宿毛泊地提督の航海日誌 2018年冬イベ編   作:謎のks

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 はい皆様、早いものでもうe5に突入してしまいます、ナンテコッターイ。
 このペースを維持すれば、4月には終わるだろう! というのが作者の考えのようですが…さてはて、そう上手くいきますかねえ? こういう時に忙しくなったりして…? いえやめましょう、フラグ立っちゃいますからね?

 さて、前回のあらすじですが…

 いよいよ作戦が始まり、全艦隊がレイテ湾に集結! そこにいたのは「護衛棲水姫」、上陸部隊を率いる彼女は栗田艦隊と対峙、榛名ちゃんに代わり艦隊を率いる旗艦「武蔵」の号令の下、敵の殲滅が敢行される。
 …しかし、敵の予想以上のしぶとさに、遂に逃げ切られてしまう…かに思われた。
 闇夜から現れたのは、かつて大航海の末に救った欧州の艦隊! 何と援軍として駆けつけてくれたんですねえ、くぅ〜熱いですねえ!
 更に西村艦隊も駆けつけ、形勢は完全にこちらのものになります。トドメはみっち…じゃなくて満潮ちゃんと野分ちゃんが決めた!

 …と、自分でも熱くなってしまいましたが、ここでようやく折り返し。果たしてここから更なる激戦が待っているのか…?

 待ち遠しいですが、先ずは彼女たちを見ていきましょう! …え? ここも? 熱いの?! どんだけぇ〜?

 …はいすいません、行きましょう…どうぞ!



宿毛泊地提督の航海日誌 2018年冬イベ編 E-5

〇捷号決戦! 邀撃、レイテ沖海戦(後篇)

 

NEXT 「多号作戦改(オルモック沖)」

 

 オルモックに増援部隊を送り込む輸送作戦「多号作戦改」発動!本作戦を阻止する敵航空機や艦艇に十分警戒せよ!

 

 

 

 

 …作戦名「多号作戦」とは、上記の説明通りレイテ湾に増援部隊を送る兵員輸送作戦。

 

 史実では、誤った戦勝報告によりレイテ湾に無謀とも言える兵員輸送が行われたが…今回は違う。

 

 先ずオルモック湾へ輸送物資を届ける。そして迫り来る敵深海群に備える(次作戦は残存勢力の捜索、並びに撃破、その次に向こうの「最高戦力」を迎え討つ)。

 

 この作戦自体は、特筆に激戦があった訳ではないが…報告によると、こんな事があったのだと言う…

 

 

 

 

○志摩艦隊

 

那智(旗艦)

足柄

阿武隈

涼月

あきつ丸

 

 

 志摩艦隊には、史実艦によるルート固定が存在する、よって多号作戦以前に沈んでいた阿武隈はそこから外れるが、これには訳がある。

 阿武隈は奇跡の作戦と称される「キスカ島兵救出作戦」において多大な功績を残している。敵の猛攻を掻い潜り、輸送物資を届ける今作戦は、様々な要因を利用して「敵に気付かれずに渦中に飛び込み、尚且つ生還した」阿武隈の指揮系統はこの上なく噛み合っていた…尤も、彼女は不服そうではあったが。

 

鬼怒「むっきー! 何でアタシが外されるのさぁ!? …うぇ? 別の任務がある? 何…「泊地の物資の輸送」? ってそれいつもやってんじゃん! え? 武蔵さんの改装でカツカツ?! …ん、んも〜う、しょーがないなぁ? そこまで言われたら…ねえ?」

 

 …と、何とか言いくるめられたが。

 

 さて、阿武隈の陣頭指揮により被害も少なく滞りなく輸送は順調に進んでいった…。

 

「ふう…何とかなりそうか?」

 

 志摩艦隊の旗艦「那智」は呟く、彼女と阿武隈は状況によって旗艦と旗艦補佐を代わる代わるしていた。

 

「…ねえ、那智?」

 

 とここで彼女に意見具申するモノが。彼女は「曙(あけぼの)」という。史実でも志摩艦隊に所属していた、ちょっと気の強い女の子。

 曙は訝しげに後ろを指しながら尋ねる。

 

「…何で涼月がここにいるワケ? いや別にいたら悪いじゃなくってさ?」

 

 曙が言いたいことは、本来防空駆逐艦が護衛すべき主力艦隊(栗田)や機動部隊(小沢)ではなく、裏方仕事を主にした志摩艦隊に、彼女を寄越していいのか? という事だ。

 

「そうだな? 彼女の為にも我々より栗田や小沢に行った方が良かったかも知れない」

「…だったら」

「だが曙、我々とて航空戦がないわけではない。現に先ほど爆撃を避けたばかりだろう?」

「そうだけど…何か、申し訳ないって思って…」

「私からすれば、それは見当違いだな? …見ろ」

 

 涼月を見守る二人、涼月は愛らしい小さな人形二つを愛おしそうに見つめていた。

 

「…うふふ♪」

 

 彼女にとって、部隊は重要ではない。

 全力を尽くすことが出来る艦隊があり、約束を交わした仲間がいる。そして…何より大切なモノを「守る」ことが出来れば、充分なのだ。

 

「あの満足感の達した顔を見てみろ? 彼女のことは…彼女が一番よく分かっている」

「…うん、そっか。変わった娘ね?」

 

 曙は朗らかに笑うが、那智は納得いっていない様子。

 

「いや、お前に言われたら彼女の立つ瀬が無いが?」

「どういう意味よ!?」

 

 声を荒げる曙。そんな折に警戒態勢を取っていた阿武隈は、安堵した表情で艦隊に通達した。

 

「皆さ〜ん! もうすぐ揚陸地点でぇす! 荷物を降ろす作業の準備をお願いしまーす!!」

「うむ、行こうか?」

「…分かったわよ」

 

 少しムスッとしていたが、涼月の嬉しそうな顔を見てもらい笑いをする曙であった。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 そして、彼女たちが次の物資を運ぶため来た道を戻る…その時。

 

「…!」

 

 突然、阿武隈は血相を変えて目を見開く。何事かと艦隊は阿武隈の方を振り返った。

 

「どうした?」

「阿武隈さん…?」

「何よ? また前髪がどうとか言うの?」

 

 那智、涼月、曙が呼びかけても返答はない…ただ一言。

 

「…いる」

「え? いるって……?」

 

 阿武隈の見据える先には…

 

 

 

『- ………』

 

 

 

 黒炎を纏った「軽巡棲姫」が佇んでいた。

 

「っな!?」

 

 那智たちは驚愕した、いつの間にか、というレベルを過ぎて急に現れた軽巡棲姫。見るとその身に宿す焔は、いつかの徳田が言っていた「怨念型」と特徴が酷似していた。

 地縛霊のようなもの、と話していたのでこの神出鬼没性も納得だったが…?

 

「…っち、よりによって今来るか…」

 

 那智は舌打ちする他なかった。今の装備は輸送物資を運ぶ為の「大発動艇」とドラム缶、対空と対潜兵装が主である。まともな装備は那智と足柄のみ。

 今まともに戦えば、敗戦は必至…しかして向こうは、見逃す雰囲気は出ていなかった。

 

『………』

「…神通さん」

「え、神通さん!? …確かに似てなくはないけど…?」

 

 曙は彼女と神通を思い浮かべて、阿武隈が呟いた言葉を肯定する。しかし、それ以外に彼女は気づいた事があった。

 

「…?」

 

 …動かない、まるで襲ってくる気配はない。ただの棒立ち…という意味でなく彼女は何かを待っているように感じた。

 

『………』

 

 闇神通は阿武隈を見据えていた…まるで額当てで目隠しをしているビジュアルの彼女、本当に阿武隈を見ていているかは怪しかったが?

 

「…貴女は、私と戦いたいんですね?」

「えっ!?」

『………』

 

 頷く軽巡棲姫、阿武隈の言っている事が全て真実なら「阿武隈対神通」という構図が出来上がってしまう。それでも、目を逸らさない軽巡棲姫。まるで…こう言われている気がした。

 

 

- アラシノウミヲ、コエテイケルノ?

 

 

 …覚悟を問われる。それを理解した瞬間、誰に言われるでもなく彼女は宣言する。

 

「私たちは、この先の未来へ進みます。それを邪魔するなら…貴女であろうと、私たちは全力でお相手します!」

『……!』

 

 その瞬間、顔がくしゃりと歪む軽巡棲姫。

 彼女の纏う黒炎が煌々と燃え上がると、呼応するかのように彼女の随伴艦が姿を現わす。…その数「12体」、つまり連合艦隊。

 

「はっ!? マジで言ってんの!?」

 

 曙は叫ぶ、幾ら遊撃部隊(7人)だと言っても面子の問題、そして装備も万全とは言えない。だが…

 

「大丈夫! 皆で力を合わせれば、何とかなりますって!」

 

 阿武隈は勝算ありと笑うが、本気で思っているのか!? と曙は小突いてやりたい気分であった…だが。

 

「…ったく、しょうがないわね?」

 

 それは、信頼できるからこそ身を預けられる「安堵感」。曙を始め、那智たちも彼女と共に目の前の嵐の中を突っ切る覚悟だった。

 

「そうだな…やるか!」

「私も…頑張ります!」

「障害は多いほど良いわ! 漲って来たー!!」

「覚悟は完了してる…後は行くだけよ!」

「自分もとりあえず頑張る、であります」

「ちょっと!? あきつ丸こんな時ぐらいガッツ見せなさいよ!!?」

「曙殿…自分から「胡散臭い」を取ったら何になる? であります」

「まずアンタそんな性格だったっけ!?」

 

 やる気に満ち溢れて、いつも以上に感じる信頼。

 

 阿武隈は微笑み、那智と策を練る…果たして、この窮地を脱することは出来るのか…?

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 - 敵艦発見、攻撃開始!

 

 先ずは砲撃戦、向こうの航空戦力は軽空母級がいる以上「制空劣勢」は免れなかった。

 

「確り狙え!! …行くぞ、てえーーーーっ!!」

 

 弾幕は敵深海群の目前で着弾、そのまま水のヴェールがかかった。

 

『……!』

 

 直ぐさま反撃に転じる軽巡棲姫率いる敵艦隊…だが?

 

「ミィ!」

『…!?』

 

 妖精さん搭乗の大発が目の前に現れた…積荷は「爆雷」。

 

「ミャーーッミャッ! ……ミャーーーッ!!」

 

 火を付け、総員海へ退避。瞬時に轟音と爆炎が軽巡を襲った。

 

『…ッ!?』

 

 …一連の流れが終わると、軽巡は前を見た…そこに志摩艦隊は「いない」、奥へ目を向けると来た道を戻る彼女たちが。

 

 …彼女たちの決断は

 

「まともに戦って…勝てる道理は無し!」

「逃ぃげるんだよぉ〜〜〜〜!!!」

 

 逃走。しかしながらそれは「負け」ではない。勝負において、勝敗の有無は人の観点から来る。見方を変えれば勝利は複数に枝分かれする。彼女たちにとって「全員無事」こそが勝利、ただそれだけ。

 

『………(ニヤァ)』

 

 悍ましい嗤いを作ると、軽巡棲姫は一人彼女たちを追いかける、そのスピードは尋常ではない。

 

「!? いやあああああ! アイツ「テケテケ」か何かなの!?」

「島風殿〜早く来てくれ〜であります」

「今命からがら逃げてんの! そんな腑抜けた声だすなああああああ!!!」

 

 曙は叫ぶ、しかし現実は変わらず寧ろ追い縋ろうとしていた…

 

「っく! 足柄!」

「了解! くらいなさあああい!!」

 

 重巡二人の全力砲撃、しかし…

 

『………ヒヒ』

 

 彼女は「砲撃を受けても止まらない」、そのまま突っ込んで来る…長居するとこちらが危ない。

 

「くそ! やはり駄目か!?」

「むむむ〜! 覚えてなさいよー!!」

 

 そのまま全力疾走で逃げる、しかし隙を作ってしまったか、みるみる内に距離が縮まるっていく…。

 

「…! 目標確認、撃て!」

 

 涼月も振り向きざまに応戦するも、彼女に確かなダメージは無い…いや「あっても無くても」彼女には同じこと、標的を捉えるか、逃すか、二つに一つだった。

 

「…流石ですね、神通さん」

「え?! 阿武隈なんか言っ…た!?」

 

 曙が尋ねようと身を乗り出すと、バランスを崩し海面に倒れてしまった。

 

「曙さん!?」

「曙!」

 

 後ろから迫る軽巡棲姫、仲間たちは曙を助けたいがスピードをつけ過ぎて急な反転が出来なかった。遊撃部隊は人数が多い分「攻撃や防御に有利が付く」が、逃げるとなるとどうしてももたついてしまう。

 曙は死を覚悟する…が。

 

「曙ちゃん!」

「! 阿武隈…?」

 

 阿武隈は瞬時に判断し、速度を落として助けに入った。

 

「曙ちゃん、逃げて! 私がなんとかするから!」

「はぁっ!? 冗談じゃないわよ! アンタも一緒に逃げるの!」

「いいから行きなさい!」

 

 必死の形相で訴える阿武隈、それは普段はどこかおどけている彼女からは想像もつかない。

 

「! …分かった、死んだら承知しないから」

 

 声を震わせ、彼女は阿武隈の後ろへ駆けていった…。

 

「………」

『………』

 

 両雄、相対する。

 共に水雷戦隊旗艦を務めたモノ同士…果たして、決着の行方は?

 

「…第一水雷戦隊、旗艦阿武隈…推して参ります!」

『………!!!』

 

 刹那、砲撃の応酬と爆炎、轟音が木霊した。

 

 阿武隈、被弾、小破…。

 

 軽巡、被弾、中破…だが。

 

『……ヒヒ、ヒヒヒヒヒヒ!!』

 

 被弾しようがおかまし無しに砲撃をかましてくる…化け物染みた耐久力だ。

 

「……っ!」

 

 艤装に被弾、爆発の衝撃と炎で衣服も傷つく…阿武隈「中破」。

 

『………(ニヤァ)』

 

 深海艤装を向ける神通、阿武隈は窮地に立たされた。だが…その眼から「闘志」は消えていない。

 

「……ふふん」

『…!』

 

 軽巡棲姫の足元から水を掻き分ける音…「魚雷」がいつのまにか発射されていた。爆音が響き、火柱が上がる…勝敗は決したか…のように思えたが?

 

『………ヒヒ』

 

 ボロボロの「大破」、だが未だ健在である。彼女を倒すには、後一手足りない。今度こそ万事休すか?

 

「…そんなワケありません」

『…!?』

「私があの作戦を成功させたのは、先が見えていただけじゃない…「運が良かった」んですよ?」

 

 その時、上空から何モノかの「飛来音」が…!

 

「〜ふぅ。間に合った…基地航空隊」

 

 阿武隈の魚雷は、相手を倒す為だけでなく「基地航空隊の目印」として火柱を建てることが目的であった。

 

『………(ニッ)』

 

 

 

 - 流石、ですね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 - レイテ島、オルモック湾。

 

 曙たちは、彼女の帰還を待ち侘びていた…。

 

「…あ、見えた!」

「! 阿武隈!!」

 

 中破の状態で、何とか辿り着いた阿武隈。仲間たちは彼女を快く迎え入れた。

 

「阿武隈さん!」

「えへへ…ただいまぁ」

「馬鹿! どうしてあんな事したの!? クソ提督が言ったでしょ! 全員無事で戦いを終わらせるって…!」

 

 曙は少し涙目になりながら彼女を責める、彼女にはこの言葉しか出てこないが、それでもかなり心配していた。

 

「…ごめん、でもアタシが戦った方があの人も喜ぶかな? って」

「何よそれ!? ホント信じらんない! …無事で良かったわよ、馬鹿…!」

「うん、ありがとう曙ちゃん?」

 

 阿武隈が微笑むと、曙は彼女に抱きつき、脇目も振らず泣いた…。

 

 こうして、オルモック湾における「多号作戦改」は終結した。

 

 …その後、現れた敵深海群と志摩艦隊が激闘を繰り広げるが…ここは敢えて省かせて頂く、しないったらしないのである。

 

あっしー「ちょっと! いい感じで終わらせたいのは分かるけど!?」

 

???『ヴェアアアアアアアアアアアアア↑!!?』

 

あぶぅ「…締まらないなぁ…はぁ;」

 




〇宿毛泊地メモver.5

〇曙
特型駆逐艦、ツンd)ツンギレ三人衆の一人(満潮、霞)
クソソソとか言い間違えそうな勢いでクソソソ言ってるけどクリ〇ンだからな?
本当は優しい女の子のテンプレ。





〇おまけ

*ここから先は「memories alive」のネタバレが含まれています。






- 深海、本拠(海底)での会話…

『くっそーぅ! あのお邪魔虫たちめえぇ!?』
『落チ着イテ下サイ、提督…;』
『オレ様たちが用意シタ空襲とか、潜水艦とかぁ、ヌ級とかあぁ!? 何でアイツら悉く退けてんだぁ!? レイテはトラウマなんじゃないのか?!』
『(ア、ヌ級ハ脅威ノ部類ナンダ…)』

深海提督(ホコリ)とせんちゃんは、最終決戦に備えて編成を考えていた…。

『ちくしょ〜…こうなったら、最強の艦隊で奴らをギッタンギッタンのメッタメタだもんねぇ〜〜〜!!?』
『編成ハドウシマスカ…?』
『今いる姫たちを総動員するぞぉ! どんな感じだあ戦艦ん!?』
『エット…水母ト…重巡ハモウ出マシタシ…?』
『…え、そんだけしか居ないの?』
『ハイ…何故カ皆ボロボロデ、特ニ陸上型ハ全員ドッグ入リデ…?』
『ええ…じゃあ駄目モトで離島は?』
『…彼女ハ、気ヅイタラ居ナクナッテイマシタ。仮ニ居タトシテモ、総督側ダッタ彼女ガ力ヲ貸ストハ思エマセン』
『…そうかぁ、何かあれば相談くらいは乗ってやるのに、全く分からないヤツだなぁ?』
『…ウフ、提督ハ優シイデスネ?』
『な"あぁ〜っはっは! まぁ当然だな! …ん〜仕方ないかぁ、じゃあ「水鬼」たちを出すしかないな? 最終決戦って感じでな!!』
『!? シ、シカシ提督、彼女タチハ我々ノ戦力ガ整ッタ時ノ総力戦ノ要トシテ…』
『うるさあ"ぁ〜い! 向こうも助っ人雇ったみたいだし、今更総力も何もないのだぁ!!』
『…ウゥ、承知シマシタ…』
『よ"ぉ〜し! じゃあ早速…』
『- 私ヲ呼ンダカ? 提督』
『! 水鬼チャン…』
『ソノ呼ビ名ハヤメロ、馴レ馴レシクスルナ、私ハソウイウノハ好カン』
『ハ、ハイ…(彼女ハ気マグレナ性格ダカラ、要請ニ応ジルカドウカ…)』
『お"う、戦水! 空水と一緒に奴らをぎったんぎったんにしてやれえ!!』
『…ソレハ舞台ガ整ッタ、トイウコトダナ?』
『あったりまえよ"ぉ! 奴らは助っ人を雇い調子付いているからな! お前たちの力でお邪魔虫たちを叩き潰すんだーぃ!』
『…ホウ、ソレハソレハ…良イダロウ、ナラバ私ガ奴ラニ引導ヲ渡シテヤル』
『!? (受ケタ!? ヨ、良カッタ…)』
『よぉし! 空水に伝えてくれ、先ずはお前の出番だってなぁ!』
『承知シタ…クク、楽シミダ…』

戦水と呼ばれた姫は、静かな敵意を抱えながらその場を去った。

『ぬっふっふ! 戦艦、お前も頑張れよ! オレ様の肝いりで改装も施したからなぁ! パワーアップしたお前を、見せつけてやるのだぁ!!』
『! ハイ、勿論デス提督!』
『な"あぁ〜はっはっは! 今から楽しみだ、奴らの鼻っ柱をへし折ってやるもんねぇー! …ハヒh』
『テ、提督! ソレ以上ハ…?』
『…あ、つい癖で。ごめんちゃい』
『イイエ…(可愛イ…///)』

こうして、最終決戦の準備は着実に進んで行った…。
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