転生したら何故か親友がTSヤンデレ勇者に生まれ変わって求婚してくるんですけど!?   作:エスト瓶

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今回は何と豪華な二本立て!イクス君の性事情が分かるかも?


イクス君の性事情

昔から小さい頃から母さんに女性と付き合った時に幾つかの事に注意する事を聞かされていた。1つ男が女に迫るな、2ついくら相手が迫っても結婚まで手を出すな、3つ浮気をするな。した場合は大人しく殺されろ

 

この3つを絶対に守れと笑顔で言われ、俺は今まで守ってきた。前に一度母さんにキスは良いのかと聞くと「キス程度なら良いけどペッティングは駄目よ?」と事らしい。もしこの約束を破れば俺は2度と目覚める事は無いだろう……

 

「成る程、イクス様のお義母様はそこまでの事を考えているのですね」

 

「クラウン家は昔ながらの考えだからな。俺達もそれに疑問を持つ事は無い。寧ろそっちの方が正しくさえ思えるほどにな」

 

「もしかしてイクスの家系は乙女の柔肌を見せるのも禁止なの?」

 

「ああ、肌を見せて良いのは伴侶だけだな。だから姉さんも家に居る時はなるべく肌を出さない服を着るよね?」

 

「うん、私の場合は外でも同じだけどね。お母さんの教えもあるし」

 

「熱い日とかは大変だね」

 

「まあね。一応魔法で涼しくはしてるんだけどね」

 

「……私も魔法覚えようかな」

 

「教えて上げようか?」

 

「ん、お願いします」

 

「よし、こんなものか?」

 

アーシャ達が会話に花を咲かせている内にさっき襲ってきた盗賊達の死体を片付けなきゃな。あ、それと資金回収をしなくては。一応言っておくが追い剥ぎてはないぞ?これは正当な対価だ

 

勇者パーティーが死体から金品を漁るとか中々無いけど此方も生活が掛かってるんだよ。休んだだけでHP:MPが満タンになるわけないだろう。後は食料を買う為の資金だったりな

 

そう言えばこの世界に転生してから俺って男の友達とか居ないなぁ、同期の仲間達は何か話し掛けると逃げていくし、周りには同い年の男も居ないし……たまには男同士で語り合いたいなぁ

 

そんな事を考えながら死体を片付け、資金も十分確保したのでアーシャ達の方に戻ると既に焚き火の準備を終えてテントも張り終えていた。アリアは水汲みに向かい、アーシャとマリア(何故か付いてきた)が焚き火の為の枝集めに向かっていた

 

「あ、弟君お帰り。そっちの方はどうだった?」

 

「まあまあの資金が集まったかな?これなら次の村でも食料が買えるかな」

 

「ありがとう。お礼にお姉ちゃんのハグをして上げよう」

 

「ちょっ!?」

 

有無を言わさずにイクスの手を強目に引き、体制を崩したイクスを優しく抱き止めながらゆっくりと頭を撫でる

 

「それで?姉さん達はさっきまで何を話してたんだ?」

 

「弟君との初夜は誰が一番最初にするかとか?」

 

「……またそんなどうでも良い事を」

 

「どうでも良くないよ!初夜は女の子にとってはとても大事な事なんだよ!」

 

「あ、はい」

 

あまりの迫力にイクスも流石に反論すること無く素直に受け入れてしまった

 

「それで?話し合いの結果皆で一緒に初夜を迎える事になりました!」

 

「ねえ、俺の意思は?」

 

「弟君は嫌?」

 

「いや、そんな事は無いけど……」

 

はあ、姉さん達は何でそんなに俺に拘るんだろうな。俺よりも強い奴や格好いい奴が沢山居るのに……

 

「……今「何で姉さん達は俺を選んだんだ」って考えたでしょ?」

 

「…………」

 

まるで心を読まれたかの様な感覚に陥り思わず黙ってしまった

 

「弟君は本当に自己評価が低いよね?まあ高過ぎるのもどうかと思うけどね。確かに弟君より沢山素敵な人が居るかも知れないけど私達は弟君以上に素敵な人は居ないと思ってるの。どんなに見た目や力が強くても一緒に居て楽しいかと聞かれたらきっと楽しくないよ。私達は弟君と居るからこんなに笑顔で居られるんだよ?だからもう少し自分に自信を持ってくれるとお姉ちゃんは嬉しいかな♪」

 

「…………」

 

分かってはいるんだよ。俺も姉さんやアーシャ達の事は大切にしたいと思ってるがそれ以上に守れなかった時の事を考えるとやっぱり俺じゃない方が良いような気がするんだよ

 

「弟君」

 

「何、姉さn「んむ」!?」

 

突然のキスに驚いていたが次第に状況を理解したのか目を閉じ、背中に手を回す

 

それから何れくらい時間が経ったのか分からないがゆっくりとお互いに離れるとフルの顔は真っ赤に赤く染まっていた

 

「えへへ////やっぱり弟君とのキスはドキドキするね♪」

 

「俺は違う意味でドキドキしたけどね」

 

「不安は消えた?」

 

やっぱりこの姉には隠し事は出来ないようだ。どんなに隠していてもすぐに分かってしまうのだ

 

「本当に俺で良いのか?俺よりも他に強い奴は沢山居る。もし何があった時に俺よりもソイツ「弟君」……何?」

 

「あまり私達を舐めないでね?弟君が思ってる程私達は弱くないわ。そして弟君は絶対に私達を守ってくれる、そうでしょ?」

 

「ああ、例えこの身を犠牲にしても姉さん達は絶対に守って見せるよ」

 

「ふふ、期待してるよ♪」

 

それからしばらくして他のメンバーも戻ってきたのは良いが何故か全員顔を赤くして頭から湯気が出ている様な現象が起きていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それにしても何で弟君は婚約したのに私達を襲わないの?」

 

「仮に襲ったとして次の日にミイラになりたくないから。それと愛欲に溺れたくないから」

 

「なるほど」




男である以上は愛欲に溺れる可能性もあるのでイクス君はそれを嫌がります。それと今の関係が崩れる事を酷く恐れています
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