宿毛泊地提督の航海日誌 2018年冬イベ編   作:謎のks

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 はい、皆様ご無沙汰しております、最近自身の生まれた意味を考える「ナレーター」であります。俺は悪くねぇ! (アレ面白いけど、なんで続編無いんだろう…?)
 さて、いよいよですよ! e1から作戦の第二段階が本格的に開始されます! いやぁとうとう約半年に及ぶ作戦とは…月並みに「凄い」ですねえ?
 果たしてこの先に、どんな戦いが待ち受けているのやら…まあそれは、これから見ていきましょうかね?
 それでは皆様、最後までお付き合いをよろしくお願いいたしますね? …では、どうぞ!


宿毛泊地提督の航海日誌 2018年冬イベ編 E-1

〇捷号決戦! 邀撃、レイテ沖海戦(後篇)

 

NEXT 「作戦開始、前路哨戒を厳とせよ! (パラワン水道/作戦海域)」

 

 捷一号作戦主力部隊「第一遊撃部隊」が出撃する。

 同出撃泊地周辺と作戦前路パラワン水道の対潜哨戒を実施せよ!

 

 

 

 

・・・・・

 

 宿毛泊地より出撃した対潜部隊。その主目的は作戦経路上に在る「敵深海潜水群の掃討」及び待ち受けているであろう敵群旗艦の撃破であった。

 捷一号作戦、その第二段階が幕を上げた…この先に待ち受ける難敵とは、果たして…?

 

 

 

 

 

〇対潜警戒部隊(e1)

 

五十鈴(旗艦)

ガングート

ヴェールヌイ

リベッチオ

深雪

 

 

 

 

 

 先ずは様子見と、五十鈴率いる対潜部隊が先行し、必要に応じ海防艦を投入するという算段となった。

 今回もボスマス到達のためのルート開放ギミックを解除済み。後はそのまま道なりに進めば辿り着ける…だが?

 

「いよっしゃあ! 深雪さまの出番だぜぃ!」

「はわわ! が、頑張るのです!」

「…? どうした、同志?」

 

 怪訝な顔で後ろで和気あいあいとする二人を一瞥するガングート。

 

「いや…対潜だというのに、随分イメージと違うな? と」

「どういう意味だい?」

「お前とリベッチオは、対潜値を考慮したとまだ分かる…が、あの二人は?」

「ああ…吹雪が言うには、史実艦でない娘を選出している。つまり彼女たちはそういうこと」

 

 急用の為に現場を離れた提督に代わり、秘書艦たる吹雪が今作戦を指揮している…飽くまでも「彼が戻るまで」と彼女は言っているが?

 

「成る程…しかし、どうなのだ? いや、お前の姉妹を侮辱するつもりは無いが…?」

「…ふふ、どうかな? ねぇ、五十鈴?」

「っはは! 今に分かるわよ? ガングートさん!」

 

 先頭で和やかに笑う五十鈴、彼女のソナーに敵潜水艦群の反応が出た。

 

「! 敵艦探知! 対潜用意急いで!」

 

 旗艦の言葉に、総員臨戦態勢。遠目で見るにも、薄っすらと黒い影が海中を移動をしていることが分かった。

 

「む! よし、駆逐は私に任せておけ!」

「ありがと! さあヴェル、リベ、やっちゃいましょう!」

 

 旗艦の言葉に、対潜艦二人は並んで進み出る。

 

「ヴェールー! はりきって頑張っチャオ!」

「ハラショー、お互いにな?」

 

 五十鈴の号令の下、三人の「先制対潜行動」が開始される。綺麗な弧を描き、爆雷は潜水群予測エリアに入っていく。

 チャポン、と水の音がするのも束の間、轟音と共に瞬時に巨大な水柱が建てられる。

 

『gygygggyyyーーー!!?』

 

 命中、潜水群はほぼ瓦解する…が未だに健在の一つの水影。

 

『ggggggーーー!!!』

 

 魚雷発射。その先には…「電」。

 

「はわっ!?」

「電!」

「くっ! 言わんことではない! こうなれば私が盾に」

「危ねぇ! 電ぁ!!」

 

 駆け出す深雪。深雪が手を伸ばすと電も伸ばす。

 

「パシッ) あーらよっとぉ!」

 

 勢いそのまま、回転の遠心力で電を無理やり魚雷を回避させる…手を繋ぎ、宙を舞う電。

 

「はわわあ!? …!」

 

 思いついたように爆雷をその手に携え、回転力を利用し天高く投げる。そのまま爆雷が降り注ぎ、逃げ場のないようにと水柱がそこかしこに出現する。

 

『gygygyggggーーーー!!?』

 

 撃破、側から見ても「ナイスコンビネーション」であった。

 

「…おお」

 

 ガングートは余りの鮮やかさに言葉が出てこなかった。

 

「やったな! 電! いえーい!」

 

 深雪がハイタッチの構えで勝利を喜ぼうとすると、電は…

 

「………」

 

 敵側に向かい、急に頭を下げて謝罪を表す。

 

「…ごめんなさい。皆の為だからって、深海さんを傷つけてしまって」

「電…」

「でも、必ず私たちが貴女たちと戦わないで済む世界を作って見せるのです。だから…もう少しだけ辛抱して欲しいのです!」

 

 電の言葉は虚空に響いて消えていく。しかし、その言葉は必ず彼女たちに届いているだろう…この場の誰もがそう感じていた。

 

「…流石、お前の姉妹艦だな?」

「ああ、私の…自慢の妹さ?」

 

 ガングートたちは誇らしげに彼女を見つめる、電の隣の深雪も肩を叩いて彼女の思いを励ます。

 

「大丈夫さ、電! アタシらなら…さ?」

「…はいなのです!」

 

 道中の潜水群を倒した一行は、すぐさまボスマスへその舵を切る。

 

「それにしても、奴らは見事なコンビネーションだった! …何か深い関わりでもあるのか?」

「ああ…電がね?」

「何だ? 助けたのか?」

「いや…「沈めた」のさ? 彼女を」

「…は?」

「ふふ…さあ行こうか?」

 

 それ以上ヴェルは何も言わなかった。ガングートも「流石にこれ以上は言うまい」と胸に固く誓った。

 

 …そして、一行はボスに辿り着く。

 

 

 

 

・・・・・

 

- 敵艦隊、接敵

 

クラス「姫」出現…

 

 潜水艦

 

潜水新棲姫

 

 

『キャハハ! 遊ボ遊ボ!』

 

 やはり待ち伏せていた潜水新棲姫。一行は反応を探知すると、直ぐさま先制対潜行動を取る。

 

「いい? 行くわよ…今!」

 

 五十鈴の号令、三隻から放たれた爆雷は先程と同じ様に、吸い込まれるように海中に投げ入れられる。

 

『キャハ! キャハハ!!』

 

 水中で爆せる衝撃と泡の壁が打ち立てられる。しかし新棲姫は、まるで「レジャーランドで遊び回る子供」のようにはしゃぎながら身をかわしていた。

 

『キャハハ! イッケーッ!』

 

 彼女の深海魚雷が発射される…ターゲットは

 

「…うぉ!? マジか!」

 

 深雪。その艦体(からだ)に、深海魚雷の爆発の衝撃が走る。

 

「ぐっはあああ?!!」

「!? 深雪ちゃん!!?」

 

 叫び声を上げながら吹き飛ぶ深雪。電は彼女に駆け寄る。

 

「だ、大丈夫なのですか!?」

「だ、ダイジョビ…ってワケにゃいかねぇか、ちくしょー! やりおるぜ!!」

 

 急所を突かれた深雪、もちろん「大破」でありこれ以上の攻撃は不可能であった。

 

「ああ…! ごめんなさい! ごめんなさいなのです!!」

「いいっていいって! っ! いたた…」

 

 大破による痛みに顔を歪める深雪、その間にも艦隊は新棲姫を捉えようとするも…?

 

「…っ! やっぱり早いわ、仕留め切れない」

 

 艦隊旗艦五十鈴はこれ以上の追撃は不可能と断定し、一度戻り態勢を整えることにした。新棲姫はその間も、バシャバシャと楽しそうにしていた…。

 

 

 

 

・・・・・

 

 その後、泊地に帰投し五十鈴は吹雪に「海防艦の要あり」と報告、大破した深雪の代わりに入れられることとなった。

 

「じゃーんけーん!」

「ほいっ!」

「…やったー! 私の勝ちぃ!!」

「うう…無念です!」

 

 国後と択捉はじゃんけんで誰が行くか決めていた、結果は「国後」の勝利、だが吹雪は当然困惑する。

 

「いやいや、確かに公平に決めてとは言ったけど…;」

「まあ私はどっちでも良いわよ? クナちゃんが練度高いしね?」

「五十鈴さんがそう言うなら…」

 

 こうして、装備も見直しされ艦隊は再び新棲姫の元へ…

 

「深雪ちゃん…必ずお返しするのです!」

 

 人知れず意気込む電だった…

 

 

 

・・・・・

 

 そして、今再び相対する両陣営。五十鈴は、クナを加えた先制対潜要員に号令をかける。

 

「行くわよ…今! 爆雷、投下!!」

「この海から…出て行けぇ!!」

 

 どこか嬉しそうに叫ぶクナ、今度は四隻の爆雷が放り投げられた…最早動くことがままならない程に高速で建造される水柱。

 

『ウ〜〜! 二ュゥ〜〜〜!!?』

 

 新棲姫も避けることで精一杯といった様子。何とか避け切るも、そこには随伴艦は居らず、彼女一隻だけであった。

 

『ウゥ!! 悔シイ〜〜〜!!!』

「さぁ、これで…ん?」

 

 意気揚々と残された旗艦を倒そうとしたその時、新棲姫目掛けて猪突猛進する影が一つ。

 

「電ちゃん!? 何やってるの?! 戻って!!」

「いや五十鈴、今の電なら大丈夫だろう」

「何? どういうことだ、ちっこいの?」

 

 姉妹艦の暴走を大事無いというヴェル、どういう意味か訝しむ一行をよそに理由を話し始めるヴェル。

 

「司令官から聞いた話だが…とある鎮守府の「電」が、随伴艦として艦隊に組み込まれた際、大破をしてしまったらしい」

「それって戻ったの?」

 

 五十鈴の質問に首を振るヴェル。

 

「いや…誰にも気付かれずに、そのまま進軍してしまったらしい」

「大破進撃だと!? ではその話は…!」

「…帰投した」

「「…へ?」」

「無事、帰投した。大破しながらも、彼女は沈まなかった…つまり戦い抜いた」

 

 唖然とする一同。ヴェルは誇らしげに続けた。

 

「つまるところ彼女には…吹雪以上の「底力」が隠されている…火の付いた彼女は、誰にも止められないさ?」

 

 異能生存艦たる時雨や雪風も顔負けの伝説。その力が、彼女にも隠されているとしたら…?

 

「電の「本気」を…見るのです!」

 

 殺気にも似た気迫に圧倒され、新棲姫は恐怖で体が震え始める。

 

『アワワワ……!? ワァーーーッ!!?』

 

 錯乱する新棲姫。あまりにもな(駆逐艦にはあるまじき)威圧感に圧倒され、深海魚雷を発射した。

 

「!? 電!!」

 

 彼女は避けるでもなく、そのまま突き抜けようとするも、程なく身を焼く火炎と轟音が空間に現れた。

 

「!! …何という……!」

「? …いえ待って、あれ!」

 

 五十鈴が指差す先には、大破しながらも爆雷を構える電。

 

「…! やぁーーーっ!!」

 

 新棲姫に向かい、爆雷を投げつける電。そのままクリーンヒットかと思われたが、大破のため思うように力が出なかった。

 

『(バグォン!)イヤァーーー!?』

 

 しかして、確実なダメージはあったようだ。先程も述べたように大破艦は「基本カスダメ」だが、新棲姫の様子を見て、それは無いようだ。

 

「うわぁ…ホントに凄いわ(クナ)」

「あの子、滅多に怒らないから…こんな事初めてだわ?」

「というか、大破でダメージを与えるなどあり得ないではないか!?」

「あれが電の本気、か…さて、我々も加勢しよう。幾ら彼女でもあれでは仕留められないだろう」

 

 ヴェルの言葉に頷く一同。五十鈴の指揮に従い、爆雷を構えて対潜行動を取る…。

 

 

 

 

・・・・・

 

 

  勝 利 S

 

 やっとの思いでもぎ取った勝利、五十鈴は喜びを表す。

 

「ありがとう、電ちゃん? 貴女の頑張りのお陰で、彼女の隙を突くことが出来たわ!」

「五十鈴さん…! はいなのです!」

「いや、普通に考えてこれリンチじゃ」

「クナ…それ以上は、空気読もう?」

「アッハイ」

 

 ヴェルの云い知れぬ圧力に思わず屈したクナ。件の新棲姫は…?

 

『ウゥ……エゥ………ヒクッ』

「ガチ泣きしてる…; (クナ)」

「ご、ごめんなさいなのです…私も頑張らないとって思ったら、つい…」

「そ、そうか…(ガンちゃん)」

 

 電は申し訳なさそうに新棲姫の前まで滑っていく。

 

「…本当に、ごめんなさい。でも…私たちにも、叶えたい願いがあるのです」

『…? ソレッテナァニ??』

 

 問われて、電は胸の内を明かす。

 

「私は皆と戦いたくない…でも、これは「戦争」だから。誰かが終わらせないといけないことだから」

『ウン…』

「それでも、貴女を含めて…多くの深海さんを傷つけてまで戦争をしなくちゃいけないなんて…電には、どうしても思えないのです」

『…デモ、ソレジャ勝テナイヨ?』

「はい、私も負けたくはありません。守るために勝たなくちゃいけません…でも、戦争には勝ちたいけど…「イノチも助けたい」って…おかしいですか?」

『!』

「だから私は…この戦争を終わらせて、あの泊地で過ごした日々のように…貴女たちとも笑い合えたら、と思うのです」

 

 静かに決意を語る電。それは、彼女の史実故の優しさでもあるが…それは、かつて提督が語った「未来への思い」と重なった。

 

『…アハ! オネーチャン面白イネ! 頑張ッテネ!!』

「はい! 必ず皆で…戦い抜いてみせるのです!」

 

 笑顔で電をエールを送る新棲姫、それに応える電。彼女たちの戦いは区切られ、終わった…しかし、この「レイテ」においてはそれすらも序章の序章に過ぎない…戦いは、始まったばかりである。

 

「…やれやれ、お前の姉妹艦はどいつも肝が据わってるな?」

「ふふ、言ったろ? 私の自慢の妹だって?」

「…ふっ! そうだな?」

 

 そんな予兆を感じながらも、同志二人は優しく勇ましい後ろ姿を見ているのだった…

 




〇宿毛泊地メモver.5

電(いなずま)

暁型駆逐艦の四番艦で、ヴェル(響)の妹。
虫も殺さないような優しく大人しい性格だが、大切なものを守るために戦う芯の強さと覚悟を併せ持っている。
底力を隠し持っているとされ、一度解き放たれるとポテンシャル以上の戦闘能力を発揮する。口癖は「なのです!」

某動画投稿者の嫁筆頭とされている。

○深雪

吹雪の妹のやんちゃな方。史実では電に(事故で)沈められ戦争には参加していない。
あっけらかんとしており、電との過去も特に気にしていない模様。砲撃等に技名を付けるのが趣味(深雪スペシャル!)

○国後

クナ。占守型海防艦の二番艦、テンプレートなツンデレキャラ…と思いきやボケる時は結構ボケる。
海防艦の中では練度が高い頑張り屋、くうさんを「第二のしむ姉」と勝手に位置づけている。



○おまけ

※ここから先は「memories alive」のネタバレが含まれています。





「…ここか?」

男が見上げているのは、我らが「宿毛泊地」…若者たちからの情報を頼りに、泊地にたどり着いていた。

「中々…デケェ代物だな?」

そう低く唸ると、男はゆっくりと宿毛泊地に入っていった…

・・・・・

「ん…?」

男が最初に目に付いたのは、木造校舎を思わせる廊下を歩く女生徒(?)であった。

「………」どやぁ
「………」
「………」どやぁ
「(こいつは返しゃいいのか?)……」ニヤァ
「…ふ」

どや顔女生徒は、満足そうにして立ち去った。

「…何であんな餓鬼が…あ?」

続いて出て来たのは、もはや幼稚園児と思うしかない可愛らしい「げっ歯類」であった。

「…」
「へけっ☆(にこぉり)」
「! おお……」ニ"ヤ"アアァ!
「!!? ぴええええええ……!」

ビーバーちゃんは男の余りにもなおぞましい顔に、思わず逃げ出した。

「あん? コイツが挨拶じゃねえのか? 全く…さっきから女しか見てねぇが、どうせなら餓鬼より色っぺえ姐ちゃんの方が…」
「もし?」

振り返る男、そこには逞しく、それでいて美麗な武人が立っていた。

「私は長門と言うものだが…見慣れない方だが、もしや客人か? 提督は生憎留守にしていて」
「…い、色っぺえ……!」
「? 如何された?」
「あ? おおそうか…そうだな、その提督が俺が探してるヤツだ、多分な」
「…?」
「あれ、長門さん? どうかしました?」

長門の後ろから、吹雪が顔を出す。

「あ? また餓鬼か?」
「む! 失礼ですね?! …あれ、貴方はどこかで?」
「奇遇だな吹雪、私も同じ考えだ…この方はまるで」

そんな会話を繰り広げていると、後ろから提督と連れの少女が現れる。

「お〜こんなとこにおった! 全く乗り場で待ちよったら良かったに、おうの」
「し、司令官!? …あ、やっぱり少し似てる?」
「そりゃそうよ吹雪、この人はオレの親父よ?」
「ああなるほ…っうええ!?」
「こ、この方が、提督の「お義父さん」…!?」
「………」

づかづかと提督に近づく親父。

「ん? …(ごちんっ!)痛ったぁ!?」
「親父じゃねえ、お父さんだろ?」
「ひ、ひどいわぁ頭殴らんでも…」
「あ? 目上の人には敬意を表せ。と日頃から言っとるはずだが?」
「どの口が言うがよ…」
「っはーーーぁ(拳に息を吹き掛ける)」
「はぁいついまてぇーん」
「阿呆か、絶対反省してねえだろ」
「なはは…それはそうと、親父ようこそ宿毛泊地へ!」
「言ったそばからかよ…まぁお前が元気そうで何よりだよ?」
「ひひ! で親父、オレの部下たちはどうよ?」
「あ? 部下ぁ?」

振り返る親父、吹雪と長門を見回し

「……いいな?」
「だっしょ!」
「どのベクトルからの発言ですか…;」
「あ、あの……お、おとうさ……えいや、あ……」
「…あん?」

しどろもどろする長門を見て、親父が疑問を投げかける。

「…おい、おとうさんたぁどういう理屈だ?」
「そりゃ…ケッコン(カッコカリ)しとるからよ?」
「……………」

それを聞いた親父、今度は長門に歩み寄り両手を握る。

「…ありがとう、こんな馬鹿野郎の嫁になってくれて…!」
「ひゃ、ひゃい!!」
「長門さん、固いですって…;」
「おお…こんな別嬪さんが嫁に来てくれるとは…これで俺も余生を気兼ねなく過ごせるってもんだ…(泣)」
「んな大げさな…(カッコカリやって言わんほうがよさそ)」
「……… ┐(´∀`)┌ (ため息をつき両手を上げる)」

こうして提督たちは、待ち人である提督の親父と無事出会うことが出来た。彼は一体、何をしに来たのか…?

「…え!? まだ提督代理をやっててほしい?! そ、そんなぁ! (吹雪)」
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