今だから全力でやりたい事を探して【完結】   作:皇我リキ

50 / 50
【番外編】青葉モカ誕生祭2020

 突然だがドラ○もんの秘密道具で何が欲しいかと問われた時、自分はなんと答えるだろうか。

 

 

 別に心理テストみたいな物ではない。

 ただ単の興味。退屈への逃亡。大した意味のない自問自答だ。

 

 空を自由に飛びたいならタケ○プターだし、自由にどこにでも行けるどこ○もドアなんてのも捨て難い。

 他にも有名どころの秘密道具だって沢山の夢を見させてくれるだろう。それこそ思春期の男の子が使えばの○太君もビックリなあんな事やこんな事まで。

 

 

 そこで俺が選んだのはコレだった。

 

 

「───いや、もしも○ックスだろ。アレさえ持ってればなんでも出来るぞ」

「しょー君って本当に夢がないよねー」

 バイト先。いつも通りのモカとの会話である。

 

 商品のお菓子を並べていると、丁度ドラ○もんの絵柄が印刷されたガムを見掛けた事からこの話に発展した。

 ついでにこの手のお菓子だがポ○モンとか妖怪○ォッチとか沢山種類があるけど、中身は同じだし大人になるってのは夢を失うって事なんだよ。分かれ。

 

 

「じゃー、しょー君が好きな映画は?」

「恐竜。旧ドラ○もんの一作目の方ね」

「しょー君何歳?」

「名作ってのは色あせてから味が出て来るもんなんだよ。ガムだって噛み始めよりある最後捨てる直前が本番だろ?」

「ガムは最後捨てちゃうけどねー」

「例えが悪かった。……とにかく昔の物ってのは良いの。俺は旧ドラ○もん派なの」

 この歳になってなぜドラ○もんを熱く語っているのだろうか。

 

 

「で、モカは何が好きな訳?」

「あたしはポ○モンパンかなー」

「いやポ○モンの話してなかったよね? いやしたか? いやいやしてないわ。そしてお前が好きなのはポ○モンじゃなくてパンだ」

「パンダよりパン派〜」

「無駄に韻を踏むな」

 そもそもパンダなんて言ってない。いや言ったのか。言ってねーよ。

 

 

「あー、そうそう。モカちゃんはねー、ドラ○もんと誕生日同じなんだよー?」

「ドラ○もんの話してなかったよね!? いやしてたわ!! てかマジかよ!! なんかすげーな!!」

 こう、アニメのキャラと誕生日とか同じだと興奮するよね。

 

 因みに父親曰く、少年の頃同い年だった筈のアニメキャラクターと自分の年齢を今比べると泣きたくなるらしい。

 そういえば俺もの○太やサ○シとはだいぶ歳が離れてしまったな。サ○シはいつまで放浪してるんだ。最近はなんか落ち着いてるけど。

 

 

「そんな訳で、次の誕生日はバイバインでよろしく〜」

「ここで最初の話に戻るのかよ。無限にパンを増やす気かもしれないけど、間違えたら宇宙がパンで満たされるぞ」

「本望だよねー」

「パンで世界を滅ぼそうとするな」

 そんな人類滅亡嫌過ぎる。

 

 

 

「しゃーした〜」

 少しだけ時が進んで。

 

 モカのチャレンジャブルな接客を横目に、俺はリンゴのマークが着いたカードの陳列に勤しんでいた。

 世が世なのでコンビニでこのリンゴのカードを買う人も多い。俺もたまに買うしな。

 

 

「そういやさ、パンドリでメロンパンコンプしたんだけど」

「夜道には気を付けてねー?」

「生涯で一番怖い顔しないで。え、めっちゃ笑顔なのなんなん。お前そんな顔出来たのな。いや怖い。ほんとうに怖いから辞めて?」

 あるよね、こう他人が真剣にやってるゲームを興味本位でやったら他人の推しキャラを簡単に当てちゃったとかそういう事。

 

「お前だって賞味果実フルーツバスケットで俺の大好きなバナナ当てたじゃん!」

「ばななちゃん可愛いよね〜」

「話を逸らすな!?」

 バナナ可愛いのか。いや、ばななは可愛い。

 

 

 

 でも、モカの方が可愛い。

 

 

「……ん? どしたのー、しょー君」

「んや、なんでもない。……なんてーか、こう。やっぱり居心地が良いなって」

「ちゃんと働いてねー」

「お前が言うな!?」

「モカちゃんは小銭の数を数えるのに忙しいでーす」

「遊んでんじゃねーか!! いや遊んでないわ!! それちゃんとした仕事だわ!! 遊んでたの俺だわ!! え、なんか嫌だ!! 俺働くからお前遊んでろ!?」

「おろろー、しょー君が無茶苦茶言ってるよー。およよー」

 拝見、俺達はいつも通りです。

 

 

 

 あとドラ○もん、誕生日おめでとう。




お久しぶりです()
人生で一番短いお話を書いた気がする。お話にすらなってないんですけどね。でも、せっかくなので何か書きたかったのです。

執筆状況ですが、ダラダラと別原作のお話を書いています。バンドリもまた書きたいんですけど、遠い未来になりそうです。もし宜しければ別原作のお話も覗いて頂けると幸い。
バンドリ原作は未だに続けてるしイベストも追ってるしなんならモカちゃん全カードコンプリートしたんですよね。やったぜ。新しいモカちゃんが出るまではモカちゃんコンプ勢。

そしてブシロードの策略にハマりレヴュースタァライトを始めました。ばななが可愛いです。
賞味果実フルーツバスケットとは一切何の関係もありません!!本当ですよ!!ええ!!本当にね!!()


あとモカちゃん、誕生日おめでとう。
それでは読了ありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

僕が日常から脱獄するまで(作者:DEKKAマン)(原作:BanG Dream!)

趣味はゲーム、特技はなし、将来の夢もなんにもないつまらない男▼そんな彼が変わっていくお話▼この話は原作より前から始まります


総合評価:3703/評価:9.06/完結:70話/更新日時:2025年03月21日(金) 01:08 小説情報

to be with...(作者:ペンギン13)(原作:BanG Dream!)

深紅のベースを必死に弾く彼女の姿に、気づいたら惹かれていた。▼元ベーシスト高橋陽(たかはし よう)とベーシスト今井リサのお話。▼処女作です。よろしくお願いします。▼本編完結致しました。過去編・番外編を不定期で更新中です。


総合評価:4873/評価:9.26/完結:86話/更新日時:2020年02月02日(日) 00:00 小説情報

【完結】さあ、振り切るぜ(作者:兼六園)(原作:ウマ娘プリティーダービー)

トレセン学園に所属したとある新人トレーナー・柏崎は、数々の噂を耳にした。▼曰く、『最速のウマ娘』が居る。曰く、『トレーナーいらずのウマ娘』が居る。▼真偽を確かめるべくレース場に赴いた彼女は、一人のウマ娘を見つけた。▼紺色の髪に一房だけ白いメッシュで、細身ながらに鍛えられた『逃げ』のウマ娘。ごくありふれたウマ娘だろうと高を括り──レース終盤、彼女は噂の真意を目…


総合評価:6872/評価:8.63/完結:17話/更新日時:2021年10月07日(木) 00:00 小説情報

「(幼馴染を恋愛的に見るのは)いやーきついでしょ」と言ったオリ主が幼馴染達に娶られるまで後…(作者:ネマ)(原作:プロジェクトセカイ)

▼副題:スパダリイケメン(概念)になった幼馴染達に娶られる転生オリ主君▼題名と副題通り。▼幼馴染に娶られるのが先か娶るのかが先かのタイマン勝負(尚、4対1の模様)▼


総合評価:6993/評価:8.54/連載:53話/更新日時:2026年06月08日(月) 01:40 小説情報

All or Nothing(作者:真の柿の種(偽))(原作:ようこそ実力至上主義の教室へ)

 人生丸ごと賭けたコイントスがしてみたい。


総合評価:4838/評価:8.32/連載:23話/更新日時:2026年07月12日(日) 01:42 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>