転生したら何故か親友がTSヤンデレ勇者に生まれ変わって求婚してくるんですけど!?   作:エスト瓶

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ステータス関係を書くと後々面倒になるよね


ステータス確認は大事だと思うんだよね

さて、姉さんの地獄の試練から生きて帰ってこれた俺は普段着に着替えた。近くに置いてある椅子に座り、自身の意識を己の奥深くに集中させる、すると頭の中に幾つかの文字と数字が浮かび上がってきた

 

 

【名前 イクス・クラウン】【 性別男】

 

【レベル 27】【 クラス ナイト】

 

【筋力B】【魔力D】【敏捷C】【耐久A】

 

今見ている物は《ステータス》と言ってこの世界では誰もが持っている物、この世界はレベル制で最高レベルが100であり、最低レベルが1になる。ギルドや騎士団と言った者達の戦いに精通している者達の平均レベルが30前後で王国騎士団長のレベルが50後半にぐらいの様だ。ステータスは本人の了承があれば他人にも見れるがそれは余程の親しい者以外には見せない様に言われている

 

次に筋力とか魔力の隣にある物だが、これは自身の今現在のランクに位置する。ランクはE~Aまであり、Aに近ければ近い程に強くなる。例えばステータスがオールEの人物とオールDの人物が戦えばどちらが勝つかと聞かれればオールDの人物が勝つ。ステータスは産まれた時から存在し努力次第ではランクを上げる事は出来ても1ランク上げるのが限界らしい

 

それより先にランクを上げた者は居ない為、現状では2ランク上げる事は不可能とさえ言われている。某RPGみたいに馬車で仲間が休んでいてもレベルは上がる事は先ず無い

 

他にもスキル等もあるけどこれは他人には絶対に見せてはならないと言われており、相手に自分の切り札等を知られてしまう恐れがあると言われている為にスキルを見せる事を禁じている

 

俺のレベルが年齢の割に高い理由は主に姉さんのせいなのだ。何かと理由を付けては鍛練に付き合わせたり、同じ隊の親しい部下に練習相手をさせられたりと言った事で俺のレベルはモリモリと上がっていった

 

それと関係ない話なのだけど前、姉さんが自分のステータスを見せてきたのだけどそのステータスに驚きが禁じ得なかった。レベルは俺よりも10上でランクも敏捷と魔力がA、筋力とか耐久がBと言った恐ろしい物だった。それも努力次第ではオールAになるので更に強くなるとかヤバ過ぎないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言えば話は変わるけど、この前一人で街を見て回っていたら路地裏でローブを纏っている女の人が倒れていたんだ。話を聞いてみると腹が減って動けないとの事なので何か居るか聞いてみると、女の人はいきなり立ち上がり、自分の首筋に噛み付いてきた。そしてそのまま数秒に満たない程の合間に血をそれなりに吸われてしまった

 

俺が慌てて女性から離れると女性の顔が驚いた表情を浮かべていた。理由を聞こうとしたら今度は名前を聞かれ、答えると女性は少し笑い、お礼にとイヤリングを渡してきた。理由を聞こうと視線を上げた時には既に女の人は姿を消していた。結局あの女の人は誰だったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ、遂に見つけたぞ」

 

女は薄暗い路地を歩きながら先程まで話していたイクスの事を思い浮かべていた

 

「私の吸血で死ぬ事も眷属になる事も無いとは」

 

本来であれば女が行った吸血は普通であれば一瞬で人間がミイラに変わる程の速さの行いだった

 

「今はまだ未成熟だが、あと数年もすれば……ふふ」

 

「お嬢様、そろそろ城にお戻りください。部下達が心配しています」

 

「ふむ、そうだな。そろそろ帰るか」

 

いきなり現れた男に女は気にする事無く歩き始める

 

「次は何時会えるであろうな、イクスよ」




イクス君は歳上にモテるねぇ
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