笑顔の魔法を叶えたい 作:近眼
ご覧いただきありがとうございます。
そういえば最後の自己紹介をしていなかったのでささっと書き上げました。時系列的にはエピローグ1話前の、桜君と穂乃果ちゃんが過去に行った直後くらいです。新世代が生まれてからの話はエピローグに書いちゃったので。
あとせっかくなので裏設定なんかも載せておきました。なぜそんな性格になったのか、とか、お蔵入りになった設定なんかも書いてみましたのでよければご覧ください。ただしすごく長くなりました。長すぎて能力ランキングは今回は控えさせていただきました。ごめんなさい。
というわけで、どうぞご覧ください。
・波浜 茜(なみはま あかね)
22歳、156cm、45kg。誕生日:2月2日
本作品の(一応)主人公。8歳の時に事故に遭い、父の波浜大河と母の波浜藍を亡くし、自身も瀕死の重傷を負った。失意の底にいる時にかけられたにこの言葉に縋って生きてきたが、今は依存から抜け出してみんなの幸せのために頑張っている。高校卒業後、晴れてにこと恋人同士になり、にこが大学を卒業するタイミングで結婚予定。
他人の幸せのために奮闘する博愛主義者。そもそもにこを応援していたのも「にこちゃんの笑顔がみんなを笑顔にするから」なので、ある意味ずっと他人のために頑張っていた。ただし、人が狼狽えるのを見るのが好きな愉悦部でもある。
事故によって肺に大きなダメージを負ったが、湯川と藤牧の神業により肺や損傷した皮膚、骨が復活。それでも体力が皆無なのは今まで運動しなさすぎたため。にこのために運動を頑張った結果、30mくらい走れるようになった。
現在はグラフィックデザインや空間デザインを請け負う仕事を立ち上げ、数年で結構な規模まで成長させた。意外と有能な茜くん。でも相変わらず滞嶺をバイトとして使っている。
「波浜茜だよ。ちゃんとみんな幸せになれたみたいだね。本当によかったよ」
☆裏設定☆
一応主人公です。この作品を書き始めるにあたって、アニメではにこちゃん個人に焦点を当てた話が多かった(体感)ため自然と彼が主人公となりました。また、男らしい勇敢なタイプが主人公なのはありふれているので、低体温でやる気低めな主人公にしたかったというのもあります。
元々は暗殺者の予定でした。でも流石にその後の人生が過酷すぎるだろうということで却下。代わりに何故か画家が爆誕しました。彼が天才になったせいで他の男性陣も天才になってしまいました。
強いショタを活躍させたかったのでちっさい系男子として誕生しました。何も欠点がないと万能マンになってしまうので、他のキャラと欠点が被らないように体力が犠牲になりました。かわいそうに。
執筆を始めた段階で、アニメ1期ラストのにこちゃんに救われる話は確定していました。多くのラブコメ系作品はだんだんヒロインと仲良くなっていくか、両想いだけどお互い気づかないみたいなのが多い印象でしたので、初めから好感度全開なパターンを作ってみたかったのでこんな感じになりました。独特な感じが出せたんじゃないかなぁと思っています。
アニメ2期に入るとちょっと影が薄くなってしまったのは反省どころ。にこちゃんに定期的にボコられるのは奇声を出させたかっただけです。ごめんね茜君。最初の方は「あふん」とかだったのに、だんだん「ぶぎゃる」みたいな痛そうな感じになってしまいました。言葉の響きが気に入ったせいです。ぶぎゃる。
・滞嶺 創一郎(たいれい そういちろう)
20歳、208cm、145kg。誕生日:5月28日
元μ's一年生組の同級生。両親は離婚・蒸発しており、次男:銀二郎、三男:迅三郎、四男:当四郎、五男:大五郎という4人いる弟を這いつくばってでも守ってきた優しい兄。顔は怖いが尋常じゃないほどの優しさと献身性を持ち、我慢に慣れて(慣れすぎて)いる。そして料理が上手。
身体能力も尋常ではなく、車と同速で走ったり、人を片手で投げ飛ばしたりとおよそ人間とは思えないことをする。しかも本人は普通だと言い張る。必要かどうかは置いといて、今でも筋トレは欠かさない。結局メンタルは貧弱なままらしい。
高校卒業後は凛と一緒に大学に進学し、共に真面目に勉強している。凛がナンパされたりするとものすごい形相ですっ飛んでくることで有名。授業の合間には茜の手伝いをして金稼ぎをしている。時々天童や藤牧にも駆り出されるらしい。
相変わらず重度のドルオタであり、レアもののグッズを見つけるとすっ飛んでいく。歌も好きなのだが、重度の音痴らしい。
卒業前の凛の誕生日に晴れて恋人同士となった。なったが、やっぱりお互い照れてばかりで見ているこっちが恥ずかしくなる。早く結婚しろ。
「滞嶺創一郎だ。凛とも付き合い続けているし、金回りも良くなった。こんな暮らしができるようになるなんてな…」
☆裏設定☆
当然茜君もそうですが、元々出演が決まっていたキャラの1人です(逆に言うと構想段階で決まっていなかったキャラもいる)。物理的に強いキャラは色々便利でした。ありがとう滞嶺君。
初期構想段階から1番キャラ変更が少なかったキャラです。心もまっすぐなら設定もまっすぐ。兄弟が多いのも初期設定通りでした。あまり兄弟たちの出番が多くなかったのはちょっと残念。なかなかお話に絡ませる機会に恵まれませんでした。
強いて変更点を言うなら雑魚メンタルを追加したくらいです。凛ちゃんと同じようにギャップを感じる性格にしました。その結果ピュアカップルが爆誕して尊死しました。可愛い凛ちゃんを見るたびに心臓を押さえる滞嶺君を想像して悶えましょう。
ちなみに彼も結構頭いい設定なのですが、初期の頃と比べて中盤以降は敬語が上達しているのにお気づきでしょうか。キャラ設定忘れたとかではなくわざとやっていました。そこそこ(?)長い作品になりましたし、覚えていない方の方が多そうですけど。
執事服着たり、プリキュアさせられたり、尾行されたりと案外ネタ枠としても有用でした。怒るととりあえず顔を掴むというワイルドさも結構派手でよかったんじゃないでしょうか。よかったと思います(自画自賛)。
・水橋 桜(みずはし さくら)
(旧名:水橋 暦(みずはし こよみ))
22歳、178cm、65kg。誕生日:8月13日
茜の友人で音楽の天才。基本的にクールだが、よく面倒に巻き込まれる。主に穂乃果のせいで。本人的には満更でもないあたり、ツンデレである。いつでもどこでも作曲する気満々なのだが、なぜかだいたい穂むらに入り浸っている。本人は「和菓子が好きだから」とか言っているが、穂乃果に対して甘いのは誰が見ても明らか。ツバサには一時的とはいえ先生呼ばわりされていたが、多分満更でもない。
「桜」は元々彼の妹の名前。過去に父親から虐待を受けており、妹は父親から性暴力を受けた挙句絞殺により死亡した。その現場を目撃した桜が逆上して父親を殺害・解体、その際に妹ごと解体してしまったため、「自分が妹を殺してしまった」と勘違いを起こして病んでしまい、罪の意識から逃れるために名前を桜と偽って「名前だけでも生かしつづける」ことでギリギリ平静を保ってきた。穂乃果や他の天才たちの助力でようやくトラウマを振り切った。
運動神経悪いが、歌うのに必要な筋肉はかなり発達している。だから潜るのは得意。でもあんまり泳げない。
刃物を持っていないと不安になるため、夏でも常にコートを着ている。不意打ちされるとコートの中や脇腹あたりに手を持っていく癖があるが、これはコート内の刃物に無意識に手を伸ばした結果であり、過去のトラウマ由来。
時折病院に精神分析に行く姿が目撃されていたが、今はもう通院していない。
音楽に関わる仕事を今でもしているが、今までと違って顔出しもするようになった。穂乃果の音楽センスを見込んで同業に誘おうとしているらしい。
ようやく穂乃果と付き合い始め、ちょっとデレが多くなった。しかしまだ2人とも初心で仲が進展しない。まったく君達は。
「水橋桜だ。ああ、正真正銘、水橋桜になった。ありがとな、穂乃果」
☆裏設定☆
初期設定ではこんなに不憫になる予定じゃありませんでした←
穂乃果ちゃんとのカップリングは絶対最後にしようと決めていたので、先に他のカップリングを進めていたのですが…他のみんなの不遇な境遇を書いてるうちにこんなことになりました。
そもそも「桜」という名前にそんな深い意味はありませんでした。茜とか桜とか、ぱっと見女の子っぽい名前を使いたかっただけなのですが、なぜかこんな重い結末に。なんででしょう。重すぎて書きたいのに書きたくない現象が発生した結果、オリジナル話を盛りに盛って延命していました。自分で考えた話のくせに。また、書いてるうちに設定が膨らんでいったせいでいろんなところに伏線がバラまかれてしまって回収が大変でした。自分でやったくせに。
全キャラで唯一、殺人を行った人物でもあります。親と仲が悪かったりする知人が結構いたので、家族関係の確執も盛り込んでみたかったんです。虐待された桜君以外にも、両親を亡くした茜君や湯川君、母親が昏睡していた藤牧君、両親が蒸発した滞嶺君、孤児の天童さん、親と仲が悪かった御影さんや松下さんなど、家庭円満なキャラの方が少ないくらいになりましたが。雪村君くらいですね。
ちなみに彼も元々出演が決まっていたキャラです。性格自体は全く変更してないのに、暗い部分がガンガン盛られていく桜君に戦々恐々としていました。私が。
実は本当は彼が主人公の、μ'sが全員大学に進学した後のお話が前身としてあったのですが、15話くらいで先が見えなくなったので原作沿いに路線変更しました。その結果の作品が本作です。「元々出演が決まっていた」とはそういう意味です。
念のため明言しておくと、ちゃんと和菓子好きの設定です。和菓子好きだから穂むらに寄ったんです。
・天童 一位(てんどう いちい)
23歳、178cm、75kg。誕生日:9月7日(正確には8月19日)
茜と桜と共に演出請負グループ「A-phy(えーさい)」を運営していた元リーダー。脚本家。ふざけた調子だが、時折真剣になる。現実さえも脚本として捉え、次に何が起きるからどうすべきかなどをかなり正確に掴むことができる。ただし、他人の心理は読めないため、何を思ってそう動いたのかはわからない。
孤児であり、名前も親からもらったものではなく小学校に入る際に自分でつけたもの。親の愛情を全く知らずに育った自分でも幸せになれると証明するために、自身の才能をフル活用してサクセスストーリーを歩んできた。
根が善人ではあるのだが、他人の不幸をいちいち助けていては自分が幸せにはなれないと悟り他人を一切助けない人生を選んできた。そのため、自己犠牲を厭わない希の生き方に強く惹かれ、今ではぞっこんラブである。希の卒業後に恋人同士になった。早めに結婚する気だとか。
希の生き方に感化されたため、可能な範囲で他人の幸せを手伝い、罪なき人に危害を加えず、勝手に未来をいじらないように心がけている。でも癖で結構未来予測しちゃう。
愛されるのが苦手だったが、実親からの手紙を読んだことで克服した。ほぼ完全無欠お兄さんになったが、希ちゃんには弱い。また、「天童」という苗字は親に授かったものであることがわかったため、大切に使っていくつもりらしい。
現在は独立して起業。本業の脚本家として働く傍らで、あれやこれやと世界中の事業に手を出した結果なんかデカい企業になった。
「さあみんなお待ちかね、神業を魅せる天童さんだぞ!!俺も含めて無事みんな幸せになれたようだが、まだまだ油断できないな。最後の最後まで、誰も不幸にならないように生きていくさ」
☆裏設定☆
別に主要キャラに置くつもりはなかったのに、書いてるうちに気に入ってしまったキャラです。ネタ勢って…いいよね!!
男性陣の大半がテンション低めだったので、1人くらいはテンションあげあげな人がいてもいいよねって気持ちを存分につぎ込んだ結果生まれたのが天童さんでした。他のみんなが冷めてるせいで不遇な感じになって若干申し訳なくなりました。
希ちゃんと合わせるにあたって、凛ちゃんと滞嶺君のように似た性質を一つ与えようと考えた結果こんな才能になりました。ふざけているようで真剣、でもやっぱり割とふざけてる人を目指しました。そうしたら男性陣の中でもかなり優秀な方になってしまいました。根は純情な感じのカップルになったので書いててニヤニヤが止まらなくなりました。
希ちゃんを助ける話は個人的にもお気に入りです。好きになった人のために信条を曲げる天童さん大好きです。
あと、全キャラ中でも珍しく冷酷な面を持つ人でもありました。他のキャラが持たない性質を一身に受けてくれた人でした。いろんな場面で役に立つ黒幕係、とても助かりました。
両親の真実に迫るお話は初期段階から決まっていましたが、いつその話を入れようかと迷っていたら最後の最後になりました。平然とラストをかっさらっていくあたり流石天童さん。
・雪村 瑞貴(ゆきむら みずき)
22歳、168cm(足込みの推定値。実身長74cm)、52kg。誕生日:12月7日
天才ファッションデザイナーとして活躍する、両足を失った少年。事故で失った両足にさほど拘泥する様子もなく、服さえ作れれば気にしない。ヨーロッパ方面に特にパイプが強く、ことり奪還の際にはこっそり大活躍した。
被服の才能は随一だが、反面勉強は非常に苦手。3桁+3桁の計算はできない。裁縫自体が好きなわけではないが、それ以外に出来ることはないので仕方なくデザイナー関連の仕事をしていた。今はことりが褒めてくれるので結構やる気出している。
頼み込まれると断れないタイプで、ことりと連絡先を交換したのも必死に頼まれたから。しかし、頼みといっても衣服の依頼とあらば話は別で、出来るだけ仕事をしたくはないがお金は欲しいためここぞとばかりにすごい値段をふっかけてくる。お金がないのは生地の値段を計算出来ないため。一般人相手でも結構容赦ないが、服の質そのものは良いし、なんだかんだ売れるので意外と商才もあるのかもしれない。逆に(滅多にないが)善意で私服を作る場合はサービスで無料にしてくれる。
ファッションの才能以外何もない自分を嫌っていたが、ことりに認められてから少し元気になり、同時にことりへの恋心を自覚して晴れて恋人同士となった。ことりの前では笑顔を見せたり、ことりを傷つける者には敵愾心剥き出しだったり相当好きらしい。相変わらず独占欲丸出しで怖い。
両親は健在であり、父・雪村心華(ゆきむらしんか)は爽やかでさっぱりした性格の男性で、出版社で働いている。国立大学卒で趣味はテニス。母・雪村紗枝(ゆきむらさえ)は専業主婦のやらしいロリ巨乳お姉さん。国立大学卒で好きなものは心華さん。ちなみに空手黒帯。ことりのことも大好き。
「…雪村瑞貴だ。大学生は空き時間が多くていいな、ことりに会える時間が増える」
☆裏設定☆
名前は前身の作品の時から変わっていませんが、元々は性格がほぼ御影君でした。爽やかな好青年にするつもりだったのですが、ことりちゃんが救う人はもうちょっと癒しが必要なタイプじゃないとなぁ…と思ってこうなりました。
足も元々はちゃんとついていたのですが、色んな境遇の人を採用しようと思った結果足を失った設定になりました。今更ですが人によっては気分を害されたかもしれません。その場合は申し訳ありませんでした。
勉強ができない設定は実は後付けだったりします。ことりちゃんと付き合うきっかけをどうするか、というのを作品を書き始めてから考えたせいです。先に決めておきなさいよ私。だから前半の出番が少なかったのです。
珍しく両親が生存しつつ話に絡んできた人なのですが、初期設定段階では彼の両親がバス事故の主犯になる予定でした。流石に色々重すぎるし幸せになれそうになかったのでやめました。その結果生まれたのがお色気おかあさん。どうしてこうなった。
普段冷めてる雪村君がことりちゃんにデレてるのが若干ヤンデレ感出てて好きです。
・藤牧 蓮慈(ふじまき れんじ)
22歳、170cm、67kg。誕生日:6月26日
17歳にして大学の医学部医学科の博士号を取得した天才。事故で右腕と右眼を失っているが、それでも大半のことをこなすあたりやっぱり天才。肉体労働もお手の物で、テントの設営くらいなら片手でこなしてしまう。腹が立つ言動が多いが、失敗を経験してから随分マシになった。
尊大な態度のせいでわかりにくいが、その心根は人助けのために生きていると言っても過言ではないほど献身的である。バス事故の際には右腕を失いつつも母親、雪村、波浜の3人を救命した。救命活動の最中に右目も損傷したが、特に気にしていない模様。それよりも助けられなかった命に悔いていた。事故後の入院中に真姫と出会い、その時に元気付けられたことから真姫のことを重要視していた。母親の手術が万全にいかなかった時に慰めてくれた真姫に心を持っていかれたらしく、珍しく遠回りのアプローチを仕掛けてクリスマスに告白。晴れて恋人同士となった。真姫の前でも自信満々で尊大だが、真姫の前では割と真人間なリアクションをする。
湯川の協力により精密手術装置「ミケランジェロ」、及び携帯型簡易手術装置「マイクロミケランジェロ」などを作成、運用している。見た目がキモいと話題。西木野総合病院に本格的に導入したそうだが、当然彼以外には使えない。
「藤牧蓮慈だ。これからも真姫とともに、多くの人を救っていこう。天才と呼ばれた私の、最大の社会貢献だ」
☆裏設定☆
真姫ちゃんの相手といえば医者しかいないでしょ!!という短絡的な発想から生まれた人です。
一芸に秀でているタイプの男性が多かったので、万能マンをぶっ込んでみました。代わりに性格に残念成分を盛り込んだ結果こうなりました。右腕右眼が無いのは初期設定を反映しました。いい感じにハンデに…なってないじゃん…。
初期設定では超謙虚だったのですが、謙虚すぎて動かしづらかったので逆に尊大になってもらいました。色んな人から恨み買いそうな感じになりました。ただ、あまり腹立たしい物言いをさせ続けると真姫ちゃんがイライラしそうなので直してもらいました。真の万能人爆誕。
とても善性の高い人物にするつもりだったので、無意識に見下す以外は他人を害する行動をさせないようにしていました。ちゃんとできていたでしょうか。
お母さんと真姫ちゃんの前では感情豊かになるあたり、ちょっと雪村君に近いものを感じます。
・湯川 照真(ゆかわ てるま)
20歳、162cm、47kg。誕生日:10月17日
サヴァン症候群の天才少年。花陽の隠れた幼馴染。藤牧とは違って科学・工学においてのみ非常に高い技術と知識を持つが、対人能力が低いためあまり知られていない。
並列思考が可能であり、並外れた集中力と記憶力も相まってコンピューター顔負けの演算能力を持つ。ただし、思考を止めることに強い恐怖を感じるため、慣れない作業を行うと頭が回らなくて一気に不安に襲われる。人混みの中のような大量の情報が溢れる状況ではあまり恐怖に襲われない。また、如何なる場面でも花陽がいれば安心する。
周りの人々の恋愛感情に興味を持った結果、花陽のことが好きだと自覚する。結論を出すのに困ったのはむしろ花陽側であり、彼は全く迷わない。ただ、恋愛については知らないことが多いため(花陽が)苦労している。花陽が高校を卒業した後、ごく自然な流れで付き合いだしたようだが目に見えて関係性が変わったわけではない。彼が花陽を大切に想うこと自体は変わらない。結婚という概念をまだよくわかっていない模様。
花陽らの健闘により、知人同士程度なら関わりを持つようになった。同年代の滞嶺や暇を持て余した天童などがよく遊びに来るようになり、外も出歩けるようになった。適応力の塊である。
「…湯川照真だ。…花陽がいつも楽しそうだ。それはきっといいことだな」
☆裏設定☆
1番極端な性質を持った人物です。
サヴァン症候群というものを知っていたので、必ずその性質を持った人を採用しようとは思っていました。サヴァン症候群の例として一番有名なのは映画「レインマン」でしょうか(私は見たことないですが)。しかし一般的には自閉症スペクトラム障害を持つという話だったので、そこをどうにかケアしないといけないのが1番困りどころでした。困った結果、花陽ちゃんの負担が増えました。あと天童さんがなんとかしてくれました。そもそも自閉症を取り扱う作品というのも賛否両論極まれるかと思ったので、作中で言明しないようにしました。今言っちゃいましたけど。
付き合い始める時の話もなかなか難しく、話を書きながら考えていました。結局、茜君とは別ベクトルの「最初から好感度MAX」タイプの恋愛となりました。かなり特殊な恋愛になったと思いますが、個人的にはこんなのもアリかなって。
雪村君や藤牧君のような物理的ハンデを持つ人や、湯川君のように内面的なハンデを持つ人、そのどちらもμ'sのみんなと一緒に幸せになれる作品が書けて本当によかったです。
・御影 大地(みかげ だいち)
23歳、186cm、72kg。誕生日:3月8日
舞台や映画で活躍する天才俳優。その天才ぶりは、役さえ与えられれば老若男女問わず何でも演じられるという点で誰もが知っているほど。当然女装する。女装どころか2mを超える怪人に扮しても違和感なく完璧に演じきれる。知名度が高く、礼儀も正しい。天童と仲が良く、彼の作品にはほぼ必ず出演している。
幼少期、演じる才能が並外れていたからか、逆に御影自身の性質を求められることがほとんどなかった。そのため自分の意思を持つことをやめてしまい、求められるまま求められた役を演じるだけの人間となっていた。天童と出会い、天童のシナリオに従うようになってからはまともな人間らしく過ごせていたが、シナリオ外の事態には全く対処できなかった。今はだいぶマシになったが、やはりアドリブは苦手。
絵里の言葉によって若干自信を取り戻し、その後の事件で吹っ切れた模様。若干ながら自分の意思で動けるようになった。また、自我が明確になったからか、複数人の役を「重ねる」ことが可能になった。ちなみに天才軍団の役を演じようとすると負荷が非常に大きく、長くは保たない。
絵里にいろいろお世話になってから大好きになってしまった。しかし根がヘタレなのであっちでもこっちでもヘタれにヘタれ、最後の最後で本気を出して無事付き合うこととなった。お互いしっかりしているように見えて意外とヘタれるため、周りの想像以上に関係が進まない。もどかしい。
テレビ出演の影響力は絶大で、年末特番なんかに出てくると視聴率40%とか叩き出すことも。宣伝効果抜群である。
「御影大地です。も、もちろん僕だっていつかは絵里ちゃんと結婚したいなぁって思うけど…プロポーズなんてできる気がしないんだよっ!助けて!!」
☆裏設定☆
序盤の出番がかなり少なかった人その1。理由は「ギリギリまで人物像が練りきれなかったから」です。
初期設定では二重人格で、朗らかな人格と冷酷な人格を持つ人にするつもりだったのですが、ちょっとどうやって救済するか思いつかず、結局今の隠れヘタレに落ち着きました。おかげさまで中々動かし方が定まりませんでした。
絵里ちゃんの恋人の性格としては、頼れる部分と頼りない部分を両方持つ場合が1番絵里ちゃんの魅力を感じられるんじゃないかと思った結果の初期設定および実際の裏設定でした。男性陣側からの視点が多い作品でしたが、ちゃんとμ'sのみんなの魅力を引き出すべく頑張ったつもりです。
怖がり設定は後付けでした。その方が面白いと思ったからです(愉悦部並みの感想)。でもヘタレまくってる御影さんの方が結果的に面白かったかもしれません。さすが俳優(?)。
・松下 明(まつした あきら)
23歳、164cm、50kg。誕生日:1月20日
18歳で国立大学文学部の准教授の地位を獲得した文学の天才。あらゆる時代のあらゆる国の文書を片っ端から解読している。小説や詩も自身で執筆し、その際は柳 進一郎(やなぎ しんいちろう)と名乗っている。
言葉や文章から他人の心理を読み取ることができる、読心術のような能力を持つ。そのため、ほとんどの人と当たり障りなく接することが可能。ただし、相手の下心などを容赦なく見抜いてしまうため、基本的には他人を信用していない。他人の行動を読む天童とは微妙に相性が悪いらしい。
「悪人が改心することなどあり得ないから、如何なる犠牲を伴っても正しく裁かれなければならない」という思考の元、天童の協力の上で犯罪者を現行犯で捕まえる「悪人狩り」をしている。そのため、悪人も改心できると考える海未とは正義感が真っ向から対立している。
天童が悪人狩りの頻度を減らしたため、自力で悪人狩りを進めるために読心の強化を図るも、逆に強くなりすぎて処理限界を超えてしまっていた。海未のおかげで今は落ち着いている模様。ついでに恋心に目覚めてしまった。自分のことであっても感情については詳しいため、好きになったら一直線。御影のようにうだうだせずすぐに行動して海未と恋人同士になった。地味に負けず嫌いな二人はいつも照れたら照れさせる倍返し合戦が始まるため、見ている方が恥ずかしくなる。付き合い始めて数年経っても変わらないようだ。
基本的に行動原理は妹である松下奏の平和のためだったが、今は多くの人の善性を信じて行動している。ただしやはり悪人は許さない。
奏にはどうにか海未と付き合っていることを受け入れてもらえたようだ。
重度の方向音痴でもある。大抵どこかに出かける時は海未を連れて行くらしい。
「松下明と申します。沢山の善性を見ることができるようになって、毎日が新鮮です。これも海未さんのおかげですね」
☆裏設定☆
序盤の出番がかなり少なかった人その1。理由も御影さんと同じです。
そもそも「海未ちゃんに恋人」というもの自体がかなり難しかったです。だってキスシーンを見れなくてテレビの電源切っちゃう子ですもの。私の想像力ではちょっと足りませんでした。
初期設定すら危うい勢いで、唯一決まっていたのは文学関係の人物、というくらいでした。とりあえず出番を少なくして、後で盛ろうと思った結果活躍が遅くなりました。本当に申し訳ありません。
海未ちゃんが真面目な子なので、真面目な人か、逆に不真面目な人が、どちらを当てるか迷いました。不真面目な人は海未ちゃんの心労がヤバそうだったので、真面目路線の人に。でも真面目なだけで好きになるほど海未ちゃんチョロいかなぁ?と思った結果、捻くれた人が出来あがりました。
彼の構想が出来た時点では、男性陣の性格を三陣営に分けるつもりでした。善、悪、中立。善は茜君、滞嶺君、桜君。悪は雪村君、御影さん、松下さん。中立は天童さん、藤牧君、湯川君。先述した雪村君の両親が主犯設定や、御影さんの二重人格設定も彼らの悪性を示すのにちょうどよかったんです。でもやっぱり人の悪性なんて書けそうになかったのでやめました。
奏ちゃんは途中で生まれた子です。μ's解散後の話も書かなきゃと思った時に、雪穂と亜里沙の他にもう1人欲しかったんです。2人に足りない天真爛漫成分を盛りに盛ったら奏ちゃんが出来あがりました。
そして彼の両親は設定を考えてないので出てきません。なってこった。
・白鳥 渡(しらとり わたる)
22歳、172cm、75kg。誕生日:9月10日
A-LISEのメンバーと同じUTXの生徒で、綺羅ツバサの幼馴染。UTXの全女子生徒をメロメロにするハーレム野郎でもある。
並外れた料理の才能があり、わずかな観察から対象好みの味を正確に作り分けられる。味の作り分けだけでなく、白米スムージーだろうがなんだろうが常軌を逸した料理でもなんとか形にしてしまうレベルには凶悪な才能。UTXのカフェスペースでも大活躍していた。それだけでなく、記憶力やコミュ力も高いのが女子に人気の理由。
割とお調子者だが、納得いかないことはきっちり追い求めるタイプ。頼れる人材である。そして落ち込むときは落ち込む。そういうとこだぞ。
相変わらずA-RISE専属のマネージャーとして働いているが、ツバサ達の好意に延々と気づかなかった結果3人に強引に言い寄られ、どういった経緯からか3人全員と付き合うことになったらしい。今は結婚をどうするか迫られ、天童に絶賛相談中。末長く爆発しろ。
「白鳥渡だ。ほんとに!もう少しでいいから!平和に暮らさせて!!聞いてるかツバサ!英玲奈!あんじゅ!!」
☆裏設定☆
A-RISE登場の際に、「μ'sにお相手がいるのにA-RISEにいないのは不公平では??」と思い立って突然召喚された人です。本当にアニメ2期に入って唐突に舞い降りてきました。突貫で作ったキャラなのに結構いいキャラしてました。
μ's側では用意できなかったハーレム属性持ちを搭載してみました。A-RISEの3人分お相手を用意するのが面倒だったとかでは無いんです。信じて。
せっかくなので既にいる男性陣には無い天才性を持たせようと思った結果、料理の天才となりました。おかげで白米スムージーもちゃんと作れました。彼ならきっと闇鍋にチーズケーキを投入しても美味しく仕上げてくれます。
あと、最終的に誰か1人を選ぶのは彼には無理では?と思ったので、無理やり全員選んでハッピーエンドの形を取らせました。私たちにできないことを平然とやってのける。そこに痺れる憧れるゥ!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
本当に、こんなところまで読んでくださったあなたに心から感謝いたします。皆様のおかげで完結まで書ききることができました。まだ書きますけど。
3年間書き続けた作品なんてそう多くないんじゃないかと思いますし、そこは自慢させてください。自慢します。みなさーん!!私すごいでしょー!!!!
何はともあれ、これからも私の作品を読んでいただけたらと思います。読んでくださる皆様がいる限り、きっと書き続けます。