ガンダムブレイカーズ / ガンダムブレイカーズACE 作:Katudon0105
カドマツさんからの連絡で今日は久々にミサの家の模型屋に来ていた
「ねー!ねー!見てよこの機体!」
ミサが興奮しながら見せてきたアザレアは自分が知っているものと少し変わっていた
ガンダムアザレアの足にはミサイルポッドが付いていたり...
それだけでなく性能的にも弄ったらしい
「エンジニアがいるだけでカスタムできる事が増えるんだね!」
「何となく...カマセ君が環境に拘る理由がわかった気がするよ」
それもそうだろう
カマセがあの時言ったように商店街のアセンブルシステムと企業のアセンブルシステムでは差がある
こちらではPGなどの機体を使えるほどのアセンブルシステムなど用意出来ない
環境が違えば用意できるガンプラの性能ももちろん高くなる
だが、別に自分はどんなアセンブルシステムだろうが構わない
別にPGが使いたい訳でもないし...
「それじゃあ早速テストに付き合ってもらうぞ」
テスト...?カドマツの口から聞いてなかった言葉が出る
「取り敢えずこいつを見てくれ」
カドマツはトランクを開け中のものをだした
「うわぁー!なにこれ!?騎士ガンダム?」
ミサが興奮気味に話す
ユウキの目の前にガンプラのような物がある
「今開発中のトイボットだ。主に子供達の遊び相手用のな」
「今はまだ研究段階だがいずれは売り出すつもりだ」
へー遂にトイボットが市販される時代か...
ユウキは微かに時代の進歩を感じた
「という訳で、お前らにはこのトイボットのテストをしてもらいたい」
テスト?...俺達が一緒にこいつと遊ぶってのか?
「バカいえ、ガンプラバトルでだよ」
「上手く行けばこの彩渡商店街の3人目のファイターとして戦えるようになる」
なるほど...確かにファイターは多い方がいい
それにロボットがチームの1員のこのチームが勝ち進め
ば話題にもなるって訳か
「物分りがいいじゃないか そういう事だ」
カドマツとユウキが話している中トイボットをキラキラした目で眺めるミサ
「一緒に頑張ろうね!ロボ太〜」
ミサのネーミングセンスに思わず苦笑いするユウキ
「えー何その顔!別にいいじゃん!ねーロボ太〜」
そう言えば、見た所スピーカーは無いけどロボ太は
喋るの?
ユウキはふと疑問に思ったことをカドマツに尋ねる
「喋れないようにしてある」
キッパリと答えるカドマツ
するとミサが
「えー!会話出来ないの!」
「例えばだ、このトイボットが道路に出て轢かれそうになった時に持ち主が庇って持ち主が庇ったら困るんだよ」
「だから感情輸入しないようにスピーカーはわざと付けてないの」
言われてみたら納得するが…
しょうがない事なんだろう...
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俺とミサはロボ太を連れゲームセンターに来た
「こんにちはミサさん ユウキさん」
受付のインフォちゃんだ
「ロボ太さんですね 登録しました」
今でも思うが何を登録してるんだ...
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ミサとユウキはそれぞれシュミレーターに入っていく
ソードストライクガンダム ユウキ出るよ!
ガンダムアザレア ミサ行くよ!
騎士ガンダム ロボ太出る
「「!?!?」」
ユウキとミサは謎の声の主に疑問を覚えながら3機は射出された
今回のステージは屋敷の庭のようだ
なぁ...? ロボ太お前喋れるのか...?
ユウキは出撃の際に抱いた疑問をロボ太にぶつける
「んん?...ああどうやらシュミレーターの中では喋れるらしい」
「それに連携が大切なガンプラバトルで喋れないと不便であろう」
ソウデスヨネー しかし...なんていい声してるんだ...
「さぁ主殿、それにミサ行こう!」
ロボ太はそう喋った
主殿なんて言われて悪い気はしない
しかしミサはそれに文句があるようだ
「ちょっと!なんでユウキ君は主殿で私だけ呼び捨てなの!」
ミサは声を荒らげる
「私はカドマツのインプットしたデータに従っているだけだ」
ロボ太そう言いきる
「カドマツ〜〜〜!!!!!」
しかしそんな悠長な事を言ってる場合ではない
CPUはこちらを歓迎しないといわんばかりに攻撃を仕掛けてくる
お手並み拝見だな...
ユウキのその一言と共にロボ太は動き始める
ハッキリ言って強い
小さいからかそこら辺のファイターよりも俊敏な動きができる
すげぇ...
ユウキはロボ太の動きに感激した
しかしユウキやミサもロボ太に遅れを取らないように敵CPUの機体をどんどん倒していく
今回はアストレイ系統の機体などが多いようだ
ユウキ、ミサ、ロボ太のコックピットに警報音が鳴る
乱入だ
3機の前に現れたのはジェスタ3機だが1機だけ少し弄ってあるようだ
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ジェスタ ユウジ仕様
頭 ジェスタ
胴 ジェスタ
腕 ペイルライダー
脚 ジェスタ・キャノン
バックパック フルアーマーガンダム
シールド シールドGP01
ビームサーベルと狙撃用ライフルを主に使うが
オプション装備が充実している
ビルダーズパーツで両肩に大型ビームキャノンが付いている
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「行くぞ!皆!」
ジェスタ3機のリーダーであろう少年が声を上げる
「ユージ!気を抜くなよ!」
「前のデスサイズヘルの時のようにはさせない!」
恐らくチームメイトであろう残りの2人もリーダーのユージと呼ばれた少年に声をかける
「ユウキ君!こっちも負けてられないね!」
「主殿!行こう!」
こちらもチームメイトの2人が声をかけてくる
「ん?お前...ユウキって今呼ばれたか?」
「聞いた事あるぞ!まさかお前あのユウキか!?」
ユージはユウキの名前に反応する
恐らくタウンカップで名前が広がったのだろう
無理もない数少ない覚醒を使えるファイターなのだから
「丁度いい...あのデスサイズヘルに負けてイライラしてたんだ!お前達をここで倒して俺達ジェスタ同好会の名を広げてやるぜ!」
そう言うと3機のジェスタは散開しユウキ達の機体を囲み出す
上等だ...!行こうぜ皆!
「うん!」
「了解した!」
彩渡商店街ガンプラチームも負けじと声を上げ
ジェスタに敵対心を向けた
「お前の相手は俺だァ!」
ユージのジェスタがソードストライクに向けて大型ビームキャノンを放ちながら向かってくる
だがユウキはそれを避け突っ込んでくるジェスタに対してビームサーベルで切りかかった
「うおっ!危ねぇなぁ!」
ユージは間髪それをシールドで受け止め
お返しといわんばかりに頭部からバルカンを打ち尽くす
これにはユウキも想定外だったが大したダメージにはならずビームサーベルを投げ捨て得意のアーマーシュナイダーの攻撃に切り替えた。
「そうはさせねぇよ!これでも喰らいなぁ!」
ユージのジェスタは腕を前に出すとビームキャノンを出した
この程度か!
ユウキはビームキャノンをシールドで防ぎビームライフルで応戦する
「こっから本番だぜ!」
ソードストライクから放たれる攻撃をランドセルに装備されたアームでジェスタは2枚のシールドを展開し防ぎきった
何だあれ!?
恐らくフルアーマーガンダムのオプション装備だろう
しかしユージのジェスタの驚くべき攻撃はこれだけではない
驚いて硬直したソードストライクを目掛けジェスタは背中のランドセルに設置したミサイルポッドと大型のビーム兵器でソードストライクに対し打ち放す
うわああああああ!!!
ジェスタの攻撃をモロに喰らったソードストライクは吹き飛ばされ屋敷の窓へと叩きつけられた
「ユウキ君!」
「主殿!」
チームメイトからの声が聞こえるがそれどころではない
こいつ...なかなか強い...!
一方、ミサもジェスタと交戦していた
こちらのジェスタはユージ程弄ってある訳でもなく普通のジェスタだ
「こっちだよ!」
アザレアはジェスタの後ろからビームサーベルの一撃を御見舞する
「くっ!..」
これはジェスタには中々効いたようで動きが鈍り出した
「そこぉ!」
ミサは鈍り出したジェスタの隙をつき
背中のジャイアントバズを打ち尽くし
これを喰らった少年のコックピットにはGAMEOVERの文字が現れた
「やったぁ!」
歓喜するミサのアザレア
しかしそれをユージは狙撃用ライフルで狙い撃つ
ユージのジェスタが引き金を引くその瞬間
何かが狙撃用ライフルを吹き飛ばした
狙撃を邪魔したのはソードストライク
左肩に装備されたビームブーメランで間髪アザレアへの射撃を阻止した
まだ終わりじゃないぜ!
ユウキはそう呟くとバックパックを変形させジェスタを狙う
今度はこっちのターンだ!
ソードストライクのバックパックから大型ビームキャノンは放たれる
今まで幾度となく敵をピンチにしてきたこの技
しかしジェスタは再びシールドを展開し防ぎきってしまった。
チッ!なら近距離で行くしかねぇ!
ソードストライクは途中で大型ビームキャノンによる射撃をやめ肩の大型対艦刀を持ち、ユージのジェスタに向け加速した
こちらはジェスタとロボ太の交戦中だ
「なんだこいつ!攻撃が当たらねぇ!」
ジェスタの少年は幾度となくロボ太に対し射撃を試みるも体が小さいロボ太は簡単にそれを避けて見せた
「食らうがいい!」
ロボ太は背中の槍を持ち、ジェスタに対し距離を詰め
その槍をジェスタのコックピット部分に刺しこんだ
これにはジェスタも耐えきれずこれによりユージ以外のジェスタはGAMEOVERとなった
屋敷の庭ではユージのジェスタのビームサーベルとソードストライクの大型対艦刀のぶつかり合う音が響き合う
ユウキはユージのジェスタの隙を探しながら大型対艦刀を降るも中々隙を見せない
そこへミサのアザレアによる援護射撃がジェスタを襲った
「何!?他の2人はやられたのかよ!?」
ユージはアザレアからの射撃と味方が全滅したことに驚き一瞬動きが鈍る
ユウキはその隙を見逃さない
今だ! EXアクション...!
ソードストライクはEXアクション クロススラッシュをジェスタに叩き込む
「させるかァ!」
ユージは再び2つのシールドを展開しようとする...が
「主殿!」
ユージのジェスタのバックパックにロボ太が投げたであろう騎士ガンダムの槍が刺さる
この一撃によりバックパックは損傷
シールドを展開することがままならなくなった
ミサァ!
「分かってる!」
ジェスタに対しクロススラッシュを叩きこんだ後、
その後ろからミサのアザレアによるクロススラッシュが再びジェスタに叩き込まれた
「そんな!...そんなあああああ!!!」
ユージのジェスタはクロススラッシュを2度叩き込まれ
限界を迎えたのか爆発した
ユージのコックピットにはGAMEOVERの文字が
彩渡商店街ガンプラチームはチームの力でジェスタ同好会を破ったのだ
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「何?ガンプラバトルの時に喋った?」
カドマツはユウキとミサの報告に驚いた
「まさかガンプラバトル中には喋るようになるなんてな...」
どうすんの?
「弄って会話出来ないようにする」
「そんなの可哀想だよぉ!」
ミサは泣きそうな声でカドマツに応える
するとロボ太の目の部分に文字が浮かび上がる
「何何...?自分は主殿やミサに危害を加えるのは望まない
危害を加えるようなシステムは排除すべき...」
「馬鹿野郎!こんなこと言われてやれる奴がいるか!」
今度はカドマツが泣きそうな声でロボ太に応えた
自分が感情輸入してるじゃないか...
ユウキはそう呟くとロボ太を見た
よろしくなロボ太 小さな勇者...
続く