レイは飛び上がり支度を始めた

 

 

 

……………………………………………

 

 

 

「行ってきまーす!!!」

 

 

 

アイザワ家の玄関にレイの声が響き渡る

 

 

 

まず目指す場所は...ホビーパークだ...!

 

 

 

 

 

……………………………………………

 

 

 

タツキ「おっそい」

 

レイ「ハァハァ... ごめん!寝坊した!」

 

ユウシ「昨日夜遅くまでガンプラ弄ってたとか?」

 

レイ「ちょっと...ね」

 

 

 

レイは先に来ていた3人にお詫びと理由を伝えた

 

今日は特に寝坊する訳には行かなかったが... まさか...

 

 

 

カズマ「まぁまぁ、受付は11時からだし時間にはまだ余裕があるよ」

 

レイ「えぇ!?大会の受付は10時からって聞いてたのに!」

 

タツキ「そうでもしないと、レイ寝坊するんだもん。小学生の時だって修学旅行寝坊しかけたじゃん」

 

ユウシ「だからわざと俺とタツキで嘘の早めの時間教えた訳!」

 

 

 

レイに向けてユウシとタツキはピースをした

 

 

 

カズマ「まぁまぁ... 今日の大会はジャパンカップに繋がる大切な大会だ... 気を抜かずに頑張ろう」

 

タツキ&レイ&ユウシ「「「はい!!!」」」

 

 

 

……………………………………………

 

 

 

大会の会場は運がいいことにヒグチホビーパークの近隣駅から電車で10分の所にある

 

創世ドーム、今回の学校対抗ガンプラバトルの会場のドームだ。

 

会場に到着した4人を待っていたのは大量の観戦者達の軍団。4人は人と人の間を縫いながら受付へ向かう

 

 

 

スタッフ「はい!これで登録完了です!頑張って下さいね。」

 

 

 

カズマ「よし、大会は12時からだし...それぞれ見たいところに行ってきてもいいよ。ここは物販や出店もあるし」

 

 

 

カズマの言葉のとおり、このドーム内ではガンプラバトルのブースの他に、祭りでよく見る食べ物の出店や物販用のブース、プロのビルダーが作り上げたガンプラの展示ブースなどがある

 

 

 

タツキ「じゃあ俺は展示ブース行ってくる!」

 

ユウシ「俺は物販!」

 

レイ「俺もどこか見てきます!」

 

カズマ「分かった、迷子にならないようにね!」

 

 

 

……………………………………………

 

 

 

「おーーーい!レイー!!!」

 

 

 

レイの背後から聞きなれた声が呼びかけてくる

 

レイは後ろを向き、声の主を確認した

 

 

 

ハヤト「応援に来たぜ!」

 

レイ「ハヤト!」

 

 

 

声の主はレイと同じクラスのハヤト、わざわざ応援に来てくれたようだ。

 

 

 

ハヤト「来たのは俺だけじゃないぜ、なぁ!マサヨシ!」

 

マサヨシ「おう、来たぜ!」

 

レイ「マサヨシも!」

 

 

 

もう1人の少年 マサヨシ、ハヤトと同じくレイと同じクラスの生徒だ。

 

レイも何度か話した事があり面識がないという訳では無い

 

 

 

ハヤト「俺達も応援してるからな!負けんなよ!」

 

レイ「当たり前だ!絶対勝ってくるぜ!」

 

……………………………………………

 

時を同じくして、カズマは物販ブースで買い物をしていた

 

 

 

カズマ「お、バルバトスルプスレクスだ... これ買うか...」

 

「あ、いたいた!」

 

 

 

カズヤ「おーい!カズマー!」

 

カズマ「カズヤ...! どうしてここに?」

 

カズヤ「お前らの応援だよ、って何持ってんだ?」

 

カズマ「話より先に会計させてくれ...」

 

 

 

……………………………

 

 

 

カズヤ「で、どうだ?この大会勝てそうか?」

 

カズマ「まだ不安だ... だけど...」

 

カズヤ「だけど...?」

 

カズマ「あの子達となら何とかなりそうな気がする...そう思わせてくれるんだ... 」

 

 

 

そう語るカズマの目には何処か優しげがあった

 

 

 

カズマ「(きっと何とかなる筈... 例えもう1人の俺が暴走したとしても... 俺の力が影なら... 彼らは光に...!)」

 

 

 

「陸宗と創介のエースの2人が...珍しいじゃないか」

 

 

 

カズマとカズヤの2人へと金髪の男が話しかける

 

こいつは...

 

 

 

カズマ「アンタは...」

 

カズヤ「てめぇは...」

 

 

 

「「聖騎学園のキョウヤ...!」」

 

 

 

キョウヤ「久しぶりじゃないか」

 

 

 

聖騎学園のエース、キョウヤ。

 

去年の優勝校であり今回の優勝候補だ

 

カズマは少し前に練習試合を、カズヤは去年のこの大会の決勝でたたかっている相手であり、カズマが1番警戒している相手だ

 

 

 

キョウヤ「楽しいバトルを期待しているよ、君たちが決勝まで上がって来るかどうかだがね」

 

 

 

「いいや、決勝まで上がらせて貰うぜ。」

 

 

 

カズマ「ユウシ...」

 

 

 

物販ブースから片手にHGバンシィの箱を持ったユウシが現れる

 

 

 

ユウシ「まぁ、俺の狙いはアンタのお仲間だけどな」

 

キョウヤ「君の狙いはリンか、面白い 彼女にも伝えておこう。それでは」

 

 

 

キョウヤはそう言い残しどこかへ去っていった

 

 

 

 

 

スタッフ「間もなく大会が始まります。出場するファイターはお集まり下さい」

 

 

 

 

 

カズマ「さて、行こうかユウシ。」

 

ユウシ「はい!」

 

 

 

カズヤ「カズマ!」

 

カズマ「?」

 

カズヤ「負けるんじゃねぇぞ! 去年俺が倒せなかったアイツをお前が倒せ!」

 

 

 

カズマ「...ッ! ああ!絶対に勝ってくるぜ!」

 

 

 

カズマの決意の言葉を聞き、カズヤはニヤッと笑い頷いた

 

 

 

…………………………………………………

 

 

 

レイ「うーん...緊張してきた...」

 

タツキ「頑張ろうぜレイ!」

 

ユウシ「どんなガンプラが出るかなぁ...」

 

カズマ「絶対に...勝つ...!」

 

 

 

4人のそれぞれの想いを胸に、遂に大会が幕を開ける

 

 

 

…………………………………………………

 

 

 

MCハル「皆さーん!!!こんにちはー!!!」

 

 

 

会場の観客「こんにちはー!!!」

 

 

 

ハル「いい挨拶ですねー!今年も遂にやって来ました!最強の高校生ファイターを決めるこの大会!私も今からどんな戦いが見れるか楽しみです! という訳でこの大会の司会進行は私、ハルがお送りしまーす!!!」

 

 

 

会場の観客「イェーイ!!!!」

 

 

 

会場を観客の歓声が包み込む

 

4人も思わずテンションが上がる

 

 

 

ハル「さぁ!それではこの大会について説明します!この大会は予選と同じく、最大4人1組のチームでのファイトとなります!1チーム最大ガンプラを4機、PG MA機はそれぞれ1チームに1機のみです! この大会に優勝すれば日本1のガンプラチームの称号...そして!!ジャパンカップへの特別参加券が与えられます!!!」

 

 

 

会場のファイター「「「「うおおおおおおお!!!!」」」」

 

 

 

恐らくこの大会に参加しているファイターの狙いはこのジャパンカップの特別参加券だろう。

 

本来ならタウンカップ→リージョンカップ→ジャパンカップとなる行程をすっ飛ばしこの大会から→ジャパンカップへとなるのだ、ファイターなら誰だって狙うはずだ。

 

 

 

ハル「さぁ!それではファイターの皆さん!優勝目指して頑張って下さいねー!!!!」

 

 

 

観客「「「うおおおおおおお!!!!」」」

 

 

 

……………………………………………

 

 

 

レイ「遂に始まるんだ...! 大会が!」

 

タツキ「よっしゃあ!燃えてきた!」

 

ユウシ「頑張ろうね、デュナメスGNHW/R!」

 

カズマ「すまない、ちょっとトイレに行ってくるよ」

 

 

 

カズマは足早にトイレへと向かっていく

 

 

 

レイ「どうしたんだろ?」

 

タツキ「さぁ?」

 

ユウシ「ああ...カッコイイよ...デュナメス...」

 

 

 

 

 

カズマ「遂に...あの舞台に立てるチャンスが来たんだ...! 周りに無理だと言われた夢... 今、その夢に、誓った夢に手を...! こんなにウキウキしている姿、彼らには見せられないな…」

 

 

 

カズマはトイレの鏡に映る、ウキウキしている自分を見てクスリと笑った

 

 

 

「本当に楽しそうだよなあ...!」

 

 

 

カズマ「やめろ...出てくるな!」

 

 

 

カズマを襲う頭痛と共に誰か声が... カズマはそれを拒む

 

 

 

「何故だ?言っただろ俺はお前の...」

 

 

 

カズマ「影だ。 って言いたいんだろ?どんな事であれ俺はお前を拒み続ける。そして勝ってみせるお前に、俺自身に...!」

 

 

 

「言うねえ... さっき居た連星高校のヤツらの前でもその威勢でいられるかな...?」

 

 

 

カズマ「なッ...!あいつらが!?」

 

 

 

カズマの驚きと共に謎の声は聞こえなくなった

 

連星高校、カズマはその言葉を思い出し歯を食いしばった

 

 

 

……………………………………………

 

 

 

〜某所〜

 

 

 

「予定通り05を向かわせました。 協力者とも合流。後は予定通りに物事が進めばいつでも実施可能です。」

 

 

 

???「分かった。 失敗は許さないと伝えろ」

 

 

 

「マスターも、まさか高校生ファイターの大会を狙うとは。」

 

 

 

???「私はファイターという存在、そしてガンプラバトルがこの世で大嫌いなのだよ、たとえ未来ある学生だろうが関係ない。私はその未来ある学生のせいで全てを失ったのだ、徹底的にやる」

 

 

 

「了解しました。余計な邪魔が入らなければいいのですが。」

 

 

 

???「なぁーに、邪魔も出来んはずだ。あの商店街は潰した... せいぜい... "死神"を気取った男か社長気取りのガキだ。 今度こそ潰してやろう、ガンプラバトルを!フフフ...フハハハハハ!!!!」

 

 

 

男の高笑いが部屋へと響き渡った

 

 

 

……………………………………………

 

 

 

その頃、会場では第1試合が始まっていた

 

 

 

ツバサ「ジェスタF40!散開!」

 

 

 

ツバサの掛け声でツバサの周りにいたショウ、リョウのジェスタは散開し、標的を囲む

 

 

 

???「フフフ... ハハハ! やっぱり、面白いなぁ!」

 

 

 

ツバサ「お、おい!何かアイツ笑ってるぞ!」

 

ショウ「乗せられるなツバサ! 俺が最初に仕掛ける!」

 

 

 

ショウのジェスタF40は標的のガンプラへとビームサーベルを片手に仕掛ける

 

 

 

???「俺に勝てると思わない方がいいよ、君たちとは"出来"が違うからねガンプラも技も!...バエルダークマターァァァ!!!」

 

 

 

青年の言葉に応える様に、最初に仕掛けてきたショウのガンプラの攻撃を軽々と避けてビームサーベルを奪い取ってジェスタへと突き刺し、引き抜く。

 

内部にかなりの損傷が発生し、ショウのジェスタは立てない。

 

そしてあまりの速さにツバサは言葉が出ない。

 

目の前で仲間が簡単にやられたというのに。

 

 

 

???「だから言ったじゃん、俺には勝てると思わない方がいいってさ さぁーて、次の犠牲者はお前?」

 

 

 

青年が操る黒いバエル、バエルダークマターはリョウのジェスタへとビームサーベルを向ける

 

 

 

???「あっそうだ、これ返すね」

 

 

 

青年はショウから奪い取ったビームサーベルを損傷が大きく立ち上がれないジェスタの頭部へと突き刺した

 

これによりジェスタのメインカメラは破壊され、ショウのコックピットからは何も見えない

 

 

 

ショウ「ごめん...ツバサ、リョウ... 」

 

 

 

もう何も出来ないと悟ったのか、ショウは棄権した

 

 

 

???「君たちもこうなりたくないなら棄権しなよ、俺は優しいからさ...棄権するか考える時間を1分だけあげるよ」

 

 

 

青年はそう言いながらバエルダークマターで足元に転がるショウのジェスタF40を踏みつける

 

 

 

リョウ「ショウ...! そんな...どうする!?ツバサ!」

 

ツバサ「そんなん決まってんだろ...! 俺はアイツをぶっ飛ばす!!!」

 

 

 

ツバサのジェスタF40は青年のバエルダークマターへと凄まじいスピードでむかっていく

 

 

 

???「あーあ、折角チャンスをやったのに...

 

 

 

 

 

上等だ、殺してやるよ」

 

 

 

さっきまでとは雰囲気が変わり、バエルから凄まじい殺気が感じ取れる

 

が、ツバサにそんなにことは関係ない。

 

ただひたすら突っ込み仲間の敵を取るだけだ。

 

 

 

ツバサ「よくも...ショウおおおおおおおお!!!」

 

 

 

怒りを込めたジェスタのビームサーベルの一撃はバエルへと当たった

 

 

 

 

 

筈だった。

 

 

 

???「いやー危なかったー! だけど君、まだまだだね!」

 

 

 

ジェスタの一撃を右腕で止めたバエルは空いている左腕で渾身の1発をジェスタの胴へと叩き込み、ジェスタはリョウの方へと吹き飛ばされた

 

 

 

???「まとめて殺してやるよ...!EXアクション!」

 

 

 

バエルダークマターは2機のジェスタの元へと飛んでいくと、バックパックから光の翼が現れた

 

 

 

???「死ねえええええええ!!!!」

 

 

 

両手に握られたビームサーベルでバエルダークマターは2機のジェスタを切り裂き、同時に撃ち落とした

 

 

 

空中で爆発する2機のジェスタ、これにより空翼高校の敗退が決まった

 

 

 

ツバサ「くそぉ!」

 

 

 

ツバサは頭をシュミレーターへとぶつけた

 

全く歯が立たなかった...あのバエルに...

 

ただひたすら悔しさに耐える他ない

 

 

 

ハル「決まったー!第一試合 空翼高校 VS 覇海学園のバトルはバエルダークマターを操るゼロ君の勝利です!!!」

 

 

 

レイ「あのバエル...なんて動きをするんだ...!」

 

ユウシ「彼のガンプラからは...バトルを楽しむってよりガンプラを破壊して絶望させるって感じが溢れ出てた...」

 

 

 

???「潰してやるよ...こんな大会...!マスターの命令なんかじゃなく俺の意思でな!!」

 

 

 

 

 

波乱の戦いから始まった大会は遂に幕を開ける

 

 

 

 

 

続く




NEWの方でようやく俺ガン作る気が出てきました(パーツが集まりませんが)

バエルダークマター

頭 バエル
胴 ライトニングガンダム
腕 ウイングガンダム
足 デスサイズヘル
バックパック V2ガンダム

色は黒を基調に所々灰色に近い黒をつかってます

トライオン3早く来てくれ...
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