【完結】無限泡影が飛んでこないこの世界で元気に生きてます 作:気力♪
今まで出した星因子は6種、実は全部ではありません。
今回は残りのスポットを当てつつ、今までしっかり説明していなかったテラナイトカードたちのデメリットからデッキ構築を考えていく話です。
あ、今回もデュエルはありません。
先日、Playmakerに化けたGo鬼塚が、ハノイの3騎士の一人であるDr.ゲノムを倒した。流石カリスマデュエリストランキング元1位、肩書きに恥じない強さである。たが奴はトロイメアという強化を残してる、あとは分かるな...(驚愕)
サイバースの一般流通が待たれるばかりである。
さて、Go鬼塚が勝利を収めたことでアナザー、つまりハノイによる昏睡の被害者が、ワクチンプログラムによって治ると公表された。同時に拡散されたワクチンプログラムにより、被害者全体から見れば数少ないが、それでも治療成功者が現れることとなった。これは偉業だ。アナザー被害者家族の中には被害者はもう目覚めないのだと絶望している人も数多くいた。そんな彼らに希望を与えたGo鬼塚は間違いなくリンクヴレインズのヒーローだ。人気の再上昇も待ったなしである。
自分は原作を知っている身だが、この世界がただ原作通りに進むとは思えず、もしかして未来が変わってしまうのでは?と戦々恐々しながら観戦していたため、心臓に悪かった。どうせ勝つならライフを1点も削られないパーフェクトデュエルで勝って欲しいものだ。(無茶振り)
なお、次に起こるのはブルーエンジェル対3騎士の一人バイラとのデュエルであるが、そっちは心配していない。なんせあの4000を軽々ワンキルしてくるトリックスターである。原作知識が無かったら、スペクターに敗北するなんて信じられないレベルのガチデッカーである。間違いなく大丈夫であろう。彼女とて、リンクヴレインズのヒーローなのだから。
閑話休題
リンクヴレインズ関連のニュースに明るい話題が出てき始めた転換点であるが、自分はSNSや掲示板などでアナザー=ハノイの仕業であることを広める活動を休んではいない。が、そちらの方も手応えに明らかな変化が現れ始めた。リツイートなり"いいね"なりが増えてきたのだ。凄いとこだと、大手サイトのネットニュースに取り上げられたこともあった。「負けた奴は現実の世界でも目覚めないんだよ!」と言ってくれたハノイの彼に改めて感謝である。おそらく彼は、ハノイの騎士の下っ端部隊の一番の人気者であろう。コラ画像とか作られてたし。
そうなると、自分の情報拡散活動も大体の人たちに知れ渡ったと言える段階に至ったのかもしれない。これで無知な人がハノイの被害者となる事を防ぐという当初の目的は達成しただろう。
知っててリンクヴレインズにログインする命知らず?知らん、そんな事は俺の管轄外だ。だって自分から命を捨てに行くようなおバカさんたちだ。言葉で止める事は不可能であろう。被害者となった所で、どうせ命が無くなる訳ではないのだ。いい薬になるだろうさ。
さて、そうすると少し時間が余る。友達作り?ふ、不可能だと分かりきったことに自ら挑むような神経はしていないのさ(震え声)
そうして出来た時間で行う事は当然、デッキの見直しである。
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テラナイトは、禁止を含めた5種類のエクシーズモンスターと10種類の下級効果モンスター、それに2種類のペンデュラムモンスターからなるテーマである。
が、その数の意外な多さに反比例するかのように実用に足るモンスターは少ない。
テラナイトの初出であるザ・デュエリストアドベント出身のデネブ、アルタイル、ベガ、ウヌク、シャムのいつもの5体に加え、
ネクスト・チャレンジャーズ出身の
ザ・シークレット・オブ・エボリューション出身の
この計7体が実用にたるレベルのカードであろう。他の連中?こんな効果だよ。
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 700/守1900
「星因士 ベテルギウス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、
「星因士 ベテルギウス」以外の自分の墓地の
「テラナイト」カード1枚を対象として発動できる。
このカードを墓地へ送り、対象のカードを手札に加える。
お前なんでサルベージにコスト必要なの?ただのアド損じゃん。自壊コストさえなければ一戦級の惜しい奴。
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1300/守1200
「星因士 プロキオン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札の「テラナイト」モンスター1体を墓地へ送り、
自分はデッキから1枚ドローする。
効果だけ見ると使えそうだけど、手札にテラナイトがダブつく事はない。たとえダブついたとしたら、それは敗北確定妨害札レス状態のときのみだろう。
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1100/守2000
「星因士 カペラ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターン自分は、モンスター3体以上を素材としたX召喚をする場合、
自分フィールドのレベル4以下の「テラナイト」モンスターを
レベル5の素材として扱う事ができる。
このカードを使えば、5×3のエクシーズモンスターを召喚できるぞ!でも出せるモンスターに有効なカードはドボクザークぐらいしかないぞ!使いたくても使い道のないカード筆頭。5×2が行けたならプレアデスとか出すんだが、それは無い物ねだりである。
効果モンスターがダメでも、ペンデュラムがいるじゃん!手札消費辛いけど大量展開はロマンだぜ?と思う人もいるかも知れない。だがこのペンデュラムカードたち、セフィラデッキにおいてはなかなか優秀な癖にテラナイトデッキにおいては紙同然なのだ。
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1900/守 0
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「覚星輝士-セフィラビュート」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、
このカード以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、
「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、
相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 0/守2100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「竜星因士-セフィラツバーン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、
このカード以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、
「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、
相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
コストはかかるものの、サーチ可能なカードである事を考えるとなかなか強力な効果である。ただし、この効果はどちらのカードも召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合にのみ発動できる。
お分かりいただけただろうか。特殊召喚に対応していないのである、このセフィラの手先どもは。よってテラナイトデッキの展開手段のメインであるアルタイル、ベガの効果でこいつらを特殊召喚しても意味はない、意味はないのだ。このカードを考えたデザイナーはマジで気が触れててもおかしくないレベルのシナジーの無さである。だったらテラナイト名乗らなくてもええやんけ。
とまあテラナイトは問題外揃いであるが、いいニュースもある。テラナイトは、実は専用フィールド持ちなのだ。サーチできないけど。それがこれ
フィールド魔法
(1):フィールドの「テラナイト」Xモンスターの攻撃力・守備力は
そのX素材の数×200アップする。
(2):自分フィールドの「テラナイト」Xモンスターが攻撃対象に選択された時、
手札の「テラナイト」カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その攻撃を無効にする。
お前同期の
むしろエクシーズモンスター以外の攻撃力も上がる分シャイン・スパークの方がまだ役にたつだろう。
とまあ、サポート魔法罠にも問題外が揃っているのがテラナイトだ。他の例を挙げよう。
速攻魔法
(1):このカード以外の自分フィールドの「テラナイト」カードの数だけ、
フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
一見強そうなカード。でもバック除去が必要なのはテラナイトの展開前なので実質ただの紙。サーチできたら可能性のあるカードその1。
永続罠
(1):1ターンに1度、
自分メインフェイズ及び相手バトルフェイズにのみ、この効果を発動できる。
手札から「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚する。
一見強そうなカードその2、相手のエンドフェィズに発動できたら可能性はかなり広がった。でも、テラナイトにもっと欲しかったのは墓地からの専用特殊召喚である。なお、このカードが出た当初のテラナイト使いたちの思いは1つ。特殊召喚じゃなくて通常召喚にしてくれよ、ミドラ突破出来ねぇだろ。
こんな奴らである。ぶっちゃけ汎用カードで事足りるとは誰もが思う、ツイツイとかリビデとかで。俺だってそう思う。
そうは言ってもカウンタートラップの神聖なる因子とか速攻魔法の天架ける星因子だとか良いカード揃ってるじゃん。と思う人もいるだろう。
実際、神聖なる因子は間違いなく強力なカードだ。万能カウンターは正義である。コスト重いけど。
だが、天架ける星因子は実は超絶デメリット持ちのカードなのだ。
詳細なテキストはこれ。
速攻魔法
「天架ける星因士」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとカード名が異なる「テラナイト」モンスター1体をデッキから特殊召喚し、
対象のモンスターを持ち主のデッキに戻す。
この効果で特殊召喚したモンスターが表側表示で存在する限り、
自分は「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できない。
テラナイトデメリット三人衆の一角である。実際、今は豚箱に収監されているテラナイト最強のエクシーズモンスター、最低レベル4×2で出せる
まぁ、周辺カードに恵まれなくても手札一枚でサーチ込みのランク4立てられるし、良いんじゃない?と思う人もいるだろう。だがしかし、駄菓子菓子、そんな考えをテラナイトデメリット三人衆の一角が嘲笑う。
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1300
「星因士 アルタイル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合、
「星因士 アルタイル」以外の自分の墓地の
「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで「テラナイト」モンスター以外の
自分フィールドのモンスターは攻撃できない。
この小説における過労死枠かつテラナイトのキーカードである。そうなのだ。コイツの効果を使ったターンもうテラナイト以外は攻撃できないのだ。なので前話でイゾルデさんは空気のままだったのだ。
よってカステルや竜巻竜のような強力なランク4モンスターを召喚しようが追撃はできない。つまりボードアドバンテージ、ライフアドバンテージに繋がらないのだ。ライフ8000の世界ならともかく、ライフ4000のこの世界でライフアドバンテージを取れないのは致命的だ。だがまぁ、コイツのデメリットはまだ生易しい方だ。メイン2に展開すればデメリット無しで展開できるのだから。スピードデュエルにメイン2は無いが。
問題はデメリット三人衆最期にして最強の存在だ。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2100/守2500
レベル4「テラナイト」モンスター×3
このカードをX召喚するターン、
自分は「テラナイト」モンスターしか特殊召喚できない。
(1):このカードがX召喚に成功した場合に発動する。
このカード以外のフィールドのカードを全て持ち主の手札に戻す。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。
(3):X素材を持ったこのカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「テラナイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
文字通り、テラナイト最強のモンスターである。テラナイトデッキはこのカードのためにあると言っても過言では無いほどの。ただし、その強力な効果故にデメリットも大きい。
このカードをX召喚するターン、このカードをX召喚するターンである。
つまり召喚前も召喚後もテラナイト以外特殊召喚する事が出来ないのである。せめて効果使用後とかにして欲しかった。
それの何が問題かって?大問題である。
テラナイトデッキは一部のカードを除いて全て戦士族で統一されている。
そのため当然戦士族専用サポートを受けることができる。主にイゾルデさんとか。
なので当然の権利として、フォトン・スラッシャーや
だがダメなのだ。テラナイトモンスター以外をデッキに入れると、トライヴェールじゃ無いと返せない盤面のときに腐るのだ。手札が腐るのだ。それがどれほどに致命的なのかはデュエリストなら分かるだろう。
だったらヴァトライムス経由すれば?との考えもあるだろう。だがヴァトライムスの正確なテキストはこれだ。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻2600/守 550
レベル4「テラナイト」モンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての表側表示モンスターは闇属性になる。
(2):このカードのX素材を1つ取り除き、手札を1枚捨てて発動できる。
光属性の「テラナイト」Xモンスター1体を、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターをX召喚できない。
自分の墓地に「テラナイト」モンスターが7種類以上存在する場合、
この効果は相手ターンでも発動できる。
ヴァトライムスの効果による特殊召喚は、あくまでX召喚扱いなのだ。当然トライヴェールのデメリットも付いてくる。これはテーブルデュエルだと良く忘れがちなので気をつけよう。
とまぁ、これまで使ったカードも、そうでないカードもあんまりな性能だったりデメリットがひどかったりと散々だが、テラナイトには、それを上回る魅力もあるのだ。デネブアルタイルベガのモンスター三連コンボは気持ちいいし、トライヴェールで相手の制圧盤面をひっくり返すの超楽しい、その上、ワンダー・エクシーズやヴァトライムスの、墓地のテラナイトが7種いるときにのみ発動できる隠された効果などで相手ターンエンドフェィズにトライヴェールを打つのはもう脳汁ドバドバの快感モンである。そして極め付けは、バトルフェイズに打つ天架ける星因子によるシャム、リゲルを召喚する実質2400バーンコンボだ。あれを決める時の「お前に次のターンは無い!」は本当に言ってて最高に気持ちがいい。
とまぁメリットデメリット散々語ったが、自分がテラナイトを使う理由はやはり一言で表すなら"愛"であろう。前世の自分が使っていたデッキだという事もあるが、それ以上にこの世界で再び出会ったのだ。カードパックやインターネットでのトレードで、集めたのだ。そうして、この世界の10年で、組み上げたのだ。これはもう"愛"であろう。
ストレージのカードと、デッキのカードと睨めっこしながら、そんな益体も無い事を考えていた。
以上、この小説で出ることの無いであろうテラナイトの黒歴史たちの紹介でした。
尚、この主人公に前世の知識以外の転生特典はありません。カードは全てこの世界のものです。集めたのです、自力で。
...遊作がサイバースのカードは拾ったとか言い出したらここの話は修正するかもしれません。ご了承ください。