イギリス召喚   作:AGM‐88E AARGM

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(初)特典付SSを手に入れたゾ・・・・魔導師キャンディーのやつだが・・・
(なんや・・・このBB(ry )
(ルミ嬢か港湾管理者のオッサンも手に入れたかったな・・・)


国交受諾その1(クワ・トイネ公国編1-2)

20XX年

 

1月28日深夜

 

 

公都クワ・トイネ郊外

 

 

廃納屋内

 

 

「・・・・おい、起きろ・・・・・

 

 囲まれているみたいだ・・・・」

 

マクリーンがフィルビーを無理やり起こす・・・・・。

 

 

「どうした・・・・何かいるのか・・・?

 

 尾行なら巻いたはずだし、

 

 ここも廃屋になってるらしいから

 

 大丈夫だと思ったが・・・」

 

起き上がったフィルビーが商品箱に隠してあった暗視双眼鏡を引っ張り出して言った。

 

 

「入国管理してた騎士か?」

 

マクリーンが聞く。

 

 

「さあな、しかし・・

 

 お隣の騎士は見覚えがあるな・・・

 

 あのエルフ騎士・・・・俺を取り調べして終始小馬鹿にしたような目つき

 

 で俺を見てたのはムカついたがな・・・・」

 

 

隙間に空いた穴から暗視双眼鏡を突き出してみて言った・・・。

 

 

 

廃納屋から100mの大樹の下

 

「本当にロウリアのスパイなのか・・・?

 

 いやたしかにあの男は確かに普通に何か嫌な感じと

 

 鋭い目つき、がっちりとして軍人のような身体で身が竦んだが

 

 武器らしい物は保有してなかったし

 

 もう一人の男も別にいたって普通な対応で

 

 接してくるので第3文明圏の文明国よりましだと思うが・・・」

 

 

マイハーク防衛騎士団所属入国管理部門補佐部隊準隊長が言う。

 

 

「ああ、あの男は異常な雰囲気に

 

 大陸共通言語も喋れないし、意思疎通が手ぶり身ぶりだったから

 

 俺は疲れたのに、あの男は終始真顔の状態だったのが

 

 引っかかっている・・・そして・・あの余裕・・・ロウリアのスパイなら

 

 捕まっても後からロウリアの外交部をとうしていちゃもん付けて

 

 くるのかわからんので奴と連れに監視員をつけて常時監視させ

 

 逐一報告させたが・・・・軍事施設などに張り付いているわけでもないが・・

 

 ・・・心の中の何かが引っかかって胸糞悪いのだ・・・・」

 

と同じく入国管理部門第1所担当のエルフ騎士が言う。

 

 

「書類にはこのクワ・トイネ公国の北東1000㎞以上の小島から来たと

 

 書いてあったが・・・・・そんなところ・・・無人島もないんではないかと思うが

 

 ・・・・・仮にロウリアのスパイだとしても二人で何ができる・・?

 

 それに魔信も持ってないなら大丈夫だろうよ。」

 

と補佐部隊準隊長がゆるーく言った・・・。

 

 

「馬鹿者!!!!!

 

 この国にいるであろう親ロウリア派や潜伏ロウリア人グループとつるんで

 

 金属を売り渡してそれから剣や弓矢の矢じりに加工していたら・・・

 

 とは、考えられんのか!

 

 確かに商品に危険物は見た感じはなかった、が、

 

 貴金属や円状の鉄箱は溶せそうな気がしている・・・・・

 

 つまり完全には疑いが晴れたとは言い難い!!!」

 

と苛立ちを噴き出し怒鳴りつけた。

 

 

「じゃあ、どうする?

 

 仮にもただの商人を殺すのか、お前の憶測だけで?

 

 やるならお前の部隊だけでやれよ、遺体の回収もな・・・・

 

 俺は見てねことにするから。」

 

と言ってその場で寝っ転がって寝始めた・・・。

 

 

 

その頃

 

廃納屋内

 

 

「・・・・・・んで、どうする?

 

 いつでも逃げれるようにしといた隠し穴から逃げるか?

 

 商品は捨ててくことにならそうだが・・・・・

 

 リーチマン達がいる湾港都市・・・・・確か・・マイハークとか言ったか、あそこまで

 

 行くか、このまま居座っても"お客さん"の監視あると気になってしょうがな・・・」

 

と言葉を止める・・・。

 

「ヤバイ、伏せろ---!!!!!」

 

フィルビーがマクリーンの頭を抑えて言った。

 

 

火矢が撃ち込まれ枯藁に火が着いた。

 

「マクリーン、大丈夫か?」

 

フィルビーが寝袋などの燃えやすそうなものをどかしながら聞いた。

 

「ああ、大丈夫・・・

 

 糞ォ・・・あいつら・・・・ぶっ殺してやる!!!」

 

ブチ切れて商品箱に隠してあったL119A2(ディマコ製M4カービン)と暗視付スコープ【AN/PVS-27】を

 

引っ張り出し、サプレッサーを付け亜音速弾が装填されたPマグを素早くリロードした。

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃

 

マイハーク湾港

 

商人寄宿舎

 

 

「ダメか・・・・・

 

 予備の無線も・・・ダメ・・・か・・・」

 

 

リーチマン達が何度も呼びかけをしたが無線封鎖のごとく応答しなかった・・・。

 

 

「おい、フィルビー達は・・・・・何で応答しないんだ?

 

 "公都へ行く"って言ったあたりから全く応答しなくのは気掛かりだったが・・・

 

 あの2人は"ビギナー"の俺たちより腕はいい方だろうが・・・

 

 こっちに早く来て初歩的な会話もできなかった俺達に挨拶程度の会話表を

 

 作って上陸した日に渡してくれるのに・・・心配だ。」

 

オ・リノコが言う。

 

「だが、そろそろ外交官がこの港町・・・マイハークだったか、

 

 もうすぐ近海につくから通訳係をどちらかのチームがやる算段だったのに・・・

 

 本当はフィルビー達にやってほしかったが・・・・しょうがないな・・・」

 

と言って通信機で【ガーディガン・ベイ】に連絡を取り始めた・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃

 

 

廃納屋内 

 

 

「熱ィー、おい、マクリーン、

 

 こっから出るぞ、必要なモンだけ持ったか?」

 

フィルビーが聞く。

 

 

「ゴフォ、ゴフォ・・・ワリい、

 

 その荷物だけ持ってくれ、俺はドアを蹴り飛ばすからよ・・・ゴフォ・・・」

 

と咳き込みながら言って指をさす。

 

「よし持ったぞ、スリーカウントで蹴り飛ばせ!!!」

 

フィルビーが言う。

 

「3,2・・いいや限界だ、蹴るぞ‼」

 

と言って二人は廃納屋からでた・・・。

 

---- ---------- ----- ----------- ---------- ------------

 

廃納屋から100mの大樹の裏側

 

「急げー、負傷者を優先して運べ‼

 

 槍兵と剣士は納屋に接近し二人が出てきたら殺せ!!!

 

 魔導師、ファイアボールで更に廃納屋を撃てぇー」

 

第1所のエルフ騎士が指示を出していた。

 

---事は3分前---

 

「弓兵、再度火矢を撃て、あの火程度じゃ全壊しないからな

 

 あの二人がロウリア人支援者じゃなかったら・・・悪く思わないでくれよ・・・」

 

と最初は大声だったが徐々に小声になった声で言う。

 

(・・・ん?今廃納屋方で何か光ったか?)

 

エルフ騎士が心の中で思っていたら、

 

突然、弓兵が数人倒れた・・・・。

 

弓兵には穴が開いていてそこから血が湧き水のようにでていた・・・・。

 

「っ!?マズい‼

 

 弓兵、伏せろ---!!!!!」

 

エルフ騎士が咄嗟に口から発する。

 

しかし、指令を出した時にも弓兵が一人、また一人と倒れる・・・・。

 

廃納屋が燃え始めてあたりには火の燃える音と火の粉が飛び散って

 

廃納屋辺りが明るくなった・・・。

 

-----時を戻そう------

 

 

フィルビー達は廃納屋から脱出した・・・。

 

「ゴフォゴフォ・・・よくもまあ脱出できたな、熱で扉があかなかったらやばかった・・・」

 

マクリーンが言う。

 

「ああ、さっさとこっからズラかるぞ・・・」

 

フィルビーが辺りを見渡しながら言う。

 

銃と荷物を再び持ち直し、二人は静かに匍匐前進をした・・・。

 

 

 

「おい、扉が外れてるぞ・・・まさか・・・」

 

廃納屋に接近してた槍兵が言う。

 

「近くにいるはずだ、探せ---!!!!!」

 

後方にいた剣士が言う。

 

「おい、やばそうじゃないか」

 

マクリーンが小声で言う。

 

「静かにしろ、あと少しで雑木林だ、音を立てんなよ・・・」

 

フィルビーが注意を促す・・・。

 

二人は匍匐前進してれば見つからんと思っていた。

 

「おい、お前らーー‼

 

 ここで何してる?!まさか・・・」

 

槍兵が見つけたのか、走ってきた・・。

 

マクリーンがすぐに対応しようとL119A2を槍兵に向けた・・・・。

 

セミオートで確実に当て、槍兵は当たり所が悪かったのか苦しそうに倒れた。

 

「ウグゥ・・・

 

 いてぇ、痛てぇーー!!」

 

槍兵が悲鳴に近いうめき声を上げる!!!

 

「チィ・・・、

 

 確実に肺か心臓部を狙ったハズだが・・

 

 悪いな、兵士さんよ。」

 

マクリーンが率直に言った。

 

「マクリーン、早く来い!!

 

 奴らが来るぞ・・急げよ。」

 

フィルビーが小声で言う。

 

二人はその後雑木林を進みながらマイハーク方面へその日の夕方ごろまでに逃げ切った・・・・。

 

 

 

その後・・・

 

1月29日の出前

 

クワ・トイネ公国から西北西500km

 

RFA L3009 【ガーディガン・ベイ】と23型フリゲート F231【HMSアーガイル】

 

「艦長・・・艦長・・・起きてください!!」

 

睡眠をしていたキャクストンを無理やり起こす。

 

「なんだぁ・・・まだ夜明け前だろう・・・なんか来たのか・・・・?」

 

起きてあくび混じりの声で聞く。

 

「先行していたアーガイルがこちらに接近する飛行物体を探知・・・

 

 本艦上空を通過するコースとのことです。」

 

副長デニーが言う。

 

「飛行速度はどんくらいだ・・・・

 

 民間会社の航空機じゃないのかね・・・パパラッチや地図作成の・・・」

 

制服を棚から出しながら聞いたら

 

「いえ、流石にそこまでする航空会社はいませんよ・・・・パパラッチ共は知りませんが・・・・

 時速約215~235kmと不規則だったので・・・恐らくは・・・・」

 

デニーが言う。

 

「ああ、やっぱり"ドラゴン君"か・・・・

 

 回避運動してるのか?・・・できるだけ見つかりたくないからな・・・」

 

着替え終えて出てきながら聞く。

 

「まだ薄暗いのと波がそれなりに立っているので・・・・進路はこのままでいいと思いますが・・

 

 ウェーキ(航路波)はできるだけ抑えます、いいですか艦長。」

 

デニーが聞いた・・・。

 

「いや、進路は変えておいてくれ・・・・・見つかった時瞬時に動けんと対処するのが

 

 大変だからな、アーガイルにもそう言っておいてくれ・・・」

 

キャクストンが言う。

 

10分後・・・

 

「まもなく相手にも我々が見える距離です・・・後方左舷側から来ます。」

 

アーガイルからの無線で見張り員がワイバーンが来る方を眺める・・・・・。

 

(見えたぞ・・・・ばれんなよ・・・・)

 

見張り員が思う・・。

 

既にアーガイルとガーディガン・ベイはエンジンを停止し、ウェーキが出ないようにしていた。

 

聞こえるのは艦艇にぶつかる波の音と耳をすませば遠くのワイバーンが出す風切り音が

 

聞こえた・・・。

 

「・・・・通り過ぎました、艦長・・・」

 

見張り員が船橋の無線に連絡する。

 

「フゥウ・・・なんだぁ、通り過ぎたか・・・見つかったと思ったわ・・・」

 

デニーが冷汗と手汗を出しながら言った。

 

「・・・アーガイルに連絡してくれ・・・

 

 こっちに戻ってくきそうな予感がする。」

 

とキャクストンが言う。

 

「・・・とドラゴンは北東方向でグルグルしてるとのことです・・・」

 

通信士がアーガイルからの報告を言う。

 

「考えすぎたかな・・・まあ、いい・・・MI6の隊員回収も頭にあるから

 

 できるだけ沖合いにいないと木造帆船に追いつかれないしな・・」

 

キャクストンが独り言混じりな事を言う。

 

 

その後・・・・

 

夜になってから進路をマイハーク沖にとってMI6隊員を回収した・・・。

 

 

大方の情報と片言の大陸共通言語での外交は

 

うまくいくだろうか・・・・外交官チャールズは頭をかしげながら明日(1月30日)を待った・・。




Mick Jagger

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