笑顔の魔法を叶えたい 作:近眼
ご覧いただきありがとうございます。
本編に戻りまして、にこちゃん話再開です。本作の(一応)メインヒロインが頑張るお話なので久しぶりに波浜君とにこちゃんがイチャイチャ!!するかどうかは読んでからのお楽しみになわけですが!!
というわけで、どうぞご覧ください。
「にこっちに妹がいたなんて…」
「しかも礼儀正しい…」
「まるで正反対にゃー…銀二郎くんみたい」
「俺が失礼で粗暴みたいな言い方だな」
本当に意外だ。兄弟姉妹がいるなんて気配は微塵も見せなかったが…。
いや、そんなことよりだ。
「あの…こころちゃん?私たちなんでこんなところに隠れなきゃ
「静かに!…誰もいませんね?そっちはどうです?」
「人はいないようですけど…」
「よく見てください!相手はプロですよ、どこに隠れているかわかりませんから!」
「何のプロだよ」
「こちら天童、後方及び左方に敵影なし。移動するなら今が好機と見た!」
「天童さんめっちゃノリノリですね」
「希ちゃんそんな目で見ないでお兄さん辛くなる」
何から隠れているつもりなのだろうか。…まさか前にA-RISEの方々が言っていたような「悪意」がにこに迫っているのだろうか。だとしたら看過できないが…プロとかなんとか言ってるのは何なんだ。
「大丈夫そうですね…。合図したら皆さん一斉にダッシュです!」
「…何で?」
「決まっているじゃないですか。行きますよ!」
「ちょ、ちょっと?!」
「ラジャーボス!天童、目標地点まで移動する!距離およそ100m!敵影なし!迅速に行動を開始する!」
「本当に何であんたはそんなノリノリなんだ」
「こういうの楽しくね?」
「いや別に」
「少年のロマンを捨てるなよ!!」
何言ってんだこの人は。
ともかく、謎の隠密行動を強いられた俺たちがたどり着いたのはとあるマンションだった。ここがにこの家か?
「どうやら大丈夫だったみたいですね…」
「一体何なのですか?」
「もしかしてにこちゃん、殺し屋に狙われてるとか?」
「なんだと?」
「流石にそれはないでしょーよ滞嶺少年落ち着けください頼むマジで」
本当に殺し屋なんかに狙われているようなら本気で立ち向かわなければならない。こいつらの命を狙うなど言語道断だ、道路のアスファルトと一体化させてやる。
と思っていたが。
「何言ってるんですか。マスコミに決まってるじゃないですか」
「え?」
「パパラッチですよ!!特にバックダンサーの皆さんは顔がバレているので危険なんです、来られる時は先に連絡をください!」
「…マスコミ?」
「滞嶺君、もうちょい気にすべきワードがあったと思うんだぜ」
なんだ、殺し屋じゃないのか。それはそれでいいんだが、そんなマスコミに狙われたような経験は無いはずなんだがな。いくらバックダンサーとはいえ
…バックダンサー?
「バック…」
「ダンサー…?」
「誰がよ」
「スーパーアイドル矢澤にこのバックダンサー、μ's!いつも聞いています。今お姉様から指導を受けてアイドルを目指しておられるんですよね!」
「…何の話だ?」
「そして専属SPの滞嶺創一郎さん!もう一目でSPだってわかる格好に体格です!流石お姉様、一流のSPを雇っておられるのですね!!」
「何の話だ」
「ははあ、こりゃまた厄介な事態だな…。滞嶺君がSPっぽいのは執事服とサングラスのせいで全く否定できないが」
いつの間にμ'sはバックダンサーになったんだ。そして俺はいつの間にSPになったんだ。そんな風に見えるか。
「…なるほど」
「状況が読めてきました」
「忘れてたわ。相手はにこちゃんだものね」
「でも茜くんはどうなってるんだろ」
どうやらにこは俺たちの立場を妹には事実と異なる報告をしているようだ。しかし確かに茜がどうなってるのか気になるところでもあるな。
「頑張ってくださいね!ダメはダメなりに8人集まればなんとかデビューくらいはできるんじゃないかってお姉様も言っていましたから!!」
何故いらんことを言うのかこの少女は。礼儀正しいとは言ってもにこの妹か。
「何がダメはダメなりに、よ!!」
「そんな顔しないでください!スーパーアイドルのお姉様を見習って、いつもにっこにっこにー!ですよ!」
妹もにっこにっこにーやるのかよ。
「ねえ、こころちゃん」
「はい?」
「ちょっと電話させてくれる?」
「はい!」
笑顔(作り物)の絵里がこころちゃんに許可を取ると、スマホを取り出して電話を始めた。スピーカー機能なるものを使って聞こえてきた音声は、
『にっこにっこにー!あなたのハートにラブにこ!矢澤にこでーす!今、電話に出られませーん。ご用の方は発信音の後ににっこにっこにー!』
…留守電でもこれやってんのか。強メンタルというか徹底しているというか…褒めるべきか迷うな。
「…もしもし、わたくしあなたのバックダンサーを務めさせていただいている絢瀬絵里と申します。…もし聞いていたら今すぐ出なさい!!」
「バックダンサーってどういう事ですか!!」
「説明するにゃー!!」
他のメンバーは当然の如くキレていた。まあ、そりゃな。キレるよな。
「しかし、茜はどういう立場なんだ…?」
「にっこにっこにー!…ああ、そりゃ
「…あんた何やってんです」
「こころちゃんからにっこにっこにーを教わってんのさ」
「何やってんです」
「あれーご理解いただけなかったご様子」
天童さんはにっこにっこにーをひたすらやっていた。何してんだこの人は。
「…まあみんな来るような気はしてたんだけどね。いらっしゃい」
「茜くん…何をしているんですか?」
「ご飯作ってるんだよ」
「それは見ればわかります!!」
「ただいま、茜様!」
「はーいお帰りこころちゃん。ご飯まだだから虎太朗くんをお願いね」
やはりというか何というか、みんなどういうルートを通ってきたかはわからないけどにこちゃん宅にたどり着いたみたいだ。カレー作ってたらみんな来た。何故か天童さんも。何でさ。あなたが住所教えたんじゃないでしょうね。
「弟の虎太朗です」
「ばっくだんさー」
「こ、こんにちは…」
「お姉様のマネージャーである茜様は、実はすごいグラフィックデザイナーなんです!幼い頃からお姉様と二人三脚でアイドル活動を支えてくださってるんですよ!!」
「へ、へぇ…」
実はっていうかみんな知ってるけどね。流石にみんなもこころちゃん本人に遭遇したら何がどうなってるかなんとなく察するんじゃなかろうかな。弁明するの面倒だなあ。
「お姉様は普段は事務所が用意したウォーターフロントのマンションを使っているんですが、夜だけここに帰ってきます」
「ウォーターフロントってどこよ…」
「ウォーターのフロントなんだから水辺かなんかだと思うよ」
「何でマネージャーが知らないのよ」
「マネージャーだってプライベートには干渉しちゃだめなのだ」
「その割には自宅に入り込んでるにゃー」
「あーあー聞こえない聞こえない」
こころちゃんが喋るたびに墓穴掘ってる気がするね。にこちゃんの。それにしても普段別の場所に住んでるのに夜だけわざわざ帰ってくるなんて、普通に考えたら無駄もいいとこなんだけどね。矢澤家の皆様純粋だからね。にこちゃんが純粋かどうかはちょっと審議。にこちゃんママが純粋かどうかは審議拒否。
「しかし、流石におかしくないか?これほどまで本気で信じるには証拠が必要だと思うんだが」
「確かに…。いくら子供だからってそんな易々と信じるかは怪しいかも」
「あー、それなら多分こいつが原因だろ」
創一郎の疑問に答えたのは天童さん。彼は壁に貼ってあるポスターを見ていた。家に入った瞬間から室内を見回していたからまあ天童さんには気付かれると思った。でもそんな人の家をジロジロ見ないでよ。僕の家じゃないけど。
「…何か違和感…」
「あれ?このポスターのセンターってにこちゃんだっけ?」
「いえ、穂乃果だったはずでは…え?よく見たらどのポスターもセンターがにこになっています!!」
「合成?!」
「ぱっと見じゃあ、いや、知っていなければわからないほど精密な合成だな…」
「こんなことできるのって…」
「…カレー作りっぱなしだった」
「待ちなさい」
「ぐえ」
そう、そのポスターは、というかこの家にあるポスターその他諸々の物品は全てセンターをにこちゃんに変えてある。無論僕の仕業だ。
にこちゃんか最初のスクールアイドルで1人になっちゃった時に、にこちゃんの弟と妹をガッカリさせないために行った偽装工作の一つだ。その頃の僕はにこちゃんが一番喜ぶように考えてこうしたし、今までの僕だったら全く悪びれもしなかっただろうけど、今となってはなんかちょっと他のメンバーに申し訳ないね。
なのでぶっちゃけ冷や汗だらだらでございまする。
だから襟首掴むのはやめていただけますか絵里ちゃん。
「…やっぱりとは思ったけど、茜も一枚噛んでるのね?」
「一枚どころか半分くらい僕の仕業ですはい」
「私たちがバックダンサーとはどういうことなんです?!」
「それは僕の仕業じゃないかなんとも言えなぐえ」
絵里ちゃんと海未ちゃんに肩とか首とか掴まれて瀕死。やめようよ。君らも前科者になりたくないでしょ。ならないでよ。
と、その時。
ガチャっと。
玄関から物音がした。
「あ、あんたたち…?!」
流石にこちゃん。極めてバッドなタイミングで帰ってきた。
「お姉様!おかえりなさい!!バックダンサーの方々がお姉様にお話があると」
「そ、そう…」
流石こころちゃん、現場の地雷が見えていない。いやむしろ的確に踏み抜いている。怖いわーこの子。
「申し訳ありません。すぐに済みますので、少しよろしいでしょうか…?」
「え?えっと…こころ、悪いけど私今日は仕事で向こうのマンションに行かなきゃいけないから…じゃっ!!」
「逃げた!!」
「にこちゃん頑張れー」
「…止めないのね?」
「色々時すでに遅しなのだ」
にこちゃん登場で解放された僕は親指でいつのまにか解放された窓を指す。
言うまでも無いけど、創一郎がさっきあそこから飛んでった。
要するににこちゃんはどう考えても逃走不可能である。そこそこ良いマンションだから裏口とか無いんだよね、防犯の関係上。非常口はあるけど。裏口あったとして創一郎から逃げ切れる気がしないけど。
「大変申し訳ございません。私矢澤にこ、嘘をついていました」
「ついでに僕も加担しておりましたとさ」
「ちゃんと頭を上げて説明しなさい」
結局にこちゃんは、ちょうど飛び出したタイミングでここあちゃんと鉢合わせして逃げられなくなったそうだ。つまり創一郎は関係なかった。むしろしばらく外で放置され、再び窓から帰還して「汚れた素足で入ってくんな!!」とにこちゃんにごもっともな説教を受けて今は凹んでる。ほんと地味にメンタル弱いな。
「やっやだなぁ〜みんな怖い顔して…。アイドルは笑顔が大切でしょ?さあみんなで一緒に!にっこにっこにー!」
「にっこにっこにー」
「にこっち」
「うっ」
「ふざけててええんかな?」
「…はい」
「僕は不問なわけ」
「μ'sお得意のスルーじゃね?」
「天童さんくらいしか拾ってくれない」
「何が不満なんだこんちくしょう」
普通にみんなお怒りだった。ごめんて。希ちゃんがお怒りなのは殊更珍しい。ことりちゃんもお怒りなのは以下略。僕はいないことにされてる。天童さんぐらいしか僕に気づいてくれない。しんどい。
仕方ないのでにこちゃんは事情をざっくり話した。もちろん事情と言っても練習を休む事情の方ね。矢澤家でのμ'sの扱いはとりあえず脇に置いといた。
「出張?」
「そう。それで2週間ほど妹たちの面倒を見なくちゃいけなくなったの」
「だから練習休んでたのね」
「ちゃんと言ってくれればいいのにー」
「俺という事例もあるわけだしな」
「いや君はむしろたまには弟達にご飯作ってあげてもいいんだよ?」
「休日はいつも作ってやっているし、銀二郎の料理の腕も鍛えられるからこれでいいんだ」
「さいですか」
創一郎は自分を引き合いに出したけど、君は弟達を理由に休んだことないじゃん。まあ兄弟がどうのって事情は使いやすくはなってただろうけどさ。
「それよりどうして私たちがバックダンサーということになっているんですか?!」
「そうね、むしろ問題はそっちよ」
「そっちなの?」
「そっちだろ」
せっかく脇に置いといたのに。それは練習自体には関係ないじゃん。っていうかこの場で一番ヒートアップしてるのが海未ちゃんなのは何でなの。恥ずかしがり屋なのにバックダンサーは嫌なの。まあこの子今まで取ったMVやらライブやら全部で投げキッスしてるしね。何だかんだ前線がいいのかね。
「そ、それは…」
「それは?」
「………に、にっこにっ
「それは禁止よ」
「御無体な」
「さ、ちゃんと話してください」
「有無を言わさぬこの威力」
「天童さんおしっこちびりそうでござる」
「どうぞ」
「無慈悲〜」
にこちゃんもすっかり追い詰められたようで。流石にフォローできないね。ごめんよ。
「…元からよ」
「元から?」
「そう。うちでは元からそういうことになってるのよ。別に私の家で私がどう言おうが勝ってでしょ」
「でも
「お願い。今日は帰って」
「ご飯用意しなきゃいけないし、申し訳ないけど君たちの分は用意できないんだ。…また明日学校で会おう」
実際そろそろカレーがやばいし、にこちゃんはそれ以上話す気は無いようだ。みんながいたところでこれ以上進展はないだろう。
…向こうには天童さんもついてるし、何とかなるよきっと。
「…カレーやっぱり加熱しすぎたな。粘り気強めになっちゃった」
「いいわよ、そのくらい」
みんなが帰った後、しっかり夕飯を用意して5人で食卓を囲み、いただきます。ドロドロカレーになっちゃったけど、ルーの上にブロッコリーぶっ刺したらいい感じに山っぽくなったから結果オーライ。オーライかな?
「お姉様、今日はμ'sの方々とどんなお話をされたんですか?やっぱりアドバイスですか?」
「え?ま、まあ…そんなところね…」
「流石お姉様です!皆さんから信頼されているんですね!」
「あ、当たり前よ!スーパーアイドル矢澤にこなんだもの!!」
…やっぱりちょっと心苦しいね。
みんなの食事が終わり、お風呂も入り、こころちゃん達がみんな就寝した後に僕とにこちゃんは居間で2人で机を囲んでいた。にこちゃんは俯いてるけど。
「いいのよ」
別に何も言ってないのに、にこちゃんは話し出した。まあ言わんとしていることくらいわかってくれているんだろう。にこちゃんだし。
「私はスーパーアイドル矢澤にこ。誰が何と言おうと、私の家ではそうなのよ…」
「変なこと言うね。にこちゃんはいつだってスーパーアイドルだよ」
「…私だって現実は見えてるわよ。私はただのμ'sの中の1人でしかないわ」
「そんなことないよ」
腕の中に顔を埋めてぼそぼそ言ってるにこちゃんに、ちゃんと答えてあげる。
「だってにこちゃん、夏のことを思い出して。夏色えがおのパート分けで、にこちゃんがセンターだったのは投票で1位だったからだよ」
「…でも…」
「Wonderful Rushは1位ではなかったけどセンター横じゃないの。平均順位で言ったらにこちゃん1番だよ」
「…」
「桜が作ってくれたソロもたくさんの人が買ってくれてるよ」
頑張ったって、必ず報われるわけじゃない。
逆に、頑張らなくても結果が出せる人もいる。
それはやっぱり不平等な世界にどうしても存在して、当然にこちゃんは簡単に結果を出せる人じゃなかった。
「にこちゃんはずっと頑張ってきた。1人になっても諦めなかった。だから今こうしてスクールアイドルをやっていて、でも、
一度は、頑張っても報われなかった。そこで諦めていたら、にこちゃんはただの嘘つきお姉ちゃんだった。
でも、にこちゃんはずっと諦めなくて、だからこそ今μ'sの一員なんだ。
自分の夢に、信じている妹達に、嘘をつきたくなかったから、1人でも頑張って、そして遂に報われた。
「にこちゃんは立派なアイドルだよ。こころちゃんにとって、ここあちゃんにとって、虎太朗君にとって…僕にとって」
そんな努力を、君自身が否定するのは良くないよ。
僕は席を立ってにこちゃんの背後に回り、後ろから抱きしめた。前も部室で同じことした気がする。今更ながら大いに恥ずかしいね。でもやっぱり落ち着く。ハグの素晴らしさを感じる。
「自信持って。にこちゃんはちゃんとアイドルだ」
「…」
顔を上げてこっちを向いたにこちゃんと目が合った。とても顔が近い。これはやばい。やばいけど目が離せないの。にこちゃんは半泣きで目がうるうるしてるし、ちょっと顔赤いし、やばい。
ああ、やっぱり僕はにこちゃんが好きだよ。
こんな可愛い子、好きにならないはずがないじゃん。
僕はほとんど無意識ににこちゃんの頬に左手を添えて、顔を近づけ…
「ふんっ」
「ぶぐふぇっ」
裏拳を食らった。
鼻に。
何でさ。
「何すんのよ」
「僕のセリフだと思います」
何すんのよはおかしいよ。僕が何すんのさって言うべき場面だよ。鼻に裏拳はやばいよ。鼻血出る。
「アイドルはキスとかしないのよ!恋愛禁止なの!!」
「まだ未遂なのに」
「未遂の時点で防がなきゃダメに決まってるでしょ!!」
ごもっともだ。でも無意識だったんだよ。自力じゃ止まんなかったんだよ。許して。
「…ちゃんと、卒業したら受けてあげるから」
「なになになんて言ったの今。聞こえなかった」
「うるさいわね!」
「理不尽の極み」
小声でなんか言ってたから聞き返したら殴られた。ひどい。
「まったくもう!ストレッチしたら私たちも寝るわよ!!」
「はいはい」
にこちゃんがふてくされちゃったから今日はもう寝ることになった。本当はμ'sをバックダンサー扱いしてることについても話しておきたかったんだけど、まあそこは天童さんとか穂乃果ちゃんがなんとかしてくれるよきっと。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
波浜君がヘタレなくてもにこちゃんがヘタれる。式場が来い。
ポスターの雑コラは専門家に任せたらクオリティが爆上がりしました。まあ雑コラを信じ込んでしまうのも正直リアリティが微妙なので…。
そして地味に豆腐メンタルの滞嶺君と、扱いが雑極まる天童さん。最近水橋君よりはるかに出番多い天童さんは波浜君以下の扱いを受けております。ネタ勢だから仕方ないね!!