転生したら何故か親友がTSヤンデレ勇者に生まれ変わって求婚してくるんですけど!?   作:エスト瓶

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50話くらいで終わるかな?


裏切りの勇者

「クソ!何なんだよこの世界はよ!俺は勇者だぞ!選ばれた人間なんだぞ!それが何でこんな事になってるんだよ!」

 

部屋の中で叫んでいるのは数ヵ月前に召喚された異世界から召喚された勇者だった

 

「あの糞神が!何がこの世界に来れば俺の思い通りだ!何一つ思い通りにいかないじゃないかよ!それにいつの間にか王の財宝も使えなくなってるしよ!」

 

召喚されてから訓練に訓練を重ねてきた。だがどんなに訓練を積んでも彼のレベルが10になる事は無く、現在の彼のレベルは7であり、そこら辺の子供と同じ程度だった。その事から周囲は周囲の王宮騎士達からは馬鹿にされ、メイド達にすら影で馬鹿にされているのだ

 

「そもそもあの糞女が余計な事をしなけりゃ、今頃はこの国の女は全部俺の物だったのによ!」

 

前の世界でも彼は自身の顔を使い、色んな女性を食い物にしてきたので自業自得なのだが今の彼には理解する事は不可能だろう

 

「そう、なら貴方にこれをあげるわ」

 

「!?誰d「ザシュ!」あ……」

 

突然室内に自分以外の声が聞こえ、顔を上げ確認しようとするよりも先に彼の胸に剣が突き刺されていた

 

「それを使って精々役に立ってね?【元】勇者様♪」

 

床に倒れ込んだ男を見て小さな笑みを浮かべている人物はこれからの展開に胸を踊らせながら何処かに姿を消してしまった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「イックス!たまにはお城に行ってみない?」

 

ニコニコと微笑みながらアーシャはイクスの腕に抱き付きながら城に行く提案をしてきた

 

「いや、城に用は無いし、それに俺が何の用も無く城に入れないだろ?」

 

「大丈夫!マリアもお城に用があるらしいからイクスはその護衛をすれば大丈夫!」

 

「……用意が良すぎないか?」

 

「そんな事ないよ?」

 

最近のアーシャとマリアの考えが分からないイクスは数秒の間考えを巡らしたが特にこれと言った考えが思い浮かばなかった

 

「分かった。恐らくは依頼が来てるから受けてからな?」

 

「うん!」

 

見回りも終わり執務室に戻ると確かに護衛依頼が来ていたのでイクスとマリアで依頼を受ける事になった。その際に城に用があったフルもついでにと付いてきた

 

「それじゃあお姉ちゃんは此方だから、またね♪」

 

城に入りフルは目的地の方に向かう為に別れ、イクス達はマリアの用事を済ませる為に用事があるらしい訓練場に向かった

 

「それでマリア様、どの様なご用事があるのですか?」

 

一応婚約したが仕事中と言う事なので敬語口調で話すイクスに少し眉を潜めるマリアだがすぐに元に戻し内容を伝える

 

「今日はあの勇者様のお姿を見たいと思って」

 

マリアが言う勇者とは恐らくはあの男の方だろう。何故彼女があの勇者に興味を持つのかは分からないが彼女が望むのならば従うしかないのだから

 

「勘違いしないでくださいね?私の心も体も全てイクス様の物ですよ?私が勇者様を見に来たのは何れくらい強くなってるかです」

 

「……そうですか」

 

そんな会話をしながら訓練場に到着すると驚愕な事が起こっていた

 

「■■■■■■■■■!!」

 

訓練場には何人もの王宮騎士達が地面に倒れ付し、地面や壁には無数の深い傷が刻み込まれていた。そしてこの惨状を引き起こしたであろう人物は既に声にならない程の叫び声を上げていた

 

「アーシャはマリア様を安全な所に避難させてくれ!それと急いで他の者達にも伝えてくれ!マリア様はこの場所に誰も近付かない様に伝えてください!アリアは俺と一緒にあれを止めるぞ!」

 

「了解」

 

「イクス様、どうかご無事で」

 

「危なくなったら私を呼んでね!」

 

マリアを連れて逃げる際に倒れていた王宮騎士達を何処かに転移させた事に心の中でお礼を言い、武器を構える

 

「さて、何があったか知らないが覚悟してもらうぞ?」

 

「■■■■■■■■!!」




一体あの勇者に何があったのだろうか?誰が彼をあんな姿に!(剃らし目)
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