転生したら何故か親友がTSヤンデレ勇者に生まれ変わって求婚してくるんですけど!?   作:エスト瓶

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今回はある人が少しヤバめ?です。苦手な方はお気を付けてください


誰にも見せられないとある少女の秘め事

「~~~♪」

 

夜、誰も居ない廊下で小さな鼻歌を歌いながら黒いドレスを身に纏った少女はゆっくりとした足取りである場所を目指していた

 

たまに人とすれ違うがすれ違った者達は少女の事がまるで見えていないかの様な様子で通りすぎて行く。少女も気にした様子も無く目的地に向かう

 

しばらく歩くと目的地の場所に到着した。そこには何一つ無い平原だったが少女は指で小さな音を鳴らして、また歩き出した。平原をゆっくりと進む少女は次の瞬間には何処にも居なくなっていた。それもその筈だ、先程まで何もなかった平原には最上級魔法の幻影魔法が何重にも掛けられていたのだから、普通の魔法使いですら見付ける事は不可能で余程の実力差が無いとこの幻影魔法を掛けられた場所を見付ける事は不可能に近い

 

そんな隠された場所に向かった少女は少し歩くと小さな小屋があり、何の躊躇いも無く扉を開け、床に隠してある隠し扉を開けて地下に降りていく

 

地下に降りると顔を歪ませる程の血の臭いが充満していたが少女は表情を崩すどころか更に笑みを深めた。地下の廊下を歩くとそこには何十物の牢屋があり、そこには何人もの人々が捕らえられていた

 

牢屋の中に居る者達は少女の姿を見ると口々に「出してくれ!」「俺達が何をしたんだ!」「何故私がこんな所に!」「お願いします!此処から出してください!」と言った少女に向けて助けを求める声が大量に寄せられたが少女は歪んだ笑みで彼等に微笑み、更に奥へと進む。奥に進むと何かの実験台の様な場所に到着し、白衣の様な物を纏った男が現れた

 

「これは【黒薔薇様】がいらっしゃるとは珍しいですね。何か有りましたか?」

 

「ええ、【家でキャンキャン吠える犬を引き取って貰いたくてね】♪」

 

「それはそれは大変でしたね。では【狩人】を向かわせますので詳細を教えてはくれませんか?」

 

「メイドの服を着る変な趣味な犬よ。それも手入れがされてないのか毛が私の背中くらいある子よ?色はピンクの犬よ?」

 

「分かりました。すぐに【狩人】を向かわせてます。では今回の報酬の件ですが、これくらいですか?」

 

「そうね、それくらいでお願い。後は少し魔力が籠った【目玉】が欲しいわ、なるべく純度の高めの」

 

「分かりました。すぐに用意致します」

 

男が離れる際に「見ていきますか?」と聞かれたが少女は興味が無いのか断り近くに置いてあった木の椅子に腰を下ろす。すると全身黒で覆い尽くされ三角帽子を深くまで被った人物が少女に飲み物を渡すと少女も「ありがとう」とお礼を言うと男は近くの壁際に戻り、じっとその場に立たずむ

 

「お待たせしました。今回は純度の高い目は全部で8個ですが宜しいですか?」

 

「ええ、ありがとう。ここは純度が高くて助かるわ」

 

「いえいえ、何かご入り用でしたらまたいつでも来て下さい」

 

「ええ、そうするわ」

 

そう言って少女は出された飲み物を飲み干して代金を支払い、目玉が入った瓶を懐に入れて帰ろうと足を動かす時にある事を思いだし振り返る

 

「分かっていると思うけど捕らえるのは罪人だけよ?もし私が見ていない所で罪人以外を捕らえてるのならどうなるか分かっているわね?」

 

殺気染みた視線を白衣の男に向けると目を見開き、額からは冷や汗を流していた。男は少女に聞こえる様に「わ、分かっています」と言うと少女は殺気を引っ込め「そう、なら良いわ」とだけそれだけを良いその場を離れていった

 

薄暗い廊下を歩いていると前の方から先程と同じ黒服を着た男とその後ろに首輪を付けられた女が居た

 

「あらあら、また新しい罪人が連れて来られたのね」

 

クスクスと笑う少女に女は少女に殴り掛かろうとするがそれよりも男が腰に差していた剣で女の腹に突き刺した。女は激痛の余りにその場に踞るがその場で傷を治す物は誰も居なかった

 

「【商品】が暴れるのはどうにかならないの?」

 

「申し訳ありません。黒薔薇様」

 

「別に気にしていないわ。あと、あの男にはちゃんと【商品】の管理をちゃんとしろと言っておいて」

 

「畏まりました」

 

男は未だに踞る女の髪を掴み、無理矢理引きずる様に奥へと進んでいく

 

「さ、帰りましょう」

 

少女は何事も無かったかの様に来た道を辿る様にして家へと帰っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最近は犯罪が少なくて見回りも楽で本当に嬉しいよ」

 

「まあイクス様ったら♪」




【少女】の正体は商品と最後の文で誰か丸分かりですね

一応言っておくと【少女】にとっては罪人がどうなろうと気にも止めません。【少女】が購入した目玉は代償を肩代わりする為の物です。一回一回潰すのが面倒だとか
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