スケべしようや
世の中が夏休みとなった。
どこもかしこも人、人、人。
テレビをつければ道路の渋滞、店の混雑ばかり。
「いや、引きこもってる翠には関係ないでしょ」
「どこか行っていいって言うなら出掛けるけど?」
「私が悪かったわ。大人しく家にいよう」
今、俺は冷房の効いた部屋で心と二人きりになっていた。
他のみんなは友達と遊びに行ったり家の用事だったりとで誰もおらず。
「……可哀想なやつだな」
「私にだって友達ぐらいいますー!」
ポテチ食べながら寝転んで雑誌読んでる姿を見ると……ねぇ?
ちなみに碧は最近仲の良いという女の子と遊びに出ていた。
そのうち彼女として連れてきて、紹介してくれるだろう。
「そんな見栄、張らなくていいんだぞ? ほら、おいちゃんとスケべしようや」
「……たまにおばさん臭いよな、翠って」
「おばさん? ……ああ、なるほど」
「ん? 何か言った?」
「いや、なんでも」
なんだかなー。
みんなの俺に対する扱いが扱いだから、逆転世界で男女比狂ってるの忘れそう。
時折、さっきみたいにちょっとした違いで改めて認識させられる。
「な、なあ」
「ん?」
「す、スケべはしないの……?」
マンガでも読むか、ゲームするか悩んでいると少し遠慮気味に服の裾を引っ張りながらそのようなことを口にする。
「心、いつもはもっとグイグイくるのにどうした?」
「……や、ほら、いつもはみんないるからさ」
「一対一でじっくり相手されるのが恥ずかしいと?」
「そ、そんなことないよ?」
ムラっときたので午前中は心とハッスルする事にした。
昼時を過ぎてようやく終わった運動だが。
「昼、どうする?」
「今から何か作るのも面倒だよね」
「外暑いけど、何か食べに行くか」
互いに腹を空かせ、作るのが面倒になったため。
外に出るのも怠いが、食べに行くことに。
この時間ならば昼時に並んでいたとしても少し待つくらいで入れるだろう。
大人しく家にいようなんてなかったんや。
「何食べる?」
「暑いから冷たいもんがいいな」
「そしたらさ、昼食べた後にかき氷とか私食べたい」
「あー、そういうのもいいな」
話しながら取り敢えず駅方面へと向かって歩いていく。
そこから電車乗って移動してもいいし、何かいいのがあれば店に入る。
ちっひーとか奈緒がいればある程度先に決めての行動になるが、心や楓とかだとその時の気分で決めるから楽しい。
事前に決めて行くのもいいけど、その時の気分って大事よね。
ちなみにウサミンと美優は押せ押せで行けば好き勝手できる。
二人の意思を尊重したいからたまにしかやらないけど。
結構いい具合にバランスが良いのでは無いだろうかと思うが、どうなのだろう。
「おっ、蕎麦はどう?」
「うーむ、美味そうだ」
良さげな店を心がみっけたのでそのまま入店。
食べ終えた後に食休みを兼ねつつスイーツの店をスマホで検索かけていく。
「やっぱ、どこも混んでそうだな」
「取り敢えず行くだけ行ってみる?」
という事でいくつか店が集まっている駅まで移動することにしたのだが。
「んー、どこも一時間以上待ちか」
「どっか喫茶店でも、ファミレスでも入る?」
「ここまできたらどっか入りたい気持ちはある」
「その気持ちは分かるけど、この暑さはしんどいぞ」
確かに、そろそろ限界に近い。
この暑さの中を並ぶのも無理そうだし、今回は諦めるか。
ってことで、桃のフェスをやっているファミレスに行き、デザートを数品とドリンクバーでまったりくつろいで家へと帰ってきた。
やりたい事を全部やるならやっぱり、ちっひーとか奈緒みたいにきっちりしていかなきゃ無理な場合もあるのだろうけれど。
今回みたいなものもまた一興だと思っている。
こうやって二人きりで過ごす時間はほぼ無いから新鮮味もあったし、どこかで二人きりに過ごす日を作るのもいいかもしれない。
本当はフレちゃん入れたかったが諸事情でカット(大した理由はない)
あっ!
ラブライブサンシャインのエロ(18禁)、始めました!
(冷やし中華風な口調で)
(活動報告も気が向いたら見ていただけたらと)
18禁だから、18歳未満は読んじゃダメだぞ!
(バレなきゃ大体セーフ)
……この小説も実質18みたいなとこあるし