貞操観念逆転ガールズ   作:不思議ちゃん

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お久しぶりです
お仕事楽しい(((


一緒に働こうな

「それじゃ、出かけるので着替えて来てください」

 

 朝、俺を起こすなりちっひーはそう口にして部屋を後にする。

 はて、何か用があっただろうかと思い返すも分からず、まだ眠かったので布団へ潜り込み二度寝を決め込む。

 

 

 

 なんか動かされているような気がするけども、気持ちいい微睡みの中にいたいので気にしない事に。

 

 

 

「…………見知らぬ天井だ」

 

 いや、よく見れば知ってるわ。

 346のどっかだと思うけど、いつの間に俺はこんなところへ……?

 夢遊病にしては凄くないだろうか。

 

「あ、起きましたか」

 

 なんてことを考えていると、ドアが開き。

 ちっひーと奈緒、時子様に常務が入ってくきたので取り敢えず。

 

「いやん、えっち」

「服、持って来てるので後で着替えて下さいね」

 

 パジャマ姿なので体を毛布で隠しながら定番のセリフを言ってみたものの。

 俺に慣れているちっひーと奈緒はスルーである。

 

 ただ、時子様は顔を真っ赤にして鼻血を垂らしているので個人的には満足。

 常務も一般の人よりは男性と接する機会があるのか、顔を赤くさせてそっぽ向いているが、チラチラとこちらを見ていて可愛らしい。

 

「そう言えば俺、朝ごはん食べてない」

「この状況よりそっちが先なのか……」

 

 呆れながらもそう口にすると分かっていたのか、食べ物の入ったコンビニ袋を手渡される。

 

 昔はシャケやツナマヨがおにぎりの中で最強だと思っていたけれど、歳を重ねるにつれておかかや昆布が美味しく感じる不思議。

 

 ハムハムとおにぎりを食べ進めていれば、どこから持って来たのかホワイトボードを俺の目の前に運んできた。

 

「…………なにこれ」

「今日のスケジュールです」

 

 そこに書かれていたのは撮影の時間であったり、レコーディングであったり。

 まるでこれから俺が働くかのようである。

 

「働くんですよ」

 

 なぜ心が読めたのかと顔を向ければ。

 

「そりゃ、ポーカーフェイスって存在がないくらい顔に出ているからだよ」

「まじか」

 

 奈緒に教えられ、顔をムニムニと揉み込むがよく分からない。

 

「あ、そう言えば時子の依頼でモデルをやるような話をしたような気が」

「まさか忘れられていたなんて……」

「翠は大体そんなものだからあまり気にしない方がいいぞ」

「そう言えば楓もモデル頼まれてたと思うけど」

「すでに準備していますよ」

 

 なるほど。

 俺待ちであったと。

 

「約束してあるものは守らないとね。その後のレコーディングはよく分からないからパスで」

 

 ならば出来るだけ早く終わらせ、またゴロゴロしようと決め込んでいたのだが。

 

「いえ、やりますよ。レコーディング」

「今日と明日、私とちひろの権利を使って一緒に働こうな」

 

 ニッコリといい笑みを浮かべているちっひーと奈緒を見て、虎と狼を連想した。




今年も残り三週間ほどですね
活動報告もなんか書いてたりするので気が向いたら目を通していただけたらと思います

ラブライブサンシャイン(三角関係)の最後は世間一般でいうハッピーエンドルートの予定
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