咲-Saki-旅巡り編   作:ウメ、

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相変わらず方言がヤバイです。


新道寺の巻2

 

トントントントン

 

怜「花田ちゃん、おはよう。」

 

 

煌「あら怜さん、おはようございます。もう少しでできますから、顔洗っちゃってください。」

 

 

怜「・・・朝からありがとな。ほな行ってくるわ。」

 

 

煌「そしたら咲さんも起こして来てもらっていいですか?」

 

 

怜「了解や。」

 

 

煌「ふんふふ~ん♪」

 

 

 

 

~寝室~

怜「咲ー、起きろー朝やで。」

 

 

咲「うー・・・」

 

 

怜「意外と朝弱いんやな。」

 

 

怜「ほら花田ちゃんが美味しい朝ごはん作って待ってるで、起きや。」

 

 

咲「うん・・・あれ怜さん?」ウトウト

 

 

怜「おはようさん、怜さんやで。」

 

 

咲「・・・ふわっ、お…おはようございます?」

 

 

怜「寝ぼけてないで朝ごはんや、顔洗ってきいや。」

 

 

咲「はい。先行っててください。」

 

 

怜「洗面所わかる、大丈夫迷わんか?」

 

 

咲「家の中で迷いませんよ!」

 

 

 

 

~リビング~

咲「お待たせしました。すみません、朝も手伝おうと思ってたんですけど…」

 

 

煌「いいですよ、それより昨夜はお楽しみでしたね。」イッテミタカッタ

 

 

咲「??」

 

 

怜「ブフッ!?急に何言うんや。う、ウチはな、何にもやましいことあらへんよ。」

 

 

咲「怜さん落ち着いてください。」

 

 

煌「いえ、昨晩は楽しそうにおしゃべりする声が聞こえてものですから。それとも何かあったんですか?」

 

 

咲「おかげさまでぐっすり眠れましたよ。」

 

 

怜「そ、そやな。楽しくおしゃべりしただけやで。」

 

 

煌「慌ててるとあらぬ疑いをかけられちゃいますよ。」

 

 

咲「・・・ほんとに何もしてませんよね?」

 

 

怜「」メソラシー

 

 

咲「何したんですか?」ニコッ

 

 

煌「早めにしゃべっちゃったほうがすばらじゃないですか、咲さんも怒りますよ。」

 

 

怜「可愛かったからつい・・・」スマホ

 

 

煌「おおっ、これは。」

 

 

咲「消してください!!人の寝顔を何だと思ってるんですか。」

 

 

怜「それは尊い何かやろ。」シレッ

 

 

煌「確かに、私にもぜひ送ってください。」

 

 

咲「だーめ、ダメです!ダメですからね。怜さんはすぐ消してください。」

 

 

怜「まあまあ、いいやろもう誰にも送らんから。」

 

 

咲「ダメです、ほら消してください。」

 

 

怜「わかったって。ほらこれでええやろ。」

 

 

咲「もうやめてくださいね。」

 

 

煌「(絶対他にもとってますよね)」

 

 

怜「(照に送って自慢したのは黙っとこか)」

 

 

咲「早く食べましょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

~朝食後~

煌「部長たちとは近くの雀荘で待ち合わせてるので準備できたら行きますよ。」

 

 

咲「インハイの映像見ましたけど、お二人ともすごく強かったです。」

 

 

怜「特に白水哩は強かったなぁ。準決勝は見てて怖かったわ。」

 

 

煌「味方でしたらあれ以上頼もしい方もなかなかいないと思いますよ。」

 

 

咲「大将の鶴田さんもすごかったです。」

 

 

怜「二人の和了りがリンクしてるんやろ、初めて聞いたときはさすがに嘘かと思ったわ。」

 

 

煌「二人はリザベーションって呼んでましたね。」

 

 

咲「プロでも破れないらしいですね。」

 

 

煌「確かにあれが破られるのは見たことがないですね。」

 

 

怜「二人で使う能力ってどういうもんなんやろな。ウチと竜華とも違うやろし。」

 

 

煌「私からしてみれば、怜さんと咲さんも十二分にすごい能力だと思うのですがね。」

 

 

咲「昔から使えたんですかね、それとも練習して習得したんですかね?」

 

 

煌「その辺の話は私も詳しくは知りませんね。ぜひ聞いてみてください。」

 

 

怜「白水にとってはリスクしかない能力やと思うんやけど、それでもあの強さは羨ましい限りや。」

 

 

煌「あまり言われませんが、姫子もそうとう強いですよ。」

 

 

咲「早く打ってみたです。」

 

 

 

 

~雀荘~

煌「部長、姫子お待たせしました。」

 

 

哩「待っとったよ。白水哩や、今日はよろしく。」

 

 

姫子「鶴田姫子です。今日はよろしくお願いします。」

 

 

咲「宮永咲です。」

 

 

怜「園城寺怜です。よろしくお願いします。」

 

 

煌「それでは私は夜の準備がありますので、終わったころに連絡をくださいね。」

 

 

姫子「準備全部任せてしまって、申し訳なか。」

 

 

煌「いいってことですよ、それより怜さんと咲さんにしっかり教えてあげてくださいね。それでは。」

 

 

哩「さっそくやけど、園城寺と宮永は私たちの能力は知っとお?」

 

 

咲「花田さんからリザベーションだと、能力も大体は知ってます。」

 

 

怜「二人で一つの能力って話やな。」

 

 

哩「そうやね、ただ私は気づいたらリザベーションができるようになっとったけん、能力の使い方ば教えるんは難しか。」

 

 

怜「やっぱりそうなんやね。」

 

 

姫子「やっぱりとですか?」

 

 

怜「今のところウチが聞いた人はほとんどそうやったからな。」

 

 

咲「私も聞かれて初めて、意識して使ってなかったなと思いまして。」

 

 

哩「そうやけん私らのアドバイスは能力を使う上での工夫にしよう思ってる。」

 

 

姫子「能力の使い方言うても抽象的な話しかできそうにないけんね。」

 

 

哩「まず単純な方法やが、いつリザベーションを発動したかをわからなくするようにしちょる。」

 

 

怜「あの牌ふせるやつやな?」

 

 

哩「そうだ。それでも見る奴が見れば、ばれてるとは思うがな。」

 

 

怜「フナQもわかってるふうやったな、そういえば。」

 

 

哩「あとはリザベーションした局としてない局の打ち方をできるだけ変えんように意識しとる。」

 

 

咲「翻数が決まってるとある程度は決め打ちになりますよね。」

 

 

哩「ああ。やけんできるだけになっと。隠すことに気を取られて和了りを逃したり、振り込んでしまったら本末転倒たい。」

 

 

怜「能力はあくまで補助ってことやろか?」

 

 

哩「いやそうじゃなか。リザベーションは私が強くないと意味のなか能力やけ、そがん甘か手ば打っとるようじゃダメばい。私がその程度ならリザベーション使わんと二人で打ったほうが強か。」

 

 

怜「頭の痛い話やね。」

 

 

咲「リザベーションがあったから白水さんは強くなったんですかね。」

 

 

哩「リザベーションは姫子の局ばもらっとるようなものたい、私は二人分強くなかダメやけん。」

 

 

姫子「部長…そがんこと思っとってくれたんですね。」/////

 

 

哩「なんか恥ずかしかね。」

 

 

怜「やっぱり急がば回れってことなんやろか?」

 

 

咲「怜さん・・・」

 

 

哩「ただ姫子と一緒に打つときはリザベーションば一番に考えとる。」

 

 

姫子「リスクも大きかですけどリターンが大きいですから。」

 

 

哩「リスクが大きいけん、使う局面や翻数は事前に良く考えとる。千里山と戦った準決勝は点差が大きかったけん、回数も多く手も大きくなった。」

 

 

怜「あの時はものすごかったな。」

 

 

姫子「逆に予選なんかで勝ってる時は、小さい手を多めにしたりしてますよね。」

 

 

哩「より確実性を高めるためやね。」

 

 

怜「なるほどな、いろいろ考えてるんやね。」

 

 

哩「あとは対局相手によっても変えとる。早い手が得意か、攻撃重視か守備重視かなんかは意識してる。」

 

 

咲「なるほど、臨機応変にですね。」

 

 

哩「リザベーションに関してはとりあえずはこがんとこか。」

 

 

姫子「園城寺さんに前から確認したかったんですけど、本当に1巡先が見えるんですか?」

 

 

怜「1巡先なら常に見えとるよ。」

 

 

哩「世の中には不思議な人もおるもんやね。」

 

 

咲「白水さんたちも大して変わらないと思いますよ。」

 

 

姫子「宮永さんもね。」

 

 

哩「でも1巡先が見えるならもっと鳴きの有効活用はできんと?」

 

 

怜「鳴き?立直一発が武器になるし面前を意識して打っとったけど。」

 

 

哩「極端な話やけど、1巡先が見えんくても、立直一発の手は立直して自摸れる。捨てる牌を一度も間違えなければ手の進みも大きくは変わらんと思う。」

 

 

怜「今のウチじゃ、正直厳しいんよな。」

 

 

哩「やけん1巡先が見える力の真価は他家の捨て牌がわかることにあると思う、他家の捨て牌を利用するとなると一番はやっぱり“鳴き”ばい。」

 

 

咲「確かに一理ありますね。」

 

 

哩「ばってん自分で使えるわけじゃなかけん、実際とは違うかも知れんが参考にはなるんじゃなか?」

 

 

怜「確かに鳴きを使ってはいたけど、面前を中心に考えとった。思い出してみれば照に一矢報いた局もウチは鳴いとったな。」

 

 

哩「参考になったならよかと、その代わり今日は全力で姫子ば相手を頼むけん、宮永もよろしく。」

 

 

姫子「私も来年はリザベーションに頼れませんから、お二人からいろいろ学ばせていただきます。」

 

 

怜「ウチは鳴きを意識やな。」

 

 

咲「(鳴きを意識して…)」

 

 

哩「よしじゃあさっそく打つぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~対局後~

姫子「こがん勝てないのは久しぶりや・・・」

 

 

咲「そんなことないですよ、本当につよかったです。」

 

 

姫子「咲ちゃんは優しいなー。長野はみんなそうなんか?」

 

 

咲「花田さんは特別ですよ、あんな人探したって見つかりません。」

 

 

怜「新道寺は来年も恐そうやな。」

 

 

哩「来年こそは日本一たい。千里山はどうたい?」

 

 

怜「まあ予選は大丈夫やろ、憩ちゃんがちょっと怖いけどな。全国は長野が恐いわ、龍門渕と清澄どっちが来ても。」

 

 

咲「風越や敦賀かもしれませんよ?」

 

 

姫子「咲ちゃんや天江衣が負けるとは思えんけど長野も大変なんやね。」

 

 

哩「宮永は麻雀が上手くなってるな。」

 

 

咲「そうですかね?」

 

 

哩「インハイで見た時よりは確実にうまくなっとると思うよ。」

 

 

咲「インハイ終わってからは和ちゃんとか部長の打ち方とかを教えてもらってるんです。」

 

 

哩「ばってん言わせてもらうが、怖くは無くなったと思う。インハイの時の宮永は何をやるか分らん不気味さがあった。」

 

 

咲「つまり弱くなってるということですか?」

 

 

哩「そうじゃなか。長いスパン打てば今のほうが成績ば残すと思うよ。」

 

 

姫子「インハイは一発勝負やけん、“何をするか分らん”ていうのはアドバンテージになるよ。」

 

 

咲「確かに自分でもうまくなってる自覚はあったんです。ネット麻雀でも前より勝てるようになりましたし。でも・・・」

 

 

怜「実際に打つとうまくいかんのやね。」

 

 

咲「そうなんです。怜さんはどう思いますか?」

 

 

怜「スランプってやつやろか。技術的にうまくなっとるなら精神的な不調とか?」

 

 

咲「特には思い当たらないですけど。」

 

 

怜「・・・・・・」

 

 

姫子「今日も別に調子悪そうには感じなかったですけどね。」

 

 

咲「うーん・・・」

 

 

哩「さぁそろそろいかんと花田が待ちくたびれてるとよ。」

 

 

怜「そやね。咲ちゃんの件はウチも考えてみるし、とりあえず帰ろか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~花田家~

哩「お邪魔します。」

 

 

煌「お疲れ様です。さあさあ上がってください。」

 

 

姫子「すごい料理やね、花田が作ったん?」

 

 

煌「だいたいはデパートで買ってきましたよ。」

 

 

怜「何から何までありがとなぁ。」

 

 

煌「それよりも特訓でおつかれでしょうし、早く食べましょう。」

 

 

咲「すごい、これってシャンパンですか?」

 

 

怜「これはシャンメリーやな。なんやお酒飲んでみたいんか?」

 

 

姫子「意外とませてるんやな。」

 

 

哩「宮永、お酒はダメぞ!怜もしっかり教育せんか。」

 

 

煌「部長、そんな本気にしなくても大丈夫ですよ。」

 

 

怜「ほら咲ちゃんも面食らってないで。」

 

 

咲「」

 

 

姫子「シャンメリー開けますよー。」ポンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲「初めて飲みましたけど美味しいですね。」

 

 

姫子「こっちのチキンも美味しいよ。」

 

 

怜「このパスタめっちゃ上手いで。」

 

 

哩「確かに。花田こがんどうやって作ったと?」

 

 

煌「それはですね・・・」

 

 

姫子「これ手作りなんか。花田にはかなわんなぁ。」

 

 

怜「なあ花田ちゃん、千里山にこんか?今なら天江衣も付いてくるかもしれんで。」

 

 

姫子「何言い出すんですか!?ばってん花田が行くわけなか。」

 

 

咲「花田さん、清澄もまってます。古巣に帰るつもりでぜひ。」グッ

 

 

哩「宮永までっ!私が全力で阻止しちゃる!」

 

 

煌「みなさん、ありがとうございます。全力で準備したかいがありました。すばらです。」

 

 

怜「話変えてもダメやで。さあ答えてもらうで、千里山か新道寺か清澄か。」

 

 

煌「そんな!?新道寺を辞めることなんてできません、しかし誘いを無碍にするのも。ムムム。」

 

 

哩「そがんは新道寺一択じゃなか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怜「満足や、龍門渕の料理もすごかったけど花田ちゃんの料理も負けてへんな。」

 

 

咲「美味しかったです、あとでお料理教えてもらいたいです。」

 

 

煌「ハイ、ケーキ持ってきましたよー。お皿持ってきますんで部長切り分けお願いしますね。」

 

 

哩「・・・・・・」

 

 

咲「??」

 

 

姫子「部長どがんしたとですか?」

 

 

哩「いや、ぴったり5等分にするにはどう切ればいいかと思うて。」

 

 

怜「何もピッタリじゃなくても、普通に8等分くらいでええんやない?」

 

 

哩「え…あっ。そ、そうやな!?」

 

 

姫子「部長・・・」

 

 

煌「どうしました?早く切りましょう。」サラデス

 

 

咲「このケーキは手作りですか?」

 

 

煌「ええ、頑張りました。今回はこのケーキとパスタを気合い入れて作りました。」

 

 

怜「さすがの女子力やね。」

 

 

煌「そこだけは部長にも負けませんよ。」

 

 

哩「なんも言いかえせん。」

 

 

咲「お姉ちゃんや怜さん、白水さん3年生ってみんなそうなのかな?でも部長は一人暮らしだし・・・」ブツブツ

 

 

怜「なに一人でぶつぶつ言ってるんや。ウチが料理できないなんて言ったことあったか?」

 

 

咲「えっ怜さんできるんですか!?」

 

 

怜「まぁできないんやけど。その評価は心外や。」

 

 

哩「私も園城寺にはさすがに負けんと思っとる。」

 

 

怜「ケーキ切り分けるくらいはウチでもできるで?」

 

 

哩「あれはただ勘違しとっただけやけん。私は寮暮らしで、掃除なんかもじぶんでやっとる。」ホリカエスナ

 

 

怜「ウチかて、そんくらいやるわ。」

 

 

煌「部長も園城寺さんも他人に誇るにはもう少し女子力の高いことを…」スバラクナイ

 

 

姫子「それに部長は帰省した時、掃除もなんもせんかったって言ってましたよね…」

 

 

哩「うぐっ!?」

 

 

怜「やっぱりウチのが上やな。」ドヤッ

 

 

咲「怜さんも変わりませんからその顔やめてください。」

 

 

怜・哩「」

 

 

煌「さ、さあ次はプレゼント交換行きましょうか?」

 

 

姫子「私張り切って選びましたよ。」

 

 

咲「みなさんが何を選んだか楽しみです。」

 

 

煌「くじを用意したのでこれで誰が誰のをもらうか決めましょう。部長良いですか?」

 

 

哩「ああ、気を取り直してはじめよか。」

 

 

 

 

 

 

~くじ引き後~

煌「では私から発表しますね。・・・これはマフラーですね。すばらです。」

 

 

哩「私が選んだやつやね。ありきたりなものだがなかなか良いデザインやと思ってな。」

 

 

煌「ありがとうございます。絶対大切に使います。」

 

 

哩「まあ普通に使ってくれ。私のもらったこれは・・・手袋か。」

 

 

姫子「私ですね。といっても一緒に選んだから知ってますよね。」

 

 

哩「それでも嬉しかよ。大切に使うけんね。」

 

 

姫子「私のは・・・イヤーカフです。」

 

 

煌「それは私ですね。姫子ならきっと似合います。」

 

 

姫子「ちょうど欲しかったんよ。ありがとう。」

 

 

煌「しかし偶然とはいえ、新道寺で交換してしまいましたね。」

 

 

咲「しかたないですよ。ということはこれは怜さんのプレゼントですよね?」

 

 

怜「せやな。これは咲ちゃんのやね、ウチから開けてもええか?」

 

 

咲「どうぞ。」

 

 

怜「どれどれ・・・これは本?」

 

 

咲「すみません。買いに行く時間が無かったので、私が読んだものですが、一番のお気に入りの小説です。」

 

 

怜「いや、嬉しいわ。咲ちゃんのお気に入りどんな話なんやろ、早く読みたいわ。」

 

 

咲「・・・やっぱり別のにしません?」

 

 

怜「いやや。ええやろお気に入りの小説、なんならもう一冊買ってプレゼントしよか?」

 

 

咲「そうじゃないです。本当に一番のお気に入りなので、自分の内面を見られるような恥ずかしさが。」

 

 

煌「なんとなくですが、私もわかります。本の好みってその人の趣味嗜好がダイレクトに出るじゃないですか、本が好きな人ならなおさらです。」

 

 

怜「なるほど。それをウチにプレゼントしてくれたと。これは返すわけにはいかんなぁ」ニヤニヤ

 

 

咲「もう、その顔やめてください!!」

 

 

姫子「部長、一番好きな本って何ですか?」

 

 

哩「姫子こそどがん本が好きや?」

 

 

煌「仲良きことはすばらですが、後で二人でお願いしますね。今は怜さんのプレゼントが気になります。」

 

 

咲「怜さんのプレゼントは・・・」

 

 

怜「ちょっと待ったー!!」

 

 

咲「なんですか急に!?」

 

 

怜「そのプレゼントやけど無しにしてええか?」

 

 

咲「どういうことですか?」

 

 

怜「それ今日の帰りに適当に選んだ奴なんよ、だからいったん預かって後日ちゃんとしたの渡したいんや。」

 

 

咲「なるほど、わかりました。」

 

 

怜「そうか、なら・・・」

 

 

咲「それまでこのブレスレットは預かっておきますね。怜さん忘れそうですし。」ウデニハメ

 

 

怜「忘れる言うのは心外やけど、まあええよ。」

 

 

煌「これでプレゼント交換も終わりですね。」

 

 

哩「実はあと一つあるんだが、園城寺に宮永、永水に行ってみる気はないか?」

 

 

怜「なんの話や?」

 

 

哩「今朝たまたま永水と連絡を取る機会があってな、二人の話をしてみたらぜひうちにも来てほしいと言ってきてな。訪ねていけば明日からでも大丈夫やって。」

 

 

咲「永水ですか。鹿児島ですよね。」

 

 

哩「ああ。高校麻雀界では一番の異能集団やけん。能力を鍛えたいなら最高の環境だと思うがどがんする?」

 

 

怜「ぜひお願いします。願ってもない展開やし、神様が応援してくれてる気さえしてくるわ。」

 

 

姫子「永水がからむと本当にそう思えますね。」

 

 

哩「わかった。連絡しとくけん、明日電車で向かってな。」

 

 

怜「了解や。でも本当に新道寺に来て良かったで、最高のクリスマスやった。」

 

 

咲「私もこんなに楽しいクリスマスは久しぶりです。」

 

 

煌「すばらなクリスマスでした。来年もやりたいですね。」

 

 

姫子「せっかくやけん写真撮りましょう、写真!!」

 

 

怜「せやな。そういえば、あれやってなかったやんな?」

 

 

姫子「普通はクリスマスイブにやるんじゃないですかね?」

 

 

咲「楽しければいいんじゃないですか?」

 

 

哩「そやね。最後に言うのも変やけど」

 

 

煌「写真準備できました。」

 

 

怜「せーの・・・」

 

 

「「「「「メリークリスマス!!」」」」」

 

 

 




最後は無理矢理感がすごいですが、これで新道寺編は終わりです。

美子・羊先輩ごめん。
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