笑顔の魔法を叶えたい 作:近眼
ご覧いただきありがとうございます。
週一投稿にしたお陰で…こんな感じのサンシャインバージョンの下書きも始まりました。毛色は違うけど同じシステムの作品の予定です。20話分くらい書けたら投稿すると思います。遠いなー!!
というわけで、どうぞご覧ください。
「オープンキャンパスのアンケートの結果、廃校の決定はもう少し様子を見てからとなったそうです!」
「それって…!」
「見に来てくれた子が興味を持ってくれたってことだよね!!」
オープンキャンパス終わって滞嶺君が入って、やっと出たアンケートの結果は上々だった。まだ延命でしかないけど、延命できただけでも儲けものだ。よく頑張った。
「しかも〜、いいことはこれだけじゃないんだよね〜」
「なんでいいことを発表するのにそんな悪い顔ができるんだい」
「わけわからん先輩だな」
「ひどい?!」
何故か悪い顔をする高坂さん。僕と滞嶺君のダブルアタックによって撃沈。だいたい、僕は「いいこと」の内容を知っている。だって僕が教えたんだもん。マネージャーだから最初に情報仕入れたのは僕だもん。
「じゃじゃーん!部室が広くなりました!!」
「「おお!!」」
「そういえばここ使ったことなかったね」
「だって私たちの部室じゃなかったじゃない」
「そうだったね」
今まで使ってた部屋の奥の扉を開けたその先。そこにある、教室半面くらいの広さの部屋がアイドル研究部の部室に加わったのだ。なお、これは廃校延期のご褒美に理事長さんがくれたものであって、絢瀬さんが権力を振りかざしたわけでは決してない。今彼女がさして驚いていないのは僕が事前に教室で教えたからだ。にこちゃんには当然言った。即言った。
まあ、雨の日にもストレッチと筋トレくらいできるようにはなったか。数人でなら踊れなくもない。…なんで僕らが1年のころは使えなかったんだろう。多分申請してなかったからか。抜かった。
「安心してる場合じゃないわよ」
「絵里先輩!」
「生徒がたくさん入ってこない限り、廃校の可能性はまだあるんだから頑張らないと」
「そうだねえ、まだまだ危機には変わりないし」
さっきも言ったけど、延命は延命なのでまだ寿命がすぐそこな事には変わりない。死にたくなければ根本から解決しなければならないのだ。
「…ぐすっ」
「…ん?」
「嬉しいです…!やっとまともなことを言ってくれる人が入ってくれました…!!」
「それって凛たちがまともじゃないみたいなんだけど」
「まあまともじゃないよね」
「まともの意味を広辞苑で調べてこい」
「さっきから波浜先輩と滞嶺くんが厳しいにゃ!」
まあ確かに、絢瀬さん以外まともかどうかは疑わしい。小泉さんと南さんは比較的まともだけど、小泉さんはアイドルのことになるとフォルムチェンジするし、南さんは頭がゆるい。僕はこんなんだし、滞嶺君もこんなんだし。
眼下の女神様たちを見渡してみると、やはり絢瀬さんが最もまともであるのは明白だろう。にこちゃん?にこちゃんはまともとかそういう尺度じゃ測れないから。
「ほな、練習はじめよか」
東條さんが声をかけて、早速練習開始。まとめ役が増えて嬉しい限りだ。
「あっ…ごめんなさい、私ちょっと…今日はこれで…」
と思っていたら南さんがそそくさと帰ってしまった。割と急いでるらしい。
「どうしたんだろ?ことりちゃん、最近早く帰るよね?」
「まあ用事くらいあるでしょ。今まで忙しかったし、用事が溜まっててもおかしくはないよ」
「案外彼氏でもできたのかもしれんぞ」
「恋人ができたからって練習サボるような子かなあ」
みんな首を捻っているが、まあ用事は用事なんだろう、あんまり首を突っ込むものでもないと思う。
「…さっきからツッコむタイミングを失ってたのだけど」
「ん?」
絢瀬さんがこっちを見上げて怪訝な顔をしている。
「…なんで波浜くんは滞嶺くんに肩車されてるの?」
「そりゃあ僕がブレインで、」
「俺がボディだからっすよ」
「一心同体ってやつだね」
「いつの間にそんなに仲良くなったのよ」
「男の子なら仲良くしてもにこちゃん怒らないし」
「いつも怒らないわよ!!」
そう、僕は絶賛肩車中である。これなら僕は体動かさなくていいし、滞嶺君は体が鍛えられる。一石二鳥だ。一石二鳥でいいのかな?憤慨するにこちゃんは微笑ましく眺めておこう。手はここまで届かないし。
「うわぁ〜!50位!何これすごい!!」
「事実、驚異の人気上昇率っすよ」
「夢みたいです…!」
屋上についてから僕らの順位を確認したらすっごい上がってた。なにこれびびる。にこちゃんは顔がふやけてる。うーんかわいい。
「20位にだいぶ近づきました!」
「凄いじゃない!」
「絵里先輩が加わったことで女性ファンもついたみたいです」
「確かに背も高いし、足も長いし、美人だし、何より大人っぽい!さすが3年生!!」
「や、やめてよ…」
「らしいですけどどう思われますにこちゃんごっ」
「なによ!」
「悪かったけどペットボトルシュートは痛いよ」
「避けろよ」
「無茶言うなよ」
絢瀬さんの日本人離れした美貌は女性からの人気も高いようだ。にこちゃんは日本人男性からの人気はきっと高いよ、日本てロリコン文化だし。だから空とはいえペットボトル投げるのはやめて。痛い。極めて痛い。あと僕がロリコンってわけではない。
「でもおっちょこちょいな所もあるんよ。この前もおもちゃのチョコレートを本物と思って食べようとしたり」
「の、希…!!」
「何を言うんだい、うちのにこちゃんだってこの前僕が描いたケーキの絵にヨダレたらしてんがっ」
「茜っ!!!」
「わかったからペットボトルシュートはやめてってば」
「避けろよ」
「撃ち落としてよ」
絢瀬さんは生徒会長という立場に縛られなくなってから、μ'sのみんなにもかき氷お嬢ちゃんな部分も見せるようになってきた。キツいイメージが払拭されたようで何より。しかしにこちゃんの方がおっちょこちょいだぞ負けないぞ、にこちゃんは否定してくるけど。
「でも本当に綺麗…よし!ダイエットだ!!」
「聞き飽きたにゃ」
「大体筋トレとかやってんですから自然と痩せますよ」
女性の口癖第1位に輝きそうなセリフを高坂さんが吐き、肥満とは縁のなさそうな星空さんが冷めたことを言い、滞嶺君がマジレスを返す。うーん、μ'sもだいぶシュールな集団になってきた。大丈夫かな。
と、そんな時。
「おーい!穂乃果ー!!」
「頑張ってねー!」
「ファイトー!μ's応援してるよー!!」
「ありがとー!!」
下からヒフミのお嬢さん達が声援をくれた。彼女らも結構声出るね。返事した高坂さんの声の方が大きいけど。
「知り合い?」
「はい!ファーストライブの時から応援してくれているんです!」
「てゆーかそのうち1人はあのとき管理室にいたんだけどね」
「うっ」
絢瀬さんの顔が歪む。弄りがいのある子だ。楽しい。
とか思ってたら。
ズバァン!!!!と。
すごい音が近くで鳴った。
あとなんか水が僕に降りかかった。降りかかった?下から来たから降ってはないな。とりあえず濡れた。
音源を見てみると、僕を肩車している滞嶺君が手に持っていたペットボトルを握り潰していた。それ中身満タンだったよね。なんで握りつぶせるんだろうね。てかつまりこの水スポドリか。べとべとになるじゃん。
「…俺は今…声援を受けるほどの新進気鋭のスクールアイドルのマネージャーをしているのか…!!」
「なんで急に燃えだしたの」
沸点がわからない。
「さあ、こんなところで気を抜いてる場合じゃねーです」
「そうね、ここからが大変よ」
「上に行けば行くほどファンもたくさんいる」
「それを超えていかなきゃいけないね」
「そうだよね…20位かあ」
下位層は団子になっていても、上位層は各チームで人気に大きな差がある…というのは割とあることだろう。固定ファンなんかも多いだろうからより一層人気獲得に力を入れる必要がある。…それよりこのジャージどうしようか。制服じゃなくてよかった。
「滞嶺君、着替えてくるから降ろして」
「何故着替えるんだ」
「さっきの君のスポドリでべとべとになったからだよ」
「避けろよ」
「無茶が過ぎる」
肩車していた僕を降ろしながら滞嶺君が凄いことを言う。避けろて。てか君も着替えなよ。
「今から短期間で順位を上げようとするなら、何か思い切った手が必要ね」
さっと着替えて戻ってきて、順位上げの手段を考える。もう猶予は言うほど多くないのだ。
「その前に、しなきゃいけないことがあるんじゃない?」
「何かあったっけにこちゃん」
「茜は察しなさいよ!」
「にこちゃんのことだからどうせしょーもな
「ふんっ」
「うばう」
どうせしょーもないことを考えているであろうにこちゃんに隠さず本音を伝えたら回し蹴りが飛んできた。しまった、今は地上にいるんだった。しかし、にこちゃんが機嫌よく何か思いついたときは、どうせアイドルモードにこちゃんになるか不審者全開のにこちゃんを演じるかどっちかだ。どっちもかわいいから許す。
「とにかく、まずは移動するわよ!!」
「うばふう」
確信した。
後者だ。
しかし僕はダメージで動けない。みんながんばれ。
「あの…すごく暑いんですが…!」
だろうね。
μ'sのみんなはにこちゃん変装スタイル(サングラス、マフラー、マスク、コート着用)で秋葉のど真ん中にいた。僕と滞嶺君は着てない。僕はこの季節にあんな真冬仕様は死ぬ。滞嶺君はサイズ的に無理。だから僕と滞嶺君は微妙に女性陣から距離を置いてる。そりゃね。
ちなみに、今は滞嶺君からは降りてる。「にこ先輩になじられるといい」とか言われた。何それ嬉しい。嬉しくない?
「我慢しなさい!これがアイドルとして生きる者の道よ!有名人なら有名人らしく、町に紛れる格好っていうものがあるの!!」
「でもこれは…」
「逆に目立ってるかと…」
「あーもうっバカバカしい!!」
うん、にこちゃん的発想もわかるんだけどね。過剰だよね。いつものことだけど。しかしバカバカしいはどうなんだい西木野さん。
「にこちゃん、いつも言ってるけど、かわいいけど目立つか目立たないかの指標で答えるなら目立つよ」
「うっさいわね!」
「いつも言われてる上でこの格好なのね…」
「多分有名人っぽいことしたいだけなんやろうなぁ」
「あーあーうるさーい!!」
「大声出すと余計目立つよ」
実際有名人(というかアイドル)っぽいことをしたいだけというのは事実だろう。にこちゃんだし。
てゆーか人気沸騰中のスクールアイドルのこんな姿を見て大ファンの滞嶺君は絶望してないだろうか…ん?いない。さっきまでお隣にいたのに。
「凄いにゃー!!」
なんか遠方から星空さんの声がしたからそっちを見てみると、星空さん、小泉さん、滞嶺君がスクールアイドルショップに特攻していた。早いな。しかも変装はいつのまにか解いてる。早いな。
「うわぁ…!!」
「かよちん、これA-RISEの!!」
「こんなにいっぱいあるなんて…!!」
「上位ランカーからマイナーまでかなり広く揃えているな…まだ名が上がったばかりのグループまで並んでんじゃねぇか」
「あぁ…あれも欲しいこれも欲しい!!」
大興奮の小泉さん。滞嶺君もいつもより多めに喋っております。そんな2人を見つけた他のメンバー(変装解除済み)と一緒にスクールアイドルショップに向かう。にこちゃんも何気に変装解除してんじゃないか。暑かったんでしょ?
「何ここ?」
「近くに住んでるのに知らないの?最近オープンしたスクールアイドル専門ショップよ」
「僕も知らなかったけど」
「あんたは家と学校とスーパーしか行かないじゃないの」
「にこちゃん家にも行くよ」
「言わんでいい」
「あふん」
こういう専門性の高いお店は、いくら近所でもできたばかりでは通しか知らないもんだろう。僕も知らなかったし。いらんこと言ったらにこちゃんにチョップされるし。僕は悪くない。悪くなくない?
お店に入ってみると、スクールアイドルのグッズが所狭しと並べられていた。流石に天井まで品を並べたりはしていないけど、通路がそこそこ狭い。しかし人気のスクールアイドルはTシャツとかまであるんだね。この前入稿したやつは流石に衣類はなかった。うちわとかタオルはあったけど。そのうちタオル振り回す曲も作るのかな?
狭い店内をみんなでのそのそ歩いていると、奥から星空さんが走ってきた。危ないよ。
「みてみて!この缶バッジの子かわいいよ!まるでかよちん!そっくりだにゃー!!」
手になんか持ってると思ったら、小サイズの缶バッジだった。1人の女の子がプリントされている…っていうか、
「というかそれ…!」
「花陽ちゃんだよ!!」
「ええーっ?!」
何故気づかないのさ。
「星空!それどこにあった!!」
「こっちにゃ!」
「騒がないの」
どこからか滞嶺君がやってきて、星空さんとともにどたどた走っていった。だから道狭いんだって。危ないって。てゆーか滞嶺君、あの巨体でよくぶつからずに走れるね。
2人についていくと、そこにはなんとなんとμ'sのコーナーがあるではありませんか。品をデザインしたの僕だけど、店頭に並ぶの早いね。最近は生産が早くて何よりだ。しかし「人気爆発中!!」とか書かれてるとほんとに素で外歩いてていいのか心配になるね。にこちゃんの心配もあながち間違いではないのかもしれない。
「ううう海未ちゃん!ここここれ私たちだよ?!」
「おおお落ち着きなさい!ここここれは何かの間違いです!!」
「みみみμ'sって書いてあるよ!石鹸売ってるのかな?!」
「ななな何でアイドルショップで石鹸売らないといけないのです!!」
「動揺してても漫才できるんだね君ら」
衝撃で漫才を始める幼馴染のお二人。仲良いね。それにしても石鹸はありかもしれない。シャンプーかな。にこちゃんイメージで…桃の香りかな??にこちゃんって言ったらピンクだもんね。
そして。
この光景を目の当たりにして1番緊迫するのは。
「どきなさーーーい!!」
間違いなく、にこちゃんだ。
「あれ?!私のグッズがない!どういうこと?!」
「入荷されてないんじゃないかにゃー?」
「まさか。あと、ぱっと見見当たらないという意味では星空さんもだよ」
「んにゃ?!」
いらんこと言う星空さんには釘をさしておく。
「何で?!なんでよ!!」
「にこちゃん落ち着いて。一緒に探すから」
「うう、茜ぇ…!!」
「よしよし」
半泣きモードのにこちゃんをあやしながら僕もにこちゃんグッズを探す。メンバーのイメージカラーは勝手に決めてしまったけど、にこちゃんはピンクで間違いない。他の子のもまた考えてもらわなきゃな。
ピンクを探していると、視界の端にピンクのうちわを捉えた。近くに缶バッジもタオルもちゃんとある。クリアファイルとかも作るべきかな?
「にこちゃん、こっちにあったよ」
「ほんと?!ああっあった!!あったわよ茜!!」
「うん、ちゃんと見たよ」
「茜…ついに私の…私のグッズが!!」
「うん、よく頑張ったね」
感極まって抱きついてきたにこちゃんを抱きかえして頭を撫でる。
ずっと夢みてたんだもんね。
ずっと追いかけて来たんだもんね。
夢への第一歩でしかないけど、やっと進んだ一歩なんだ。
泣いても仕方ないよね。
やばい僕も泣きそうだ。
「うう…茜ぇ…」
「泣くのは我慢するのに鼻水は出すんかい」
「だっでぇ…」
涙引っ込んだ。服に鼻水つくところだった。いやにこちゃんの鼻水なら歓迎だ。いや流石に微妙だな。
「波浜くんってあんな優しい顔できるのね…」
「基本的に調子こいた顔してますしね」
「やっぱりにこっちには優しいんやねー」
「ほんと極端」
「聞こえてんぞ外野ー」
そりゃにこちゃんには優しくするでしょ。
「しかし、こうやって注目されているのがわかると勇気づけられますね…!」
「ええ!」
「園田さん最初ミニスカすら嫌がってなかったかな」
「よっ余計なお世話です!!」
まあ、これだけ注目集めてるんだから頑張らなきゃって思うよね。にこちゃんももっと上を目指さなきゃだし。
「そういうことだから高坂さ————あれ?高坂さんどこいったの?」
激励しようかと思ったら高坂さん不在。さっきまで園田さんと漫才してたのに。すこし見回したらなんかを凝視している高坂さんを発見した。何見てんだろうと思った矢先だ。
「すみません!」
なんか聞いたことある声が聞こえた。店の外かな?
「あの、ここに写真が…私の生写真があるって聞いて…あれはダメなんです!今すぐなくしてください!!」
あれ、何故かメイド服を着た南さんが。
「…ことりちゃん??」
「ぴぃ?!」
凄い声出たね。
「ことり…何してるんですか?」
みんなでメイド版南さんの元へ合流してみると、園田さんの問いかけにも答えず背を向ける南さんがいた。うん、紛れもなく南さんだね。主にトサカが。
「…コトリ?ホワッツ?ドゥナータデスカー?」
「どーゆー誤魔化し方だい」
「わぁっ外国人?!」
「うそん」
「こいつの頭には期待しない方がいいぞ」
「もとから期待してないけどさ」
ガチャガチャの蓋を目に当てて謎の片言を発動した南さん。誰が騙されるのかと思ったら星空さんが引っかかってた。うそやん。純真無垢かよ。この間の試験の時点で頭脳に期待できないのはわかってたけど、余計期待できなくなった。
「…ことりちゃん、だよ————」
「チガイマァス!」
「頑なだね」
「ソレデハ、ゴキゲンヨーウ…ヨキニハカラエ〜、ミナノシュ〜…」
「何てコメントしたら正解なのさ」
「俺にはツッコミきれん」
片言のまま誤魔化し続け、謎のフラフラウォーキングで僕らから離れていく南さん。どこからつっこんだらいいのかなこれ。とりあえず良きに計らえにはつっこむべき?
「…サラバ!」
「あっ逃げた」
メイド服のスカートを持ち上げて走り出した南さん。メイド服なのに走るとは思わなかった。ってか結構早いね。それを見て追いかけ出す高坂さんと園田さん。追いつけるのかな。
「任せろ」
「待って待って、君が往来で南さんを確保する様子を見たら誰だって警察にお電話しちゃうよ」
「…」
「そんな顔されても」
サングラス越しに悲しそうな顔をする滞嶺君。事実だから仕方ない。だって君、でかいし顔怖いしだもん。何もしてなくても通報されそうな勢いだもん。
「…ここで待てと?」
「メイド服着てたんだから多分メイド喫茶でしょ。この辺り一帯のメイド喫茶を当たれば最悪見つかるさ」
というわけでスマホでメイド喫茶を検索…しようと思ったら、東條さんから南さん確保の連絡が来た。早いね。ってかいつの間に追いかけてたの。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
波浜少年がべとべとに…()
さて、ワンダーゾーン編です。μ'sのグッズは原作では知らない間に作られてましたが、普通に考えたら肖像権とかヤバない?って思ったので波浜少年に作らせました。
あとは感動すべきにこちゃん。原作よりオーバーに喜んでもらいました。これには波浜少年も慈愛の笑顔。愛ですね!