転生したら何故か親友がTSヤンデレ勇者に生まれ変わって求婚してくるんですけど!? 作:エスト瓶
現在、第二王女マリアの部屋ではマリアを含めた4人でお茶会を開いている。メンバーはイクスの婚約者のアーシャ、フル、アリアのメンバーだった。そもそも何故この3人がマリアのお茶会に参加したかと言うと
「たまには旦那様を抜きにして話をしませんか?」
と言う誘い文句で集まっていた。呼ばれた際にアリアとフルは仕事が残っていたのだがマリアが騎士団に直接お願いに向かった事によりマリア王女を表向きには護衛に当たる事になった
「それで?マリアはどうして急にこんな事を?」
今まで黙っていたアーシャが出されたお茶を飲みながらマリアに質問すると彼女もニッコリと微笑む
「今日お茶会に誘った理由はズバリですね、イクス様の性癖を知りたいんです!」
お茶に口を付けていたフルが吹き出しそうになったが何とか押さえてマリアの方に少し強めの視線を向けるが当の本人は何処吹く風の如くスルーしていた
「マリアも知ってるんじゃないの?スキル使って」ボソ
「いいえ、私はイクス様の趣味や性癖までは分かりません。それとスキル使ってもそこら辺が分からないのです」ボソ
お互いに最後の部分はお互いにしか聞こえない程の音量で会話をしていた
「……弟君の性癖かぁ、髪フェチとか?」
「……後は背中もそう」
「そう言えばイクスって普通の男の人なら真っ先に胸やお尻に目が行くのにイクスは先ず最初に髪や背中を見るね」
「髪フェチは分かりますが背中フェチはニッチ過ぎませんか?」
「そう?背中フェチもそれなりに居ると思うけど」
「それで?イクス様は私達の髪と背中は気に入ってるのかしら?」
マリアの発言にピクリとアリアの耳が動くが他のメンバーは気にする事なくアーシャの方視線を向ける
「背中の方は分からないけど、髪の方は気に入ってると思うわよ。私はよくイクスに髪を触って良いか訪ねられるし」
「私も弟君にお風呂上がりに髪を乾かしてもらってるな」
「……ご褒美にナデナデは至高」
「私だけ撫でられてませんが?」
「まあ、マリアは王女様だし気安く触れられないんじゃない?」
「皆さんズルいですわ!私だけ除け者なんて!」
マリアの抗議にフルとアリアは困った顔をしながらアーシャの方に助けを求めるがアーシャも流石に手が無いのか首を横に振った
「こうなったらイクス様に直接お願いに行ってきます!」
「えっと、「頭を撫でて欲しい」と?」
「いえ、私を抱き締めながら撫でて欲しいとお願いしてきます!」
「流石にそれは私でも許さないよ?」
「あら、正妻気分に浸かってる貴女に拒否権はありません。一番最初に告白をしたからと言って正妻になれるとは限りませんもの」
「イクスもこんな【見た目だけ】可愛い王女様を正妻にするとは思えないかな♪」
お互いにお互いを牽制した結果部屋には何とも言えない重苦しい雰囲気が部屋の中に見ていてた
「ここら辺で1度も立場を分からせてあげましょう」
「良いね、私もそう思ってたんだ♪」
お互いに武器を構える二人を横目にフルは小さい溜め息を吐き、アリアは出された茶菓子を淡々と食べていた
「うふふふふふふふ!」
「あははははははは!」
それからイクスが余りにも帰りが遅かった3人を心配して迎えに来るまでこの不毛な戦いは続いたとか
自分は好きな事を書いているのでそれが合わないのならこの作品を読む事はお勧めしません。自分の趣味をやりたい放題にやるのがこの作品の見所なので。それでも良いと言う方だけこれからもこの作品をよろしくお願いします