宿毛泊地提督の航海日誌 2018年冬イベ編   作:謎のks

9 / 12
 どうも、いよいよラストに近づいて参りました。そんなことより焼きそば(ユー○ォー)食べたい、ナレーターです。
 では早速あらすじを…最終決戦に向けて、敵群残党を片付ける艦娘たち、しかしそこにいたのはどれも一線級、一筋縄ではいかない。
 それでも退かない艦娘たち、志摩艦隊と栗田艦隊は、それぞれ水母棲姫と戦艦棲姫改と対峙、増援の北方連合艦隊、そして西村遊撃艦隊に後を任せて、本丸に向かう…そこに居たのは「空母水鬼」、志摩艦隊のメンバーは、彼女と熱い戦いを繰り広げた…。
 こうして、残す敵群主力との決戦に臨む艦娘たち…しかしそこには、陰で暗躍する何モノかがいるのであった…。

 さぁ果たしてどうなるか…それでは見てみましょう、どうぞ!

 …え? 真面目すぎる? いやぁ流石にふざけたら駄目かなぁって?


宿毛泊地提督の航海日誌 2018年冬イベ編 E-7 前編

〇捷号決戦! 邀撃、レイテ沖海戦(後篇)

 

NEXT 「暁の水平線に勝利を──(エンガノ岬沖)」

 

 エンガノ岬沖北方に集結した敵部隊主力を、我が連合艦隊総力をもって撃滅せよ!

 

 

 

 - 暁の水平線に勝利を刻め!

 

 

 

 

 

○決戦部隊

 

第一

武蔵(旗艦)

アイオワ

榛名

金剛

千歳

千代田

 

 

第二

速吸

阿武隈

瑞鳳(改二乙)

足柄

初月

時雨

 

 

 

 

 

 

 遂に始まる、約4カ月に渡り展開された捷一号作戦、その最終作戦。

 艦隊の編成は水上打撃部隊、その編成は西村、栗田、志摩、小沢部隊メンバー代表が選出されている、正に最終決戦に相応しい。

 彼女たちは北方のエンガノ岬に誘致した機動部隊(くうさんたち)そのポイントの奥に再び現れた深海群…恐らく敵の最高戦力だが、そこへ向かい艦隊決戦を行う…彼女たちを撃破すれば、この作戦は「クリア」となる。

 だが今までも数々の強敵を倒しても尚一層勢力が衰えない深海群、油断は禁物。彼女たちは警戒を厳としてその場所へ向かう。

 

「……」

 

 沈痛な面持ちの一同、無言で海の先に待ち構える敵の元へ…しかし彼女たちには気掛かりが。

 

「…提督」

「榛名、きっと大丈夫デース!」

「お姉様…」

「私たちにはこの先で戦わなければいけない相手がイマス。先ずは彼女たちに集中しまショウ! …"テートクたち"も、きっと無事デース…」

「そうですね? ありがとうございます、お姉様」

「Yeah! ではサッサと済ませちゃいまショー! Let’s go!」

 

 沈んだ空気を、金剛がムードを盛り上げて何とかなっていた…昨日に起きた謎の爆発、それに巻き込まれた運営、そして宿毛泊地。彼らはどうなってしまったのか…?

 

「…む?」

 

 武蔵は空を仰いだ。するとそこには謎の深海艦載機。

 

「…初月!」

『ああ、分かった!』

 

 旗艦の言葉に、初月は自慢の対空砲火を見せつける。

 

「そこだ! 撃て!!」

 

 華やかに舞い上がり敵艦載機を屠る姿は、夏の夜空に咲く花火のような美しさがある。

 全ての艦載機を玉砕した初月、どうやらここは対空襲戦ポイントだったようだ。

 

「…妙だな? 艦載機だけしか見えないとは?」

 

 辺りを見回すがそれらしいモノは見当たらない、武蔵は訝しむが今は止まっている暇はない、水上打撃連合艦隊は、直ぐさまその場を離れていく…。

 

 

『…フン』

 

 

 そこから大分離れた海上にて、艦隊を忌々しげに睨みつける人影。

 

『少シハヤルジャナイ…本気出シテヤルカ……ック! ヒャハハハ!!』

 

 狂気に嗤う影は、果たして何を狙うのか…?

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 - 敵艦隊、発見…

 

 クラス「鬼」出現…

 

 

   戦艦

 

 戦 艦 水 鬼

 

 

『役ニ立タヌ…忌々シイガラクタドモメ!!』

 

 

 敵深海群、水上連合艦隊がその姿を露わにした。そこには大方の予想通りの展開…旗艦に「全深海群最強」と名高い戦艦水鬼が。

 

「…ふむ、あれか。凄まじい威圧だ」

 

 武蔵は彼女から感じるオーラを受け「只モノではない」と悟る、対する戦水も武蔵を見てニタリと顔を歪ませた。

 

『フン、漸ク私ト戦ウニ相応シイ強者ガ現レタカ』

「おう、大和型二番艦の武蔵、貴様を倒す為に参上した」

『フハハ! ガラクタニシテハ言ウジャナイカ! …デハ早速始メヨウカ!』

「待って下さい!」

 

 世紀の一戦に待ったをかける榛名、彼女は深海群に聞きたいことがあるようだ。明らかに苛立った様子で戦水は睨みつけた。

 

『…何ダ?』

「あの…昨日に私たちの宿毛泊地と、運営鎮守府に謎の爆発がありました…アレは貴女がたが?」

『何ノ話ダ?』

 

 戦水は肩を竦める。表情から本当に知らないと見て取れた。

 

「そうですか…実は昨日から泊地や運営鎮守府と連絡がつかなくて…もし何かあったらって思うと…私……ッ!」

「落ち着け、榛名よ」

 

 憤慨の感情を抑えきれていない榛名に、武蔵が平静を保つように諫めた。

 

「ここに居るモノ、皆お前と同じ気持ちだ。私でさえ泊地がどうなったのか気掛かりだ…だがそれは目の前の戦いに支障をきたすモノであろう、恐らくな?」

「武蔵さん…」

「ここは提督たちを信じ、手土産を持って帰ってやろうではないか! それが今我々にできる最善の信頼だ」

「…はい!」

『ハッ、信頼ネ? …モウイイダロ? 早クシロ、貴様ヲ屠リタクテ血ガ滾ッテイルノダ』

「焦るな。私とて貴様に全力を撃ち込みたくてウズウズしているのだ」

 

 戦艦二人は己の力をぶつけ合いたい様子、片や大戦艦姉妹大和型の妹、その改良型、片や深海群最強の戦艦…当事者でなくとも、この決戦は見逃せない。

 

「では行くぞ…連合艦隊、これより敵を撃滅する!」

「おおーーーっ!!」

『ヤッテミロ! 粉々ニ打チ砕イテクレル!!』

『■■■■■■■■■■-----ッ!!!!!』

 

 …ここに、艦娘と深海群の戦い、その大きな区切りとなる戦闘が開始された。

 

 

 

 

・・・・・

 

 - 敵艦発見、攻撃開始!

 

 敵は、水上打撃連合艦隊。

 戦艦を主力にしたテンプレートな編成…旗艦が戦水である以外。

 

「…よし、制空権は必ず確保します!」

「うん! やっちゃおうお姉!」

 

 千歳姉妹の艦載機の発艦…対する敵群もヌ級より深海艦載機が発艦される。

 

『ブルアアアカモノガアアア!!!』

 

 …その時、千歳姉妹の艦載機の後ろより飛来する飛行隊が。

 

「基地航空隊!」

 

 基地航空隊による支援爆撃…艦娘側の艦載機はまるで渡り鳥の大群のように空を覆いつくした、そしてそこから深海艦載機を駆逐しつつ敵に爆撃をお見舞いする。

 

 

― …ュゥゥウウウウウ! ズドオォォオン!!!

 

 

 瞬く間に敵に甚大なダメージ…対する艦娘たちは初月の対空カットインにより、被害は軽微…!

 

『…ッフフ!』

 

 だが、旗艦にはまるで効いていない様子…第二艦隊も健在だ、仕損じれば第一艦隊に攻撃がいくかも怪しい…。

 

「…!」

『ソノ程度カ? ナラバ今度ハコチラガ…!』

 

 

― ちょっと待った――――――ッ!!!

 

 

『何ッ!?』

「あれは…! 瑞鶴さん!?」

 

 そこに居たのは…何と泊地で待機していた瑞鶴! 彼女は支援艦隊としてこの場に馳せ参じたようだ。

 

「お待たせ! 態勢立て直すのに時間かかっちゃった!」

「! …瑞鶴さん、提督たちは?」

「うん! もちろん皆無事だよ! 執務室の方がちょっとボロボロだけど…提督も吹雪も、皆大したケガはしてないよ!」

 

 爆発による被害は軽微のようである、それを聞いた榛名はホッと胸を撫でおろした。

 

「…良かった……ッ!」

「ふむ、通信が繋がらないのは何故だ?」

「ああ、提督のパソコンからやってるみたいだけど、爆発の影響で壊れちゃったみたい」

「そ、そうか…そんな理由なのか?」

「あはは、私も笑っちゃった! 提督さんの秘蔵エロ写真があったって言ってたよ? 榛名さん怒った?」

「…もう! 勝手にしてください…っ!」

 

 榛名は目に涙を浮かべながら提督たちのいつものやり取りを頭に描いて、笑顔になった。

 

「っふ、泊地もそうだが…私はお前が本調子のようで何よりだぞ、瑞鶴よ?」

「あっ、やっぱりバレてた? あはは…その節はお世話かけちゃったね?」

「ははっ! 何、お互いそれだけこの戦いに賭ける思いがあるということだ!」

「…うん! 今度こそ大丈夫! 私もやり残しが無いようにしないと!」

 

 瑞鶴は戦水に向き直る、戦水は余裕なのか鼻で笑っている。

 

『ッハ! タカガ支援艦隊ニ何ガ出来ル? 大人シクシテイル方ガ良イノデハナイカ?』

「…それはどうかな?」

『何? …ッ!?』

 

 その時、頭上から音も無く現れた爆弾の雨。鳴り響く爆破音と火柱が海上を支配する。

 

『■■■■■■■■■■■■ーーーッ!?』

『グッ!? ドコカラ…!』

 

 戦水が上を見上げると、瑞鶴率いる航空隊が「アウトレンジ」から急降下してくる。相手の隙を突いた機銃掃射は、確実に敵群を貫いていく。

 

『■■■■■■■■■■■ーーーーーッ!!?』

『何ダト!!?』

「…ふむ、距離、角度、全てにおいて完璧です。流石ですね瑞鶴さん? まさか敵の認識外まで航空隊を飛ばすなんて」

 

 支援艦隊の一人、霧島が瑞鶴の技量を褒め称える。瑞鶴は謙遜…とはいかず鼻高々といった様子で。

 

「まぁね? 相手が軽空母一隻だけだし? イケると思ったんだぁ! にしし!」

「…加賀さんが居たら大目玉ですね?」

「ずいぃ!? も、もう霧島さんそれ言わないでよぉ…心臓に悪い」

 

 瑞鶴のいつもの様子に、小沢艦隊メンバーは安心したようににこやかに笑っていた…。

 

『…ック! 被害ハ…第二ガ壊滅寸前カ…シカシ、第一ガ居レバ良イ! 奴ラガ夜戦ニ持チ込ム前ニ腹ニ風穴ヲ開ケテクレル!!』

「望むところよ! 行くぞ!」

「Ok! meも本気を見せてあげるわ!」

「Wow! やる気デスねアイオワ! ワタシも負けてられまセーン! Burrrrrrrrning!! looooooooooooove!!!」

「っふふ、私も…負けません!」

 

 武蔵率いる戦艦四隻の全力砲撃! 対する戦水も戦艦を伴った蹂躙砲撃…しかし。

 

「っふ! 少し暴れてやるか!」

 

 武蔵が両舷全速で敵群に向かって駆ける、敵の爆砲をものとのせずひた走る姿は「戦いを求める阿修羅」の如くギラついた気を放っていた。

 

「うおおおおおおお!!!」

『何!?』

 

 そのまま跳躍、勢い様に拳を振り抜く。

 

「うぉらああああ!!!」

『GYUAAAAAAAAA!!?』

 

 戦水の深海艤装(せんちゃんの魔獣みたいなモノ、頭が二つある)に力一杯に全力を込めたパンチを喰らわせる。

 

『ッチィ!』

「おぉ…」

「……血が疼いて来ました」

「え」

 

 霧島がヤの付く人たちのような鬼の形相となりニヤつく、瑞鶴は血の気が引いた。

 

「っふ! どうだ! 私の全力の拳…そうだな? 「栗田パンチ」とでも名付けよう!」

「えぇダサい…;」

「良いですね! 燃え滾ります!!」

「もうヤダこの人たち脳筋過ぎ…」

 

 瑞鶴は流石に言葉を失うが、戦水の魔獣に決定的な一撃を与えたことは確か。忌々しげに武蔵を睨む戦水。

 

『貴様ァ、フザケタ真似ヲ…!』

「お互い様だ。不意打ちに正々堂々の一撃で返した、それだけよ」

『フッ、言ッテイロ! 何ガドウカ分カランガ、貴様ハ簡単ニハ返サン!』

 

 戦艦同士の文字通り「殴り合い」血湧き肉躍る闘いが始まる…かに思われた。

 

「…!? 武蔵さん、敵機直上!!」

「何っ!?」

 

 千歳が突然叫んだ瞬間、武蔵と戦水の間に爆弾が降り注いだ。

 

 

 - ズドォン! ズドドォン!! ズドドドドドオオオォン!!!

 

「ッく!」

 

 武蔵の目前に無惨に燃え盛る炎、辛うじて避けた武蔵であったが、戦水は対応出来ず爆炎に飲み込まれていた…。

 

『…ッガハ!?』

 

 力無く倒れる戦水、魔獣も同じく戦闘の継続は不可…大破にされてしまった。

 

「! おい、大丈夫か!?」

『五月蝿イ! …何ガ不意打チダ、貴様ラモ同等ノ仕返シトイウ訳カ!!?』

「何!? いや違う…」

 

 

 - ソウサ! ソイツラガヤッタンジャナイ!!

 

 

「!? 何モノだ!」

 

 叫ぶ武蔵、振り返ったその先には…

 

『…アタシガヤッタノサ! ヒャハハハァ!!』

 

 心の奥底からの憎しみを湛えながら嗤う深海の姫…いや。

 

「…瑞鶴さん!?」

「うぇ!?」

 

 霧島はいきなり現れた姫を「瑞鶴」と言った、驚く瑞鶴だが…見れば見るほど肌が白く、角が生えただけの瑞鶴のように映った。本人をしてもそう言わざるを得ない、まるで鏡を見ている心境だ。

 

「アンタは一体…?」

『アタシハ「瑞鶴」サ! 偽モノノアンタトハ違ウ! 本物ノ「瑞鶴」ダ!! ヒ、ヒヒャハハハハ!!!』

 

 …瑞鶴は悟る、例え外見が似ていようと彼女は自分とは違う。邪悪な嗤いを浮かべる彼女には「誇り」がないと。

 

『…何ダ、貴様ハ…?』

『アーァ、偉ソウニシテ、アタシノ一撃モマトモニ受ケ止メラレナイナンテ! ザマァナイネェ?! 最終兵器ガ聞イテ呆レルヨォ〜!? ヒャハハハハ!!!』

『…! 貴様アアアアア!!!』

 

 戦水は激昂し、乱入者を排除しようとする。しかし…

 

 

 - …ュゥウウウウウ! ズドオオォオン!!

 

 

『…ッグガア!?』

 

 又しても、何処からともなく現れた爆発が戦水を襲う…恐らく闇瑞鶴の仕業だが、彼女は一体どこから攻撃しているのか?

 

『ヒャハハ! バアーァカ! 怒リ任セニ突ッ込ンデンジャナイヨ!! 猪カテメェハヨォ?! ヒャハハハハハ!!』

「そんな…戦艦水鬼がまるで赤子扱い…! 一体…?」

「…アウトレンジ」

「!? 瑞鶴さん…?」

「しかもアイツはアタシより上手い…遥か上空から、まるで敵の位置が分かっているように正確に、迅速に…正に必殺の矢ってヤツだね?」

「そんな…!」

 

 驚愕しながらも、遥か空の上を見上げる霧島。言われてもそれらしい物体が見えないレベル、そこまで離れていてはアウトレンジも何も無い筈…。

 

『…ック! グァア"ア"アアア…!』

『ッハ! コレデ分カッタダロ? オ前ラ揃イモソロッテ緩インダヨオ!! ダカラ…此レカラハ、アタシガ深海ノ女王ニナル!』

「!? 何だと…!」

『ニンゲンドモニ見セツケテヤルノサ! 憎シミヲ…オ前タチカラ受ケタ痛ミ、怒リ、悲シミ! ゼーンブ返シテヤルンダ! ヒャハハハ!』

「…! そうか、アンタが…アンタが提督さんたちを!」

『ヒャハ! ヨォク分カッタネエェ? ソウサ、私ガヤッタ! 手始メニオ前ラノ帰ル場所ヲブッ壊シテヤッタサ! ドウダ? 全員無事トカフザケタコト抜カシテ、鼻ッ柱折ラレタ気分ハ?! ザマァミロ!! ヒャハハハハハ!!!』

 

 心底スカッとした様子でゲラゲラ嗤う闇瑞鶴、その言葉は瑞鶴だけでなく、その場の艦娘たち全員の怒りを買った。

 

「…貴様、外道が!」

「許せない…!」

「ワタシもvery angryデース!」

「…君が提督をやったんだね? そう…分かったよ…!」

「アタシ的にも! 物すごーく怒り心頭です!!」

「…アンタは一人、運が悪かったね? 不意打ちする卑怯モノに一対多数なんて関係ないよね?」

 

 その場の標的が戦水から闇瑞鶴に変わった瞬間。しかし彼女はまだ顔を歪め余裕の態度だった。

 

『ハン! アンタタチニアタシヲ捉エラレルカイ? …ソラヨ!』

 

 空から降り注ぐ闇瑞鶴の航空爆撃、対空射撃も早すぎて捉えるのは不可能。

 

「っく! どんだけ上から落としてんの…!?」

『ヒャハハハ! 一人ダッテ逃ガサナイヨ! 全員コノ場デ沈メテヤルゥ!!』

 

 …このままではやられる。万事休す…しかし。

 

「うおおおおっ!!!」

 

 瞬間、有りっ丈に撃ち込まれる砲弾、それは友軍艦隊…「増援栗田艦隊」の面々だ。

 

「!? 長門!」

「あれ? ウチの長門さんかな…?」

『- いえ、違いますよ?』

 

 通信から懐かしい声がする、このキザな優男のような声は…!

 

「! この声…もしかして徳田さん!?」

『はい瑞鶴さん、お久しぶりです。我々からも増援を出させて頂きました、気に入ってもらえましたか?』

「グッドタイミング! あ、っていうか生きてたんだ?」

『ええまぁ、間一髪でしたが部屋を離れて難を逃れた次第で? 全く…谷部さんが居なかったら、どうなっていたか』

『徳田さん、私のことは良いですから、彼女たちを』

『あぁそうでした。瑞鶴さん、それから決戦艦隊の諸君? ここは我々に任せて一時撤退を進言します』

「あ、そうだね? ってことだけどどうする武蔵さん?」

「どうもこうもない…では任せよう、引き際は分かっているな? 徳田よ?」

『ご心配なく、彼女を十分引きつけたら撤退させます』

「よし…では、総員撤退だ! 急げよ、ヤツの爆弾がどこから来るか充分に注意しろ!」

 

 武蔵の一声で、撤退していく艦隊…その後ろ姿を、侮辱しながら嗤う闇瑞鶴。

 

『ヒャハハハ! 逃ゲロニゲロ! テメェラハモウ終ワリダガナァ?! セイゼイ夜ヲ震エテ過ゴシナア"アァ!? コノ腰抜ケガァ! ヒヒャ、ヒャハハハハハハハ!!!』

 

 …かくして、艦娘と深海群の頂上決戦は、思わぬ邪魔モノの乱入により決着とはならなかった。

 しかし、彼女を放って置く訳にはいかない…果たして捷一号作戦、そしてこの先の未来はどうなるのか…?

 

 

 

 - Wait till next final battle…!

 

 

 




○おまけ

*注意事項…ナッシング!



提督「おまけコーナー、パート2!」
神通「わ、わー…」
ヴェル「ワー」
蒼龍「いぇーい!」
満潮「…わ〜」
瑞鶴「いええぇぇぇええい!!」
吹雪「わぁしゅごいめんばーだなぁ(白目)」
提督「はいじゃあぐだぐだ駄弁るべ?」
全員「イェーイ!」
吹雪「私に拒否権は…?」
提督「ない」
吹雪「デスヨネー;;」
神通「どうなされました?」
蒼龍「吹雪ちゃんはねぇ? ツッコミが絶対大変だろうなぁって考えてんだよ!」
吹雪「そうだよ! チクショーメェ!」
瑞鶴「ダサいし!」
蒼龍「怨☆怨」
ヴェル「Me、嬉しい♪」
満潮「これはひどい」
吹雪「はい! 私ツッコミ放棄します!」
提督「却下」
神通「だ、大丈夫です! 私もやりますから…自信がありませんが;」
吹雪「その気持ちだけで、嬉しいです、神通さん…っ!」
提督「ガチ泣き」
神通「えっと、今日はどのような…?」
提督「ほうやな…今後実装される艦娘の傾向について考えようや?」
蒼龍「わぉ、インテリ」
瑞鶴「トリ頭だから言葉の意味が分かりまてん」
ヴェル「要するに、どんな娘がいい?」
満潮「言うほどでもないけど、絶対海外艦が来るんでしょ? っていうか私それしか無いって思ってるんだけど?」
提督「同意」
神通「いえ、日本艦からも未だ出ていない人たちが…」
提督「信濃とか信濃とか信濃とか?」
吹雪「抉りに来ますねえ…」
蒼龍「んー? これからの作戦次第じゃない? その作戦に参加した、もしくは主役級に活躍した、って感じの娘じゃない?」
提督「よし、冬月は確定やな?」
吹雪「坊ノ岬はある意味グレーでは…?」
提督「オレらのはノーカンや、ノーカン」

???「ノーカン! のーかん! No-kan! 脳幹!」

吹雪「もう疲れて来ました…」
瑞鶴「諦めんなよぉ…どうして諦めるんだそこで?!」
蒼龍「ネバー☆ギブアップ!」
ヴェル「うぉ米食べろぉ!!」
吹雪「暑苦しいわ!!」
提督「海外艦…もっとアメリ艦欲しいなぁ?」
神通「アメリカの軽巡…手合わせ願いたいですね?」
瑞鶴「神通ちゃんはどっちかと言うと潜水艦じゃない?」
吹雪「何故ですか?」
瑞鶴「だって本編でそれっぽいのとばっかり戦ってんじゃん?」
提督「アレは偶然、不可抗力やき?」
ヴェル「お株を奪われた私の明日は、どっちだ?」
満潮「そういうこと言わないのヴェル、ややこしいから?」
提督「でもアメリ艦でしっちょるのって、ヨークタウンとかエンタープライズとか位しか分からん」
吹雪「空母ばっかり、しかもどうせ名前だけですよね?」
提督「何故分かった?」
吹雪「はぁ…まあそれだけ空母が印象的な国ですからね?」
ヴェル「月間空母」
そう、ずい「ヒェ」
満潮「だから止めなさい…まあ私も実装するなら空母が中心だと思うわ」
提督「ところがぎっちょん」
吹雪「はい、運営から今後の展開でアメリカの護衛駆逐艦を実装するという旨を伝えられました」
満潮「マジか」
提督「運営的に、戦艦と駆逐艦は外せんみたいやな?」
吹雪「ですねえ? これまでの経緯(ドイツ、イタリア参照)から考えて、戦艦、駆逐、空母は必須級、後はキャラ的に面白い史実がある娘ですかねぇ?」
提督「アメさんはそれこそ個性の宝庫やないか?」
瑞鶴「アタシは七面鳥呼ばわりされなきゃ誰でもいいよ〜」
蒼龍「何にしても、これからが楽しみだね♪」
提督「おう! もう区切りやし、ここいらで一踏ん張りやな!」
吹雪「はい!」
提督「…あ、アルバコア実装待ってまぁす」
吹雪「司令官!?」

 …やれやれ、最後だというのに暢気してますねぇ? ま、彼ららしいということで一つ。
 では、次回はいよいよ彼女との対決…果たして勝つのは? そして世界の命運はあぁ!? …ま、気楽に見ていきましょ? 以上ナレーターでした、ではでは〜。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。