僕は駆け出しクローディアさんに向かう。クローディアさんは二刀の純星煌式武装を構え、僕に斬りかかる。その二刀で鮮やかな剣劇を見せる僕はそれを受け流すのがせいっぱいだった。
「クローディアさん、強いですね」
「あら、お褒めの言葉ありがとうございます」
いのりを方を見るとユリスと戦っているのがわかる。いのりは走りながら二丁の銃に対しユリスは魔法みたいなものを飛ばしていた。いのりの銃弾は当たっているはずなのにユリスが取り巻く炎が邪魔をしユリスには届かない。
「どうした、いのりその程度か?」
「ふん、」
するといのりは走る方向を変えユリスに向かう
「ほー、こちらに来るかそれでは、『六弁の爆焔花(アマリリス)』
いのりはそれを見るに高く跳躍しユリスの頭上を越えユリスの後ろに立ち
「終わり」
銃を背中に当てる
「それはどうかな?」
『大紅の心焔盾(アンスリウム)』
いのりを弾き飛ばし炎の盾を作り出した
「いのり!」
「あら、余所見ですか桜満さん」
僕がいのりを見た瞬間、クローディアさんの双剣が僕の剣にぶつかり後ろに弾き飛ばされ、壁に背中から当たる。
「グハァ!」
クローディアさんはこんなにも強いのか。僕はあまり剣とかは使ったことがない。むしろ剣なんて剣道意外やったことないよ。体育授業の一環でね。あの時のいのりも可愛かったなー、て何言ってるんだ僕は。それよりクローディアさんに勝てる方法考えなきゃ。あの剣術に隙があれば。
僕は立ち上がり、剣を構えクローディアさんに向かい走る。勝てるかは分からないけどやってるうちに分かるはずだ隙を。
剣を両手に持ち思いっきり振り上げる。
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桜満春夏SIDE
私は今六花に来ています。それは星脈世代の子供達を見に来たからである。最初はクインヴェール女学園、次にレヴォルフ黒学院、次にアルルカント、次に異龍第七学院、次に聖ガラードワース学園、そして最後に星導館学園。私はそれぞれの学校に向かい、入試を受けている生徒達を見ている。みんな強い子ばかりで驚いたわ。子供達を見ていると集のことを少し思い出してしまうわ。
私は涙を拭い最後の星導館学園に向かう。星導館学園の校門を通りスタジアムに向かう。周りはSPと仲間の研究員を連れスタジアムに入る。
「さて、今回の星導館はどうですかね?桜満博士」
「分からないわ見て見ない限り」
私はスタジアムのの席に座り最初の試験から見ていた。まぁ、予想していたけどあまり強いって子はいなかったわね。私は資料を見つつ言う。
「今回もダメでしたね星導館。おっと次がラスト見たいです」
私は資料に目を通すのを止め、その試合を見る。最初に入って来たのは金髪とピンクの髪の子だった。金髪の髪の子は見る限り二刀の剣を持っていた。
「お、彼女は純星煌式武装を付けてますね。これは珍しい」
ほかの研究員はその子に視点が当たった。
そしてその子達の相手になる子がきた。入場してきたときはおどろいた。集といのりちゃんそっくりの人が入ってきた。私は驚きを隠す。そして相手チームから一声あった
「桜満準備はできてるな?」
「はい、できています」
そこから勝負が始まった。
私は気のせいだと思っていた。けれど彼の顔を見ると集の顔だった。後ろ姿では分からなかったけど間違いなく集といのりちゃん!
手を口元に当て私は泣いてしまった。
私が泣いている間、私が持っているスーツケースが光り出した。
桜満春夏side out
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ノイタミナが作るアニメは神アニメが多いの気がするのは俺だけ?