転生したら何故か親友がTSヤンデレ勇者に生まれ変わって求婚してくるんですけど!?   作:エスト瓶

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んー、戦闘描写が相変わらず雑!


盾役の本気 試合下

既に話は通っているのか警備の兵士に止められる事無く、指定された部屋に入ると中には男女2名ずつイスに座り待っていた

 

「へぇ~、アンタがイクスかい?」

 

「普通に見れば只の兵士だな」

 

「中の上か上の下かな」

 

「女の子が良かった」

 

何だろう対面すると同時に自分に対する評価が決まった事に泣きたくなってきた……、まあ、俺はイケメンじゃないからそこら辺は諦めてるし良いかな

 

「はい、自分は王国騎士団大17師団隊長補佐のイクスです」

 

「ほう、【あの】17師団の隊長補佐か……」

 

イケメンと筋肉が合わさり最強に見える男の人が俺の所属部隊を聞いてどうやら興味を引いたらしい

 

まあ、無理もない。17師団と言えばかつて大軍の魔物達相手に唯一壊滅する事無く生き残り、勝利を納めた伝説の部隊と言われる程に有名な話だ。その時の隊長を勤めていたのが今の馬鹿隊長なのだけど普段の態度を見ていれば嘘に思えてくる。何で俺がそんな所に居るかって?姉さんに無理矢理入れられたからだ。言わせんな恥ずかしい

 

「今日はアタシ達の誰かと模擬戦をするんだろ?」

 

「はい。ですが模擬戦をするにも自分の装備が無いのですが……」

 

「あ、それなら心配しなくて良いよ。貴方の隊長さんが装備一式届けてくれたわ」

 

隊長おおおおおおおお!何してるんですか!?人の武具勝手に運ばないでくださいよ!

 

「アンタは隣の部屋で着替えてきな。その間にアタシ達は誰が戦うか決めとくから」

 

「あ、はい」

 

チクショ!完全に逃げ道塞がれたよ!帰ったら覚えてろよ隊長!戻っても書類整理手伝ってやらないからな!

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、こんなものかな」

 

鎧を着込むのに5分も掛からなかったけど、相変わらずこの鎧は自分には似合わないな

 

鏡に写し出されている自分を改めて確認する。鏡には黒で統一された騎士、俗に言う黒騎士だ。隊長が何処からか持ってきたこの鎧を無理矢理着させられたのは悪い思い出だ。それと何で黒騎士何だろう?他の騎士達は白で統一されてるしアリアの格好は完全に姫騎士だしさ。俺だけ何か魔王の手下って感じなんだけど!?やめてよね!虐め、良くない!

 

嘆いていても進まないので仕方なく、さっきの部屋に入ると四天王の皆さんがガン見してきます。違うんです、僕の趣味じゃないんです

 

「ほぅ、あれが噂の【鉄壁】か」

 

「人は見掛けに寄らないわね」

 

ロリっ子と筋肉さんが何やら感想を言ってるけどこの鎧って遠くの声が聞こえないから何をいってるのか分からないんだよね。陰口だったら俺はその場で泣く自信がある

 

「それで?相手は誰だ?」

 

「!?あ、ああ、今回は新しく入った新人とやってもらいたい。大丈夫か?」

 

あ、つい何時もの癖で口調変えちゃった。姐さんがすごい顔でこっち見てるよ

 

「ああ」

 

「そうか、では訓練場に行こう」

 

姐さん系の女性に後を付いて行くと訓練場に到着した。既に訓練場には皇帝と対戦相手のと思うローブを深く被った人物が待っていた

 

「今回は非公式だからな、見物人はここに居るメンバーだけだ」

 

「了解した」

 

本来なら皇帝に対して挨拶しないといけないんだけどそんな勇気は俺には無い!それと対戦相手の人もごめんね!こんな茶番に付き合わせて!

 

「それではお互いに構えろ。今回のルールは相手が戦闘不能か参ったを言えばその時点でその者の勝利。相手を死に至らしめる攻撃や後遺症、精神を破壊する魔法も禁止だ」

 

「…………」コク

 

「わかった」

 

「それでは試合開始!」

 

彼女の声と同時にローブの人物は複数の魔法を展開しイクス目掛けて飛ばしてくる

 

「【硬化強化】【高速化】」

 

イクスが幾つかの言葉を唱えると共にその場から彼の姿が消えた。余りの速さに対戦相手を含む全ての者が驚愕の顔をしていた

 

「甘い、戦場で油断するな」

 

「なっ!?ぐっ!」

 

彼が持っていたメイスに横脇腹を叩き込まれ数メートル吹き飛ばされたが何とか持ち直し、再度魔法を放とうとするが

 

「遅い」

 

先程まで数メートル離れていたイクスが既に男の真正面まで近づいていた。対応が遅れた男の片腕を掴み、何も無い方の放り投げると同時に一瞬で飛ばされた場所に先回りし、メイスを両手に持ち、力一杯に男の腹に叩き込んだ。叩き込まれた男は地面に接触すると地面が少し凹み、リバウンドする男を蹴り、遠くに飛ばした

 

「これで終わりか?」

 

イクスの言葉によろよろと立ち上がる男に未だに諦めの文字がは無かった。そんな男を見てイクスは小さな溜め息を吐きながら構える

 

(スキル・チェンジ・シールド)

 

先程まで何も持っていなかった片手にタワーシルドが現れた

 

【チェンジ・シールド】はイクスが保有している盾の中から必要とする盾を召喚する事が出来る。盾を持っている時にチェンジ・シールドを使えば必要な盾と使用している盾が入れ替わる

 

「ふぅ、来い。お前の魔法を全て受け止めてやる」

 

その言葉に男の表情はピクリと動くと何やら詠唱を始める。魔法に精通している者なら今詠唱している魔法が如何に危険かが分かるだろう。それに気が付いた女性二人が制止の声を掛けるが聞こえてはないであろう

 

「全てを燃やし尽くせ!【ダブル・フレイム・ドラゴン】!」

 

男の真後ろから2匹の龍を型をした炎の龍がイクス目掛けて突撃してきた。【ダブル・フレイム・ドラゴン】は火属性の最上級魔法の1つで全てを焼き尽くすとさえ言われる程に強力な魔法だった

 

(スキル・精霊王の鎧)(スキル・不動の盾)

 

彼の周りに奇妙な風吹き起こると同時に男が放ったダブル・フレイム・ドラゴンが彼に当たった。当たると同時に激しい炎の柱が現れる

 

「はぁ、はぁ、これで、ど、どうだ?」

 

流石に先程まで一方的にやられていた男は脇腹を押さえてその場に座り込んでしまった。既に彼の体力は限界なのだろう。そして未だに凄まじく燃え盛っている火柱を見て、周囲は彼が死んだと思った。思ったはずだった

 

「これで終わりか?」

 

その言葉と共に先程まで燃え盛っていた炎の柱が一瞬で消え去り、燃えていた場所には無傷のイクスが立っていた

 

「はは、化け物が……」

 

「しょ、勝者イクス!」

 

その言葉と共に男は意識を失い倒れてしまった。結果勝負はイクスのほぼ圧勝で終わった

 

【精霊王の鎧】は装備者の魔法に対して大幅に魔法威力を下げる事が可能。ただし使用すると一時的に全ての魔法が使用不可能になる

 

【不動の盾】は盾でガードする事で物理ダメージを全てを無効化する。ただし使用後はしばらく使用不可能になる




主人公は決して弱くはないありません。強さ的には上位に食い込む程の強さですが周りが規格外の化け物クラスなので弱く見えるだけです
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