宿毛泊地提督の航海日誌 2018年冬イベ編   作:謎のks

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 ナレーターです。今回、ある描写が(ゲーム的に)不条理に映るかも知れませんが、小説のご都合主義ということで…?
 では続きをどうぞ。…あらすじ? 後半終わったらね?


宿毛泊地提督の航海日誌 2018年冬イベ編 E-6 後編

 

 

 

 

・・・・・

 

 - 敵艦隊、発見…

 

 クラス「鬼」出現…

 

  正 規 空 母

 

 空 母 水 鬼

 

 

『…進ミタイノカ?』

 

 

 眼前の敵にそう問いかける空母水鬼、気だるそうに彼女は飛行甲板にもたれ掛かっていた。

 彼女が深海空母中「最強」であるということは明白…圧倒的な耐久力と制空確保力を兼ね備えた正に「最終兵器」。それ故に滅多に出てこない彼女が出てきたということは…向こうも「本気」ということ。

 

 …それを先に捉えたのは「志摩艦隊」。

 

「…ああ、お前を倒して我々はこの先へ進む!」

「うん!」

「そうゆうことよぉ!」

『…フーン?』

 

 心底興味ない、といった具合に返事する空水、あまりに力のないキャッチボールにスッコケる一同。

 

「…おい、ここまで来た我らに何か…恨み節でも言うことは無いのか?」

『ナイ』

「ええぇ…;」

『スゴイヨ、オ前タチハスゴイ。デモ私ニハ関係ナイ、帰ッテ寝タイ、ゲームシタイ、デモ”シュウ”(集積地棲姫)ハドッグニイルシ、仕方ナイカラ暇ヲ潰シテイルトイウコト』

「…そんなに言わなくても」

「ちょっとアンタ、深海の最大戦力の一隻なんでしょう? 何とかモチベーション上げなさいよ、この状況的に!」

 

 霞が何とかしようとするが空水は動かない…最終決戦も目前、ある意味での「精神攻撃」は一同とて耐え難い。しかしどこ吹く風と言わんばかりに空水はそっぽを向いていた。…その時、通信から聞きなれた声が。

 

『- お? どうかしたがオマエら?』

「! 提督!」

「おお! この間の抜けた声!」

「久しぶりに聞いた気がするわあ!!」

『開口一番かよオマエらヒドイにゃぁ…んでどしたのん?』

 

 阿武隈たちは提督に状況を説明した。

 

『ふうん? それはアレよ? 興味を引いてやったらええんちゃうん?』

「え? どゆことですか?」

『はんん…ちょっと話させてな?』

 

 と、提督は音量を上げ空水に聞こえやすくする…そして尋ねる。

 

『オマエ、くうさんが言いよった「ナマケモノ」やにゃ?』

『…ナニ? 挑発ナラ間ニ合ッテルヨ?』

『違うわえ。ええと確か…ゲームが好きながやろ? 実はオレもそうながよ』

『! フーン…会社ハ何ガ好キ?』

『会社? うーんスク〇ニかな? バン〇ムも捨てがたいけんど?』

『馬鹿ダネ…ソコハS〇GAデショ? 「ぷよ〇よ」作ッタンダヨ? チョー偉大ダヨ』

『ああね? オレはRPG系が好きやきやっぱ王道かなって?』

『フフフ、王道コソ邪道。チョット”マイナー”グライガ丁度イインダヨ? 隠レタ名作ヲツクル彼ラコソ良ゲームメイカーナンダヨ!』

『ああ-その気持ちわかるわぁ』

『ソウダロ? フフン…!』

「…何かニッチな会話になって来たんですケド;」

 

 しかし明らかに姿勢が前のめりになりこちらに興味津々といった様子の空水。提督はそれを見て話しを切り出す。

 

『…にゃぁ、ちょっちゲームをしようや?』

『? ゲーム??』

『おう! 「艦隊ゲーム」ゆうて、敵艦隊に攻撃して最後の結果発表でどれだけ自分の艦隊が多く残っているかを競うがよ!』

「エッッッ!!?」

『…フム、ソレジャダメダネ? コッチノ方ガ人数多イカラ(連合艦隊)有利ダ、ソレジャ面白クナイヨ!』

「そういう問題なのか…?」

『ん~じゃ、旗艦にどれだけダメージを与えられたかを競うっちゅうことで、撃破されたら負け!』

『オオ! …ヨォシ、ヤッテヤルゾォ! フフン!』

「…ホントに乗り気になってる;」

「というよりこれ私が危うくないか?! ギラッギラした目でこっちを見てるんだが!!?」

「…那智、ガンバ」

「……提督、話がある。後で酒場に来るように###」

『おぅ…(´・ω・`)』

 

 何はともあれ、戦う気になってくれた彼女。ここから果たしてどのような激闘が繰り広げられるのか…?

 

『…皆! 頑張りよ!』

「はい! ありがとうございます提督!」

「…よし、志摩艦隊、突撃する!! これで…最後だ!!」

 

 提督の言葉に押され、志摩艦隊は最後に続く戦いを挑む。

 

『ヤラセハ…シナイヨッ!!』

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 一方、志摩艦隊の掩護を引き受けた西村艦隊。

 しかし、水母は随伴の駆逐艦こそ消え去ったが、尚も艦隊の前に聳え立つ壁であった。

 

『モットヨ……モット! 黒クナッテェ…? ホラ、ホオォラ!!』

 

 執拗に攻撃を繰り出す水母、西村艦隊は苦戦を強いられていた。

 

「…っ!」

 

 時雨は苦い顔で水母を見据えた。しかし、扶桑たち戦艦が居ない状態で(夜戦であると踏まえても)姫クラスでも上位の強さを誇る水母棲姫を相手取るのは厳しかったか…?

 

「…っち!」

 

 満潮が前に出る。

 

「! 満潮!!」

『…ッフフ! ワザワザ当タリニ来テクレタノォ?』

「皆は私が守る、それだけよ…!」

 

 ただでさえボロボロの仲間を庇う為、満潮は一人盾になろうとしていた…!

 

「満潮、やめて!?」

「…何カッコ悪い声出してんの、時雨…私は大丈夫よ? 死ぬつもりはない、必ず生きて帰る!」

『…フン、馬鹿ネ?』

 

 鼻で嗤い、水母は彼女の覚悟を嘲笑する。

 

『ドウセ皆沈ムノヨ? ニンゲンガ何レ死ヌヨウニ…私タチモ沈ムノヨ? 何故抗ウノ? 無意味ナ行為ヨ、滑稽ダワ!』

「…!」

『意味ナク沈ム運命ナノ! 皆、ミンナ、ミィーンナ!! 絶望ニ屈スルノヨ! ナラ早イカ遅イカノ違イジャナイ!?』

「違う!」

 

 絶望の黒に、希望に満ち足りた少女は魂の思いを叫ぶ。

 

「私は信じる! …意味なく沈むイノチなんて…ないって!」

『ッ!? …鬱陶シイ……イイワ、モウ消エナサイ!!』

 

 水母は満潮に有りっ丈の砲撃を喰らわそうとする…!

 

「ッ!?」

「満潮ーー!!」

 

 …しかし、その凶撃は未然に阻止された。

 

『……ッナ!?』

 

 

 - 謎の「爆発」によって…。

 

 

「!?」

「え…?」

 

 西村艦隊の誰もが、その光景に唖然とする。

 突然現れた爆炎は、水母の四肢肉体を包み、燃やし尽くす…文字通り「火だるま」になっていた。

 

『ッグ…ア"ア"ア"アアアアア!!?』

 

 水母は堪らずそのまま海に沈み、その場を退散した。

 

「………」

「………」

 

 一体何が起こったのか、それは誰にも分からない。しかしこの山場を乗り越えたことは確かだった。

 

「何だったの、今の…?」

「時雨ー! 満潮ーー!!」

 

 満潮が疑問を抱いていると、後ろから山城の声が聞こえてくる。

 

「! 扶桑、山城!!」

「アンタたち、無事だったの?」

「ええ! 姉様の無双っぷりを見せたかったわ…惚れ惚れしちゃう!」

「もう山城……? 時雨? もう戦いは終わったの?」

「う、うん。実は…」

「…? 何?」

 

 時雨が事の顛末を話そうとすると、突然通信が入る。

 

『- やぁ! ニシムラ艦隊の諸君! アタシは北方連合艦隊旗艦、タシュケントだよ!』

「え…あ、どうも?」

「時雨、代わって? …何の用よ?」

 

 満潮は通信越しにタシュケントに要件を伺う…それは時雨たちにも関係のある事柄であった。

 

『実は今、我々はクリータ艦隊の支援の為に、戦艦棲姫と戦っていたんだ』

「…そう、私たちと同じってワケ?」

『うん、問題はここからなんだけどね? …さっきまでピンピンしていた彼女が「突然として火だるまになって」ね? 何事かは分からないが、彼女はその攻撃で深手を負ったようで今しがた退散していった』

「!? 時雨!」

「うん。どういうことだろう? まさか誰かが?」

『いやぁどうだろう? アタシは君たちが手助けしてくれたのかな? と勘繰っていたが…どうやら見当違いのようだね?』

「その口ぶりだと、アンタも心当たりがないみたいね? …私たちもさっき同じようなことが起きた。何なの? 狐につままれたの?」

 

 誰も心当たりのない「支援攻撃」…それは辺りの暗闇と相まって不気味な様相を見せる。

 

「…うん、この事は後で提督に報告しよう」

「それが良いわね? 本当、気味が悪いわ…」

 

 こうして、西村艦隊と北方連合艦隊の戦いは終結した…唯一つの謎を残して。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 - 我、夜戦ニ突入ス!

 

「…はぁ、はあ……っ!」

 

 志摩艦隊は、遂に合間見えた空母水鬼の機動連合艦隊、その殆どを倒すことに成功する。

 

『……ヨシ』

 

 しかし例によって旗艦は健在、随伴艦は数えるほどしか居ないが深海群随一の耐久力を持つ彼女、やはり簡単には通らない。

 空水は舌舐めずりしながら狙いを定めている様子、まるで本当にゲームを楽しんでいるようだった。

 

「くっそ! …余裕だ、な……!」

 

 更に連戦が祟ったか、志摩艦隊は疲労困憊。誰しもがギリギリの状態で戦っていた。

 

「…ここを凌げば、我らの勝利だ! やるぞ!!」

「那智、それフラグ」

「!? いやしかし、私は皆を鼓舞しようと」

「分かってる。でも…皆疲れているのに、更に力を引き出そう、なんてアタシ的にはNGです」

「! …す、すまん」

「ううん…でも、このままじゃ仕留めきれないかも…」

 

 阿武隈は少し考える。打開策がない訳では無いが…?

 

「…阿武隈さん」

 

 阿武隈に声を掛けたのは涼月、覚悟を持った顔で彼女に尋ねる。

 

「この場の突破口は…貴女には見えているのでは?」

「………」

「でしたら、何なりと仰って下さい。私たちは…必ず生きて帰る、そして願わくば彼女を仕留め、この先の戦いを有利に」

「涼月ちゃん…」

「…私も、やるわ! 涼月だけに負担はかけられない!」

「かすみんさん…」

「…やれないことはない、でもアタシも成功するかどうか自信が無いの」

「…阿武隈」

 

 那智は阿武隈に向き合い、指令を下す。

 

「どんなに無茶苦茶でも構わん、我々にはお前の策が必要だ…命令だ、言ってくれ。我らは如何なるものであれこなしてみせる!」

 

 那智の言葉に、艦隊全員は力強く頷く。

 

「…分かった。皆、やろう!」

 

 阿武隈は、簡潔に計画をまとめ、それを那智たちに伝える。

 

 

 

 

 - そして、計画は実行される。

 

 

 

「…よし、行けぇ!」

 

 那智のカタパルトから発進したのは「夜偵」、漆黒の翼は夜闇に溶ける。

 足柄は照明弾を放つ、熊野は探照灯…と、これはいわゆる「夜戦三種の神器」で、同時に発動すると辺りが光に照らされ夜戦攻撃の威力、命中精度が高まる。

 

『ハハ! 頭使ッタナ? …ダガ、ソレダケサ!!』

 

 空水は確実なターゲッティングをされても、構わず深海艦載機で獲物を狙い撃つ。しかし…

 

「- 目標、補足…対空砲火用意良し、狙え……撃てっ!」

『…!? 何ダト!!?』

 

 夜戦に関わらずの涼月の対空射撃、秋月型の防空砲撃に、さしもの空水の艦載機も撃ち落とされる。しかも夜戦三種の神器により命中率が上がっている、つまり「敵の無力化」に成功する。

 

『…フ、流石! デモ…ヤラセナイ!』

 

 空水の眼が光ると、随伴艦が彼女を守るように前に立つ。

 

『ヤッチャエ! ツイデニ旗艦ヲ狙ッテフィニッシュダ!』

「そうはいかないわ! やるわよ!!」

 

 霞、足柄、熊野、鈴谷が砲撃を集中させる。轟音は辺りに重く鳴り響く、爆炎は烈火のヴェールを作る。

 …そうして、全てが治まると敵は旗艦を残し海中に没した。

 

『…チィ!』

「もう弾が無いわ!」

「構わない! いけ阿武隈、お前が決めろぉ!!」

 

 那智は阿武隈にトドメを催促する、言われなくてもと彼女は得物を構えて狙いを定めた。

 

「…魚雷発射管、発射準備完了! 狙い……良しっ! やるよ……いっけえええええ!!!」

 

 阿武隈は魚雷を一斉に解き放つ。

 

 一、二、三、四、五。

 六、七、八、九、十。

 

 五連装酸素魚雷…魚雷カットインが炸裂! 敵に向かい十の必殺の槍が投げられる!!

 

『…ック!!』

 

 空水、深海障壁を展開。しかしその耐久では爆槍を止めるには力不足であった。

 

『グアアアアアアアアア!!!』

 

 力を込めた叫びも虚しく、彼女の障壁は破られる…それは同時に、長い死闘が終わりを告げたことを意味した……。

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 ソウカ…オマエタチハ……ソレデモススムンダナ…?

 

 …イイダろウ…スすむガ…良いさ…!

 

 

 

 

・・・・・

 

「…や、やった!」

「ああ、やったんだ阿武隈! 私たちが…!」

「大勝利ー! やっt」

 

『ソウカイ、オメデトウ』

 

 一行が驚きの声を上げ振り向くと、空水は海に力無く浮かびながらも健在であった。

 

「あれだけ叩き込んでもまだ沈まないの…?」

「流石は向こうの最終兵器の一人、か?」

『ソウデモナイヨ? 私ハモウ戦エナイ。全力ヲ出シ切ッテ負ケタ…悔シイケド、嫌ジャナイ。久シブリニ暴レタ気分』

 

 和やかに笑う空水からは疲労と、そこから来る爽やかな喜びが見られた。

 

「…そっか」

「よし、敵艦隊の主力の一つは瓦解した。後は…アイツだけだ!」

 

 那智は更なる激闘に兜の緒を締めるが、阿武隈はそうでもなかった。

 

「皆お疲れ様。先ずは帰って休もう…拠点に戻って、ね?」

「! …そうだな、気を張り詰めるだけじゃいかん。皆ご苦労だった、行こう」

 

 阿武隈たちが帰ろうとすると、奥から榛名たちが見える。

 

「那智さん、阿武隈さん!」

「栗田艦隊参上! 覚悟…ってぬぉ!? もう終わってしもうたのか?!」

「…やれやれ?」

「あはは! おーい、榛名さぁーん!!」

 

 阿武隈は手を振って、栗田艦隊を迎えた…その光景を空水はジッと見つめる。

 

『………?』

 

 すると、不思議そうに辺りを見回した。

 

『誰カイル? …一人? イヤ……二人??』

 

 その研ぎ澄まされた索敵能力は、遠くの方で様子を伺う影を捉える。

 

『…マァイッカ?』

 

 そんなことよりゲームやりたい。と暢気に思っている空水であった…。

 

 




○おまけ

*ここから先は「memories alive」のネタバレがあります。





- 横須賀鎮守府並立「運営鎮守府」内…


机の上、資料を雑に広げそれらを見比べる男…彼は

「徳田さん?」
「! 谷部さん…」

徳田、かつて宿毛泊地にて滞在した定期従軍医。そんな彼を後ろから呼び止めたのは「谷部」、運営鎮守府の女性スタッフだ。
彼女もまたTW機関の元メンバーである。

「どうしました? 貴女には各鎮守府との連絡を綿密にお願いしていた筈ですが?」
「もう決戦も近いって、どこも大人しくしてますよ? …後は宿毛湾泊地の決戦支援哨戒の戦果報告待ちです」
「そうですか…彼らも熱心ですね?」
「ふふ、徳田さんは彼らの話題になると自然な笑顔になりますよね?」
「おや、これは失敬。お恥ずかしい姿を」
「いえいえ、ところで…それは?」

谷部は徳田の前に広げられた資料を指す。

「ああ、これは今までの深海群の動向をまとめたものです。この作戦が終わっても戦いは終わりませんでしょうから?」
「確かに。でも皆は最後の戦いのつもりでいるので、あまりデリカシーのないことは感心しません」
「戦いは常に先を見据えるものですよ? まぁ私は汚れ役には慣れているので」
「…はぁ、変わりませんね? あの頃からずっとその調子…でも」
「…? 何です?」
「いいえ? 今の貴方のほうが、私は好きだな、と?」

谷部の言葉に、徳田は優しく微笑んだ。

「そうですね? …もう私は自分に嘘をつくのは止めたので。あんな事が二度と起こらないように…」
「……そうですね?」

二人はそれ以上何も言わずに、谷部は徳田の資料の見比べを手伝うことにした。

「…うふふ」
「? 何か?」
「いえ、あの時はこんなことになるとは思わなかったので? 未来は分からないな…って?」
「…ははっ! そうですね? さあ、やりましょうか? 先ずは最近の動向と始めの戦いを…」
「…?」
「どうしました?」
「いえ、何か音がしたような……?」







・・・・・

- 同時刻、宿毛泊地


「さて、後は…」
「司令官、少しお休みになられてはいかがでしょうか?」
「吹雪、そう言ってくれて嬉しいけんど、オレも最後まで何かしときたいがよ?」
「でも、各艦隊に綿密な連絡と、各鎮守府の提督との連携確認、更に最終決戦に向けた編成の考案…せっかく戻って来てくれたのに、司令官が倒れられたら、私どうしていいか…」
「…ほうか、すまんなぁ? そうやなぁ、ミウも部屋で寝かせゆうし、オレも休むか?」
「はい! 後は私がやっておくので、少し羽を伸ばして下さい!」
「おう! ありがとなぁ吹雪、まっことオマエは出来た秘書艦や?」
「もう、お世辞は良いですから! 早く休んで下さいね?」
「おう、んじゃあ…」

…提督がその場を離れようとした、その時。

「…ん? 何やこの音?」
「え? ……-」








- ズドオオオォォォン!!!







・・・・・

- 遠くに見える、紅く煌々と燃える炎。

天高く柱となったそれは、徐々に燃え広がる…中には建物、この規模は只では済まないだろう…。

『……ッフ』

その光景に、彼女は満足そうに嗤った。

『ザマアミロ…ック! フフフ! ハハハハハ! アーッハッハッハッハ!! ヒャハハハハ!!!』

…その翌日、二つの拠点から謎の爆発があったことを艦娘たちは知らされる……。

そしてそのまま彼女たちは最終決戦に臨むことに……影で嗤う彼女は、果たして何モノなのか…?


- 全てはその時、明かされる。

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