「やっぱり、冷房の効いた部屋が最強ですわ」
「菜々もそう思います〜」
本日はウサミンこと菜々と二人きりである。
働く必要はないと言うのに、あそこが好きだからと346内にあるカフェでウェイトレスをやっているため。
こうして昼間から一緒にゆっくり過ごすのは久しぶりな気がする。
「あ、翠くん」
「ん?」
「美城さんが一度会社に来て欲しいって連絡来ましたよ」
「そうなの? ちっひー、何も言ってないけど」
「今メール来ましたから」
「なーるほど。んで、何用で?」
「えーっと、財前さんのモデルの件だそうです」
あー、あれか。
流石、仕事が早い。
「りょーかいしましたーって返しといて」
「いつ空いてるかも一緒に教えて欲しいそうですよ」
「いつでも暇してる」
「……ですよねー」
苦笑いをしながら菜々が返信を終えれば、しばし無言の時間が流れる。
一緒の部屋にいるがお互いに好きな事をやっているし、沈黙は苦じゃない。
このままノンビリと一日を終えるのもありだなーと思っていたが。
「日帰り温泉に行きたい」
「急にどうしたんですか」
「や、暑い日だからこそ温泉行きたくならない?」
「気持ちは分かりますけど、翠くんはあまり外に出ない方がいいんじゃ?」
「我慢して引きこもる方が身体に悪い! ってことで近場の日帰り調べておくれ」
「あ、菜々が調べるんですね」
とか言いつつスマホで検索始めるあたり、優しさが垣間見える。
まあ、誰に言っても変わらないんだが。
「ここ、料理も食べられるみたいですよ」
「温泉入って昼はそこで済ませるか」
「それじゃ連絡入れておくので、翠くんは準備していてください」
準備、と言われても。
日帰りなのでタオルと帰りの着替え、お金があれば十分だ。
公共機関での移動は面倒だし暑いからタクシーを呼ぼう。
んー、きっと夕方までゆっくりするだろうし、汚すだろうから少し多めに心付けを用意しておくか。
「準備できましたか?」
「おっけーおっけー」
☆☆☆
「菜々たちだけでこんな贅沢していいんでしょうか……」
「今日はそういう日だっただけだよ。この間は心と二人で出かけたし。きっと、一人ずつ順番にどっか出かけるから今は楽しんどけ」
「そういう事なら」
まだ未成年なのでお酒は飲めないが、美味しい料理とジュース、可愛い女の子がいるのだから文句などあるはずもない。
温泉に入ってきた後だから互いに浴衣姿だし、まだシットリしている菜々の髪が妙に色っぽい。
少しはだけた胸元にも目が吸い寄せられるし。
「そんなジッと見られると、菜々も恥ずかしいですよ……」
「飯食べて休んだらヤるぞ」
「…………はい」
なんだかんだ顔を赤くさせてモジモジしているし、楽しみなのだろう。
デザートとして菜々も美味しくいただいたし、温泉に入ってゆっくりできたし。
今日一日はとても素晴らしかった。
なお、家に帰ればズルいと責められたので、今度はみんなで泊まることになりました。
どちらかといえば温泉よりも旅館というあのシチュエーションでシたことをズルいと言っていた気もするが。
まあ、二人でゆっくりもいいが、みんなでワイワイ盛り上がるのも好きだし、なんでもいっか。
とりあえず一巡、やっていったあとに新キャラだったり前出てたキャラだったりを出そうかなと
予約投稿の段階で小説が検索に出るのを初めて知りました
19時半ごろに解放されますが、この時点でお気に入りが10超えてるのに笑ってしまいます
逆転ガールズ(本作)の18禁なので、18歳未満は読んじゃダメだぞっ
エロ部分のみになります。タイトルにどこの部分で誰がヤるのか書いてあるので前後文はこっちでお願いします
文字数足りなかったら前後文突っ込んで誤魔化すかもしれませんが