今だから全力でやりたい事を探して【完結】   作:皇我リキ

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メリーゴーカート?

 遊園地には様々なアトラクションがあるのだが、このアトラクション以上に絶叫と無縁のアトラクションはそうないだろう。

 

 激しく揺れる馬に跨り円内を駆けると語れば本来恐怖しかないが、こらはアトラクションであり本物の馬に跨る訳ではない。

 回転する床に備え付けられたのは、回転に連動して上下するだけのただの馬の形の置物だ。

 

 

 俗に言う回転木馬。通称───メリーゴーランドである。

 

 

「これ! 私これ乗る!」

 メリーゴーランドを見付けてそう声を上げるのは、いかにも乙女という感じのひまりちゃんだった。

 もはや絶叫は懲り懲りといった感じである。休憩したいってのもあるか。

 

 コーヒーカップとスカイフォールに乗っただけなんだけどな……。

 

 

「あたしは良い……」

 何が恥ずかしいのか、蘭はメリーゴーランドから目を背けて自分は乗らないと手を振る。

 その思春期特有の感情が分からないではない。俺も流石に、男としてこれに乗る勇気はない。

 

 

「お、俺もパスで」

「これはアレかなー、皆パスでひーちゃん一人で乗って来る奴?」

「そんなーっ。酷いよモカー!」

「冗談ですよー。さーさー、ひまり姫、モカ王子の手を取って下さいな。素敵な騎乗の旅にお連れするよー?」

「モカ……うぅ、ぐすん。ありがとぅぅ」

 モカはメリーゴーランド側に立って、片膝立ちでひまりちゃんの手を取った。

 そういうのは巴の方が似合う気がする。

 

 

「らーんー、恥ずかしがらないで皆で乗ろうよー。赤信号も皆で渡れば怖くない、って言うしさー」

 それ使い所間違ってると思うよ。

 

「いや、だって、恥ずかしいし……」

「大丈夫だよ蘭ちゃん! 私も一緒に乗るから!」

「そういう問題じゃなくない……? あー、分かった。乗るって……」

 つぐみちゃんに純粋な瞳を向けられて完全敗北した蘭とニヤケ顔のモカは、チラッと俺に視線を向けてきた。

 

 

 あー、はいはい。乗りますよ。

 

 

「よーしそれじゃ、皆で乗るか」

 いつのまにかスタッフの方に話を付けていた巴が笑顔で皆を案内する。

 巴は大人っぽい所あるから、恥ずかしがると思っていたけどそんな事はないんだな。

 

 というか、皆で遊ぶ時間を大切にしてるって事か。

 

 

 

 やっぱり、Afterglowって良いな。

 

 

 

 時間も時間だからか、メリーゴーランドは貸切状態だ。

 

 それぞれ好きな馬を選ぶ事になるのだが、別にどれにしても変わらんだろう。

 

 

「よーし、君の名前は今日からジョンソン・マッケンジーだよー」

 何故か木馬の頭を摩りながら、モカがメリーゴーランドの馬に名前を付け始めた。どういう事だってばよ。

 

「ひーちゃんの馬は?」

 モカは振り向いて、後ろの馬に乗っていたひまりちゃんにそう話しかける。

 いや、全員が全員馬に名前を付ける訳ないだろ。

 

「え?! 私の馬? えーと……プリティ!」

 乙女か。てか名前付けるんか。

 

 

「それじゃ、この子はプーチンだね!」

 つぐみちゃんが悪乗りした!!

 

 

「ふっふっふー、それでは競馬レースを始めまーす」

「ぇ」

「負けた人は買った人の言う事を何でも聞く、ねー?」

 モカがそう言うと同時にメリーゴーランドが動き出す。

 

「えーと、競馬?」

「ぇ、えぇ?! ま、負けないよ!」

 唖然としたまま馬に揺られるつぐみちゃんの隣で、ひまりちゃんは謎のやる気を出して低姿勢で馬にしっかりと座った。

 

 

 待て、落ち着け。

 

 

「さー、走り出した馬達。前に出たのはジョンソン・マッケンジーだ〜」

「が、頑張ってプリティ! 負けないで!」

 いや、落ち着けって。

 

 

 前述した通り、メリーゴーランドは回転する床に『固定』された木馬が上下するだけのアトラクションである。

 木馬は誰が何をしようが何を言おうが固定された床に沿って動くだけの為、何が起きても目の前の馬を抜く事はあり得ないのだ。

 

 突然勝負を言い渡されて、その事に気付かないひまりちゃんはアトラクションが終わるまで必死に木馬(プリティ)を応援する。

 つぐみちゃんはそれを呆然と眺め、モカはニヤケ顔で勝ち誇ったような表情をしていた。

 

 

 勝敗の起因を強いて言うなら、選んだ木馬の位置である。

 

 

「負けたーーーっ。ぷ、プリティは悪くないのっ。私がちゃんとしなかったから……」

「ひーちゃん、ナイスファイトだったよー」

「も、モカーっ」

 なんで友情芽生えてんの。

 

「負けは負けだけどねー」

「モカーっ!!」

 ひまりちゃんってコロコロ表情が変わるな。

 

 

「あの二人何してんの……?」

「競馬、かな」

 説明のしようがないよ。

 

 

 その後、事の真実に気が付いたひまりちゃんがモカを追いかけ回したのはまた別の話。

 

 

   ◆ ◆ ◆

 

 昼飯前に何か後一つアトラクションに乗ろうという事で、俺達がたどり着いたのはゴーカートというアトラクションだった。

 

 

 名前で想像出来る通り、車に乗って道を走るだけのアトラクションなのだが。

 この遊園地のゴーカートはなんと対戦形式である。

 

 二人ずつでカートに乗って、合計三台の車が同時にスタート。

 コースを一周して最初にゴールした人が勝ち。ルールは単純だ。

 

 一応入賞者には申し訳程度の缶バッチが配られる。

 

 

 男の子ってこういうの好きなんでしょ?

 うん、大好き。

 

 

「今度はちゃんと勝負で勝つからね、モカ! 巴、頑張ろ!」

「よっしゃ、任せろ」

「よーし。えい、えい、おー!」

「モカは翔太と組むのか? お互い頑張ろうな」

 見事なえいえいおースルーだ。

 

「モカは俺で良いのか?」

「モカショーの力を見せる時が来たようだよ、しょーくん」

 そのコンビ名、確かモカちゃんのショーであって俺関係ないよな。

 

「打倒、ひーちゃんとトモちん」

 巴強そうだなぁ……。

 

 

「私達はゆっくりドライブしよっか」

「そうだね」

 そんな訳でチーム分けが決定。

 

 

 ひまりちゃんと巴チーム、俺とモカチーム、つぐみちゃんと蘭チームでゴーカートで挑戦する事に。

 

 

 アトラクションの肝であるカートは二人乗り。

 前後に座り、後ろに座った人がなんとペダルを漕いで動力になる───自転車である。形は車だが。

 そして必然的に、前に座った人がハンドルを握る。これは役割分担が重要って訳か。

 

 

「まぁ、男の俺が漕げば間違いはないだろう……。巴に勝てるかは別として」

 コーヒーカップでは遅れを取ったからな。まぁ、ドラム叩いてるから腕の筋力は相当なものって訳だ。

 

 だが足ならまだ勝てる筈。ていうか勝てないと俺のプライドがズタボロになる。

 

 

 案の定ひまりちゃんと巴のチームは巴が後衛(漕ぐ人)でひまりちゃんが前衛(ハンドルを握る人)だ。

 つぐみちゃんと蘭チームはつぐみちゃんが後衛らしい。頑張れ。

 

 

 各自カートに乗り込み、目の前の赤信号が光る。これが青になると安全バーが外れてスタート出来るって訳だ。

 レーシングゲームでよく聞くカウント音が流れ、信号が青になった瞬間俺は全力でペダルを漕ぐ。

 

「ハンドルは任せるぞモカ!!」

「ゲームで手に入れたモカちゃんのドライビングテクニックをおみせするよー」

 不安になる言葉やめて?!

 

 いや、ゲーセンのレーシングゲームでモカの腕は確認済みだ。大丈夫。

 

 

 

 いや、あのゲーム……ドリフト機能あったか。

 

 

「言っとくけどドリフトなんて出来ないからな?!」

「ぇ」

「うわぁ?!」

 カーブ手前で、当然ペダルが重くなる。こいつ思いっきりブレーキ踏みやがった!!

 

「行くぜひまり!! ソイソイソイソイソイソイ!!」

「待って!! 待って巴!! 早い!! 早過ぎ!! 嫌ぁぁああ!!」

 一方でひまりちゃんは、あまりの早さにハンドルを切る事が出来ずに壁に衝突する。何してんだ。

 

 

「しょーくん、この車故障してなーい?」

「ゲームじゃねーんだよ……」

「えー、リアルの車もドリフトして走る物じゃないのー? モカちゃんの将来の夢がー」

「お前は一生車の免許を取るな」

 車の運転はゲームで覚えたって話、怖いよね。

 

 

 どうしてもドリフトしたがるモカと、ハンドルを切れないひまりちゃんはある意味互角で。

 それはもうよく分からない白熱した勝負を繰り広げる。

 

 巴は暴走し、俺は苦笑いを浮かべ。

 ひまりちゃんは悲鳴をあげて、モカはそんなひまりを見て笑いながら。俺達はほぼ同着でゴール。

 

 

 い、一位はどっちだ。

 

 無駄に疲れて息を荒げながら、俺達は向かって来たスタッフさんを凝視する。

 

 

「優勝は、この二人でーす。おめでとうございます!」

 スタッフの人が缶バッチを渡したのは───

 

 

「やったね蘭ちゃん!」

「えーと、うん。やったね?」

 ───つぐみちゃんと蘭だった。

 

 

 

「「「ズゴーッ」」」

 どうやら俺達がバカをやっている間に普通にドライブしてゴールしていたようである。

 満面の笑みで喜ぶつぐみちゃんが眩しい。蘭は少し苦笑いで俺達を見ていた。

 

 やめろ。そんな目で見るな。

 

 

   ◆ ◆ ◆

 

 時間の頃合いも良いので、俺達は少し早いが昼食を取る事に。

 それにしたって遊園地とかそういう場所の中にある食事場って高いよな。場所代ってのもあるんだろうが。

 

 

 買い食いを始めようとするモカをなんとか止めて、食券で頼むタイプの広々としたお店に入る。

 意外と沢山の料理があるらしく、俺は無難にカツカレーにしておいた。

 

 巴お前……ここに来てラーメンだと。

 

 

 

「モカちゃんスペシャルセット〜」

 モカがお盆に乗せて来たのは、大きなバーガー二つとポテトフライにチキンとジュース。

 アメリカンな本格的バーガーはとても食欲が湧くが、どう考えても女子が食べる量じゃない。

 

「お前の給料って殆ど食費に行ってるんじゃ……」

「その為のポイントカードだよしょーくん。この財布が目に入らぬか〜」

 紋所みたいに財布出されてもなんの威厳もないよ。

 

 

 高級ブランドとかならともかく、ゲーセンの景品だからな!!

 

 

「その財布お気に入りなんだね、モカちゃん」

「この財布はちょーエモいからねー。二度と手に入らないと思うし、モカちゃんの家宝みたいな?」

 やめて!! 恥ずかしいからやめて!!

 

 

「いやー、遊園地は楽しいな。次は何に乗る?」

 そう言う巴は、ラーメンを勢い良く啜る。隣ではひまりちゃんは綺麗なパスタを写真に収めていて、SNSに投稿していた。

 

 全くもって対照的な景色が横に並んでいるのは、見ていて面白い。

 

 

「食事の後だから、あまり激しくないアトラクションが良いよね」

「コーヒーカップとか〜?」

 アレは激しいアトラクションです。

 

 

「ウォータースライダーなんてどうだ?」

 巴は激しくないのラインが低過ぎだ。

 

「私はなんでも良いけど……」

「らーんー、今なんでも良いって言ったね? 怖いのでも、大丈夫ー?」

 ニヤケ顔でそう言ったモカは、蘭に詰め寄って口角を上げる。

 

「べ、別に。絶叫系なんて怖くなんかないし」

 さっきスカイフォールで真っ青だったよな。

 

 

「ふっふっふー、それじゃーねー、このモカちゃんがあまり激しくない絶叫系にご招待するよー」

 それがどんな場所かも告げずに、食事を食べ終えた俺達の先頭を歩くモカ。

 

 途中食べたばかりなのに買い食いをして寄り道をしながら俺達が辿り着いたのは───

 

 

 

「ぇ、ちょ、嫌なんだけど」

「えー、蘭怖くなんかないって言ってたのにー?」

「お化けは違うくない?!」

 ───お化け屋敷だった。

 

 

「わ、わ、わ、わ、私止めとこうかなぁ?!」

「だ、大丈夫だってひまり。これは作り物だから」

「お化けはもうたくさんだよぉ……っ」

 ひまりちゃん、何故かガチ泣き。

 

 お化け屋敷。

 建物内に作られた迷路を進んでいくアトラクションなのだが、その途中途中にはお化けを連想させる仕掛けが仕組まれている。

 スピードや激しい動きではなく、恐怖心で楽しむ絶叫系アトラクションだ。確かに激しくはない。

 

 

 吊り橋効果というのがあるが、カップルにも人気のアトラクションでもある。

 きゃー怖いー、を女の子にしてもらって男は優越感に浸るのだ。

 

「や、やっぱり二人ずつに別れて行くのかな……?」

 そしてつぐみちゃんにそう言われて、俺はその事を意識してしまう。

 

 

 誰と行く事になるんだ……?

 

「え、行く事確定なの?!」

「せっかく遊園地に来たんだよー? 大丈夫、ひーちゃんにはあたしが付いてるから」

「うぅ……絶対に勝手に先に行ったりしないでよね?!」

 モカは楽しみたいからか、一番怖がっているひまりの手を取って歩き出した。

 

 少し、残念だと思ったのはなんでだろう。

 

 

 多分ひまりちゃんとは俺が行きたかったからだな!

 

 

「……。……それじゃ、アタシは蘭と行こうかな」

 そんな二人を見てから、少し考えて巴は陰で震えている蘭の肩を叩いてそう言った。

 それだけでビクッと跳ね上がった蘭は「い、良いけど?」と半分泣き顔で前に進む。

 

 

 と、なると……俺の相手は───

 

 

「よ、よろしくね! 山田君!」

 ───つぐみちゃん!!

 

 俺がAfterglowの中で一番守ってあげたいと思う女の子だ。

 ふ、ふふ……これは楽しいお化け屋敷になりそうだぜ。

 

 

「お、おう。頑張ろう」

 いや、何を頑張るんだよ。

 

「うん! 頑張ろうね!」

 何を頑張るんだろう。

 

 

「このお化け屋敷、イージーモードとエキスパートモードがあるんだってー。ひーちゃんはやっぱりエキスパートモード?」

「そんな訳ないじゃん! イージーで良いよ!」

 なんでハードじゃなくてエキスパートなのかはさておき、レベルが極端過ぎると思んだが。

 

 

 皆お化けが苦手なのか、イージーモードを進むらしい。エキスパートはお預けだ。

 

 

 

 まず最初にモカとひまりちゃんが入って、その後に巴と蘭が向かって行く。

 今更ながら緊張してきた。つぐみちゃんとお化け屋敷……。ちゃんと男を見せないとな。

 

 

「ど、ドキドキするね!」

「お、お、お、おう。だ、大丈夫だ」

 全然大丈夫じゃない人だよこれ。

 

 

「四人は無事にゴールにたどり着けるかな?」

 このお化け屋敷は謎を解きながら奥に進んで行くタイプのお化け屋敷で、入り口はイージーとエキスパートで二つ、何処かで合流するのか出口は一つしかない。あと、何処かで階段でも登るのか見た目だけなのか二階建てらしい。

 左からイージーの入り口、出口、エキスパートの入り口と並ぶ扉の奥は不気味に薄暗く入る前から緊張してしまう。

 

 頑張れよ山田翔太。男を見せる時だ。

 

 

「ひまりちゃんのあの様子だと、最悪戻───」

「「「嫌ぁぁぁぁあああああ!!!!」」」

 突如何人分かの絶叫が聞こえる。嘘だろイージーモードだぞ。

 

 その声に驚いて俺達も「「うわぁ?!」」と声を出して、その数秒後に蘭と巴が入り口から出て来た。リタイアかな。

 

 

「あ、蘭ちゃん巴ちゃんどう───」

「無理無理無理無理。なんか居た……っ。なんか居た……っ」

 涙目で巴の腕に抱き着きながら、蘭は首を横に大きく振る。

 普段格好付けてるけどやっぱり女の子なんだなぁ……。

 

 ところで、お化け屋敷だからなんか居るのは当たり前だと思うぞ。

 

 

「アレは怖かったな。ひまり大丈夫かな?」

「嫌ぁぁぁぁあああああ!!!」

 巴が心配して入り口を覗き込むと、なぜか別の扉からひまりちゃんが飛び出して来た。

 

 見間違いでなければ、エキスパートの入り口の扉から出て来たんだけど。どういう進み方をしたらそうなったの。

 

 

「ひまりちゃん?!」

「つぐぅぅぅ、助けてぇぇっ!」

 大泣きでつぐみちゃんに助けを求めるひまりちゃん。かなり怖かったのか、全く会話にならない状態である。

 

 

 そういえば───

 

「……モカは?」

 ───ひまりちゃんと一緒に入ったモカの姿が見当たらない。

 

 俺が聞くと、ひまりちゃんは途切れ途切れの声で「モカが……モカがぁ……」とお化け屋敷を指差した。

 

 

 ま、まさか本物の幽霊でも出て襲われたんじゃないだろうな……。

 

 

「モカ……っ?! た、助けないと……」

 ひまりちゃんの言葉を聞いて、蘭は震える身体に鞭打ってお化け屋敷の入り口に向かおうとする。

 やっぱり皆の事が大切なんだな。身体中震えているのに、目はしっかりお化け屋敷を見ているのが印象的だった。

 

 

 しかし何があったんだろう……。普通に怖い。

 

 

 

「ら、蘭ちゃん! 大丈夫だよ! モカちゃんは私達が探して来るから!」

 そんな蘭の前に出て、つぐみちゃんはハッキリとそう言った。なんて頑張り屋なんだろう。惚れ惚れするね。

 

 ───いや、ちょっと待て。私達って……俺も?

 

 

「山田君、モカちゃんを探しに行こう!」

「……お、おー?! おー!!」

 こうして俺達のお化け屋敷探索が始まったのである。

 

 

「つぐみ、頼んだよ……」

「気を付けろよー」

「うぅぅ……モカぁぁ……モカぁぁ」

 いやモカに何があったんだよ。

 

 

 

 ところでここで一つだけ語って置きたい事があるのだが───

 

 

 

「行こう!」

「お、おー……」

 ───俺はお化けが大の苦手なんだ。




次回『羽沢つぐみとツグってみる』
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